カワノリの分布地点 本県におけるカワノリは海抜300mから800mの範囲の山地渓流、夏季の水温が19.0℃以下、秩父系の中生代〜古生代に属する旧い地層の地域で、石灰岩を伴い、pHが7.0以上の弱アルカリ性水域に産す。
カワノリの光合成特性 補償点は500Lx.で、5000Lx付近に最大値があり、強光阻害がみられる。温度特性については15℃付近でもっとも活性度が大きく、その前後では光合成量が低下する。
カワノリを探せ ○ 水温19℃以下(真夏でも) ○ pH 7.0以上(弱アルカリ性) ○ 秩父系の硬い石「れき」の川 ○ 石灰石が混じる川 ○ 水面に光が届く明るさ(木漏れ日)