緑内障治療の成否を決めるのは、緑内障検査と正確な診断です。
緑内障の検査は、緑内障視神経症(OCTなど)と緑内障視野欠損の進行を検査します。緑内障治療を評価する検査をします。眼圧を健常眼圧に保つための検査をします。緑内障検査は緑内障治療の指針として、定期的に行ないます。緑内障検査費用は健康保険適応で自費診療はいたしておりません。健康保険証・受給証など必ずお持ちください。詳しくはたかせ眼科外来にお問い合わせを03-5729-0887.
緑内障は、 | 進行性、 | 症状多種、 | 検査重要、 | 正確検査が | 予後を左右、 | 治療は | 眼圧下降 |
3.緑内障の検査
緑内障検査は【たかせ眼科緑内障外来】
眼圧は、緑内障は眼圧が正常(10〜21mmHg)より著しく高い患者様から、中等度の患者様、正常範囲におさまる患者様までまちまちです。
眼圧の測定方法は、スクリーニングの時には、非接触型(ノンコン)が多く用いられ、眼科専門医はゴールドマン型圧平圧計を用いることが多い。たかせ眼科では緑内障検査としての眼圧値には角膜厚補正も行います。
いずれにせよ、緑内障検査を受けようとするときは、コンタクトレンズを外してメガネ装用で眼科受診すべきである。
眼圧は一日の時刻で変動し、季節や体位によっても異なる。
散瞳眼底検査では、視神経の状態を調べる。緑内障検査の中では最も重要。隅角が狭いと散瞳により急性緑内障が起こることがある。眼科医で眼底検査を受けるのが安全です。
視神経乳頭で緑内障では陥凹が認められ、乳頭と陥凹の垂直比C/Dで病気の程度を表わす。かならずしも、特殊な状態、近視眼・小乳頭・傾斜乳頭にはC/Dで緑内障の程度を示すことはできない。
網膜神経線維層の局所性欠損、びまん性欠損の判定は重要。十分散瞳して、十分明るい照明やグリーンフィルターで観察する。名医は散瞳眼底検査で、視神経病変や網膜神経線維層欠損をスケッチ出来るが、眼底三次元解析OCTでは網膜神経節細胞死ganglion cell die まで測定できる。
OCT検査は名医以上の緑内障検査能力があり、診断結果に寄与する。
眼底三次元画像解析OCTを用いれば緑内障眼底変化は定量的に測定できる。
視野検査は、眼底の視神経と網膜神経線維層異常の反映であるので必須である。
検査法は動的視野検査が昔から行われていた。静的視野検査はIT化されており、種々の解析を定量的にできるので世界的に標準検査となっている。
隅角検査は、緑内障検査の病型診断に重要重要な検査。治療法の選択にまで関わってきます。閉塞隅角緑内障、血管新生緑内障などは隅角検査を反復する必要がある。慢性閉塞隅角緑内障は初期には隅角が開いている事もあり、隅角検査で経過観察が大切です。