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04/29

撮影会ふたたび
いよいよGWの初日、事前から雨が降ると判っているにも関わらず、
このサイトとリンクしているみなさんが集まってきた。

話は約1週間前ぐらいに遡る。錦帯橋の撮影会も終わり、次は何を 撮ろうかなぁ〜 なんて思案していた頃、kotaniさんのところで撮影会の 話が盛り上がり始めているとのお話・・・ こりゃちょうどいいやっ といわんばかり 私もその話に乗ったところ、いともあっさり話がまとまってしまったという・・・

その後、天気予報が天候の悪化を告げているにも関わらず、"集まればなんか 出来るでしょう"的な考えで(笑)そのまま集合となったのである。

その前・例のトラブルメーカーXantia小僧氏は、またしても集合時間を 間違えかけるという、お約束をやらかすところであったが、幸いにして そういった事態も避ける事が出来たが、天気だけは予想通りの展開となった 訳である。

拙者は接写が苦手・・・ 当初のプランでは寂地峡あたりを予定していたが、さすがにこの雨では撮影 どころではなかろうと言うことになり、比較的ご近所にして屋根がある広島市 植物公園へと向かうことになる。

天気はともかく、この日はちょうど"みどりの日"であったことで、入場料はタダ、 しかも先着1000名は鉢植えの花をプレゼントという非常においしい日であった。

しかし、肝心の撮影ということになると、過去に掲載した作品群を見ていただけると 判ると思うが、たいていの写真は人工物が入っている程で、この手の撮影は最も苦手な 部類だったりする。(決して嫌いな訳ではないが、腕が・・・)しかも、思った以上に人が 多いので、三脚を使っての撮影は出来そうもない。そんなわけで、E-10は感度を上げて の撮影になった。一応、こんな時のことも考えて、発色の良いFinePix1500を用意 していたが、残念ながら活用するだけの技量が無い私は、結局活用出来ずじまい。

せっかくだから、Nekoやんさんの写真教室に私も参加しておくべきだったと思う のであった・・・

その後、怪しげな草笛の音を聞きながら(なんか、草笛教室なるものをやっていたらしいの だが、これがまた、妙にもの悲しくなるような・・・哀愁とは違う何かがあったような気がする のは私だけだろーか?)、よその温室に足を延ばしたりして一通りの撮影をこなした後、 近所のファミレスで昼食となる。

そこでしばらくの間?(って、3時間近い気がするが・・・)、写真談義に花が咲いた後、 せっかく岩国からchibiさんが来ているのだから、ということで、今度は広島の三滝寺に 行く事になった。

三滝寺 実は、ここは私の家から、2km足らず、しかも川に沿って走るだけという実にご近所 なのだが、過去に一度も来たことが無いという・・・ おかげで、寺の直前の場所で少し 迷ってしまった。(^_^;

そして、撮影・・・ ちょうどこの時期、モミジの新緑がいい感じの季節で、しかも小雨が ぱらついていることから、しっとりしていて実にいい質感である。最初は散策方々、 気が向けば写真を撮る・という話だったのだが、一部の方達は非常に写欲をかき立てられた ようで、本格的な第2ラウンド開始である。

私もいろいろ撮ってみたが、悲しいかな、こういった被写体だと、どこをどう切り出して 良いかが思いつかず、きれいだなぁ〜とは思いつつも、なかなかシャッターが切れないので あった・・・

ぶたさん・初のデジタル作品? そして、一通り歩き終わったところで、デジカメはバッテリーが上がり、そこで撮影を うち切り、同じ頃に撮影を切り上げた組の方達と一緒に怪しげな茶屋でお茶してしばらく 待っていたら、みなさんが下山してこられたので、そこで解散となった。

ところで、次回撮影会では本当にみなさんでスナップ対決をやるのでしょうか?(笑)


04/17

幻の作品
途中で1週間の出張を挟んでしまったため、少々遅くなったが、4/8の 錦帯橋撮影会で撮った銀塩写真を4/16に現像に出しておいた。

今回撮影した写真は岩亀倶楽部での作品展でも発表する事になっているが、 既に自分のサイトで公開したE-10の画像を使うわけにはいかない。そこで 提出分は銀塩から出すつもりなのだが、仕上がりがどうなるか心配だった のである・・・

なんで? そして、上がってきたのだが、なんかやたらと真っ黒になっている写真が 多い。いや・良く見ると何かが写っているみたいなのだが、暗すぎてわからない のである。撮影時の記憶と照合すると、どうも望遠で撮影したものがおかしい ということが判った。でも、何で?

少なくとも、全く写っていない訳では無いから、シャッターは開いていると 考えるべきである。で、絞りの方も撮影時はちゃんと解放になっていたから、 撮影まではきちんと開いていたと考えるべきで、と、なるとそのときに使用した 望遠またはテレコンのいずれかがおかしかったと考えるべきである。

早速AE-1を取り出し、シャッター速度を1secに設定し、裏蓋を外した状態で 蛍光灯に向かってシャッターを切る。すると、絞りが一番絞られた状態になる。 ・・・のはいいが、露出計の指示値と一致しない。今度は床に向かってシャッター を切る。当然暗くなるから、少なくとも先程よりは絞りが開くはずである。が、 やはり、絞りは絞り込まれたまま。これはどう考えてもおかしい。試しに まともに写せた50mmの標準レンズに換えて同じ事をしてみると、きちんと絞りの 動きが変化していることが判る。

で、今度はテレコンを外して135mmレンズだけで確認したら、これまた絞りは 正しく動作する。残るはテレコンの故障か? ということになるのだが、 少なくとも外から見る限り、とてもではないが壊れそうな代物ではない。

ここで、完全に行き詰まったのであったが、意外なところで謎が解けた。

調子が悪い(と、思われる)テレコンを純正レンズキャップを付けて収納 しようと思ったところ、レンズキャップにかすれた文字が・・・ "カメラへの脱着は必ず次の通り行ってください。取付け:ボディに先に 取り付けてください。 取外し:マスターレンズを先に取り外してください。"

・・・つまり、今回私は撮影に当たって、135mmとテレコンを常時組み合わせた 状態で使用していたのだが、その結果、取り付けの手順が間違っていただけの 事なのである。試しに注意書きの通りレンズを装着してみて動作確認して みると確かにきちんと動作するでは無いか・・・(笑)

教訓・注意書きはちゃんと読みましょう・・・(T^T)


04/14

日本の美・つまみ食いツアー(接触編)
ようやく長かった沼津出張も終わりである。当初、沼津を起点に 始まるはずだった旅行だが、何故か宿が取れず、お隣の三島を 起点にしてスタートである。

旅の始まり 前夜、ついつい水科さんの所でチャットにはまってしまい、(笑)床に ついたのが早朝の5時近く、あと40分で始発という状況である。さすがに、 全く寝ないのはハード過ぎるので、電車を1本だけ遅らせてのスタート となった。

この日の天候は早朝は静岡・京都共に晴れであるが、徐々に西から崩れて いくとの予報、恐らく京都で雨にぶつかる筈である。それ故、今回の 撮影では時間との勝負・出来るだけ早い内にまわってしまうのが吉なのだが、 のっけからずっこけている。(^_^;

御殿場線より さて、御殿場線である。ここは藤岡〜南御殿場間の開けた区間で富士山のなだらかな 稜線を見ることが出来るので、大好きな場所である。まずはここから最初の撮影・・・は いいが、電車の窓が開かないことが判明・仕方ないので窓越しの撮影となるが、悲しいかな 窓の写り込みを防ぐために使った偏光フィルタと窓の汚れのせいで、せっかく絶好の 構図なのに思いっ切りくすんだ絵になってしまった・・・(;_;)

仕方ないので、もう一ヶ所の撮影ポイント、御殿場市内に望みをかける。

昔を思い出しながら御殿場の街を歩いていると、やはり時の流れで新しい店が 出来ていたり、昔あった工場や学校が無くなっていたりする。少々感慨にふけったり しながら撮影ポイントに到着。

前日とは異なり、少々空が霞んでいることは残念だったが、そのかわり菜の花が 畑一面に咲いている。これはラッキー♪ とばかりしつこく撮影していたが、よく考えて みたら、今回は京都に寄り道するのである。あまり粘ってもいられないので、大急ぎで いろいろ撮影した後御殿場を後にした。本当なら、藤岡あたりまで下って御殿場線を 走る特急"あさぎり"も撮影したかったのだが・・・

艦長っ!! 傾斜が止まりませんっ!(笑) そして、また三島へ戻り、"こだま"で一路京都を目指す。ここでもいなかもんモード の私は富士山を撮影しようとしたのだが、御殿場線での教訓で、偏光フィルタに 依存せずに写り込みが出ないよう工夫をしながら撮影をするのであるが、そちらに ばかり気を取られていたため、カメラが傾いていた事に気が付かない・・・ おかげで全部 傾いた写真ばかりになってしまった。

しかも、前回のC-1400XLに比べるとシャッタータイムラグでは勝っているが、連写性能に 劣るE-10では思うように撮影出来ない。一番狙っていた富士川での撮影は見事に失敗で あった。

その後、前日のチャットと早起きで、既にのびていた私を乗せ、こだまはそのまま京都入り する。(危うく乗り過ごして、そのまま新大阪まで行ってしまいそうだったが・・・)

さすがに大量の荷物を抱えたまま京都を歩き回れる筈はないので、まずはコインロッカーを 求めて京都駅の中をさまようが、さすがは観光シーズンなのか、コインロッカーは全滅状態。 ここで予想外のロスタイムを生じることになる。

さて、最新の現代建築に興味が無いわけではないが、京都に来て現代建築を見ようとは 思わなかった私は、京都駅を振り返って見ることもせず、(笑)最初の目的地である 梅小路蒸気機関車館を目指す。

梅小路蒸気機関車館(旧二条駅駅舎) ここは、その名の通り、かつて陸上輸送の主力をなしたSLを専門に扱う国内唯一の博物館で あり、動態保存か、それに近い状態の機関車多数を見ることが出来る。SLマニアにとっては 聖地のような所である。(笑)

そんなわけで、早速中へと入る。中の展示物の中で、一番目を引くのはお召し列車用の 菊花紋章とか鳳凰の類である。現在でも機会は少ないもののイベントなどでSLが走っている ところを見ることは出来るが、こういった装飾を施したSLを見る機会なんていうのは、恐らく ほぼあり得ないと考えてよいし、イデオロギー的な話は別として、お召し列車にを牽引する というのは、いわば機関車にとって最高の栄誉である。渋いっすねぇ〜 なんて思いつつ 扇形車庫の方へと向かう。

C58 1号機 すると、車庫の中には、きれいに磨き上げられた機関車達が並んでいる。黒光りする車体・ 鈍く光る真鍮、シルバーのロッド・・・ちょっとした整備で今からでも動き出しそうな雰囲気で ある。しかも車両のバリエーションもC62,D51なんてメジャーどころはもちろん、戦時量産型 のSLであるD52とか機関区用の豆SLのB20とかいった変わり種までいる。

何故かその中に現行ディーゼル機関車まで混ざっていたのはご愛敬(笑)

その中に、先の話で出てきたお召し列車仕様になっているC58がいるのには正直言って驚いた。 実際に車両に取り付けられた鳳凰とか菊花紋章を見ながら、これが走ったらかっこいいだろうなぁ〜 なんて、しばし妄想にふける私。(爆)

そんな感情移入もあってか、この車両が一番きれいに撮れたような気がする。(Galleryに掲載)

C62 2号機 さて、ここはなんでも、各種の機関車をSLスチーム号ということで、定期的に運転している らしいのだが、今回はC62 2号機が牽引していた。

実際に動くSLを見ることが出来るというのは、悪いことでは無いと思うのだが、残念なのは 牽引している客車で、思いっ切り遊園地のトロッコか何かのようなちゃちな無蓋車なのである。

仮にもC62といえば、特急"つばめ"などを牽引した特急用機関車の代表格のようなものなのに、 それが遊園地のトロッコを牽引しているっていうのは、何となくうらぶれた様な感じがして、 どうもしっくりこないものがあった。同じ無蓋車でも、もうちょっと調和のとれた質感の良い 車両にすればと思うのは私だけだろうか?

そうして、C62が走っているところを流し撮りしてみたが、やはり一回ではうまく決まらなかった。 が、かといって次の運転がある1時間後まで待つ時間のゆとりが無い私は、またしてもあわてて 次の撮影ポイント 二条城を目指す。

二条城 東南隅櫓と東大手門 さて、二条城である。こちらはなんといっても世界遺産にして、国宝でもある。元々が実戦用の 城ではないので、あまり防御力ありそうな城ではないが、(対テロ用としては充分すぎるけど)その分、 普通の城では見ることが出来ない立派な装飾が見物である。出来ればきれいな青空の下で、金色に 輝く真鍮の装飾をまとった二の丸御殿や唐門あたりを狙いたいところであるが、このころにもなると、 天気予報の通り、かなり雲が立ちこめて来ており、そういった写真は期待できない状況になってきた。

もっとも、時間帯も3時を過ぎていたことから、晴れていたとしても、あまりいい光線ではないと 思われるが・・・ やはり、写真撮影は早朝勝負である。(私は最も苦手(笑))

二条城 二の丸御殿 でもって、二の丸御殿に入る。せっかく金を払って城内に入ったのだから、見学しないと損である。(笑)
で、入り口にあったパンフレットを見ていると"御殿内は撮影禁止"の文字が・・・ うーん、見なかったことに して撮影しようかと思ったが、なんか周辺にはしっかり監視しているとおぼしきおっちゃん達がそこかしこに・・・(笑)

どっちにせよ、障子が全て閉まっている上に、照明が無いので内部は薄暗く、まともに撮影が出来そうな雰囲気では 無い。素直にあきらめる。でも、最初から知っていたなら、デジカメの必殺技でシャッター音を止めて、液晶モニタに フードを付けて、高感度モードにして腰ダメで撮影するという手があったんだけどなぁ〜 とちょっと悔しがりながら、 中を拝観して歩く。これを教訓に、次回は正々堂々と隠し撮りで勝負っ!(爆)

こうしてみていると、うーん、時代劇のまんま(笑)、まじめな話、かなり凝った作りである。いくら保存の程度が 良いとはいえ、400年近く経っているので、襖絵や天井などに退色や剥離とかあるのは仕方がないが、それでも豪勢 な作りである。照明をつけろとはいわないが、出来れば障子を開けるなどして、もうちょっと明るい状態で 見てみたいものである。でも、そんな事したら、ますます退色が進むからまずいんだろうなぁ〜

二条城 天守台より さて、この日は、御殿場でさえしだれ桜はかなり散っていたが、どうゆう訳か二条城ではまだ散りはじめ程度で、 まだ、桜が見頃であった。

本当ならじっくりこういった庭園もじっくり攻めて見たいところだが、既に時計は16:00を過ぎており、あまり 悠長に見ている時間がない。半ば早歩きで(それでも一通り全部のコースを)見ながら、立ち止まっては撮影 を繰り返す。が、このあたりで3セット分充電していたニッケル水素電池を全て使い切ってしまい、しばらく 電池が復活するのを待ってから再度撮影というパターンなので、すこぶるテンポが落ちてきた。
仕方ないので、最後の切り札・リチウム電池を入れての撮影に切り替える。

そうして、気が付けば17:00になり、おとなしくこの辺で切り上げれば良いものを、しつこく平安神宮へと 足を延ばす。カメラを抱え、忙しそうに名所をまわる姿は文字通りの"日本人観光客"である。(爆)

京都市立美術館 平安神宮 ここで狙うは2つ、ひとつは当然平安神宮であるが、もう一つは京都市美術館である。作品と呼べる ものは撮れなくとも、HPのネタ作りはしておかなくては・・・(笑)というわけで、カメラを抱えて 平安神宮より先に京都市立美術館のまわりを行ったり来たりしていたのだが・・・ 不覚にもこの時、 平安神宮の神苑に入るのに時間制限があることを知らなかった私は、美術館の撮影に時間をかけ すぎてしまい、神宮の中を一通り撮影して、いざ神苑へと向かおうとした正にそのとき、タイム アウトで入り口を閉じられてしまったのであった。(T^T)

仕方ないので、境内を見て回りながら何カットか撮影したが、さて、ここからどうやって京都駅に 戻るか・・・ 出来れば国立博物館経由で戻りたかったのだが、これがまた、アバウトな計画がたたって、 方向はわかれど、交通手段がわからず、時間があれば徒歩で強行軍もありだったのだが、そろそろ 日没である。しかも、よく考えてみたら、朝からずっと移動と撮影のみに費やしており、食事も とっていない。(爆) 当初のプランでは新幹線の中で食事するはずが、つい静岡から京都までずっと 寝通しだったので、結局食事どころでは無かったのである。

おかげで、いい加減体力的にも限界なので、国立博物館をまわるコースは断念し、来た道を戻る 途中で寄り道する事にした。


京都市役所 そこで、白羽の矢が立ったのが京都市役所である。ただ、地下鉄を使うには中途半端な距離なので、 結局徒歩で移動となる。(笑)

途中、京都の市街地を歩いたが、妙にカメラ屋が目に付く。ちょっと寄り道したくなったが、 ぐっと我慢し、京都市役所にたどり着きはしたものの、さすがにもう限界・ほどほどに撮影を 済ませた後は、地下鉄に乗って二条まで行き、そこからJRで帰途についたのであった。 ちょうど二条に着いたときに雨が降り始めたので、文字通りぎりぎりセーフといった 所だろうか・・・

それにしても、御殿場も京都もそうであるが、本気で見て回ろうと思うと、どうしても1ヶ所 あたり最低2時間は欲しい。今回のロケハンツアーでとりあえず、おーざっぱに京都の土地勘を つかんだ(つもり)なので、忘れる前にもう一度挑戦してみたいものである。

ただ、どこに行っても金がかかるのは、以外と財布への打撃が大きい・・・(^_^;


04/12

日本の美・つまみ食いツアー(発動編)
沼津出張も中盤を過ぎた。どーゆーわけか沼津は、そこそこの規模の街 であるはずなのに、商店街にせよ、周辺の店にせよ、妙に閉店時刻が早く、 おかげで仕事が終わった後は暇で仕方がない毎日である。

その憂さ晴らしというわけではないが、今回はちょうど仕事が金曜に終わる 事から、1日使って旅行してみようと考えたのである。プランとしては せっかく沼津にいるのだから、ここからほど近い御殿場から富士山を撮影 したい。そして、これまで京都は通過するばかりで一度たりとも旅したことが 無い。沼津から広島へ帰るルート上にあるわけだから、寄り道してみたいな・・・ 特に、サイト開設以来、かんなさんの影響もあって京都には感心があって、 京都に行く機会を虎視眈々と狙っていたのである。(笑)

ということで、旅行プランとしては、金曜日の晩は沼津に一泊し、翌土曜は 沼津を始発の電車で出発し、御殿場線から見える富士山を撮影しつつ御殿場 まで行き、数年前の長期出張の頃に見つけていたビューポイントから富士山を撮影。 その後、新幹線で一気に京都まで移動する。(勿論その間に富士山を撮影(笑))

ここまでは、勝手知ったるホームグラウンドだからいいとして、京都については、 全く持って土地勘無しである。そんなわけで、早速入手した"まっぷる"を見ながら タイムチャートを練ってみる。今回は御殿場経由なので京都着は13:00頃に なりそうである。しかも機動力が無いので、かなり行動範囲は限定されるから、 あまり外れた場所へは行けそうもない・・・ ので、京都観光プランはこんな感じ でまとめてみた。

まず京都駅から徒歩で梅小路蒸気機関車館へと向かい、続いて徒歩とJRで二条城 に移動・そこから地下鉄を利用して平安神宮へまで行き、後は何らかの手段で 京都駅へと戻るというもので、この近辺にある西洋建築も随時見て回るという 前半緻密・後半てきとー計画である。(爆)

しかも、富士山・SL・城郭・神社・西洋建築とまぁ、実に一貫性がない。 果たしてどうなる事やら・・・


04/09

返す刀で沼津出張
撮影会が終わった後、一休みした私は速攻でHPの改訂作業に着手した。

何せ、今日は07:30発の"のぞみ"で沼津行きである。出張先からでも HPの更新作業が出来ないわけではないが、やはり不便至極だし、それに、 今回の撮影会参加者の中では唯一のデジカメ使いである。その最大の強み である"即時性"を活用しない手は無いと思った訳である。

おかげで、出張の準備・撮影機材の準備(爆)、HPの更新作業・・・ と 結構ばたばた後、一路沼津へ・・・ 行きの新幹線から富士山を狙うつもり ではあったが、残念ながら曇り空・全く見ることは出来ず、沼津に着き、 お仕事が終わった後は、接待? で飲みに行くまでに沼津市内を歩き まわったが・・・ 相変わらず何も無い・・・(^_^; ちょっと退屈な1週間に なりそうである。


04/08

春だ・桜だ・撮影会♪
やって来ました♪ 秋の宮島撮影会に続く岩亀倶楽部・春の錦帯橋撮影会である。 今回は(も)宮島の時同様、"錦帯橋の番人"まつもとさんを筆頭とする強力なメンバーと ご一緒する事が出来る・・・のはいいが、前回はまともに納得・どころか妥協できる 作品さえ全然撮れなかった(爆)ので、今回はそれは避けたいと悩む所である。

そこで今回の作戦は、"量は質に転換する"という、まるでアメリカ軍もどき の発想で、機材はE-10.AE-1に加え、バックアップのC-1400XLという、三刀流 とし、シチュエーションに応じて臨機に使い分けることとし、さらにE-10はマイクロ ドライブとバッテリー3セット+リチウム電池と言うことで、文字通り湯水の様に 撮りまくる事にし、さらに撮影の時間を確保するため、集合時間より遙か前に 現地入りして人の少ない早朝に作品を撮ってしまうという(よーするに出し抜く) 作戦でもって早朝からyokoさん、Xantia小僧氏&Jrと共に広島を出発する。

しかし、このメンバーが行くところ・トラブルのネタは尽きることが無いらしい・・・ 無論、この時点では予測できなかったが・・・

今回撮影対象となる春の錦帯橋は、昨年も撮影に来ているので、どう撮影するか、 ある程度は構想がある。早速当初のプランに基づいて撮影を開始したのが07:00頃、 集合時間の1時間前である。さすがにまだ人も少なく、撮影には絶好のコンディション である。

夜桜の後遺症 が、しかし・・・それから1時間後、集合時間となり集合場所へと向かう途中・はたと いやなことに気が付いた・・・ そーいえば、ホワイトバランス・前回の夜桜撮影の 時につついたまんまじゃ? と、思い、設定を表示させてみると、いつもの5500KB になってないっ! あわてて、撮影結果を表示させてみると、なんか退色した 写真の様になっているではないか・・・

結局、みんなより早くやって来て撮影した写真は、ほぼ壊滅状態・一からやり直し である。(T^T) そのころから、もう一人・強力無比のトラブルメーカーXantia小僧氏 も不吉な予兆を見せていた・・・ 曰く、"薬が切れた・・・" 薬が切れた? そう、彼は よりにもよって、こんな時に限って中耳炎を煩ってしまったらしく、耳が痛かった のを薬で抑えていたのだが、何が悲しくてか、その鎮痛剤を忘れてきたらしいので ある。

その後、結局彼は早々にリタイアして引き上げていってしまうのであった・・・(;_;) こうやって、また彼はトラブルメーカーの名に一層の箔が付くのであった。

その後、再度仕切直しで早朝撮影したところをはじめ、さらに撮影エリアを広げ つつ、午前中いっぱい撮影を行ったのち、みなさんと昼食をとって解散したのだが、 せっかく良い天気に恵まれて、しかも早朝からがんばってお出かけしたわけだが、 そのチャンスをものに出来なかったのがちょっと悔しい・・・残る期待は銀塩のカット だがさてさてどうなる事やら・・・

それはともかく、今回の撮影会では、まつもとさん・岩亀さん、いろいろな段取りを 行っていただきまして、どうもありがとうございました。また次回が楽しみです♪


04/01

祝♪ HP開設一周年
とうとう、本サイトも開設から一周年が経ちました。思えば文字通りHTMLの書き方さえ 充分に知らなかった私が、HPの立ち上げを決意したのが、昨年の2月末・それから約1ヶ月の 試行錯誤を重ね、今のHPの雛形が完成して本格的に公開したのがちょうど1年前の この日でした。

HP開設当初、過去に1度たりとも10日以上日記をつけたことのない私が果たして どこまでこのサイトを運営できるのか? 自分でも成算ない状態でのスタートでしたが、 やるからにはある一定の成果を出したいという想いと、影に・日向にこのサイトを支えて くれた皆様のおかげで無事この日を迎えることが出来ました。

サイト立ち上げに際して技術面でサポートをしてくれた方、サイト立ち上げ当初から 相互リンクして変わらぬおつきあいいただいている方、いろいろなイベントに声を かけてくれた方、コンテンツのネタを提供してくれた方、掲示板に定期的に写真を 投稿してくれた方、一緒に撮影に行ってくれた方などなど、挙げればキリがありません。

ここに深く御礼申し上げると共に、今後とも変わらぬご支援・ご鞭撻の程よろしく お願い申し上げる次第です。

さて、この日、当初のプランより幾分規模を縮小したものの、それでもこの2週間の 沈黙の間に追加したページ数は18ページ・過去1年に作成したページ数の1割を越える 大々的なページ追加である。

ようやく一仕事終わったという感じなので、今日は気分も軽く、カメラを抱えてお散歩 に出かける。なんといってっも来週は岩亀倶楽部・にんにく会共催の錦帯橋撮影会である。 ここのところ、自宅でずっと籠もりっきりだったので、少しカメラの扱いに慣れて おきたかったのもあり、広島西飛行場と江波山へと足を延ばす。

江波山の夜桜 今回は、初の夜桜撮影ということで、日没直後の江波山で水銀灯に照らされた 桜を撮影する。

それにしても水銀灯というのは、本当に緑カブリが凄いらしく、液晶にプレビューで 映し出される桜は、見事なまでの緑色である。(^_^;いくら手動でホワイトバランスを 調整しても、決定的な改善にならない。そこで、これまでほとんど使った事のない、 プリセットホワイトバランスで、水銀灯を白色と認識させて撮影してみると、わずかに 明るさの残る空の色が、見事なまでにきれいな藍色になり、感動ものであった。

しかし、光源の量が絶対的に不足しているため、肝心の桜は暗くなってしまい、 きれいに描写することが出来ないのが悔やまれてならないのであった・・・





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