門司港駅

(福岡県北九州市門司区)

門司港駅 640*480

うんちく

門司港駅はローマのテルミネ駅をモデルにして作られ、1914(大正3)年に完成しました。
設計は鉄道省九州鉄道管理局工務課、施工は菱川組の手によります。

構造は木造2階建て、デザインはネオ・ルネッサンス様式を取り入れており、正面から見ると 左右対称になっているのが特徴です。今回このコンテンツを作成するに当たり、写真を見ながら 説明を読んでいたのですが、確かにルネッサンス様式といわれているものは、基本的に左右対称に なっています。( 東京駅 旧山口県庁 など)そうゆうものなのでしょうか?(笑)

アングルを変えて 九州では最も古い木造駅舎で、鉄道駅としては初めてにして唯一の重要文化財になっております。 外壁はモルタルで石造風に仕上げ、マンサード屋根と呼ばれる複雑に重なりあった構造をしています。

今回は建物内部を撮影した写真はありませんが、昔の雰囲気を漂わせるように配慮した作りと なっております。が、時代の流れというか、自動券売機売場や待合室のドアが自動だったり するのは現在も使用されている駅であり、利便性など考えると致し方ないところでしょうか。(^-^;

しかし、大理石の男女洗面所、鋳物製の手洗い鉢などは昔のままの状態で残っており、 また、二階大会議室は一般公開されています。(撮影した当時は不勉強のため、 知る由もありませんでしたが・・・)


0マイル標 この駅は、関門トンネルが完成する以前は九州の起点となった駅なので、起点であることを 示す0マイル標が設置されています。


駅舎よりホームを望む また、ここが起点であるため、レールは駅舎に突き当たる形で敷かれています。(つまり、 レールは駅で行き止まりになる。)JRでこういった形の駅は以外と少ないと思います。 これも、門司港駅ならではの特徴だといえます。




〜 End of text 〜




上の階層へ
前画面 Home 次画面