広島城
(広島市中区基町)
うんちく
広島市の中心部、中央公園の東側に位置する、毛利輝元が築城した
五層の天守を持つ平城です。(別名 鯉城)
現在の天守は(当然といえば当然ですが)戦後になって復元された
もので、内部は武具類をはじめとする展示物が置かれており、最上部
は展望台になっています。(ちなみに、現在の入口になっている部分は
本来、小天守が立っているところで、忠実な復元ではないです。)
もっとも、広島城の周辺は高層住宅・官庁の合同庁舎・基町クレドなど
といった、広島でも屈指の高層建造物に囲まれた場所に位置しているため、
全然視界は良くないです。
しかし、五層の天守を持つ城は(復元を含め)中国地方ではそれほど多く
なく、しかも、最近は広島城築城400年を節目に、二の丸周辺の櫓や
大手門など復元され、(こちらは、明治時代に作られた図面を元に
復元しているので、オリジナルに非常に忠実です。)城マニアにとって、
結構貴重な存在です。
撮影ポイント
撮影ポイントですが、周辺に高層建造物が多く、平城である広島城は周辺
の建築物より低いという情けない状態なので、城の威厳を引き立てたいなら、
これらを避けた形で撮影したいところです。その場合、城の南西側から北東側に
向かって撮影するのが良いのではないかと思います。(地図上 ポイント@)
また、この場所は、ちょうどライトアップする際の光源設置してある場所
なので、夜景の撮影でも使えると思います。
また、復元された大手門、二の丸あたりを撮影するのもなかなか良いのでは
ないかと思います。(地図上 ポイントA)
なお、二の丸と天守を含めて撮影しようとすると、方角的にどうしても背後が
基町高層住宅になるのと、かなりの距離があるため、難しいかも知れません。
(後日、ロケの予定・・・って、いつのことになるやら)
あと、地図上 ポイントBあたりからだと、石垣を絡めた形で、天守をあおる
撮影(写真参照)が出来るので、迫力のある写真が撮れると思います。
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