１０８人も仲間になるということしか、知らずに始めたゲームです。
全員が戦う人ではない、と知ったのは、結構後の話でした。

システム的には、レベルが上がりやすく、後の方に入った仲間も、いつもの
メンバーに混ぜて、数回闘えば、レベル差が殆どなくなるのが、好きでした。
出現率が低めなのも、ストレスを感じず良かったです。

ストーリーも良かったんですが、････悲惨ですよねェ。
英雄モノには、ロードス島”戦記”型と”伝説”型があると思います。
一人の英雄の卵が、皆を惹きつけ共に成長し、幸せになっていくのと、
頑張って進めば進むほど、世界そのものは良い方に向かうのに、本人は、
不幸になっていくのと････、二つ。

幻水は、思いっきり後者だと思います。いくらラストに救いがあっても。
正直、話としては、生き返らない方が自然だとは思いますが、
あった方が、ホッと出来ます。
一つの国の平和と引き換えに、父と親友と親代わりの青年と、大切な仲間達
（�Tの時点では死んでるみたいに思えますし）を失うのは、辛すぎますから。

これもまた、悲惨ですな。ただ、これこそＢＡＤが自然だと思います。
救済ＥＤの条件のアノ厳しさって、だからではないでしょうか。
どこかで言われてて気付きましたが、２って、ＦＦＴに似ていますよね。

”どうして、僕たちは違う道を歩いてしまったんだろう。
　求めるものは、同じだったのに…”という、主題っぽいモノも、
主人公と親友がわかれてしまった立場も。

ただ、どう考えてもジョウイのほうが、ディリータよりも甘いと
思います。理念も思想も行動も。若いからしょうがないのかな？
ディリータには、あの事件でラムザと袂を分かつしかなかったけれど、
ジョウイは、主人公と協力して事をおこすことが出来たはずです。
せめて、説明をしてくれていたら、と思ってしまいます。

ベストＥＤは、あれはあれで良かったけれど、いつも建国の英雄が、
放浪に出てしまって、２番手が大変だな、と思います。

そして、ジェスむかつく。こいつホントやだ。
キバ将軍の代りに、コイツを行かせれば良かったのに。
一応は、指揮官の能力あるんだからさ。ケッ。

ポコポコ文句言っていますが、ベストＥＤ良かったと思いますよ。
１も２も、この設定で話は、進んでるものと考えますし。
あとは、３の敵役が、何百年後かに、心を失った不死の
トラン王国の王だったりしなければＯＫです。
元主人公が、悪役なのだけはイヤ