眼球は単なる球ではない。
球体から角膜部分が盛り上った形状となっている。
角膜部分はレンズとなっており、その内部に虹彩がある。
これを再現するために、角膜の盛り上っている透明な外部とその内部の白目と虹彩という二重構造にする。
内部構造はこのようになる。
このモデルを“kazumi10.mqo”として保存してから六角大王Super3に移行する。
まず、“kazumi09.6kt”を開き、眼球を削除し、今作った眼球を新規レイヤーに読み込む。
外側の材質はほぼ透明にする。
内部構造についてはテクスチャを張ることにするので、展開図を出力する。
今回は正面から平面貼り付けする。
虹彩部分のテクスチャを作成する。
素材として、自分で撮影してきた滝の写真をトリミングして使用した。
これをセピア調にし、明度やコントラストなどを調整し、縦に並べる。
このテクスチャを、六角大王Super3で球に円柱はりつけし、それを極からみるとこのような画像が得られる。
(繰り返しの回数などを調整して、ちょうど良い模様になるようにする)
この模様を色調補正などを加えて虹彩の部分とする。
白目の部分に関しては、中心部は青みを帯びた白、周辺部は赤みを帯びた白で塗りつぶす。
これを貼り付けるとこのようになる。
少し球が荒いので、曲面で等分割しで滑らかにする。
髪の毛と同様に、透明マップを使用したテクスチャで表現する。
用意したテクスチャはこの二枚。
髪の毛と同様に平面ポリゴンに貼り付け、睫毛の形に整えていく。
ここまでで素体となる「一実ちゃん」の完成である。
このあとは、このボディーに骨組みを入れる予定。