Fu-Ken's Room

ペパクラF-4製作日記

第七回 試作機

Step 1 プリントアウト

前回、完成した試作機の展開図をプリントアウトします。
ペパクラデザイナーで「印刷」をクリックすればよいだけなので悩む必要はありません。
紙は、今回はコクヨの厚紙用紙A4サイズを使用します。
プリントアウトしたのがこちら。

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Step 2 組み立て

まずは機首から組み立てていきます。

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キャノピーを立体的に丸くするため、切り込みを入れてわずかなのりしろを貼り合せます。
のりしろを切り取って裏から紙をあててもいいかもしれません。
次は胴体上部です。

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ここで問題となったのは、やはりパーツの分割です。
キャノピーと機首、キャノピーと胴体上部の貼り合せが比較的難しいです。
ここの分割は再考の余地があります。
次はエアインテークからエンジンにかけての大物パーツです。

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このパーツのポイントはここ。

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切り込みを入れて小さなのりしろで貼り合せるという、キャノピーと同じ技です。
次は分離板を作ります。

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分離板はエアインテークと胴体の間に挿し込んで接着するので、胴体とエアインテークは接着しないようにします。
次は胴体後部ですが、ここはそんなに難しいことはないです。

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機首や分離板でもそうですが、細長い棒、箸や串、耳かきを使って、胴体の内側から押えて貼るようにしなければなりません。
まあ、この辺の作業性はなかなか改善しにくいところです。

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主翼の上面を組みますが、このときF-4の特徴である上に反った形にします。
まあ、折り目をきっちり入れて組むと、反った状態じゃないとのりしろが合わないんですけどね。
で、胴体と合わせるとこんな感じ。

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あとはこれに蓋をするように主翼の下面を貼ります。
これで大きなパーツは終わりましたので、あとはエンジンノズル、尾翼などを付けていきます。

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エンジンノズルののりしろが大きかったのでハサミで小さくしました。
これも展開図の段階で調整しなおす必要があります。

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垂直尾翼のポイントは、胴体との貼り合せ部分です。
切込みを入れて、組み立てのときに膨らみが出るようにするのです。
水平尾翼のポイントも胴体との貼り合せ部分ですが、ここは胴体とあわせたときに斜め下になるように、角度に注意します。

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機関砲のパーツは、はっきりいって組み立て難いです。
小さいパーツで、のりしろもうまく合いません。
大きさと形状を考え直すことにします。


以上のパーツを組上げた試作機がこちら。
結構、ちゃんとF-4に見えますね。

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次回からは、実際に組んでみて判った問題点を修正し、テクスチャを貼っていく作業に入ります。

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