10年以上前にでた作品のリメイク版ですね。個人的にドラクエはこの前後が一番好きです。願わくばGBAで出して欲しかったんですけど。
「3」のリメイクの時にはその力のいれように驚かされたものですが、今回は去年出た「7」のシステムに
乗っけただけ、という感じがします。それが悪いというわけではないんですが、3Dマップにする意味って
あったのかなぁ、って・・・。元々が2Dだったものですから、3Dマップでなければいけない理由は特に無いんじゃないかと思います。
他にも、仲間会話や移民の街、と、「7」からのシステムの流用が目に付いてしまい、リメイクに当たって特別に
何かがプラスされているような印象は見受けられません。仲間会話については、今作には合っているシステム
だと思いますが、FC版をやった人間からすると、イメージと違う台詞を吐かれてしまうこともあります。
ライアンなんかただのスケベオヤジだし。小説版のように渋いキャラにしろ、とまでは言いませんがね(外見が既に違うし)。
「3」のリメイクが素晴らしい出来だったのと比べると、今作はそれほどたいしたものでもないなぁ、というのが正直なところではありますが、
やはりこの作品に関してはリメイクされたことそのものを評価したいところです。
FCでしかあそべなかったわけですからね、今までは。それがこうして遊びやすくなっただけでも充分だと思います。もともと名作なんだし。
それに、たいしたものではないと言ったって、ムービーだけつけてそのまま移植しちゃうような某四角の仕事に比べりゃ
よっぽどましです^^;
評価−−>★★★★★★★★☆☆
珍しく古いソフトの感想書きます・・・(買ったのはついこの間ですが)。'99年末にPSで発売されたソフトの移植です。
まずこのゲームのジャンルを一言で表すと・・・ギャルゲーです。パッケージを見れば一目瞭然。
不自然なまでにお尻を突き出した女の子の絵です。裏も女の子。これでギャルゲーじゃなくてなんだって話。
ゲームの目的も、この女の子たちとエンディングを迎えること、なのですが・・・。
このゲームが普通の「ギャルゲー」なのはここまでです。
まずこのゲームが他のゲームと違うのは、ゲーム期間。普通は「夏休みの1ヶ月の間に素敵な思い出を・・・」なんて感じで
いくらかの期間があるものですが、このゲームはたったの1日です。そして、その一日を延々と繰り返すことになります。この「循環する一日」が
このゲームの鍵になっています。
もちろん、ただ同じ一日を繰り返していてもゲームになりません。プレイヤーがすることは、所々に出てくる
「状態」を「記録」し、そしてそれを「解放」することで、同じはずの一日にずれを生じさせることです。
こう書いても、ピンとくる人は多くないんじゃないかと思いますが・・・。まぁ、実際やってみたほうが
わかりやすいと思います。
このゲームには「好感度」のようなよくあるパラメータはなく、あくまでもこの「状態」の「記録」、そして
「解放」を駆使して状況を進展させていきます。そのためにはパズルのように「記録」する「状態」の取捨選択が
重要になります。これが結構面白いんですが、従来の作品のように目当ての女の子にひたすらあってればいい、
というわけではまったく無いので、狙った子をおとすのは割と難しいです。そういう意味では、ギャルゲーとしては失格じゃあないかとも思います。
ただ、このゲームははっきりいって、ギャルゲーであってギャルゲーではないので、まったく気にならなかったりします。
どう考えても、「循環する一日の謎を解く」と捉えたほうが面白いです。
このゲームのもう一つ面白いのは、妙に個性的な主人公です。普通、ギャルゲーの主人公は
無個性で、喋ることすらないことも多いですが、このゲームの主人公はべらべら喋りますし、それ以上に
良く物思いにふけります。だいたい、一日を一回繰り返す間、半分以上主人公が考え事してるわけだし。
しかも些細なことで妙に深く考え込むんですよね。しまいには哲学まで引っ張り出してきます。
この辺のギャルゲーっぽくない文体も、僕の好みだったりします。
同じ文章は2回目からスキップできるようになっていたり(と言うか、この機能がないとこのゲームは成り立ちません)、操作系もシンプルで
問題なし。ロードらしいロードが無いのもいいですね。普通に文章を読んで選択肢を選んで・・・というものより
こちらのほうがよほどゲームらしいように感じます。
ただ、エンディングを迎えても何がどうなったのかいまいち良く分からないというのは問題のようにも思いますが・・・。
予備知識の少ない状態でプレイしたので、どきどきしながら遊んでました。御買い得かも。安かったしね。<自分は特価1000円で購入・(笑)
評価−−>★★★★★★★☆☆☆
前作「真・三國無双」が予想以上に売れ、今作もまた予想以上に売れてます。すっかりコーエーの看板シリーズとなりつつある作品です。
ゲーム内容は、コーエーの以前からの看板作品「三國志」シリーズをアクションゲームに仕立て直した
ような感じです。有名武将(最初は魏・呉・蜀から3人ずつ選択可能、条件を増やすと増えます)を選んで
群がる雑兵どもをバッタバッタとなぎ倒す、そんなゲームです。
とにかくこのゲームの魅力は、数を頼りに押し寄せてくる雑魚どもを力任せに斬り倒す、そんな爽快感にあるんだと思います。
元々PS版では対戦格闘だったこのゲームですが、難しいコマンド入力などは無く、基本的にはボタン連打で簡単にコンボになります。
ただ、じゃあ初心者にも楽勝、歯ごたえのないゲームなのか?というとそんなことも無く・・・。今作は
武将が使っていくごとに成長するシステムになってるんですが、ちゃんと成長させてやらないと結構あっけなくやられます。
特に有名武将二人くらいに囲まれたりすると簡単にぼこぼこにされるので、そんなときはこちらが勇猛で
名を馳せた武将であってもすたこらさっさと逃げる羽目になります。結構なさけないです。
また、やはりそこはシミュレーションのコーエーの意地なのか、結構戦略性も混ぜ込まれていまして、考えなしに突っ込んで戦っていると
いつの間にか君主の部隊が壊滅してゲームオーバー、というちょっと納得いかない(笑)展開もあったりします。
このゲームの最大の欠点は何か、というと僕はロードの長さだと思います。 かなりかかるんですよ、起動してからステージが開始するまで。あと、ゲームオーバーになったあと、一度メニュー画面にもどらないと再開できないのも 面倒。ステージの最初からか、あるいは区切りのいいところから再開させてくれれば楽なんですが。1ステージをクリアするのにも 割と時間がかかる(短いのもありますが)ため、どうも何度も挑戦するのが億劫になるんですよね。中断データを取っておけばいいんでしょうけど・・・。
面白いんですが、意外と熱中できなかったな、というのが僕の感想です。PS2のゲームって、これに限らず
遊ぶまでにすごい時間がかかるような気がして、あんまり遊べないんですが・・・。
評価−−>★★★★★★☆☆☆☆
遡れば昨秋のゲームショウから結構気になっていた、3Dフライトシューティングゲーム。発表からほぼ1年でようやく発売です。
そもそも、シューティングなんてめったにやらない自分がこのゲームに惹かれた最大のポイントはキャラクターなどの世界観設定。
このジャンルとしては多分あまりないかわいい系のキャラクター。言ってしまえば紅の豚+名探偵ホームズ(宮崎駿)なんですけどね。
エースコンバットなんかをはじめとして最近コンシューマで出るシューティングって圧倒的にリアル指向が強いように思っていた分余計に、
この作品は際立って見えたわけです。
そういった、リアルよりもファンタジー・・・空想的な設定というのはこの作品の根幹部分になっていて、
それは尻尾の生えたキャラクターから始まって、飛行機は機銃が打ち放題だし、敵を倒すと特殊武器の残弾が増えたりするし。
まぁこの辺はつまり「フライトシミュレーター」じゃなくてあくまでもシューティングなんだ、ということでしょうが。
しかし作中ではみんな当たり前のように飛行機の中から電話で会話してるんですけど、あれって無線なの?
システム的なところへいきますと・・・。基本的にはステージクリアタイプのシューティングゲーム。
指定された空間の中を自由に飛び回り、目的を達成することで先へ進んでいきます。
目新しいのは賞金稼ぎのシステム。主人公は皆賞金稼ぎなので、敵機を撃墜することで賞金を手に入れます。
で、その際に賞金から経費が引き落とされるんです。機銃を使えば使った分の費用が引かれますし、機体がダメージを受ければ
修理費用が引かれます。なかなか面白いシステムです・・・が、これが初心者には結構大きな足かせになります。
このゲーム、撃墜されてもボタン連打で復活できたり、障害物を自動で回避してくれたりと、シューティング初心者にも
楽しんでもらおうという気構えが見えます。そのおかげで、クリアするだけなら頑張れば何とかなりそうな気がするんですが、
賞金をいっぱい稼ごうとすると話が違います。敵をまとめて倒したり、はたまた連鎖で倒したりと、さまざまなテクニックを使わないと
賞金額で仲間に勝てません。おまけに、撃墜されようものなら一気に修理費用がかさみ、あっという間に落ちこぼれガンナーの仲間入りです。
クリア後に賞金額をはじめ、成績がランクとして表示されますが、最高ランクを出すのは僕には至難の業です(と言うか、出来ません)。
それだけならいいんですけど、説明書に「賞金額1位になると何かいいことがあるかも・・・」なんてかかれてますので、
1位になることで何か追加要素があるみたいなんですよね。こりゃ困った。
かわいいキャラクターもあいまって、とっつきはいいんですけど・・・。極めようとするとかなりの労力が必要になりそうです。
全体としては、良く出来ていると思います。ただ、シューティングに慣れてない人が存分に楽しむには、ちょっと難易度が高いように感じます(キー操作も複雑で、慣れがいります)。
また、敵キャラがたくさん出てきたり爆発が激しくなったりするときに、動作が重くなることが割りとあって、その辺はちょっと残念だったかなぁ、とも感じました。
評価−−>★★★★★★★★☆☆
ついに発売されたゲームキューブの最初の目玉ソフト。ファミコン初期から任天堂のメインキャラクターとして活躍しているマリオの弟でありながら、 いやだからこそ、常に日陰で目立たない存在だったルイージの初主演作品です。
このゲームの系統を一言で表すと「ホラーアドベンチャー」なんていうのがぴったりくるんじゃないかと思いますが、
「バイオハザード」なんかに比べるとおそらく異質の怖さです。何を想像すればわかりやすいかというと、ずばり、遊園地のお化け屋敷です。
まぁ、舞台がお化け屋敷(遊園地じゃないですが)なので当然といえば当然ですが。
要するに、子供向けの怖さなんです。大人が本気で怖がってやるゲームじゃない。じゃあ大人では楽しめないかというと、
決してそんなことはありません。
このゲームのおそらく鍵になる部分じゃないかと思うんですが、ルイージのリアクションの面白さ、というのがあります。
ルイージという奴はホントに臆病な人間で、薄暗い屋敷の中をビクビクしながら歩いています。そんな彼が震えながら兄マリオの名前を
呼ぶ姿。そしてその背後に突如現れたお化けに、ビックリして立ちすくむさまは、見ていて愉快、とまで言える出来です。
大の大人がおっかなびっくりお化け屋敷を進んでいく光景の愉快さ、これは間違いなくこのゲームの重要な魅力になっていると思います。
ストーリー的にはそれほど長くないと思います。このままCGアニメとして編集して、2時間の映画としてみても面白いんじゃないかなぁ。
システム的なところに目を向けると、さすがに良く作りこまれていて、扱いにくいということはありません。
操作系は若干複雑ですが、やっているうちに慣れていける範囲だと思います。Cスティックで狙いを定めるのが割りと難しかったりしますが・・・。
謎解きの難易度も絶妙です。最初は分からなくても、ほとんどの場合は1つの部屋の中で問題が解決しますので、じっくり探し回ればいつかは
分かる。この辺のバランスはさすがです。
あえて不満を言うのであれば、ゲームが進んで屋敷の中を広範囲に移動できるようになったときに、ルイージの足の遅さがちょっと
気になったかな、というところです。あと不満とは違いますが、マリオ系のアクションということで、やっぱりジャンプできたらよかったなぁ、なんて思ったり。
全体的に、穴のない良作アドベンチャー。ただ、謎解きがメインのゲームということで、繰り返し遊ぶにはあんまり向かないかなぁ、といったところです。
評価−−>★★★★★★★★★☆
基本的に高校野球は好きなので、この手のゲームが出るとどうも食指が動いてしまいます。で、買ったんですが。
PC時代から数えるとかなりシリーズを重ねている高校野球シミュレーションの最新作ですね。PS2だと2作目。
PS2になって、育成部分を極力簡潔にし、試合そのものをリアルに描きだすことをメインにすえているようです。
さて。試合画面、ぱっと見かなりきれいです。それこそ本物のTV中継と見まごうばかり。・・・ぱっと見は。
この手のゲームは必ずといっていいほど同じ結果になってます。どういうことかといえば、一部をリアルにすることで、リアルでない細部が逆に際立って見えてしまう
ということです。
具体的にいうと、例えば送りバントをするとき。このゲーム、送りバントの成功率は非常に低く(それ自体どうかと思うんですが)、よく失敗します。
しかし、その失敗の仕方が変です。打者は確実に三塁線に打球を転がしているのに、何故か二塁がホースアウト。
よく見ると、1塁走者はバントしてから3テンポくらい遅れてスタートをきっています。
野球をやらない人には良く分からないかもしれませんが、現実ではこんなプレーはありません。もしあったら、
アウトになった1塁走者はベンチ裏で監督にひっぱたかれていることでしょう。
でも、このゲームでバントを失敗するときは、必ずこのパターンなんです。
例えばこれが、「ベストプレープロ野球」のような2Dドット絵のグラフィックでもって行われたなら、
おそらくそんなに気にならなかったと思うんですよ。でも、このゲームはあたかも現実のようなリアルな
グラフィックであるために、ごまかせないんですね。「おいおい、そんなプレーあるかよ」って、本気で思ってしまうのです。
今までのゲームなら想像力でカバーしていた部分が、それではすまなくなってしまっているんです。
ましてやこのゲームは、育成時間より試合時間のほうが長いようなゲームです(普通に試合をすると、本当に1試合2時間とかかかります)。
試合画面の美麗さをメインにしたいのであれば、それこそ選手の一挙手一投足まで、起こりうる全てのプレーを完璧に作成したものでなければ、
とても付き合っていけるものではありません。
だから、このゲームははっきりいってまだ未完成だと思っています。
・・・実は、これの前作も中古で買っていて、同じ感想を持ったんですが・・・。「リアルベースボールエンジン」という、
「選手の能力や打球のスピードをリアルタイムで計算しプレイに反映させることが可能になり、
実際に野手がボールを取って返球し、アウト・セーフが判定されるまで何が起きるかわからない」<アートディンクHPの宣伝文より抜粋
システムが導入されたと聞いて、「ちょっと期待できるかも!?」・・・と思ったんですが・・・。
特にそのシステムのすごさを感じることはありませんでした。残念。
評価−−>★★★☆☆☆☆☆☆☆
過去にPS・SSで発売され人気を博したアトリエシリーズの最新作。
今作の舞台は今までのシリーズより時代を遡り、アカデミー建設までの物語。ゲームの目的も、
お金を貯めてアカデミーを自分たちの力で作っていく、というものになっています。もちろん、その手段は錬金術なんですが。
で、その際にアカデミーの外装を自分好みにカスタマイズできる、というのが今作の売りの一つだったのですが、
残念なことに完成したアカデミーを見れるのはエンディング直前のみ。何しろ
アカデミー完成=エンディングという流れが出来てしまっているためにせっかく好みのアカデミーを作ったとしても
それを堪能する暇もありません。これじゃ意味がない。
では、あとは何が・・・というと、実は、意外に何もなかったりします。何しろシステムの基本部分については
第1作目でほとんど完成されていましたから・・・。多少の変更点はありますけど、それがなかったらこの作品が成り立たなくなるか、っていったら全然そんなことはないし。
ハードがPS2になったことで、グラフィックやサウンド面で進歩があったか、と言えば、もちろんきれいにはなってるんだろうけど、
やっていて「うおーすげー!」とか思うほどのものもなく。
まぁ結局はキャラクター中心のゲームだと思うので、じっくり遊ぶタイプのゲームが好きで、
キャラクターデザインが気に入ったのなら、まず問題なく楽しめるとは思います。
ただ、まぁあまり期待してやるほどのものでもないなぁ、というのも正直な感想ではあるんですけどね。
評価−−>★★★★★★☆☆☆☆
過去にSFC、N64でシリーズが作られ、GBやPSでも作品が出ている人気シリーズの最新作。
今作でまず最初に目に付くのは、完全3Dフルポリゴンで構成されたグラフィック。これまで以上に
「箱庭」っぽい印象が強くなりましたが、予想していたよりもかなり完成度は高かったです。
これまでのシリーズと比べても、作物や動物と接する時の操作感に違和感がなく、よく出来ている印象を受けました。
そうした基礎の部分では、シリーズを重ねていることもあってか特に問題なかったのですが、
今作は牧場で出来ることが大幅に縮小されてしまったのです。
これまでは、まず荒れ果てて岩や切り株だらけになった土地を開墾するところから始まっていたのですが、
今作では既に牧場としてある程度の形が整ってしまっています。作物を育てられるところも限定されてしまっているし、
牧草地も最初からあります。加えて育てられる作物も大幅に減ってしまいました。前作では季節ごとに
別々の作物があったのに、今作はいつでも同じ物・・・。ナスやイチゴも育てたかったなぁ・・・。
そもそも、今作はこれまでは特に設定されていなかったクリア条件があり、しかもそれらは
基本的にイベントによって達成されるため、牧場で仕事をするよりも町を回って人々と会話をするほうが
重要になってしまいました。作物を売ってお金を稼いでも、前作のように家を拡張できるわけでもなく(少しは出来ますが)、
必要なアイテムをいくつか買ったらもう用なしです。熱心に仕事をする必要がなくなってしまいました。
そもそも、今作はイベント重視らしいのですが、まずオープニングがへぼい(笑)。全部は見ていないので
断言はしませんが、およそ出来のいいストーリーではないように思います。
だいたい、このシリーズがどうして受けていたのかを考えれば、こんなふうにはならないと思うんですけどねぇ・・・。
全体を総評して言うと、「牧場物語」というよりは「牧場体験物語」と言ったほうがいいような
内容ですね。基礎がしっかりしてるだけに、とても残念でした。
女の子と結婚できなくなったのも非常に残念でした。(笑)
評価−−>★★★★★☆☆☆☆☆
そういえばPS2ソフトの感想書くのって初めてですねぇ。
このゲームはパワプロと並ぶコナミスポーツの看板シリーズの最新作ですね。
サッカーゲームはあまり馴染みない僕ですが、これはかなり面白いです。選手の動きも
リアルでパターンが多く、習熟すればさまざまな芸当が出来るみたいです。・・・習熟すれば。
はっきり言ってこのゲーム、操作が非常に難しいです。
最低限の操作に慣れないと、ろくにボールも奪えませんね。それでもある程度やってれば
ふつーに動かすことは出来るようになりますが、かっこいいことしようと思ったら更なる練習が
必要になります。まぁ、練習すれば上手くなるってことですので、いいんですけど。
あ、トレーニングモードがついてますけど、これはもうちょっと使い出があるようにして欲しかったですねぇ。
オフェンスしか練習出来ないし。ディフェンダーがいなくちゃ練習にならないし。
他には、ロードが長い上頻繁、、試合中、操作選手を指定するカーソルがなかなか思い通りにならない・・・など、
こうして書いてみると結構不満もありますが、全体的には良い出来です。一試合20分程度で
終わるので、ふとした時間をつぶすのにも向いてますしね。
評価−−>★★★★★★★★☆☆
64では間違いなく最後であろうパワプロ最新作。
最初に結論を言っておきます。損をしたくない人はこの作品は買ってはいけません。
何しろ、この作品はbasic版です。これまでのシリーズで生まれた数々のモードが、何にも入っていないのです。
サクセスモードはおろか、ドラマティックペナントも、シナリオモードすら入っていません。唯一、ペナントモードのみが入っております(あ、後ホームラン競争もありますけど・・・)。
これで、6,800円というのは、どう考えたって高すぎでしょう。
この作品が過去作を上回れる可能性がある点といえば、2001年の開幕予想データが入ってることくらいですが・・・
実際には、これは2000年のシーズン終了時データに多少の改変を加えただけ、という見方が正しいでしょう。
トレードは一通り抑えてありますが、新外国人は名前が入ってるだけでデータは適当です(これはいつものことですが・・・)。さらに今回は、まったくといっていいほど新人選手の名前がありません。
僕が確認できたのは阪神の藤田(太陽)だけです。佐藤友亮がどうとか帆足がどうとか言う以前の問題です。あれほど注目されてた巨人の阿部すら入ってないんですから・・・。
さっきも言いましたけど、これで値段は去年の物より1,000円安いだけです。どう考えたって損、というか、この価格設定は
ユーザーを馬鹿にしているとしか思えないのです。
というわけで、こいつを買うくらいなら前作を購入するほうがよっぽど得だと思う次第です。どうしても新しいデータじゃなきゃヤダ、とか、パワプロクンポケット3で育成した選手を使いたい、というのであれば、
止めはしませんけどね・・・。(もう安くなってるし)
評価−−>★★☆☆☆☆☆☆☆☆
過去にサターンで2作発売され、人気を博したシリーズの続編。DCユーザーなら待ちわびてた人も多いと思います。
ゲームは、アドベンチャー風に構成されているパートと、戦闘シミュレーションとして構成されているパートを一まとめにして1話とし、
それを繰り返していくかたち。各話の終わりには次回予告が入るなど、TVアニメを強く意識した構成になっています。
と、軽く概要を説明したところで具体的な感想に入りますが、基本的に良くも悪くも前作までと同じという印象です。
それはシステム的なことに限らず、お話の構成についてもそうです。前作のときも前々作と似たような構成でなんだかなぁ、と思ったのですが、
今回もそうなので、これはもう狙ってやってるんでしょうねぇ。
アドベンチャーパートでは、時間制限付の選択肢(LIPS)に新しいものが加わった、位のもので、本当に前作そのままといった感じ。
戦闘パートは、これまでは他のウォーシミュレーションのように升目を使ったものだったのを、升目を廃止、アナログチックなものに変更しました。
連続攻撃なんかもやっていて気持ちがいいのですが、それほど大きな変更という印象は受けませんでした。むしろ、
升目がなくなったことで通れる場所と通れない場所の区別がつきにくく、味方の機体が他の味方機の移動を妨害してしまうようなことがたびたびあり、
もう少し改良が必要かなぁ、と感じました。
システムに目新しいものが無いとなると、ではこのソフトの魅力は何か、となりますが、それはなんと言ってもグラフィックでしょう。 基本的に、人物をアニメーションで、機体や建築物はCGで描かれていますが、それらが同時に一つの画面の中にあって、ここまで違和感無く出来るものなのか、 と驚きました。過去のどの作品と比べても引けを取らない、むしろ充分に勝っている、といえる出来になっていると思います。
細かいところをいえば、日本からやってきたばかりの連中がフランス人と違和感なく会話をしてるのを見て、一体こいつらは何語で話をしているのかなどという 疑問が今でも頭の隅で渦巻いていたりもするのですが、他の些細な疑問や問題点も含めて、プレイ中は素直にお話を楽しむことが出来ます。 この辺は、実績のあるシリーズならではの安心感ということでしょうか。
過去のシリーズと同様、終盤の展開が冗長すぎるという嫌いはありますが、娯楽作品として充分に満足できる出来になっていると思います。
クリア後のおまけの充実も相変わらず(ただし、今作からクリア前でもおまけモードには入れるようになってますが)です。DCを持っているなら買って損は無い、と思いますよ。
評価−−>★★★★★★★★★☆
SNKのソフト初めて買いました。あまりにも一月欲しいものが無かったので・・・。
さてこのソフトはアクションゲームです。いまどき2Dドット絵横スクロールアクションなんて非常に珍しい、って言うかこのソフトもリメイクやらなんやらあって
そんなに新しいというわけでもないみたいですけど、まぁその辺の事情は知らないので内容行きます。
一言で言うと非常に難易度の高いゲームです。まさにアーケードで100円玉を吸い取るために作られたゲームというか。
ただ、いくらでもコンティニューできるので、根気さえあればアーケードモードはいつかクリアできます。
コンシューマ版でのメインは、コンバットスクールのほうですかね・・・。こちらは、機数制限があるので(コンティニュー不可)、
何度もやりこんで敵の行動パターンを覚えこまなければクリアできません。ちなみに僕はまだSTAGE4までしか・・・。
しかし何度も殺されまくってもそれでも「意地でもクリアしてやる!」という気持ちにさせられるだけの出来になっているんですよね。
ドット絵の書き込みとか、武器を乱射するときの爽快感とか・・・。音楽も好みです。
総評として、非常に面白いです。これといって目立った欠点も無いですし。
久々に連射で指の疲れるゲームでした^^;(こういうゲームに連射機能つきパッドを使うのは邪道だ、と個人的に思ってみたり・・・)
評価−−>★★★★★★★★☆☆