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12/24

サンタは寝込みを襲う?
世の中はクリスマスイブだっていうのに、自称時代を先取りしている わたくしめは、正月の初日の出撮影に向けて、早朝ロケハンに向かう。

前日は、高校時代のメンバーで忘年会をやっていて西条まで移動して いたおかげで、三原まで移動するのはそれほどつらくなかったが、 日の出の位置の確認と試し撮りを行った後、車の中で仮眠を取った のがまずかった・・・
コンクリート戦標船 3時間ばかり寝て目が覚めた時に、なんか喉の調子が悪い。どうやら 風邪を引きかけているようなので、本当ならしまなみ海道をドライブ して帰宅する予定だったのを取りやめ、海沿いのコースで帰路に就く。

ふと気がついたのだが、よく考えてみたら、昼間に呉以東の海岸線沿い の道を自分の車で走るのは今回が初の事でだったので、途中で眺めの 良いところがあったら車を停めて何枚か撮影しつつ帰る。

そのときにふと目に付いたのがこの写真。正確な場所は忘れてしまったが、 2隻の船が上部構造物を取り除いた状態で漁港の防波堤として並べてある。 (写真は1隻だけアップで撮影)実はこの船、既に半世紀以上も昔の船なの だが、まったく錆びていない・・・と、いうか錆びようがない。というのも、 これはコンクリートで作られた船なのである。

話は戦争中にまで遡るが、当時・戦争の激化によってどんどん船舶が 沈められ、しかも金属が不足しているという状況に陥ってしまった日本が、 なんとか不足する船舶を補うために作り出したのが、このコンクリート製 の戦時標準船(略して戦標船)なのである。実際には就役するまでに戦争が 終わってしまったはずで、実際に船として使われたかはよく知らないの だが、実物を見ることが出来るとは思わなかった。

うーん、良いものを見た・・・のは良いが、風邪を引きかけた状態で そんなのんびりしながら帰ったものだから、翌日は見事に高熱を 出してぶっ倒れたのであった・・・まったくとんでもないクリスマス プレゼントである。(ToT)



12/17

前日の続き
と、タイトルにもあるように昨日のメンバー(多少入れ替わりあり)で まつもとさんの写真展を見に行く。

今回の案内は、外ならぬまつもとさんご自身・撮影にまつわるエピソード などを直接聞きながら、きれいにプリントされた写真を見て回る。

一部の写真はまつもとさんのサイトでも見ることが出来るので、何度か 見たことのあるものもあるが、ディスプレイ上で見る圧縮された画像とは ほとんど別物とも思えるほどのきれいな仕上がりである。

これらの写真を見ながら・また、まつもとさんの説明を聞きながら思ったのは、 美しい写真というのは、単純に技術とか機材だけの問題ではなく、毎日のように 錦帯橋を見て歩き、あらゆる角度から錦帯橋を眺めて行くことで、滅多にない シャッターチャンスを捉えたり、普通なら気がつかない美しさを見つけだすことが 出来るのという事である。

云うは易いが、行うはすごく大変な事だろうと思う。

それはさておき、ここまでのシリアスな展開?で終わらないのが、にんにく会メンバー と言うべきか、その後、ご一行様はお食事ののち、masaさんが店長を務める カメラ屋さんへと向かう。

そこで、ジャンク?orお宝?品のワゴンセールとなりまして、みなさん物欲の鬼と 化すのでした。(笑) 特に恐れ入ったのがIMOやんさんで、ワゴンにあったOM-30 (だったかな?)をチェックしたとき、私はカメラの裏蓋を明けて、シャッターを切って みて初めてシャッターがおかしいことに気がついたのだが、IMOやんさんは、シャッターを 切った時の音だけで、シャッターに問題があることに気付かれたのである。

恐れ入りました。m(_ _)m


12/16

にんにく会再び・・・
今日は待ちに待ったにんにく会メンバーの会合1日目である。
(5taro注:今日のDiaryはその性質上、身内ネタのオンパレードです。あしからず)

前回は撮影会のあとに行われた為か、ややお疲れ気味だった(と、いっても充分 騒いでいたように思えるが・・・)のに対し、今回は最初っから宴会一直線な訳で、 前回にましてテンションが高い高い。私は2回目の参加だったこともあり、名前 は知っていても、お会いするのは初めての方も多かったのだが、その中でも にんにく会の事実上のリーダー?ぶたさんにはいきなり"ここの中で一番 変な人って誰と思う?"と強烈な質問責めにあってみたり(笑)、最初おとなしそうな 方だなぁ〜 とおもっていたウサウサさんは、時間の進行と共にテンションが上がって 行くし、終始おとなしめだったyokoさんは、最後の最後・ウサウサさんが撮った 写真が元でyokoさんらしからぬ取り乱し方をするし(笑)

そして定番のカメラネタでは、普段・会社の飲み会とかではE-10やC-1400XLを振り回して みんなのスナップを撮っている私だが、一応それって普通じゃないよなぁ〜 (一応自覚はあるらしい(笑)) なら、今回はすこしおとなしめにと思い、妹のFinePix1500を借用して持っていったのだが、 甘かった・・・ここはそんなやわな集まりではなかった・・・ みなさん持ってくるカメラが違う・違いすぎる よもや、宴会の席でNikon F-4が出てくるとは思いもしなかった(^_^;

せっかくだからファインダー覗かしてもらえば良かったなぁ〜 と思う私。

こうして1日目が終わり、翌日に続くのであった。


12/06

イルミネーション撮影 第二ラウンド
今シーズン第一回目のイルミネーション撮影はさんざんな立ち上がりであったが、 それにもめげず、さらなる被写体を求めて呉ポートピアを目指す。

呉ポートピア 今回の撮影に際しては、しおりさんからの情報を元に、新聞などでちゃんと 下調べをしており、まず外れはないだろうとの読みはあったものの、イルミネーションの 一部が盗難に遭ったなどという情報もあったため一抹の不安はあったが、ちゃんと復旧 されたのか、大した被害でなかったのか、とにかくきれいなイルミネーションが そこにはあった。

そんなわけで、この手の場所はカップルが多いというのは毎度のことなので、 とりあえず無視して(笑)早速撮影に入る

今回のイルミネーションで特に目がいったのは、木々の電飾にブルーの 高輝度LEDが使われている点で、普通の電飾でよく見かける普通の電球による イルミネーションとはまた違った美しさがあるなぁ〜と感心することしきり・・・

ただ、ブルー系の光は思ったほど明るく写らない為、撮影となると以外に 難しく、なかなか思ったようには撮れなかったのが残念である。


うぇでぃんぐどれす そんな感じで一通りまわって撮影をこなし、参加メンバーで雑談してもう一回り しようと思ったところ、ガラスの扉越しにライティングされているウェディングドレスを 発見・ついきれいだったのでカメラを向け、何カットか撮影する。

しかし、これには大きな落とし穴が・・・撮影中は単純に"きれい"という衝動に駆られて 撮影しているので、何も考えていないのだが、いざ撮り終わってみると、何とも言えない 虚しさが・・・(笑) 心理的に思いっ切り打撃を被ってしまった・・・(爆)
(得てして、こんな写真に限ってまた出来が良かったりして・・・)

うーむ、ちゃんと中身の入ったウェディングドレスを撮りたいなぁ〜 一回でいいから・・・(笑)



12/03

☆を継ぐもの・・・
それは12/02の22:30頃・唐突に鳴った電話のベルから始まった。

扇山 最近、より一層デジカメにはまってしまったらしいボケたろー氏が どこで仕入れてきたのか謎なのだが、上下町で山全体に電飾をした イルミネーションをやるらしいから、明日見に来ないか? と言い出した のである。

本当であれば、この日はいろいろとやりたいことがあったので、完全 OFFにしていたのであるが、何も考えずついついOKしてしまった私の 悲劇はここから始まったのである。

そして、運命の12/03・Xantia小僧氏から購入したMacを引き取りに行く件で 電話がかかって来たので、そこでイルミネーション撮影の話をしてしまった ものだから、彼の一家も同行することで話がまとまる・・・ この時私と Xantia小僧氏の頭の中の地図には、上下町は漠然と遠くであるという程度の 認識しかなかった・・・

そして、Xantia小僧氏一家と合流した私達は一路ボケたろー氏の家へと向かう・・・ その先に何が待ちかまえているかも知らず・・・

そうでなくても遠いボケたろー氏の家まで1時間30分をかけてたどり着き、 コンビニで食料を調達した私達は、一路上下町へと向かうのだが、考えてみれば 行き先はほとんど岡山との県境である。それを田舎道で行くのだから、行けども 行けどもコーナーと坂道の連続で、しかも周辺には街らしいものなんてほとんど 存在しない。その中を我々は黙々と進む・・・

そしてたどり着いた扇山であるが、写真の通りな訳で・・・確かに山全体をツリーに 見立てて電飾が施してあり、遠目にはそれなりきれいに見えなくもないが、 適切なビューポイントが存在しないので、どうも様にならない。ならば・・・と いうことで山頂に上がってみると、そこに広がる光景は・・・ネットに張った ハートとさかさまになっているLOVEとDreamの文字、おおよそツリーに縁がないと 思われるゾウとツチノコ・聞こえてくるのは、イルミネーションの点滅を制御して いるリレーの規則的な"ガチャン・ガチャン"という機械音のみ・・・これが往復4時間 もかけてたどり着いた結果かと思うとかなり寂しいものがあった。しかも気温は 4度。山の上で風もあってかなり寒い。

帰る我々の足取りは重かった・・・

これから得られた教訓は2つ。一つは情報収集はきちんと行う事。"世界最大の ツリー"まどという世迷い言に踊らされない様にしなくてはということと、ボケたろー氏 の距離感覚は異常であるということ・・・彼の感覚ではどうやら広島県内は散歩コース ぐらいの感覚らしい・・・田舎ものおそるべし。





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