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施主は、30年ほど前に建売住宅を購入し、この土地に住んでいました。数年前に家の南側の土地購入したため、購入したこの土地を利用し、現在の家を住みながら増築し、少し広い家にしたいというのが最初の要望でした。しかし、現地を訪れると、4mの道路を挟んで南側には3階建てのマンション、南北の敷地には60cm近い段差がありました。建物の高さが規制される高度地区ということ、急傾斜地崩壊危険箇所に指定されている地域ということもあり、新築とすることになりました。 急傾斜地崩壊危険箇所に指定されているため、出来るだけ高い擁壁で守られた家とすることがまず必要だと考えました。コンクリートの擁壁は、家の周りを優しくとり囲い、その内側には花のある庭が広がり、リビングやダイニング・和室へのつながりを持つ…そのようなイメージを持ちながらこの住宅を設計しました。このコンクリートの擁壁は、優しい表情を持つ杉板の化粧型枠の仕上げとすることで、強く住宅を守りながらも圧迫感の少ない壁となるようにしました。 外観は、以前からここにあったであろう切妻の屋根、漆喰壁、土塗壁とすることで、周囲に溶け込むような外観としました。また心地よい住宅とするために、住宅金融公庫の次世代住宅基準に対応させた外断熱形式の高気密高断熱のエコロジー住宅とし、肌に触れる素材は、柔らかい表情を持つ、木材や和紙、自然塗料、自然素材を使用しています。また給湯にエコキュート、厨房にはIHクッキングヒーターを用い、オール電化住宅としています。 |
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建築地 兵庫県 意匠設計: 古田建築設計事務所 古田充 山本直美 |
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