緑内障診断は、緑内障の病型・病期を決定、、緑内障病型は原発緑内障、続発緑内障、発達緑内障で、さらに隅角により開放隅角と閉塞隅角に分ける。病期は視野検査・視神経検査で決定する。
OCT検査により、ganglion cell die を検出可能。これにより、前駆緑内障確定診断可能。
更新日2014年3月2日  たかせ眼科は twitterを使っています。

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緑内障診断緑内障眼圧治療には、緑内障三次元画像解析と視野解析が有用

4.緑内障の診断
緑内障診断の【たかせ眼科緑内障外来】
緑内障の診断には眼底三次元画像解析(OCT)
・視野解析
が極めて有用。

1.緑内障は進行する視神経の病気グループの呼び名であります。網膜神経線維と視細胞をつなぐganglion cell の障害 ganglion cell die が大本の障害であり、眼圧を下げると障害が進行しない。
緑内障は視神経乳頭陥凹に対応する緑内障性周辺部視野欠損があります。

2.原発開放隅角緑内障の診断は、開放隅角であり、他の病気が原因で無い場合です。網膜神経節細胞障害が本態。
眼圧は21mmHg以上になることが確認された場合です。緑内障視神経障害や視野障害の進行は遅い。
正常眼圧緑内障は原発開放隅角緑内障で、眼圧が常に21mmHg以下の場合を言い
ます。
日本人には多く発症し、40才以上の3.2%であり、加齢に従い発症率は増加します。進行
は遅い。
眼の不定愁訴、眼精疲労、調節衰弱を訴えることもあるが、末期になるまで自覚症状は無いことが多い。徐々に視野狭窄を起こし、暗順応障害が出てきたことを自覚し、両眼が失明しやすいのです。
早期発見・早期治療が大切です。眼底三次元画像解析(OCT)が有効。

3.急性隅角閉塞緑内障自覚症状は劇的である。未治療で放置すると重篤な視力・視野の障害を残す。失明の危険もある。
眼痛、片頭痛、吐き気、眼瞼の腫脹、結膜充血、角膜浮腫、隅角閉塞、中等度散瞳、水晶体前嚢下皮質混濁(glaukomafiecken),浅前房、発作が強いときは視神経乳頭充血→浮腫→蒼白 となる。
眼圧の異常亢進、隅角閉塞と上記の症状・所見で診断をくだす。可能な限り急いで眼圧を下げる治療をする。

4..慢性閉塞隅角緑内障は眼圧上昇が軽いので、症状は少ない。隅角も狭くなる程度ですが、たびたび眼圧上昇の小発作のたびに隅角の癒着が多くなる。
末期になると、視神経に緑内障変化が出て、視野狭窄が起こる。

5.発達緑内障、乳幼児に発症するのは牛眼と言われる。隅角の先天異常のため眼圧が上昇、前房深く、強膜も眼圧に伸展拡張して全強膜ぶどう腫となり、角膜の直径が大きくなる。
角膜混濁、角膜浮腫、デスメ膜断裂が認められる。

6.続発緑内障は、別に原因になる病気などがあり緑内障になるものを言う。ステロイド投与による緑内障、外傷による緑内障、糖尿病による新生血管緑内障、ポスナー・シュロスマン症候群、落屑症候群など、多種多数ある。
症状は無症状のこともあり、視力低下、急性閉塞隅角緑内障のような症状があり、もとの病気の検査、眼圧・視神経・視野・隅角の緑内障検査、免疫学的検査など多くを行わなければならないことがある。





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