マスター
間桐 慎二。
中学からの友人で同級生。弓道部副部長。
プライドが異常に高く、部の後輩をイジメで辞めさせるなど、問題行動も多い。
御三家 間桐の後継者でライダーのマスター。
間桐家は日本と水が合わず、代を重ねるごとに魔術師として衰退し、彼の代では、とうとう魔術回路を持たずに生まれるところまでいってしまった。
魔術師の家系であるという特権意識と、自身は生まれたときから資格喪失している(魔術回路は生まれつき。鍛えられるものではない)という劣等感で歪んでしまった。
才能も実力も覚悟もない、プライドだけが肥大したヘタレわかめ。
ボイス神谷浩史の無駄遣い。……当時、まだそんなに有名じゃなかったのだろうか。
それなりに士郎を友人として認め、彼を良いように使った人間を裏で制裁してたりする――という設定だそうですが、プレイしてる限り、ただのうんこ野郎なので、どうにも。
彼にも事情があったんだよというのは、桜ルートで語られますが、だからって妹を虐待して、あげく強姦(当然PC版のみの描写)する必要はなかろうよ。
桜を前作でいうところの琥珀さんポジションにしたかったのかもしれませんが、ヤらないと正気と寿命が削れていくまっきーパパや四季に比べて、必然性は薄いですしね。
私は四季は結構好きですが、こやつはどうも苦手。
間桐桜。
三番目ルートヒロイン。
間桐慎二の妹。
学園の1年後輩で(※但し18歳以上)、控えめで大人しい、妹のような存在。弓道部所属。
魔術は一子相伝の為、彼女は魔術に関わらない一般人。
という設定なのが、セイバー・凛ルート。
実際は、ライダーを召喚したのは彼女で、間桐の名目上の後継者。
凛の実妹で、彼女と遜色ない才を持ち、優秀な『母体』として、間桐の養子として迎えられた。
虚数という珍しい魔術属性を持ち、魔力も優れた彼女は、強力な魔術師の家系の庇護がなければ、魔術師たちの研究対象となり、待っているのはホルマリン漬けの標本。
なら二人生むなという話だが、第一子に才能があるとは限らないので、スペア的に複数生むのは、魔術師的には普通。
凡才でありながら、努力によって一流の魔術師となった遠坂時臣(凛パパ)は、子供二人ともが類稀な天才として生まれるとは予想外だった模様。
複数才能があるのなら、選ばなかった者を、加工して魔術アイテムにでもして、後継者に渡すくらいが一般的な魔術師であるのだか、『魔術師としては』破格に人格者であった時臣は、桜の幸せと命を願い、魔術師として生きていけるよう、『後継者のいない』同盟相手である間桐家に養子に出した。
問題は、真の当主 間桐臓硯は、彼女に魔術を教える気などなく、次代の間桐を産むための胎盤として扱ったこと。
合わぬ魔術属性を変えるため蟲による過酷な調整、繰り返し『お前は父に捨てられた。父は姉を選んだ』と囁かれ続けた彼女は、すっかりレイプ目の幼女に。
慎二は、最初は遠坂の家に捨てられた(と思っていた)彼女に、同情心から優しかったが、後継の座を奪われたと知ってからは、暴力→陵辱のコンボ。
正直、蟲だけで良かったんじゃないかな。
そうすればプレイヤーの紳士諸君は、蟲はノカーン。桜は処女。と思い込めただろうに。
比較的人気が低いのは、『済』だからだけではなく、彼女ルートだと結構な大量虐殺してしまうのも痛いとこではないかと。しかも一般人。
しかし、私ははっちゃけてからの彼女の方が好きですよ。
前2ルートで、女の子が士郎と同居すると知って、無茶苦茶不満そうにしながら、『先輩が良いなら……』って、声に出してうざッと呟きましたね。
このルートでも弁当作ってくれた日、それを屋上で凛と士郎に食べられてしまった時の『ちゃんと約束してたわけじゃないですし……』って。
控えめで我慢強いなら態度に出すな。
態度に出すなら、ちゃんと言え。
と思ってしまうのです。『本来の彼女』には。
間桐臓硯
本名マキリ・ゾォルケン→間桐 ぞうけん→まとう ぞうけん。
五百年生き続けるマキリの真の当主。
蟲を操り、定期的に人の肉を喰らわせた蟲たちで自分の体を形成している擬似的な不死持ち。
聖杯戦争を創始した当事者の1人の為、聖杯の異常を早くから察し、基本傍観を決め込んでいる(桜ルート以外)
桜ルートでは、アサシン(小次郎)の体を媒体に真アサシンを召喚し、暗躍する。
若返りイラストがチラホラありますが、基本、慎二を眼光鋭くした紫髪のイケメンさん。
長く生き過ぎて魂から腐敗し、当初の目的を忘れてしまった傍迷惑な御方。
桜と慎二も、可愛い孫と思ってるのも本当ってのが怖いよな。
あれだけ色々しといて。
この人が、桜の才能を、ちゃんと魔術師として教育して活かしてあげれば、何の問題もなかったのではないだろうか。
桜が優れた蟲使いになってしまうけども。
しかし宝石魔術・錬金術・蟲って、御三家の中でぶっちぎりに学びたくないよな。この家。
ライダー
騎兵。真名 メデューサ。
紫の艶やかな長髪に、漆黒のボディコンシャスな衣装を纏った妖艶な女性英霊。
機動力に優れ、結界内の人間を溶解し糧とする『鮮血神殿』、幻想種さえ乗りこなす『騎兵の手綱』、自己への封印『暗黒神殿』と、強力な複数の宝具を有する。
魔力のない慎二に足を引っ張られまくり、それほど強くないイメージのまま前2ルートでは退場する彼女ですが、本来は神性さえ有する堕とされし神で、魔術系も最高位の魔眼――石化能力――まで持つ、非常に強力な英霊。
間桐家というかおじいちゃんは、戦争、結構投げ気味な割に、前回といい引きが良い。
全力で当たってるのに、3回連続裏目に出てるアインツベルンは、見習うべき。
美しい外見に、意外にもドジっ子で控えめな所が、桜ルートで明かされる桜ルートの真ヒロイン1(その2はイリヤ)
身長を気にするという設定の割に172cm。
外国人女性でかつ長身っていったら、190cm近いだろう。
この辺の設定に、どうにも美少女ゲームを感じる。(セイバー・キャスターも背低い)
そんなに自分よりデカい女は嫌か。
他サイズも、ごーじゃすぼでぃ設定なのだから、もっと思い切っても良いと思う。
真アサシン
暗殺者。真名 ハサン・サッバーハ。
アサシンという言葉の語源となったとされる人物で、本来、聖杯戦争の『アサシン』には、歴代の彼らのうち誰かが召喚される。
イレギュラーで召喚されていたアサシン(小次郎)の身体を媒体に、間桐臓硯によって召喚される。
アサシンは、直接的な戦闘能力は他の英霊に劣り、気配遮断スキルにて不意打つのが基本。
ランサー戦も普通に負けていたけど、ランサーの縛り(初見の敵は殺してはいけない)と不意打ち宝具により、彼を倒す。
投擲メインの暗殺者というと、凄い好きな要素なのですが、いかんせん地味すぎて印象が……。
型月は、投擲というと代行者のイメージが強いですからねェ。
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