日本キリスト教団横田相愛教会

(島根県仁多郡横田町)

日本キリスト教団横田相愛教会 640*512"

うんちく


日本キリスト教団横田相愛教会は、救世軍横田小隊会館として1920(大正12)年に竣工しました。 設計は成田光次郎・施工は内田武之助の手によります。

こんな山奥だというのに、大正年間にこれだけの教会が出来ていて、しかもそれが 現存しているというあたり、かつて、たたら製鉄で栄えたこの町の繁栄ぶりと 歴史を感じることが出来ます。

正面より 基本構造は木造で塔屋のある部分が4階建て・礼拝堂部分は3階建てとなっており、 塔屋の赤い尖塔形屋根の半円形枠の中には時計が埋め込まれています。(ただし、道路に 面した側のみ)

現在では文化庁から登録有形文化財の指定を受けています。

いろいろ資料を探してみましたが、残念ながら、この教会の前にあった説明プレートと 手持ちの文献以外には有力な資料が無く、あまりコメントを書くことが出来ないのが 残念ですが、こうやって探してみると、以外と身近なところにも近代建築って あるのではなかろうか? と思えてくるものがあります。

どうでもいいのですが、施工当時の名称"救世軍横田小隊会館"って、まるっきり軍隊 みたいな名前ですなぁ〜 今時の感覚で考えたら、とても宗教がらみとは思えない・・・(笑)




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