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11/24

撮影強化月間 最終章第2幕・OFF会発動
さて、日付は変わって11/24・・・といっても、実質的には11/23からの話の続きである。

怪しげなヴィーナスブリッジを後にした我々は、阪神高速経由で名神道に乗り、一路 京都へ・・・ しかし、さすがに二人とも疲労がピークに達しており、いくら後1時間程度 走れば京都だと判っていても、直接乗り込む体力は残っていない。やむを得ず、現在地から 最も近い吹田SAで夜を明かす事にした。

で、小腹が空いたので夜食のお時間(笑) 消化に良いものという事でうどんを食す。 やはり、大阪ならそばよりうどんでしょう♪(って本当か?)

この時、ボケたろー氏は普通のうどんを食していたが、私はちょっと変わった? (地元では普通なのかも知れないが??)ぶっかけうどんなるものを食す。要は冷やしうどん に濃いめのつゆといろいろかけたものらしいのだが・・・ 商品模型(っていうのか? あの見本は??) では判らなかったが、実物見たら、すり下ろししょうががたっぷり・・・ 悲しいかな、この手の刺激物に 弱い私の口には合わず、食べるには食べたが、かなり悲しいものがあった・・・前日の夕食に 引き続き2連敗である。(ToT)

その後、ようやくお休みだが、シートを倒して布団を引いて、寝床の確保・バッテリーの充電・ノートPCへの データバックアップと、二人とも翌日の撮影に備え、寝る前にやること多数である。さらに私はボケたろー氏が 寝た後も少しの間、自分のHPの掲示板にかきこして、02:50就寝した。

そして朝08:00・・・ いよいよ運命の朝・OFF会である。集合時間は12:00・場所は京都駅中央改札前・ ロケーションはまず間違えようがない場所・合流は非常に容易な筈である・・・が、今回の参加者の 顔を私とボケたろー氏は誰も知らない・・・(笑)

大丈夫か? 主催者ともあろうものが・・・(^_^;

さて、今度は朝食・夜食に引き続きうどんであるが、さすがに前日の失敗があったので、 今朝は普通のうどんを食す。よって感想は特になし(笑) 現在場所から普通に考えて 京都南ICまでは約一時間・京都駅近郊で駐車場を探す時間などを考慮すると、ぼちぼち 出発しようという事で、寝床を畳み、いざ京都へ進撃開始っ! 時に08:50

さすがは大阪・結構な交通量であるが、無事高槻市を通過・いよいよ車は京都へ入る・・・ すると、いきなり激しい渋滞に見舞われる。気がつけば、渋滞でのろのろしている我々の横を、 私が出張でよく使う広島7:32発ののぞみ6号に追い越される始末。これでは何の為の前日移動だったの やら・・・(^_^; そして、ようやく着いた京都南IC・ここから京都駅は目と鼻の先のはず・・・だが、 高速上から見る国道一号線・京都方面は、見渡す限りの大渋滞・全然お話になりそうもない。

しかも、困ったことに、神戸では絶大な威力を発揮したカーナビが、ここ京都はVICSの詳細情報が 機能してないらしく、駐車場情報も全く入手出来ない。どこぞの某カーオーディオメーカーのカーナビが やっていたCMは嘘じゃねーか!と、二人絶叫しつつ、京都南ICを降りる事を断念・その先の京都東ICへ移動する。

しかし、ここも大渋滞・ナビを駆使して迂回路をいろいろ試みるが、結局もとの渋滞している道に 戻ったりして、全然前に進めない。それでも何とか山科駅前の大丸にたどり着き、車を駐車して電車に 乗り換え、一路京都駅へ・・・ この時既に時計は10:30を回っている。事前情報ではセラ。さん達は 10:10京都着のサンダーバードで京都入りするとの事、結局一番京都へ近い場所に居たはずの我々が、 一番乗り出来ないという、何とも情けない事態となったのであった。

京都駅のツリー さて、11:00頃、ようやく京都に到着した我々であるが、ちょうど良いタイミング・11:06に水科さん達が 京都入りするとの事、しかも、水科さん達の乗ったサンダーバードの到着ホームは我々が下車したホームの 真向かい・でもって水科さんに電話した所、乗っているのは6号車。正に私達が立っているその場所で ある。なんという偶然であろう。(笑)そして、待つことしばし・・・遂にやって来た運命の瞬間? 一度も 直接の面識がないのに、果たして無事に合流できるのか? と思っていたが、実際にお会いしたら、 一発で判ってしまうあたりがなんか嬉しい。 まぁ、大型のカメラバックと三脚を抱え、"いかにも"って感じの私は遠目にもすぐ判別出来そうな 気はするが・・・(笑)

ちなみに、水科さんは以前・写真を送っていただいていた事があり、その時の感想としては、ボーイッシュな 感じであったが、今回お会いしたときは、その写真から少し時間が経過しているので、髪型も変わり、 少々雰囲気が変わっていたが、やはりかっこいいと思う。また、よっぴさんは、水科さんのお友達で、 私も一度だけチャットでおしゃべりしたことがある。水科さんから伺い聞くところでは、"可愛い"との 事であったが、実際にお会いした印象では、どちらかといえば"可愛い"というより"綺麗な"の形容の方が 似合っていると思ふ。

かくて、水科さん・よっぴさんの二人と無事合流し、後はセラ。さん・苺娘さんの二人である。ただ、 集合時間まで時間がある。それまでに昼食の場所をどこにするか考えてみようと思い、集合写真を撮った後、 偵察かたがた京都駅内を徘徊する。それにしても平安建都1200年の記念事業の一環として立てられたという、 日本最大の駅である京都駅は、文字通り途方もなく大きく、最先端を突っ走っている。少しは建築に興味を 持っている5taro的には結構おもしろいと思う。ただ、この街にマッチしているかどうかという、別の問題があるが・・・(笑)

と、そうこうしている内に、苺娘さんからメールが来て、集合場所に着いたとのこと・時を置かずして セラ。さんから水科さんに電話も入り、何度かのすれ違いもあったが、無事全員集合♪ いよいよ OFF会の始まりである。

さて、ここで初対面のセラ。さんと苺娘さんだが、セラ。さんは噂に違わずの長身でなかなか 渋みがある・・・ と思いきや、いきなりそのコートの中から愛用のC-2100UZを取り出すあたり、 やはりただ者ではないっ!しかも、偶然にもカメラバッグは私の使っているものと全く 同じ・・・バッグの容量と値段に目を付けるあたり、さすが私のデジカメ仲間で最強のライバル と目するだけのことはある。(笑)そして、苺娘さんは、セラ。さんとは対照的に非常に背が低く、 かわいらしい印象である。しかし、彼女もただ者でないのは、後々判る話である。(笑)

銀閣寺 とりあえず無事全員集合し、昼食の後、バスに乗って最初の目的地・銀閣寺へ・・・たどり着かない(ToT) 今回のOFF会・なにせ全員初めて(私は京都2回目だが、今回のコースは初めて)なので、出来るだけ 詳細に下調べして、リスク対策も見込んでいたつもりだったが、まさかここまで・・・と言いたくなる程の 尋常ならざる渋滞とバス内の混雑である。

私は、まだ比較的都市部に住んでいてバスの利用も多く、長期出張では東京で地獄の通勤ラッシュを 体験している事もあり、混雑はある程度我慢できる。が、通勤で違って巨大かつ重いカメラバッグを 抱えている。これはラッシュに耐えるには致命的である。しかも、本来25分程度のところを1時間以上 揺られたらさすがにくらくら・・・ そして、日頃車での通勤や通学をしておられる他の皆様に到っては 文字通りの生き地獄・バスが曲がったり止まったり走ったりする度におしくら饅頭状態になり、 人が乗り降りする度に荷物を引っ張り回され・・・ 結局・平安神宮を過ぎるあたりまでその状態は 続き、京都撮影会は撮影が始まる前から苦難のスタートとなったのであった。(ToT)

かくて、当初の見込みより大幅に遅れ、ようやく15:00に銀閣寺着・撮影の準備に入るが、ここも 人また人・一体どこからこんなにたくさんの人が沸いて出てくるのやらである。今更ながらではあるが、 地元在住のかんなさんが、この時期には撮影に出かけないと言っておられた真の意味を理解したが 既に時遅し・・・恐るべし魔都・京都である。(^_^;

しかし、それでも執念で撮影の準備に入る。ただ、この状況ではとてもとても、銀塩とデジカメの 併用で悠長に撮影しては居られそうもないので、機動力重視のデジカメオンリーで臨むことにする・・・ のは良いが、こんだけ苦労して担いできた撮影機材の立場は・・・(血涙)

そして、いざ銀閣寺へっ! 今回のメンバーで写真メインの参加者はセラ。さん・苺娘さん・ ボケたろー氏・5taroの4人なのだが、さすがにみなさん気合いが入っている。その中でも 意表を突かれたのが苺娘さんで、私の記憶が確かなら今年の春からデジカメをはじめたばかり だったと思うが、いきなりC-PL着用でばんばん撮影しておられる。セラ。さんに関しては既に D30をメインに使っておられるぐらいだから、今更何が出てきてもびっくりする事はないが(笑) カメラを操作する手つきも慣れたもので違和感がない。やはりただ者ではなかった・・・

これは主催者にして、また最年長者として(笑)私も負けてはいられない。今回の撮影は文字通りの イコールコンディション・やたらと日陰が多くてシャッター速度が稼げないのも、人が多すぎて 落ち着いて撮影場所を決められないのも、三脚使用不可という揃いも揃った悪条件だが、 それもみんな対等な条件なので、もろにセンスと技量勝負である。とはいえ、落ち着いて被写体を 探せないのと、三脚使用不可というのはかなり苦しい・・・

しかし、


11/23

撮影強化月間 最終章第1幕・びんぼー人の悲哀?
怒濤の撮影イベントもいよいよ最終戦・このHP始まって以来初となるホームグランドの 広島/山口以外でのOFF会がスタートした。って、本当はOFF会そのものは翌24日から なのであるが、私と毎度毎度の相棒ボケたろー氏の二人は先行して今日から移動を 開始していた。

三原〜尾道間・因島大橋 13:25 今回、まともにカレンダーをチェックしていなかった私は、今日が休みであることを 知らず、OFF会の日取りを11/24,25としたのだが、今日がせっかく休みなのであるから、 それなら我々は一日早くお出かけして、ゆっくり道中で写真でも撮りながら行こうと いう事となり、広島市内の我が家を出発したのは11:00ジャストの事であった。

一応、狙いとしては神戸の夜景がメインで、うまくすれば途中の明石海峡大橋も 撮影したいなぁ〜 というプランだが、なにせ二人ともびんぼーサラリーマンである。 極力高速は使わないという方針で一般道を使ったのが失敗の始まり・・・

高速を使えば、私の愛娘で姫路まで最短2.5時間・神戸なら遅くとも4時間以内で到着 出来る。お散歩で往復200kmを平気で走るという距離感覚がマヒしているボケたろー氏は 勿論、私も広島〜佐賀を1週間に2往復こなしたり、1ヶ月の間に広島〜御殿場を 2往復するぐらいなので、長距離運転にはかなり強い自信がある。(笑) 強行軍も 苦にならないので、11時発なら日没までに神戸入りする事は可能だと思っていた。

備前市 片上湾 16:25 が、何せ3連休の初日・どこを走ってみても、みょーに交通量が多い。我が庭と豪語して 止まない尾道あたりまで出るのにもかなりの時間を要しており、なんとなく嫌な予感で ある。が、岡山に入れば充分時間が稼げるであろうとのボケたろー氏の予測/そこまでは 甘くないだろうと思いつつも、岡山より向こうの距離がどの程度のものか? 予測があまい 私の判断ミス、そして、なにより"出来るだけ高速料金を浮かせたい"という二人の 切実な台所事情が、結局そのまま車を進めさせる事となったのであった。(爆)

しかし・・・福山市内以降というものの、平均時速が40kmに届かない・・・ さすがに 岡山市内着が15:00を大きく過ぎてしまったあたりで我々も焦った。これではぜんぜん お話にならないって事で、途中から一気に有料道路→高速へシフトしたが、既に時遅し。 結局日没は姫路あたりで迎える事になる。

途中・こんな時に限って備前市あたりは海が綺麗だったり、紅葉と川の流れが綺麗だったりと 被写体には事欠かないが、そんなことを言っていては、神戸の夜景が撮れなくなる。よって 全てお預け・車内にはカメラはあるがトランクの中なので、取り出すこともままならず、 結局ポケットに常備していたOptio330で走る車内からなんとか撮るのが精一杯という、 実に悲しい結果となった。(ToT)

結局、神戸の市内に入ったのが18:00過ぎ。市内中心部に向かう途中で少々渋滞とかも あったので、一瞬19:00近くなるか? とびびったが、なんか六甲の下をくぐるトンネルの おかげで一気にショートカットする事ができた。恐るべし有料道路&高速道路・岡山までの 苦難の道中はいったい何だったというのだろうか?(^_^;

神戸市 中央区 郵船ビル 18:46 ただ、ここまで来てしまえばこっちのもの。いくら滞在時間が数時間だったとはいえ、 つい3週間前に自分の足で歩いた神戸である。ロケハンはばっちり♪ 迷うこともなく 駐車場へ車を放り込み・即撮影開始っ! 目指すは当然レトロ建物の夜景であるっ!!

神戸のイルミネーションといえばルミナリエが有名であるが、まだ時期的に早く、そういった 目玉イベントがあるわけでもないが、それでも街との調和を考えて配されたガス灯や、 あちこちの建物に行われているライトアップ・早くもおこなわれている木々のイルミネーションは、 いなかもんの目を惹くには充分すぎる威力を持って我々に迫ってくる。

さすがに運転し通しでややくたびれモードのボケたろー氏は幾分テンション低いが、 私はお気楽なもので一人あれやこれやと撮影して歩いたのであった。 (無論、ボケたろー氏も精力的に撮影をこなしているのだが)

かくて、つい3週間前に歩いたコース+αを歩き、いい加減くたびれたので休憩かたがた 食事しようと言うことになり、元町の中華街へと足を延ばす。が、ここで予期せぬトラブルがっ!

ここまでは私も事前リサーチ完璧・3週間前の時点で既にあそこはガス灯だったとか、あそこに いい感じの場所があったとか、こっちは暗いかな・・・ とか入念に下調べしていたが、ここ中華街は 前回の社員旅行は神戸でのメインイベントだった筈なのに、一回も足を踏み入れなかったので どんな店がどこにあるのかさっぱり判らないのである。(滝汗っ)

しかも二人揃っていなかもん・食にうるさいわけでもなく、こういった場所は からっきしダメである。そして、この時点で20:00過ぎ・さらに追い打ちをかけるが如く、 店じまいするところ多数・・・ 結局・焦った我々は手短な所にあった座れそうな店を 適当にチョイスし飛び込む。入った感じ、取り立てて可もなく不可もなくといったところ であるが、あたりを見ていると、かの有名な?"愛の貧乏○○大作戦"で取り上げられた 店らしい・・・

既に社会人生活も10年を過ぎ、世の中を多少は斜めから見る習慣も身についた5taro的には、 "これって、もしかしたらハズレかも・・・"なんて嫌な予感が脳裏をかすめる・・・そもそも、あんな番組に 取り上げられるって事は、どう転んでも元々"アタリ"な筈はなく、かといって、少々特訓を 積もうが、そうそう人間なんて簡単に変わるはずもなく、たいていの場合は一過性の流行 で終わっていると信じて疑わない訳で・・・ それが嫌な予感の根拠な訳だが、果たして結果は 私の期待?通りとなってしまった。

チャーハン・油べとべと・・・(血涙)

それとも、これが名人の味か?(爆) やっぱり、あの番組が取り上げるだけの事はあったのね・・・ かくて二人の食い道楽作戦は見事大失敗、"あの番組が取り上げた店は危ないっ!"という 教訓を胸に、気を取り直して夜景第二ラウンドへ・・・

神戸市中央区 神戸港 22:07 今度は、神戸といえば港でしょ?ということで、舞台を海岸沿い・神戸港へ向かう。 先は大失敗であったが、港の方はまだライトアップも多数あり、でもって、幸運にも 中学生の時以来に見る帆船・日本丸が停泊していたりと、大満足である。 さっきの悲劇もあっさり一蹴である。(笑)

一応、エネルギーも補充済みなので、再度テンションの上がった二人は撮影を続けること 約2時間・気がつけば時計は23:30を過ぎ、朝から動き詰めということもあり、二人とも へろへろ・私は柵越えの際にすねをぶつけ、すりむいだり・・・ そろそろ運動神経・思考回路も ほとんど0である。 ただ、まだ夜景を撮るという執念だけは、念仏の様に頭の中を巡って いるが・・・(^_^;

そこで、今度は銭湯にでも入りに行こうということになり、近くの電話ボックスへ・・・ 要は電話帳で銭湯を見つけて、それをカーナビに打ち込んで案内させようという魂胆である。

そして見つけた銭湯の番号を早速ナビに入力して移動開始。車はナビにいわれるがまま 住宅街の小道を進む。すると、文字通り車一台抜けるのがやっとという場所にその銭湯はあった! スーパー銭湯とはいったものの、結構ちっこい(笑) それにしても、普通に考えたら、こんな 場所なんて地元民でなくては絶対に来ることないであろう・おおよそ広島から300km以上も 駆けてやって来る場所でないことは確かである。そこへ電話番号ひとつを頼りにたどり着ける 最近のナビの実力には、ただただ脱帽ものである。思わず感動してしまう。

そして、ボケたろー氏の言を借りるなら、"ゆたぁ〜"っとして、しばらく呆けていた。

でもって、風呂に入ると、また目も覚めるってもので、さらに駄目押し・神戸の夜景といえば 100万ドル? って事で、今度は高い場所から見てみようという話となった。勿論既に時計は 00:00を過ぎており、街灯りはかなり落ちているから、さほど期待は出来ないが、何せびんぼー 田舎ものである。滅多に来ることのない場所なので、話の種にでも見にいかなくてわっ!! と、 いう案配で、比較的近い展望場所・ヴィーナスブリッジへと向かう。

神戸市中央区 ヴィーナスブリッジ 00:30 なんか、途中・23:00以降は進入禁止なんて看板もあっさり無視し(笑)、問題の場所へたどり着くと、 そこには・・・ なんか、みょーに車高の低い、どーみてもサス抜いてるでしょ? みたいなマフラーの 太い車が我々の乗った車の足下をちょろちょろ走っている。そう、足下を・・・

実は、我々・今晩の宿として、また、翌日の京都OFFでの移動の足として車を使うため、 私の愛娘スターレットでもなく、ボケたろー氏の日常の足のMS-8でもなく、1BOX車・しかも、 ボンゴブレンディ!! でやって来ているのである。手持ちの車の中にあっても、最も峠道を走る車ではない。(笑)

土地勘の無さのなせる技か? とにかく二人あたふたしながら、どうにかこうにかして 事故もなくヴィーナスブリッジへたどり着き、撮影を開始・・・ 今度はまわりはカップルばっか・・・(^_^; 暗いところでいちゃいちゃしているカップル・後ろから聞こえるエンジンの爆音にスキール音・・・ 挙げ句の果てには、展望台に三脚据えて撮影していたら、足下の茂みから、おおよそ小動物がけもの道を 歩くのとは明らかに異なるざわめき・・・ ちなみにただいま風速ゼロっ!(笑)

思わず、未知の生物の正体を確かめるべく、必殺技・高感度モード&ストロボ2灯炊きでもって ブッシュを撮影しまくるか? あるいは長時間露光で生態観察を試みるか? なんてここでの笑い話の ネタにするにはちょっと危ない思いつきもしたりしたが、ここは、自然保護の観点から・あるいは 都会の近くの雑木林に未知の大型生物がいるというロマンを残しておきたいという私の英断により、 そっと立ち去ったのであった。

かくて、我々の長い一日は終わり、翌24日の京都OFF会本編へ突入するのである。



11/19

撮影強化月間 インターミッション・星に願いを・・・
今月は私にとってまさに芸術の秋なのか? 本当に撮影のイベントが多い月である。 今日もまた、こうやって絶好の天文イベントがやって来た。
しし座流星群 広島市内より その昔、何でもやって見たがる5taroはちょっとだけ天文にも手を染めようと思った 事があって、正座早見盤と口径60mmの屈折望遠鏡というチープな組み合わせで 比較的素人でも見つけやすいM42あたりをさがしていたのだが、60mm程度の望遠鏡では 凝った天体観測は出来ないということを悟ったあたりで挫折してしまったのであった。 今でこそ反射望遠鏡も異様に値崩れして安価になったが、当時は高値の華だったので ある。(^_^;

だから、という訳でもないのだが、今回の天体撮影は特にやる予定にはして いなかった。これを撮影していたら、朝・仕事に行くのが辛くなるから・・・という 軟弱な理由もあって(笑)・・・

が、なんか週末の定番パターンというわけでもないが、見事に生活リズムが 昼夜逆転していたため、気がついていたら03:00 まさに今が見頃といった時間 である。天体観測の権威?ふうまさんの撮影ガイドによると、うちのE-10あたり でも撮影はどうやら不可能ではないらしいということもあり、ちょっとお遊び 程度にでも撮影をやってみようか? と思い立ち三脚とレリーズを持ってバルコニーへ・・・

ちょうど我が家は広島市内中心部の西の端・しかもマンションの最上階ということ もあり、東側の視界は抜群に開けている。でもって、天候の方も薄い雲が所々あるが、 特に支障がある程でもない。しばらく空を眺めていると、おおっ! 飛んでる飛んでるっ♪

早速てきとーではあるがカメラを東の空へと向けて設置し、ぼぉ〜っと空を眺めつつも シャッターを切る。デジカメなので即座に撮影結果が出てくるので流星がフレームに 入っているかどうか判る反面・バルブ撮影といっても30秒しかシャッターを開いて いられないのは、たくさん流星を入れるのには不向きである。(もっとも、その場合は 赤道儀が必要になると思うが・・・)

それにしても、こうやって長時間撮影をやってみると、改めて深夜といえど、街の灯りは むっちゃ明るいことを実感させられる・・・って、なんで緑カブリしてるんでしょ???

と、この時は何故か?理由が判らなかったのだが、出社後帰宅して、じっくり写真を 見ていて気がついた。あ、アイピースシャッター閉じてなかった・・・ そう、バルコニー から撮影していたのだが、後ろの部屋の灯りはつけっぱなしにしていた上、アイピース シャッターを閉じていなかったものだから、ファインダーから逆入光が入ってしまい 緑カブリしたらしいのである。日頃こういった写真を撮らないから、基本的なことに 気が回らなかった・・・ 不覚であった。


11/16

撮影強化月間 第3章・決戦は金曜日 秋の宮島雪辱戦
今年もやって来ました。岩亀倶楽部主催・秋の宮島大撮影会♪

今年は昨年とは異なり、仕事はほとんど落ち着いており、先週の島根出張の代休も 正々堂々ととることが出来る状況なので、何の苦もなく撮影に専念できるの であった。(笑)

宮島 五重塔 思い起こせば 1年前 、初めてこの撮影会に参加したときは、ほとんど自然の風景と いうものを撮影したことがなく、(実は、今でもそれほど得意な分野ではないのだが・・・) 撮影した当事者自身絶句したくなるような出来で閉口したものだが、少なくともそれから 一年が経ち、少しは成長したところを見せたいところである。(^_^; それに、今回は 以前からweb上でおつきあいのある、良太さんも夫婦揃って参加である。これはあまり 格好悪いところを見せるわけにもいかない。(笑)

さて、本当であれば、先週の横田町出張で糸原記念館に足を延ばしたのは、今回の 予行演習という意味もあって、いろいろ撮影のノウハウを収集しておくつもりだった のだが、残念なことに、まともに紅葉していなかったこともあって、データ取りには 失敗している。ただ、昨年とは異なり今年の私にはE-10用の各種コンバージョンレンズが 揃っているということと、AE-1が戦線復帰しているという強みがある。これならデジカメ でもボケを活かした作画か可能だし、AE-1であれば28mmがあるので広角側の画角も広く とれる。表現の幅は確実に広がっているはずだから、あとはどこに着眼するか? センスの問題である。

あと、昨年の写真を見ながら教訓として得られたのは、主題を引き立てるための 背景をどのように処理するか? で、特に今回の舞台となる紅葉谷公園では 文字通りもみじが大量に植えてあり、アングル/露出をよく考えないと、主題に 持ってきた筈のもみじが、背景のもみじに埋もれてしまうといった失敗をして しまうというのがある。前回はちょうどメインの機種がC-1400XLからE-10に移行 したばかりで、この背景の処理を背景のボケに頼ろうとしたのだが、デジカメでは これが難しいということをまだ理解しきっていなかったのであった。その点は 注意していれば何とか出来そうである。

その他、事前情報収集の結果、宮島の満潮時刻がちょうど10:00前後なので、 このタイミングであれば、厳島神社が水面に映える姿を狙うことが出来るかも? といったところであろうか? 上記の作戦をもって今回の撮影会に臨んだので あった。

PLフィルタの効果2例 能書きはさておき、いざ実戦・集合場所の宮島口へ着くとなんか昨年にも 増してメンバーが多い。私も岩亀倶楽部の皆様とは1年越しのお付き合い をさせていただいているが、みんな働き盛りの30〜40代が平日だというのに 何やって・・・(爆) もとい、主催者の岩亀さんの人望とこのイベントにかける 皆様の意気込みにはただ敬服するばかりである。(えっ? フォローになってない?)

そんな感じで、まだ誰も居ない午前7時から撮影開始・とりあえず、最初は 慣らし運転ということで、E-10からスタートした。元々山の西側斜面に位置する 厳島神社や紅葉谷公園は日があたりにくい場所ではあるのだが、今日は天候も 晴れたり曇ったりで安定しない。どちらかといえば曇っている時間の方が長い 感じで、ピーカンの青空をバックに赤く映えるもみじ・・・というシナリオは 無理だし、昨年のように雨に濡れたもみじのアップというのもない。

なので、背景との間合いが充分にある葉を選び、背景を影で落として前景を 引き立てるというシナリオ・後はテカリ具合をPLでコントロールしたり、背景の ボケを2種類のテレコンでコントロールしながら撮影をこなしていった。

ただ、テレコンはひじょーに脱着が面倒である。特に3倍テレコンに到っては サポートアームを装着して、長いレンズを取り付けて、それから三脚に 固定して・・・ しかも、撮影に入ってからも、フォーカスをある程度手動で 持っていく必要があることもあって、段取りに時間がかかる。結局E-10は 大半が3倍テレコンを装着したままでの撮影となってしまった。(笑)

で、まぁ、私の自慢の超望遠・今回初めて目にした方も多かったのだが、 みなさん口を揃えて、"あ、怪しい・・・"である。くぅ〜っ!!(>_<) 420mm/f2.8といえば、抜群の高性能・しかも非常に小型だというのにぃ〜(爆)

どうも、どーしても見た目の評判はいまいちなのであった。(^_^;

そして、今回の撮影会の総括であるが・・・ 多少は昨年より研究した成果が 見られるものの、必殺の420mmを使用したカットにはピンぼけ写真も多く、 新しい課題も結構あった。少しMFでの撮影について練習する必要がありそうである。

あと、もうちょっと一ひねりというか、工夫が欲しいなぁ〜と思うところ・・・

何はともあれ、今回も撮影会・反省会(笑)を皆様とご一緒し、本当に楽しい 時間を過ごすことが出来ました。岩亀さんをはじめ、皆様・本当にありがとうございました。


11/12

撮影強化月間 第2章第2幕・シャッターチャンスは突然に
横田町出張も最終日・仕事そのものはさほど忙しい訳でもなく、自分の手がけた システムがちゃんと動作していることを、ぼけぇ〜っと眺めて、その間にレポートを 作成したり、打ち合わせしたり・・・ 順調に進んだ仕事なので平穏そのものである。
そして、一連の作業も終わり、報告なども終わったので、後は帰るだけと なった。何せ田舎なので、帰るのに結構時間がかかることもあって、会社に寄らず 直接帰宅である。つまり、自由行動っ!!(爆)

なので、今日も帰りがけは三井野原高原に立ち寄る。
三井野大橋 実は既にフィルムが底をついていたはずなのだが、コンビニは一件しかない癖に、 何故か大型ショッピングセンターが一軒だけあり、そこでリバーサルフィルムが 売られていたことを、つい先日知ってしまった私は、新たにフィルムを調達 していたのである。(笑) それにしても、まさかこんな僻地でプロビアが手に 入るとは・・・

さて、今日は晴れたり曇ったり・ころころ天候が変わるコンディションで、天気を 見ながらの撮影となった。空を見る限り、晴れ間と雲の比率はおおよそ1:1にして、 上空はかなり強い風が吹いている様で、めまぐるしく天候は変化している。

せっかくフィルムを買ったのだから・・・ということもあって、目標は一本使い切る つもりでAE-1をメインとしたが、単焦点レンズばかりというのは、写りが良いのは 分かり切っていても、セッティングの手間が結構面倒であること・ブラケットする のに、感度ダイヤルを動かすのが煩わしいこともあって、なかなか思った様に いかない。どうしても風景だとバンフォーカスにしたいことが多いので、それなら もともと被写界深度も深く、高性能なズームを最初から搭載していて、お手軽に 撮影できるE-10の活躍が目立つ。今更ながらにして、このカテゴリの製品を作った OLYMPUSの卓見には恐れ入るばかりである。

奥出雲おろち号 今回は、ただ木々ばかり撮ってみても、昨日の写真と変わり映えしないと 思ったので、この町を走っているローカル線のレールをどう構図に取り入れるか? なんて考えつつ撮影していた。

普通・線路を撮るのであれば、一緒に列車も・・・と考えるところだが、なにせ 田舎も田舎である。1時間に1本来るかどうかといったところだし、一応仕事 帰りだし、朝晩の急激な気温の変化のおかげでやや体調を崩し気味だったことも あり、それだけを狙うほどの元気はなかった。そんなわけで、ちょうど線路が S字カーブを描くところが絵になるなぁ〜 なんて思いつつ数カット撮影し、 ぼちぼち撤収・・・ と思っていたら、Canon F-1(Newだったかどうかは忘れてしまった) を持った方が現れ、耳寄りな情報を教えてくれたのであった。

いわく、今から"奥出雲おろち号が来る"と・・・ 私は一瞬耳を疑った。実は この列車・過去に何回か撮影しようと思ったことがあり、運行時期を調べていた 事があったので知っていたのだが、何せトロッコ列車である。こんなむっちゃ寒い 季節に運行する筈がない。(正規のダイヤでは10月末まで)が、この人は完全に おろち号狙いである。これはとんだめっけものと言わんばかりに私もにわか鉄道 写真家モードである。(爆)

が、場所的には単純に風景写真としてみても絵になりそうなぐらいだから、 抜群に良いが、私はここを走る列車がどのぐらいの速度で通過するのか? どんな大きさに見えるのか? といった具体的なイメージがつかめない。 とりあえず、AE-1は単焦点一本勝負となることから、あらかじめ三脚に固定し、 それまで風景を撮っていたのと同じく135mmを使って引きつけてから撮影し、 たまたま1.45倍のテレコンを装着していたE-10は、もっと遠くから狙える ので、最初はE-10・続けてAE-1で撮影という作戦を採ることにして待ちかまえて いた。

そして、それはいきなり・・・とまでは言わないが、かなり唐突にやって来た。

ディーゼル機関車で、しかも登りなので、ほどほど遠くからでも近付いて きているのは判るものの、S字カーブなので、コーナーから出てくるまで 姿が見えず、タイミングが判らないのである。あわててE-10で数カット撮影 するが、テレコンを付けている為に、近寄りすぎるとズームが使えず、画角の 調整が効かないので、今度はすぐにAE-1に切り替える。

幸いにして、登りなのでかなりスピードは遅く、しかも正面側からの 撮影なので、撮影時間が充分あったことが幸いした。AE-1に持ち替えても、 充分落ち着いてピント合わせをするだけの時間があったのである。本来なら 置きピンが原則なのであろうが、あまり場数を踏んでいないのでそこまで気が 回っていない私にとっては運が良かったと思う。

おかげで、かなりいろいろ撮影することが出来たのは良いが・・・ この直後、 唐突に雨に襲われてしまい、何の防水装備も用意していなかったところへ カメラ2台と三脚といった重装備では走ることさえ出来ず、結構悲惨な 末路をたどるのであった。(^_^;

教訓:山の天気は変わりやすい・・・
って、何を今更・・・(^_^;


11/11

撮影強化月間 第2章第1幕・秋の訪れ・・・と言えるのか?
前日より私は、出張で島根県は横田町・中国山地の奥地へ足を踏み入れている。 しかし、今回は実に恵まれているお仕事だったりするのであった。(笑) と、いうのも、今回のお仕事・失敗が許されない内容なので万全を期して           土・日と作業し、さらに月曜日もシステムの動作状態を確認して帰るという ものだったのだが、事前の作業をきっちり行っていたので、ほぼ予想通り・ スムーズに作業は進捗し、本日は朝10:00から客先入りとなり、もう時間の ゆとりありまくり状態なのであった。

折しも山は紅葉真っ盛り、現在地から車で20分ばかりのところにある三井野原 スキー場の近辺は非常にいい感じである。これは私に写真を撮れという天の采配に 違いない(爆) と、いうことで、普通ならギリギリまで宿でごろごろと時間を 潰すところだが、今日は早起きして出社前のひとときを写真撮影に費やすこととした。

凍結した車 が・・・ いざ、目覚めてみると、尋常じゃなく寒いっ! というか、寒いから目が 醒めたというか・・・ 最近は完全に都会の生活に慣れてしまって、断熱性が高い 鉄筋コンクリのマンションに住む私としては、昔ながらの日本建築の古い旅館・ しかも、まだ1泊目では体もこちらの生活環境に慣れているはずもなく・・・ かなり厳しいものがある。

それにしても、まだ11月も中旬に入っているかどうかというときに、この 寒さは尋常ではない。とりあえず、朝食をとった後、身支度を整えてフル装備で いざ出陣したところ・・・ 車がバリバリに凍っている。これはもはや秋とは言わない。 文字通り冬の朝である。しかも、放射冷却の影響か?絶対都市部の真冬日より寒い・・・ 一体・今の気温は何度なんだ???

とりあえずアイドリングしてガラスを暖めて出発するが、その際道路際の日があたって いる場所に設置されていて温度計が示す気温は0.5度・・・ 日陰では-1度あたりを 指している。道理で寒いはずである。これでは冬と同じである。スキー場があるのは 伊達ではないらしい・・・

三井野原 そんなこんなで、朝の弱い私には過酷な立ち上がりであったが、休日の・しかも 早朝の気持ちいい時間帯を車でドライブするのはなかなか気持ち良く、あっと いう間に目的地に到着である。前日の雨も上がり、実に美しい青空と、黄色く色づいた 木々が、美しいコントラストを出している。早速E-10とAE-1を抱え、撮影モードに 入る。

ただ、悲しいかな、この後客先へ足を運ばねばならないので、時間のゆとりはあまりない。 幸いにして晴天のおかげで明るさは充分あるから、三脚はなくても何とか撮影は出来そうで ある。とにかく機動力第一主義ということで、カメラ2台と、AE-1用の単焦点レンズ3本と PLフィルタを持って挑む事とした。

今回は車で出張だったこともあり、最初から時間が取れたら撮影をするつもりで出てきていたので、 機材はフル装備であったが、長時間撮影するゆとりはないだろうと思っていたので、デジカメは ともかく、銀塩の方はフィルムを1本しか用意していなかった。そんな事もあって、とりあえず 1時間で1本撮影を終わり、いったん撤収となった。

その後、お仕事の方は順調に進み、結局15:00をもって作業は完了となった。残るは 最終日の動作確認作業のみ。こんな時間から宿に戻っても、PHSさえ使えないこんな 辺境の地では文字通りなにもする事は無いため、そのまま写真撮影に挑むこととなる。

糸原記念館 今度狙うのは、たたら製鉄で有名な糸原記念館の庭園・ここはもみじが植えてあることを 既に夏の時点で調査済みなので、これを狙うつもりである。これだけ朝方の気温が冷え込むので あれば、結構いい線行ってるかも? と、期待していたのだが・・・ どーゆーわけか?これがまた 全然赤く色づいていない。もう、11月も中旬にかかろうとしているこの時期、山間部のこの 場所ならちょうどよい頃合いかなと思ったが、甘かったようである。

その後、再度三井野原スキー場へと足を延ばしてみたが、山の天気は変わりやすいと言うか、 天候がよろしくなく・今朝方の綺麗な風景を撮った後では、どうも食指が動かなかったのと、 この時間帯でも日陰の気温は6度とかなり寒い事もあって、日没を前にして撤収したのであった。

それにしても、この町には何度となく出張で来ているが、ここまでおいしい思いが出来たのは 今回が初めてではなかろうか?(笑)



11/04

撮影強化月間 第1章第2幕・敵は記念写真?
前日に続き、社員旅行も折り返し・2日目に突入する。

関空方面を望む 昨日は雨にたたられた1日であったが、今朝は幸いにして雨だけは上がっていて、 窓から見える海の沖合には晴れ間も見え、なかなか幻想的である。

寝ぼけてはいたが、これを逃してはなるものかって事で、とっさにOptioで数カット、 それから、前日は雨のせいで出番のなかったAE-1&C-PLフィルタで数カット撮影 する。おかげで、また食事にありつけなくなるところであった・・・(^_^;

そして、朝食を済ませた後、ホテルを後にし一行は一路大鳴門橋へ足を延ばす。
社員旅行のお約束で、前日のバカ騒ぎがたたってみなさんテンション低い低い・・・ 私は前日バスの中も撮影しまくっており、テンションの低いみんなを撮っても それほどおもしろくないので、とりあえず休憩モードである。

と、しばらく寝ぼけている内にバスは大鳴門橋に到着・・・ ここでマイクロバスに 乗り換えたのだが、今日は前日とは異なり雨は降っておらず、幹事の方針により、 集合写真撮影もここでやるとの事・でもって、相手は大鳴門橋なので、28mmレンズを 使える銀塩のAE-1の出番もありという事で、遂に総力戦で出撃である。

大鳴門橋 AE-1 28mm f2.8にて で、そのバスを乗り換える際、幹事さんを捕まえた地元の売店の店員さんが、 記念撮影をしませんか?って売り込みに来たらしいのだが、まさにそのタイミングで バスから降りてきた私を指しながら、幹事曰く・・・

"いえ、うちは専属カメラマンを雇っていますから、間に合っていますっ♪"

などとのたまわったらしい・・・で、その店員さん・私を見て、

"あ、失礼しました・・・"

いやいや・・・(^_^; 違うって・・・あっさり納得するなよぉ〜
確かに、普通の社員旅行と全く違う出で立ちであったことは否定せんが・・・ (しかも、この時は三脚を運んでくれる助手付きだったし・・・)

と、まぁ、ここで私の存在意義が問われると言ってもいい記念撮影であったが、 一応お約束で2カットずつ撮影しておいたおかげで、1枚ほど露出アンダーの ミスを出したものの無事クリア。E-10の高画質であれば、充分に大伸ばしにも 耐えられるので、これで安心である。(^-^)

そして、わずか30分ばかりの徳島県滞在であったが、これで私としては念願の 本四架橋全面制覇を達成し、またしてもバスは淡路島・本州へと向かう。

明石海峡大橋 E-10 35mm このころになると、かなり天候も回復しており、撮影コンディションとしては なかなか・・・なのだが、今度は撮影に割ける時間が少なく、腰を据えて撮影できない のが少々残念であった。なかなか物事はうまく行かないものである。

最近夜景の撮影とかが多くてあまり利用していなかったPLフィルタを使用して みたが、どうも要領を得ず、なんかくすんだ絵になってしまった。時間さえあれば、 外した絵と両方を撮っておくのだが・・・ いつかリベンジしなくてわっ!

そして、最終目的地・大阪へと向かう。

大阪といえば・・・ その1 大阪といえば・・・ その2 こちらでは、NGK(なんばグランド花月)での公演を見るのが目的だが、予想外に 早くたどり着いたこともあって、しばらく自由行動ということになり、地元出身の 方に案内してもらいながら道頓堀を歩く。

それにしても、これまで、出張で東海道・山陽新幹線の路線上はあっちこっち 出張で出かけている5taroだが、これまで近畿地方だけはあまり縁がなく、ほとんど 未開の地なので、見るもの聞くものが新鮮である。

と、いうか、この街はあまりに濃いものがある。(笑) 噂にはかねがね 聞いていたが・・・ インパクトの強さと言う意味では、まさに日本一なんじゃ なかろ〜か??? 思わず田舎もの丸出しでスナップを撮りまくってしまった。

美しい写真・・・ってかんじではないが、スナップでおもしろい写真を撮るのには 絶好の場所かも知れないとおもふ。

その後、帰途につき、無事何事もなく? 旅行を終了したのであった。 なかなか充実の旅でございました♪(^-^)

おまけ・・・

ちなみに、社員旅行の戦果は、前日の宴会のゲームで準優勝した際の景品・ お米10kgであった♪(^-^) が、それでなくても重い機材を抱えて帰る私にとっては、 その重量はマジで骨身にしみた・・・



11/03

撮影強化月間 第1章第1幕・不意打ちの社員旅行
さて、今日から怒濤のイベント続き、まずは神戸・淡路島・大阪1泊2日の 社員旅行の始まりである。

別に頼まれているわけでもなんでもないのだが、社員旅行という制約で 自由が利かないとはいえ、なにせ旅行だから被写体はゴロゴロ・でもって、 会社の同僚とかを正々堂々スナップ撮影の練習台にする絶好のチャンスである。(笑) それに、私は入社以来、ずっと今の職場に居ることもあって、これまで撮り貯めた ビデオやスチルがかなりあり、図らずも職場の歴史を撮り続けているという 経緯もあって、今回"も"勝手に記録係として参加したのであった。

ちなみに、今回のエモノはオールラウンドにして、メインアイテムとなるE-10と、 ポートレート撮影的な運用を狙っての1.45倍テレコン・明石海峡大橋や大鳴門橋と いった風景を撮影するため・また、E-10がトラブルを起こしたときのバックアップ としてのAE-1と交換レンズ群は実に6本・ちょっとした時のスナップなどに使う Optio330という、我が家のスチル撮影機材では最強のラインナップ、それに 加えて外部ストロボや前日購入したばかりの三脚・データバックアップに用いる ノートPCなども取り揃え、万全の布陣である。

バスの中(笑) さらに、旅行なので着替えだのを用意したリュックと、ノートPCを入れた カバン・撮影機材はカメラバッグ2個+三脚と傘・・・ なんと重いこと重いこと これらを抱えて車に乗り込み、早朝から集合場所の職場へ行き、早々にバスの 座席を占領して準備完了♪ バスは集合場所を回りながら参加者を拾いつつ、 最初の目的地・神戸へとひた走る。

で、そのバスの中で幹事曰く、
"お昼の神戸中華街では自由行動となっています・各自勝手にお食事して下さいっ!"

へっ? そ・そうなの?? って、全然何も下調べしてないっ・・・(滝汗)
そう、写真の器材の事ばかりしか考えていなかったおたくな5taroは旅行の日程詳細とか まともに目を通していなかったのである。これはまずいって事で、あわてて先輩と一緒に 途中のサービスエリアに着く度に旅行ガイドを求めて走ることになる。

で、結局兵庫県に入るかどうかといったサービスエリアにガイドがあったので、 これを購入し、さて・中華街ってどこ? と、地図を見ていくと・・・ なんか、そのご近所には 私好みな建物がごろごろ・・・ 早速頭の中に地図を暗記し、位置関係・自由時間との移動距離を 計算しはじめる。ここらで食事の事は完全に脳裏から消えてしまった私であった。(^_^;

神戸大丸 で、雨降る中華街の入り口に降り立った私達だが、"すまぬっ!"の一言を言い残した私は 速攻で旧居留地へとダッシュっ! ろくに食事も取らず、そのままロケハンモードに突入し、 結構な雨のなか、カメラにビニールをかぶせて撮影開始である。
(この時に撮影した一連の写真はGalleryを参照の事)

それにしても、普通なら事前に地図を完全に記憶しておいて、狙ったところから順番に 攻めていく私だが、今回は時間がなかったので、大ざっぱにしか把握してないし、どこに行くか シビアに決めていないので、成り行き任せ・しかも、土砂降りとは言わぬまでも、雨が意外に強く、 動きが束縛される。しかも、今回新しく用意した三脚は脚が個別に開くタイプなので、素早く セッティングが出来ない。これは思わぬ落とし穴であった。(^_^;

しかし、なかば執念ともいった感じで数カ所を回り、集合時刻ジャストにバスに戻ってきたの だが、さすがに悪条件の中重装備で駆け回ったため、空腹でめろめろである。おつまみで 空腹をごまかしながら、白鶴酒造へ・・・

江戸時代の酒造りについて紹介しているちょっとした博物館だが・・・ 一言、"桶ばっかり・・・"(笑)
それ以外のコメントが思いつかないので、次は明石海峡大橋である♪

明石海峡大橋 それにつけても、むっちゃ巨大な橋であることは間違いないが、なにせあまりに橋脚が高い せいか、なんとなく、妙に格好が悪く思える。(^_^; でもって、雨が降っているおかげで、 ロングショットは綺麗に写らない・・・(ToT) しかし、このコンディションでは、明日撮影 出来る保証もないので、とりあえずは撮影しておく。

その後は、淡路島で宴会を撮影したりして一日目が終了となった訳だが・・・ここまででの撮影 データ量は200MB以上・枚数は・・・一枚平均のデータサイズが900KBなので、ざっと230枚程度 といったところだろうか・・・ 既に筋肉痛である。(^_^;

おまけ・・・ 宴会の撮影で天井バウンスを使用したが・・・シャンデリアがあると、光が 乱反射して訳のわかんない模様が床の上に・・・ バウンス撮影するときは、反射させる相手を よく選びましょう。(^_^;


11/02

撮影強化月間 序章・血戦に備えて?
今月は、何故か撮影の機会が多い月である。確実に大きなイベントだけで3つ もあり、さらに出張予定などもあって写真を撮ることが多いのは絶対に間違いない。

しかも、社員旅行はおそらく撮影班確実だし、秋の宮島撮影会は昨年の雪辱を なんとしても晴らしておきたいし、その後は、私のHP史上初となる京都遠征撮影会も 控えており、当然私としては力入りまくりである。でもって、少しでも良い写真を・・・ と思うと、あれこれ欲しいなぁ〜ってものが出てくるわけで・・・(笑)

折しも、今日は会社の創業記念日・気がついたら入社から既に10年以上経っていた らしい私は、創業記念式典なるものに引きずり出されていたのだが、この開催場所が 市内のど真ん中であったため、式典が終わって帰宅する時、近くの電停まで歩いていくと、 そこには、私を誘惑するかの様にカメラ屋さんが・・・

式典の後のパーティなどで、夕方の時点で既にアルコールが入っている私ののーみそ は既にストッパーが外れている。(笑)ついついアウトレット品なんぞ見てしまったもんだから、 そこにあった三脚に目がいってしまい、速攻でお買い上げしてしまった。

これまで使っていたHAKUBAの三脚は、そこそこ重量があって、E-10クラスを運用するには 支障ないはずなのだが、さすがは特売品・結構ガタが多く、使っていて不安定この上 なかったのである。それでもレリーズを使って撮影すればカメラに触れる訳じゃないから 大丈夫か・・・と思っていたものの、雲台を操作する度に脚ががたついて思った様に ならないので結構ストレスが溜まっていたのだが、ここに来ていきなり暴発する形で 出てしまったわけである。(^_^;

が、今回購入したのもやっぱりHAKUBA・しかも値段がそれほど変わらないという・・・(笑) 一応、これまでの経験もあって、購入前にいろいろ強度だけはチェックしてからの お買い物であるが・・・ 果たして明日からの実戦でどうなることやら・・・




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