早分かりＱ＆Ａ
このページは携帯端末向けに作成していたものですが、ＰＣ版にも使えそうなので流用してみました。
皆さんから直接フォームメールでいただいた質問などを例にＱ＆Ａ形式でまとめています。

※当サイト運営者の偏見や主観に基づいて作成しています。個人の責任で判断し参考程度に留めてください。
（掲示板で投稿いただいた内容も編集して掲載しています）

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Ｑ： 道路に引かれている白色の破線と実線の意味（違い）は何？
　 Ａ： 白色の破線と実線があるものには�ー崙暫羆�線と�⊆崟�境界線があります。
通常、これらは破線で示されます。

�ー崙暫羆�線の場合は「片側幅員が６ｍ以上の道路ですよー」を強調したいときに実線で示します。
つまり、追越しのための右側部分はみ出し通行禁止を強調する意味があります。

�⊆崟�境界線の場合は「交差点や横断歩道の注意区域ですよー」を強調したいときに実線で示します。
つまり、追い越し・追い抜き禁止場所を強調する意味があります。

両者とも都道府県公安委員会（警察）が定める道路標示ではなく、道路法による道路管理者（国、県、市町村のお役人）が定める単なる区画線です。したがって、白色でペイントされています。
ただし、�ー崙暫羆�線は車道外側線（路側帯）と同様に道路（指示）標示としてみなされています。

Ｑ： 中央線が黄と白の実線は両方とも「はみ禁」ですがその違いは？
　 Ａ： 道路左側の幅員が６ｍ未満か６ｍ以上かの違いです。

６ｍ未満の道路では、追い越しのために道路右側にはみ出して通行出来ます。これを禁止する場合は中央線に黄色の実線が引かれます。

６ｍ以上の道路では、規制標識や標示が無くても、追い越しのために道路右側にはみ出して通行することが出来ません。
道路管理者が道路右側部分はみ出し通行禁止を特に示す場合に、中央線を白色の実線で引いています。
（片側６ｍ以上の道路はほとんど白の実線が引かれているのが現状です）

Ｑ： 交差点や交差点手前３０ｍ以内は進路変更禁止？
　 Ａ： この質問を一番多く受けます。

法規では、交差点および交差点の手前における進路変更に関する規制はありません。
また、技能試験採点基準においてもそのような減点細目はありません。
したがって、交差点や交差点手前３０ｍ以内の進路変更は違法行為ではありません。

法上で進路変更が禁止されている場所は、車線境界線に黄色の実線で標示されている区間のみです。
ただし、みだりに（不必要に）進路変更する事は禁止されています。

交差点の横断歩道から手前に黄の実線が引かれている通行帯をよく見かけます。その実線が引かれている区間が進路変更禁止です。

詳しくは「合格の秘訣」のページ、
および「豆情報・豆知識」のページを参照ください。

Ｑ： 交差点で、横断歩道のない場所を渡ろうとしている歩行者がいる場合は停車しなくても良いでしょうか？
　 Ａ： いいえ、横断歩道でなくても一時停止して横断させなくてはいけません。

交差点においては、横断歩道がなくても直近の道路を横断できると法規で定められています。
たとえ、反対側に横断歩道があっても遠回りしないで良いことになっています。

したがって、横断歩道のない場所でも横断しようとしているか不明なときは徐行しなければいけません。

Ｑ： 追抜き禁止場所は？
　 Ａ： 横断歩道や自転車横断帯の手前30m以内の場所が禁止されています。法上はこの１ヶ所だけです。

ただし、信号機等で歩行者等の横断を禁止している場合は追抜きできます。でも、試験のときはできるだけ避けたほうが無難ですね。

Ｑ： 追越し禁止場所は？
　 Ａ：

  • 道路標識等で追越しが禁止されている場所
    （「追越しのための右側部分はみ出し通行禁止」場所ではありません）


  • 曲がり角付近


  • 登坂の頂上付近


  • 勾配の急な下り坂


  • トンネル（車両通行帯がある場所を除く）


  • 交差点および交差点の手前３０m以内の場所（優先道路を通行している場合は除く）


  • 踏み切りの手前３０m以内の場所


  • 横断歩道や自転車横断帯の手前３０m以内の場所

Ｑ： 追い越しと追抜きの違いは？
　 Ａ： 【追い越し】
進路変更して前車の右側を通行して前車の前に出る行為をいいます。
進路変更する前（元）の通行帯に戻らなくても「追い越し」と言います。

【追抜き】
進路変更しないで前車の右側または左側を通行して前車の前に出る行為をいいます。

「追越し禁止」「追抜き禁止」の場所は「豆情報・豆知識」のページを参照ください。

Ｑ： 導流帯をタイヤが踏んでも大丈夫でしょうか？
　 Ａ： 多分、大丈夫です。

導流体は交通の流れを円滑にするためのもので道路の一部になっています。道路ですから導流帯に入って通行しても法的には違法行為ではありません。（保険の査定では、導流体で事故を起こすと過失になります）

ただ、交通の流れを円滑にするものですから、これに従わないと交通の流れを乱すということにもなります。

必要以上に導流帯に入って通行すると「安全運転意識」という細目で減点されるかもしれませんので避けたほうがいいでしょう。
タイヤで踏む程度は問題ありません。

Ｑ： 路側帯と外側線の違いは？
　 Ａ： 平たく言うと、歩道が有るか無いかの違いです。

歩道がない場合は「路側帯」で、車体の一部でも入って通行できません。（白線を踏むこともいけません）

歩道がある場合は「外側線」で、車両の通行を導くものです。
道路の一部で、中に入って通行する事もあります。（正しくは「車道外側線」と言います）
外側線と歩道の間隔が広い場所では、左折などで左寄せするときに中へ入ることもあります。

Ｑ： 大型免許（又は中型免許）を取得してから１年以内は初心運転期間になるのですか？
　 Ａ： いいえ、初心運転期間の対象にはなりません。

初心運転期間とは、普通免許、大型二輪免許、普通二輪免許、原付免許のいずれかを取得した日から１年間をいいます。
そのほかの免許取得者には該当しません。

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