彼女は空を見上げる。

      空にあるものは雲だけだという意識が誰にでもあると思う。

      翼を持つ鳥や、そして飛行竜などは別として。

      大空を悠々と漂っているもの、漂ってもいいのは雲だけだ。


      だが、それ以外のもの・・・例えばもう一つの大地が広がっているとしたら。

      ほとんどの人間が許せないと思うものかもしれない。


      ダイクロフト。


      千年前の天地戦争で、天上人の皇帝ミクトランが作り上げた浮遊岩盤。

      一部の上流階級の者だけが足を踏み入れる事が出来たという空中都市だ。



      「実際に見るのはこれが初めてだ・・・。」


      は空を見上げながらそう呟いた。


      「なんでだよ?お前は逃亡したんだろ?なら・・・。」

      「私は18年前にもう滅んでいる。」


      「えええっ!?」


      サクサクとのんびり前を歩いていたカイル達が物凄い勢いでの方を振り返る。

      ただジューダスだけは、やはりそうかといった表情であった。

      彼はまだとは言葉を交わしてはいない。

      多分、怖いのだろうと思う。

      昔の事を暴露されるのが怖いのではなく、彼女が自分と同じ立場だという事を

      知るのが怖いのだ。

      既に大体の見当はついているというのに。


      『・・・・。』


      マントの下に隠した剣が何か言いたげであったが、ジューダスは無言でそれを制した。


      (わかっている。いつまでも・・・逃げはしない。)








      「じゃあ・・・エルレインに・・・?」

      「そう、だけど私だけじゃない。サブノックやダンタリオン、ガープ・・・。

       彼らもまたエルレインが蘇生させた者達なんだ。」


      エルレインは彼らの過去を見て、そして蘇生させるか否かを判断する。

      強い後悔を抱いて死んだ者、何らかの未練をこの世に残し死んでいった者。

      もう一度、この世で生きがいを見つけさせるために蘇生させるのだ。

      だがそこには自分の駒となって働かせるという思惑も少なからずあったのだろう。

      そして彼らはエルレインの思想に賛同し、彼女に仕える事となった。


      「それじゃあ、アンタは"イレギュラー"だったって事?」

      「ま、少なくともエルレインには誤算だったろうな・・・私達は。」


      "イレギュラー"であったために、手っ取り早くレンズで操るという手を使ったのだろう。

      そのレンズが丁度ピアスの中に入っていたから。

      エルレインにとってはこの上なく好都合であったのかもしれない。


      「あーだから、ピアスを砕いてくれた事には感謝してるんだけどねぇ・・・仮面君。」

      「・・・・・・・。」


      少し先を歩いていたジューダスはピタリを足を止める。


      「そうだ!ねぇ、はジューダスの事知ってるの?オレずっと気になってたんだ。」


      まだ声を聞いたわけではない。

      はっきりと顔を見たわけでもない。


      けれど―――――。


      自分の中に確信がある。

      顔を隠していようがわかる、絶対にそうだ、と。

      だが。


      「さーて、私は知らないなぁ。確かに私が知っている人間と似てはいるけれど。」


      「えー・・・そうなんだ・・・。」


      あからさまにガッカリしているカイルを見ていると、何となく犬の耳と尻尾が

      見えてしまうのは気のせいだろうか。


      (まさか知ってるとも言えないからなぁ・・・・。)


      もしここでがジューダスを知っていると言ってしまったらどうなるか。

      は18年前の人間であり、そしてヒューゴの近くにいたという人間だ。

      その知人となれば、自然と彼が18年前の人間であり"神の眼の騒乱"に少なからず

      関わっているかもしれない―――という事になる。


      「じゃあ、父さんと母さんの話をしてよ!」


      パァっと瞳を輝かせてこちらを見上げるカイルは、はっきり言ってとても可愛らしい。

      そこら辺の女の子よりも断然可愛い。


      「そんな事いきなり言われても・・・というか今はそんな場合じゃないのでは・・・。」


      とりあえず平静を保ちつつはそっけなく突き放そうとするのだが

      そんな事では引き下がらないのがカイルだ。


      「えーいいじゃんか!フィリアさんやウッドロウさんからも聞いたけど

       父さんの話ならいくらでも聞きたいんだ!」

      「そういう自己中なところはルーティに似たのか・・・。」

      「我がままっぷりは母さん譲りだから!」

      「威張んなよ。」


      横からロニがツッコんだ。


      しばらく困ったようにカイルを見つめるだったが

      根負けしたのか、彼女は深い溜息をついた。


      「そりゃ聞きたい気持ちはわからんでもないが・・・ルーティ達が

       知っている話しか知らないよ私は。」

      「いいよ!オレ、父さんに会えたら皆から話してもらった事とか全部

       話してあげようと思ってるんだ。それでまた父さんからも話を聞いて・・・。」

      「・・・そう。」


      彼女は一瞬だけ目を伏せる。

      出来るだけ英雄達の話をたくさん聞かせてやろう。

      楽しかった事も辛かった事も全て。


      ふと顔を上げてみると、ロニと目が合う。

      彼はすぐに目を逸らしたのだが、の方はその瞳で何となく事態を察する事が出来た。


      「アレが見えて来たよ。中はよく見えないけど・・・。」


      ナナリーの言葉どおり、砂浜から見えていたドーム状の建物がやっと近づいてきた。

      ダイクロフトから何らかのエネルギーを供給されていたドーム。

      一体何があるのかと中へ入ってみると、意外な光景が広がっていた。


      「街・・・だ。」

      「ドームの中に街があるなんて・・・。」


      何もかもが珍しいものばかりで、思わずきょろきょろと辺りを見回してしまう。

      だがそれと同時に不安というものが募っていく。

      これだけ見た事のないものに囲まれているというのは、どうにも落ち着かないのだ。


      カイル達が呆気に取られていると、近くを歩いていた街の人間が

      慌ててこちらへと駆け寄って来た。

      いつでも応戦できるようにが刀の柄に手をかけるがジューダスに制される。


      (敵ではない。お前は少し黙っていろ。)


      まだ何も言ってない、と半目で睨んでみたものの見事にそのまま流されてしまった。


      (・・・何ですかその余裕は。)


      基本的なところはそのままなのだが、以前とは格段に何かが違っているように見える。


      (うわ、微妙に疎外感・・・。)


      カイル達と共に行動している間、何らかの変化が彼にあったのだろうか。

      それとも、もっと以前から?

      本人に聞けば一番早いのだが、聞いたところで答えてくれはしないだろう。


      (・・・・・・。)


      カイル達と心を通わせている彼の姿を見ると、何やら複雑な気持ちになる。

      ああ、もしかすると自分の居場所なんてものはもうどこにも存在しないのかもしれない。

      18年前もそれほど居場所があったとも思えないけれど。


      (息子が巣立つ姿を嬉しくも寂しく見守るようなものか・・・。)


      だが彼が自分の居場所を見つけてくれたのなら、それで良しとしよう。

      以前には見せなかった表情がいくつもある。


      良かった。


      そう思うと同時に、やはり自分はここにいるべき存在ではないのだと思う。

      この空気を壊すような事をしてはならないのだ。

















      一通りの情報を集めた後、カイル達は次の都市スペランツァへと向かった。

      その途中、誰もが納得がいかないような様子で歩いている。

      カイルは当然として、特にナナリーが居心地の悪そうな様子だ。

      先ほどのドーム都市の人々は、命のレンズというものを身に付けていなければ

      外の空気に汚染されてしまうのだという。

      極端に免疫力というものが下がっているらしく、ほんの少しの怪我でさえ

      致命傷となってしまうのだろう。

      衣食住、全ての事がエルレインによって定められている。

      何の不自由もなく過ごす毎日、余計な感情もなくただ静かに過ごすだけ。


      「一体どうなってるんだいここの連中は。バカの一つ覚えみたいにエルレインエルレインって。」

      「あー同感だ・・・。」


      さすがのロニもナナリーをからかう事はなかった。

      彼自身もこの妙な世界に辟易しているのだ。


      「かなり大掛かりな歴史改変が行われたようだな・・・。」

      「そのようだね・・・相変わらず奴の趣味は最悪みたいだけど。」

      「・・・・・・・。」

      「・・・何。」


      突然ジューダスの言葉が途切れるものだから、ついは彼の方を見る。


      「いや、何も聞かないのかと思ってな。」

      「そりゃお互い様だ。」


      お互いの没後の事など、カイル達の前で話せるはずもない。

      あの海底洞窟で二人ともが既に朽ちていたという事はもう知っている。

      リオン・マグナスの事は歴史書に記されてはいるが、の事はただ

      行方不明としか記されていない。


      「・・・私はあの後の事を話す気はないよ。」

      「何故だ?」

      「あまり話したいような内容じゃない。」

      「・・・・・・。」


      少し辛そうに、彼女は目を伏せる。

      話せない理由はたくさんあるし、特に彼にだけは話したくないように思う。

      これから自分が何をしようとしているのかも知られてはならない。

      やっと仲間達と素直に過ごせるようになった彼を巻き込んでは―――――。





      「うっわージャングルだー!」





      言わずもがな、そこで二人の会話は中断される。


      「ねぇ見て!木木木!どこを見ても木がある!」


      カイルの目の前には蒸し暑そうな密林が広がっていた。

      だがそろそろ辺りも暗くなり始めている時間だというのに、彼はずんずんと進んで行く


      「お、おいカイル!もう夜が近いんだぞ!森ん中で野宿なんて嫌だぞ俺は!」

      「じゃあ暗くなる前に抜ければいいじゃん!」

      「あのな、そういう問題じゃ・・・!」



      「・・・ジューダス。」

      「ああ。」



      ジューダスとは静かに武器を握った。

      カイルとロニがじゃれ合っている間に、彼らの周りへと移動する。

      木と木の間からの視線に気付いたのはつい先程の事だ。

      自分達のいた世界と同じようなものであれば戦いやすいのだが

      ここまで世界が違っていると、進化の仕方も全く違っているのかもしれない。


      「ちょっとロニ!遊んでる場合じゃないよ!さっさと気合入れな!」

      「あーわかってるよ!」


      ようやくこの緊迫した空気に気付いたのか、カイルとロニも武器を構える。

      全員が構えてから、一番最初に動いたのはあちらの方だった。

      木々の間から、茂みの中からたくさんの獣達が襲い掛かってくる。


      「ガルムか!FOEに気を付けなよ!」


      ナナリーは弓を放ちながら、他の者へと注意を促したのだが

      FOEを理解出来ていない者も若干いた。


      「フォ・・・?」

      「フィールド・オブ・エフェクトの事だ。」


      トン、と背中を預けてきたジューダスがFOEについての事をレクチャーしてくれた。

      フィールド・オブ・エフェクト、頭文字を取ってFOE。

      いわゆる晶術の一種で、足元に発生させた魔法陣に入ってしまうと様々な特殊効果を

      相手に与えるというものだ。


      「とにかく、モンスターの足元にある魔法陣には入るな。」

      「よくわかんないけど了解。」


      言い終わると、彼らは一斉にモンスターへと斬りかかる。

      勿論、魔法陣には入らない程度の間合いで攻撃を加えていく。

      しばらく観察していると、ある程度時間が経てばFOEとやらは消えてしまうようだ。


      だが、いくらガルムを倒しても一向に数が減る様子はない。


      「・・・っくっ!」


      突然の身体に異変が走った。

      ビリビリと何かが身体中を痺れさせていて、思ったように動く事が出来ない。

      ふと足元を見ると、FOEというものに捕まってしまったらしい。


      「っ!」


      彼女の様子に気付いたカイルが、何とかそちらへ駆け寄ろうとするのだが

      ガルムの数が多すぎて近づくことすら出来ない。

      さすがのジューダスも今は自分の周りにいるガルムだけで精一杯だ。


      「FOEって結構厄介かも・・・。」


      だが魔法陣から離れれば、じきに元に戻るはずだ。

      ほんの少しだけガルムから離れようとするが、身体の痺れが邪魔をする。

      だが動きが鈍いながらも、は何とか応戦していた。


      「鬱陶しい魔法陣!」


      出来ればパナシーアボトルを分けて貰いたいところなのだが、誰が持っているのかも知らないものだから

      一体誰に頼めばいいのかわからない。

      生憎と自分が持っている予備は一つもなかった。


      「でもまぁ、要は息の根を止めればいいわけだし・・・。」

      「なに一人でブツブツ言ってんだよ。」


      気が付くと、ロニがすぐ近くまで来ていた。

      どうやら彼の周りにいたモンスターは大方片付いたようだ。


      「お、体力あるねー銀髪兄さん。」

      「当ったり前だ。これぐらいでへばってちゃ男じゃねぇからな!」

      「そりゃ頼もしい事で・・・。」

      「・・・・ホラよ。」


      ロニはにパナシーアボトルとパラライズチェックを投げて寄こす。


      「銀髪兄さん。」

      「お前FOEを使う奴に慣れてねぇんだろ。」

      「・・・あ、ありがとう。」


      はパナシーアボトルを使用した後、パラライズチェックを身に付けた。


      「さすがに何年も経つと色々変わるもんだなぁ。」

      「なに年寄りくさい事言ってんだよ。・・・来るぞ!」

      「オーケイ。」


      とりあえず、ロニは今のところは何も言わない事にする。

      聞きたい事はたくさんあるが、とにかく今は周りのモンスターを片付けなければ。

      カイル達もそろそろ疲れてきているのだが、まだ敵の数は減らないのだ。

      この世界ではモンスターも駆逐されるという事がなかったせいか、増えるだけ増えてしまったのだろう。


      「カイル達は大丈夫?」

      「あっちにはジューダスもいる。まぁ大丈夫だろ。」


      はちらりとカイル達の方向を見て、ふと気が付いた。

      何だか、さっきよりも彼らの姿が小さくなっているのは気のせいだろうか。


      「・・・なぁ銀髪兄さん。」

      「なんだよこの忙しい時に!」

      「もしかすると・・・二手に分断されてる?」

      「あァっ!?」


      また一匹と仕留め、ロニもカイル達の方に視線を向けると

      確かにの言った通りかなり離されているようだ。

      だがどうにかしようにも、モンスターが壁となって立ちふさがれている。

      無理に進めばFOEの餌食となってしまうし、かと言ってこのままでは引き離されてしまう。


      「カイルっ!」


      ロニは何とかして周りのモンスターを一掃しようとするが、倒しても倒してもどこからか現れてくる。

      そうこうしているうちに、カイル達の姿が小さくなり完全に見えなくなってしまっていた。


      「無理だよ銀髪兄さん、数が多すぎる。」

      「じゃあどうすんだよ!このままじゃこの密林の中ではぐれちまうぞ!」

      「じゃあどうするの。こんな数を相手にしていたら、体力が尽きるのはこっちだよ。」

      「ぐ・・・!そりゃ・・・そう、だけどよ・・・!」


      尤もな意見を述べられてしまい、ロニは言葉を返す事が出来ない。


      「私を信用したくないのはわかるけど、とにかくこいつらを撒こう。」

      「・・・・・。」

      「・・・・・。」

      「・・・クソっ、わかったよ。」










      一方カイル達の方は――――――。




      「どうしよう!ロニとがいないよ!」


      こちらの方は既にモンスターを一掃し、姿が見えなくなってしまった二人の捜索中だった。


      「あたしらは晶術で何とかなったけど、あっちは大丈夫なのかねぇ・・・。」

      「無事に逃げてくれればいいんだけど・・・。」

      「ねぇ、やっぱり探しに行こうよ!」


      カイルはそう言うが、辺りはだいぶ暗くなってきている。

      夜はモンスターも活発になる時間だし、下手をすれば両方共が遭難してしまう可能性もある。


      「いや、僕らはこのままスペランツァへ向かう。」

      「ジューダス!」

      「目的地は一緒なんだ。ならそこで待った方が効率がいい。」


      それに、は耳が良い。

      運が良ければ、こちらの音に気付いてうまく合流出来るかもしれない。


      「あいつ・・・変な事考えなきゃいいけど・・・。」

      「・・・ナナリー・・・いくら何でもロニはそこまで・・・。」

      「そういう事じゃなくて!ってさ、ロニの家族を奪った奴らに

       加担してたわけだろ?言ってみれば"家族の仇"って事になるんじゃ・・・。」

      「あっ・・・。」


      本人がやった事ではないとしても、ロニにとっては憎い仇には変わりないのかもしれない。

      18年前の騒乱さえなければ、ヒューゴという男さえいなければ

      彼は家族とともに幸せに暮らしていたのだから。



      あの騒乱での被害者が、こんな身近にいるとは思いもしなかった。

      ジューダスはかつて自分の犯した罪を改めて思い知らされる。

      勿論あの時の事を後悔などはしていない。

      誰を敵に回そうとも、自分が大切なものはあの人ただ一人だったのだから。

      だが彼はいつどんな時でも罪悪感に苛まれている―――――。



      「ジューダス?どうしたの?」


      カイルの声に彼はハッと我に返る。


      「・・・いや、何でもない。」

      「二人ともきっと大丈夫だよ。ロニだってが悪い人じゃないってわかってくれるから!」

      「カイルってホントに前向きっていうか・・・楽観的っていうか・・・。」


      ナナリーもリアラも呆れつつも笑っていた。


      「何故そこまで簡単にあの女を信用出来るんだ?」


      もしも本人がこの場にいたら、『あの女呼ばわりするなこの根暗仮面。』などと言われるに違いない。

      心の中で軽く謝罪しながらも彼はあくまで冷たく装う。


      「だって、父さんの話をしてくれた時なんて凄く優しい顔してたから!

       それに・・・父さんも母さんも絶対に"裏切り者"だなんて言わなかった。だからオレ思ったんだ。

       も、それからリオンって人も本当は父さん達の事が大事だったんじゃないかなーって。」

      「・・・・・・。」

      「な、なんて・・・ただの想像だけど・・・。」

      「・・・本当に脳天気だな、お前は・・・。」

      「まぁいいじゃないかジューダス。あの二人は大丈夫だとして

       とりあえずこの密林を抜けちまおうよ。」

      「ああ・・・。」


      ほんの少しだけ心が軽くなるのを感じた。

      が帰ってきたら、カイルの言葉を一言一句違わずに伝えてやろう。








      「・・・・・・・・。」

      「どうしたナナリー?」


      「・・・ま、確かに色んな意味で心配だけどね・・・。」



      ばきっ、と指を鳴らすナナリーの言葉に一抹の不安を覚えるジューダスだった。


      ・・・色んな意味で。













      BACK TOP NEXT


      ―――――――――――――――――――

      最後の最後でシリアス場面が台無しです。
      でもあんまり真面目すぎるなのもどうなのかなと。

      罪に関する事は表現がとても難しいですね。
      なんかそこら辺は人それぞれなので
      少し曖昧になってしまうかもしれません。

      あ、それとFOEについてですが晶術の一種なのか
      どうかは勝手な想像です。
      結構作りまくっているところがありますが
      その辺はまぁ大目に見てやってください・・・。