ハチ的日記・2005年後半

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12月31日


 今年も『八兵衛の部屋』をご贔屓いただきまして、ありがとうございました。

 今年を振り返ってみると………思いつかないや。ってか、眠たい。

 いやね、冬コミの新刊描いてる間、夜は夕飯食らって早々と寝て、早朝に原稿描いててねぇ。で、今この文章をカタカタと打ってるのは31日の2137時なんだけど、原稿執筆期間中ならば、今頃はもう寝てる時間。こんなんで、恒例の年越しチャット飲み会は大丈夫かねぇ?

 そんなワケで、脳があんまり働いてないハチ。代わりに、この前、携帯の画像を整理してて出てきた面白い画像を、ちょっと早いお年玉代わりにアップしておく。



今年の10月撮影。
脳波検査の時に着けた頭のヘッドギアが
あまりにもアレだったんで、医者先生に撮ってもらった
去年の7月撮影。
夏コミ新刊の追い込みで死にかけて、無理な薬物投与で
強引に手を動かしてた記憶が
今年の8月撮影。Imperatorの飲み会に参加した折、
居酒屋のトイレのタイルに書いてあった。
大酒は飲むなって、大きなお世話じゃ!
今年の9月撮影。天神某所の公衆トイレに書いてあった落書き。
『福岡県民よ、福岡天神で近々大事件が起きる。早々天神近くから立ち去れ』
と読める
今年の元旦撮影。大宰府天満宮にて、
絵馬を書く机の、見えない場所に書いてあった落書き。
その内、ヨースルの人が翻訳してくれるだろう
今年の4月撮影。
天神某所で見かけた生首。夏新刊『痛快・植木鉢の恋人』で
ネタにしたリアル生首がコレ


 では、来年もご贔屓の程、よろしくお願いします。


12月28日


 冬コミの作業が終わり、一気に気が緩む…余裕も無いほど、年末の仕事で翻弄されてるハチ。なワケで、年末の大掃除以下、何もする気が起きない。当然、年賀状は初めから放棄。

 何もしないワケにはいかないので、今日はカレンダーの準備。準備と言っても、カレンダーは既に買ってある。カレンダーは買ったままだと、クルクルと巻きが入ってるんで、布団で1日押して伸ばしておく。

 で、来年用に買ってきたのは、AIRのカレンダー。天神アニメイトで、別候補のリラックマと散々迷った末に、買った物件ナリ。さっそくベッドの上に広げてみる。

アニメ版か

 ん〜リラックマの方が良かったかな?


11月3日


 Kと一緒に韓国旅行に行ってたヨースルの人から、韓国土産の小包が届く。

上の十字は、検疫済みの証明か何かだろう

 箱を開けると、ラーメン3種類が入っていた。

カップ2種に袋1種

 ではでは、本場の韓国ラーメンを見てみよう。試食は、次の機会にでも。

4パック1組の袋麺。日本で売ってる辛ラーメンよりも辛いらしい
カップ麺その1。日本で言うところの、金ちゃんラーメンのような知る人ぞ知るな老舗ラーメンか?
カップ麺その2。パッケージが怪し過ぎ


 さて、箱の中にはラーメンの他に、エアキャップに包まれた物件が入っていた。開けてみると、韓国のバドワイザーが。

日本ってか福岡では、最近見かけなくなった6本入りパック
パック底より。ロッテ百貨店で買ったらしい
正面。ハングルからも、正真正銘、韓国版バド
『本製品は、米国アンハイザー・ブッシュ社のライセンスにより、
なんとかビール株式会社が製造しています』てな事が書かれているのだろう
日本版バドとのツーショット。配置には他意はないので悪しからず


 早速、飲んでみた。確かに、バドの味。だが、な〜んかちょっと違う。冷やし足りないからか?はたまた船旅で劣化したからか?今度はもうちょっとに冷やしてみたら、多少マシになった。


10月28日


 後で書こう、後でまとめて書こう――と考えてると、やっぱりダメだわな。プレーオフも、結局は書きそびれそう。

 さて、Kから呼び出されて、メイドカフェ・天神Styleへ。メイドカフェという物件に関して、どうも釈然としないハチだが、Kが金出してくれるんで、ガタガタ言うのは止めておこう。

 店内ではKが待っていた。Kはついさっき、韓国から帰ってきたばかりで、今回呼び出したのは、その土産を渡したいのだという。…あれ?出かける前、土産は船便で送るとか言ってなかったっけ?「船便会社に断られたんで、直接持って帰ってきた」あらら。「ほら、受け取れ」

今更、説明は要らんだろ?


 ――小泉総理と与党を選んだ、我国国民の選択は間違ってなかったらしい。

 続いては、メイドにハートを描いてもらった、キャラメルマキアートを啜りつつ、韓国旅行の土産話を聞く。今回の旅行は、ヨースルの人が同行。って言うか、韓国語の達人であるヨースルの人が、全面的にリードする事になっている。

 さて出発日の予定だが、Kが福岡空港から出発。関東に住んでるヨースルが、成田から出発。ソウルの仁川(インチョン)空港で、合流する手筈だという。Kの話によると、Kが福岡空港に到着するや、ヨースルの人から電話が。

 「ごめーん、飛行機乗り遅れた(てへ)だから、一人でソウル行って♪」と、K、ヨースルの人より、ありがたいお言葉を頂く。途方にくれるK。しかし仕方ないんで、空港からバスでソウル市内。更に地下鉄で、何とか宿泊するホテルまで到着できたという。

 ちなみに、Kが韓国で孤立状態に陥ったのは、15日の土曜日。――チッ!残念。これが翌月曜日だったら、小泉総理が靖国参拝した当日だったのなら…日本人Kはピラニアの池に放り込まれた1匹の金魚であっただろうにィィィィ!!!「黙れ」

 そんなこんなあって、翌日にヨースルの人と合流を果たしたKは、土曜まで、韓国で狼藉の限りを尽くしていたという…「人聞きの悪いこと言うな!」

 ん〜?そうじゃなかったっけ?「ちゃんと『日韓アニメ研究会』のメンバーとして、取材に忙しかったのだぞ」ほぉほぉ。「その成果は、冬コミで形にするからな」ふむふむ。「ってか、貴様、話聞いてないだろう」……(八兵衛は無言で、カップ上面のキャラメルソースをかき混ぜている)

 そんなこんなでKは、波乱に満ちた1週間を過ごしたという。最後に、Kが買ってきた面白い物件を紹介しよう。既に他でも紹介されているらしいんで、既に知ってる諸兄はご容赦あれ。

この天広絵にハングルは、当に韓国語版プリメ4
お約束のコピーなんかではなく、ちゃんとした正規版権物らしい


 ちなみに、韓国語Winじゃないと動かないとか。なら何で買ったんだ?とKに聞いたら、ちゃんと韓国語版XPも買ってきてやんの。


10月11日


 プレーオフ第2ステージを明日に控え、博多の街も徐々にテンションが上が……って事はない。いたって普通の雰囲気。

 そんな日の夕方、ハチは中洲は出会い橋に向かっていた。出会い橋といえば、ホークス優勝の際に、ダイブの舞台となる場所。確か去年も今頃は、当局の手によって、ダイブ阻止の細工が施されていた。さて、今年はどうなのか?

 さっそく現地に着いたハチの目の前には――

あれ?電灯とベンチが…

 おお、何か細工が施されてるじゃないか。よく見ると、ダイブの足場になりそうな箇所が、ネットで覆われている。去年は、足場になりそうな物件が全面的に取っ払われてたのだが。確かに、それよりは手間が省けるだろうな。

電灯のアップ。決して鳩除けではない。
まぁ、鷹除けではあるがな
ベンチのアップ。一見すると登れないように見えるが、
実際は果たしてどうか?

 さて、さてさてさてさて、果たしてこの仕掛けが無駄になるか否か?鷹戦士の活躍に期待したい所である。ついでに言っておくが、「八兵衛の部屋」は、ダイブを止めろなんて、世知辛い事は言わない。ただ、那珂川ダイブは非常にリスクが高い行為。それだけは覚悟しておくように。




 結局は無駄に終わったがな


10月10日


 ハチは「2本の発泡酒よりも1本のビール」なビール派で、俗に云う第3のビールという代物は口にしていなかったんだが、先日試しに、サントリーの「キレ味・生」を飲んでみた。

 ――――ぶはぁ!な、何だこれは?!

 一口飲んで、その奇怪な味に驚くハチ。何ていうか、口いっぱいに病院の臭いがこみ上げてくる。言い方を替えれば、醸造酒のそれではなく、科学の味がする。これには流石のハチも参った。そして、欲張って500mlを買ってしまったのが、悲劇に拍車をかける。

 もはや、楽しんで飲むどころの問題ではなく、――MOTTAINAI――只それだけの大義名分の下、必死に喉に流し込んだハチであった。この酒は全然ダメ。少なくとも、ハチの口には絶対に合わない。

 これが大昔のアニメなら、画面が丸くなって「うわぁ、第3のビールはもうこりごりだぁ」(♪チャンチャン)…となる所だが、これで引かないのがハチ。ならば他社の物件はどうなのか?と疑問に思い、コンビニの棚にあった『その他の雑酒2』――俗に云う第3のビール――を、全種類買い込んできた。

 なワケで、以下はハチによる第3のビール、レビューとなる。ここでの感想&評価は、あくまでもハチの主観なんで、万が一関係者各位の方々が読んでたら、どうか目くじらを立てないで頂きたい。

 のどごし生(サントリー)
 流石に「のどごし」を名乗ってる事はある。軽い飲み口が良い。乱暴な例えをするなら、バドと一番絞りを2:1で割ったら、こんな風になるかなーって感じ。

 DraftOne(サッポロ)
 「本当にサッポロか?」これが一口飲んでの第一印象。サッポロのビールは独特の風味があって、好き嫌いが分かれるってイメージが、ハチにはあったんだが、ドラフトワンに関しては、んな事はない。これなら、CMで謳ってるが如く、様々な食い物と合うだろう。

 アサヒ新生(アサヒ)
 スーパードライをちょっと雑にした味。でも悪いって意味じゃない。350ml130円台でこれなら、スーパードライの代用としても悪くない。

 スリムス(サッポロ)
 …妙に薄いんだよね。一昔前に出回ったアイスビールのような。

 ちなみに、スーパーブルー(サントリー)は置いてなかったんで、今回は見送り。明日からはプレーオフ必勝祈願の一環として、プレーオフ終わるまで酒絶ちするんで、もしやるなら、もうちょっと後になるかな?


10月7日


 ビック酒販に寄った。まだまだ暑いってのに、冬季限定のサッポロ冬物語白麒麟が売られていた。

近隣物件との季節感対比図


 前の冬の在庫でも捌いてるのか?と思ったが、缶を調べると、今期に作られたようだ。って言うか、冬季限定を謳っておきながら、今年の9月下旬に作られてるんだけど。

冬物語の缶底。見づらいけど、上の段には『賞味期限06.05.B』
下の段には『製造05.09.下BH3』と記されている


 ツッコミ所満載であるが、折角なんで買って飲んだ。軽い飲み口なんだけど、しっかりした苦味のアクセントが付いてる。って感じの、例年通りの冬季限定ビールだった。いや、去年よりも軽さが強調されてるかな。


10月6日


 ここに来る人々ならば、axexのまネコ問題は、最早説明の必要すら無いだろう。ハチは正直、モナーがどうなろうと知ったこっちゃねぇ。

 んだが、ちょっと手を加えただけで、オリジナルと居直るのはどうよ?カネと力で、他所様の表現を盗むってのはどうよ?(今、ハチは何か悪いこと言った?)曲がりなりに創作に関わる者として、一連の騒動には興味ある。

 って事で、少し前から、関連サイトを読み漁ってるハチ。んで、創作の観点から見た、のまネコ騒動の問題点を分かりやすく説明したところを見つけた。お暇なら、一度は見て欲しいね。(いや、既知だったらゴメン)こちらからどうぞ。


10月3日


 昼休み、休憩室に入ったハチ。そこでは既に、3名が昼飯を食らっていた。テレビに目を向けると、今日のいいともテレホンショッキングは、モト冬樹が登場。例によって、自虐ハゲネタを展開してい……!!!

 こみ上げてくる笑いを、寸での所で止めたハチ。何故かって?今の状況が、ハチにとって極めて危険な状況下にあることに、ギリギリで気付いたんでね。

 この部屋にいるのは、ハチ及び、先に述べた3人。その3人は、ハチの座ってる席から前・右・左の3方向に鎮座している。そしてハチの背には壁が。

 ――で、その3人ってのが全員ザビエルなんよ。高校世界史でいうところのシャヴィエル。

 中身は別として、頭髪に関しては特に問題ないハチの周囲を、ザビエルが完全包囲ってワケよ。

 前にザビエル
右にザビエル左にザビエル。そして後ろは壁。最早、八兵衛に逃げ場なし!

 以後のハチは、笑いを必至に押さえ、「オレはテレビなんて見てませんよ」っと、無表情を装いながら、黙々と弁当を口の中に運び続けた。弁当の味なんて分かりゃしない。

 その夜、八兵衛の自宅の風呂では、いつもより念入りに、髪を洗うハチがいた。そう、あの3人及びブラウン管の向こう、5…じゃなかった、4名の轍を踏まぬよう――


9月6日


 今度の総選挙は、最高裁国民審査も同時に行われる。

 ――って言われてもさぁ、どうすりゃいんだ?って言いたいよな。国政選挙と違って、報道による情報は無きに等しい。で、情報といえば、投票日ギリギリになって届けられる選挙公報だけ。当日投票はともかく、期日前投票の際には、どうすることも出来ない。

 これって、我国が西側自由陣営の体裁を保つため、市民による司法参加を形式上行ってるだけかよ?!(一応、三村ツッコミ)と言いたくなる。

 な事を思いつつ、台風で仕事を休んでネット遊泳をしてると、面白いサイトを見つけた。

 この「最高裁ウォッチャー」さんでは、文字通り、最高裁判事の経歴や主な判例を掲載していて、国民審査を検討する上で、貴重な資料となる。これだよ!これこそが、ハチが待ち望んでいたサイトだよ。国民審査の情報が無いんで、期日前投票をためらってたハチだったが、これで無問題。明日あたりにでも行こうと思う。

 …ってか、こんなのって本来は、市井のいちサイトじゃなくて、最高裁、もしくは選管がやるべき事じゃないかねぇ?そもそも、各自治体選管のHPに、候補者一覧すら載ってないのは、はっきり言って変。怠慢と言われても仕方が無い。


9月3日


 ふと思い立って、サターンを引っ張り出し、Tオウガを再プレイしようと思い立ち、いつの間にか妹の私有物になってるそれを強奪する。当然ながらパワーメモリは死んでるし、内蔵メモリの電池は切れてるんで、電池を調達。ヨドバシで210円也。7〜8年前ぐらい前に電池を代えた時は、500円ぐらいしたような記憶するんだが…

 さて、サターンの準備完了。ハチの持ってるのは白サターンだが、年季&妹タバコのヤニにて、すっかり変色してやんの。でも立ち上げると、まだ充分に動くのには驚き。

 で、いざやってみると、これが楽しいのなんのって。ってか、本格的にゲームしたのは久々だな。2200時ぐらいに始めたのが、あっという間に夜明け前。

 で、今回のプレイはカオスルートを予定。俗に言う『つごうのいい世界を守るため、ナオン含有率の高いあこがれのパーティーに自分が溶けこんだところをすでに想像ずみ』って奴だ。


8月31日


 そういえば、トレジャーの時、会場で同行したInfernoDaysぽこもけさんから、差し入れを頂いていた。冷蔵庫にとっておいたその物件を食らう事にする。

 その物件ってのが、ハローキティかるかん。かるかん好きのハチには、実に有難い。ぽこもけさんに多謝!とかくこの猫は、様々な場所にて様々な格好に扮するのだが、ここでは九州新幹線つばめのつばめレディ制服を着ている。

近隣物件との比較図
見づらいけど、かるかん自体がキティ形になってる

8月30日


 通勤途中、駅前の悪書追放白ポストを開けている光景を目撃。ほぉ…アレって、ちゃんとやってたんだ。

 ちょいと覗き見してみると、オヤジ2名が取り出したエロ本を、ゴミ袋らしき物に詰めている。中に入っていたエロ本は、10数冊程。どれもアダルト専門店で、普通に買えるような物件で、コミック誌もチラホラ見える。DVDケースも1個見られる。

 これら物件は、長い事ポストに入っていた割には古ぼけていて、義憤に燃えたオババが息子の部屋にあった物件を強奪したってよりは、処分に困ってゴミ箱代わりに捨てていったって感じ。

 これからこの物件は、然るべき場所に持っていって、セーショーネンケンゼンイクセーの参考とするのだろうが、本を回収するオヤジ連中が、どう見てもエロ本を回し読みする野郎中学生にしか見えなかったり。


7月29日


 昨日のCトレジャーから戻ってきたハチ。さて、レポートをば……と、いきたい所だが、昨日の出来事を思い出す度、(これを書いてる今現在ですら)大いに凹む。精神的ショックを最小限にすべく、経過を箇条書きしておく。

 前日27日夜、夜行バスに乗り、翌28日早朝、大阪入り。予定時間に会場入りし、予定時間に終了。その後、トレジャー恒例の打ち上げに参加。途中で裏普天王ならぬ、真・八兵衛が覚醒し、レイザーラモン化し激しく腰を振った――ところまでは覚えているが、気が付いた時には、大阪市内地下鉄のどっかに座り込んでいた。駅員さんの力を借り、なんとかバスセンター近くまでたどり着いたが、力尽きてしまい、バスに乗り遅れる。仕方ないので現地のカプセルホテルで一夜を過ごし、翌29日の朝、新幹線で福岡に戻った。

 こんな筈じゃなかったんだがな。夏コミ後のImperator打ち上げにお呼ばれされた時には平気だったんで、今度も大丈夫だと思ってただけに、ショックは大きい。ふぬぅ…

 いやいや、失敗を悔やむよりも、それを教訓を見つけ出すべきだろう。ハチの脳内会議にて、Imperator打ち上げとトレジャー打ち上げの、2者の違いを検討してみた。その結果、一つの結論に導かれる事となった。何て事は無い、アルコール摂取量が多すぎるんだよね。

 Imperatorの時は、ビールのみを飲んでた。ビールならアルコール量は比較的控えめだし、発泡で腹が膨らむので、飲む量も自然と制限される。一方、トレジャーの打ち上げは居酒屋でやったので、コップのビールから始まり、ジョッキに移り、日本酒にワイン、更には焼酎(当然ロック)やらウィスキー(これもロックだな)と、どんどんどんどん…と、果てしなくエスカレートしていくんだわな。こうなると、リミッターもヘッタクレも無い。肝臓処理能力を無視し、際限なく飲む事になる。

 そういえば、職場の飲み会でも、他の社員が日本酒や焼酎飲むのに、ハチはビールしか飲ませてくれない。それにビールしか飲まなかった時の生還率は、かなり高い。そうか、大崩壊したく無ければ、ビールをメインにしておけばいいんだ!

 ――Kにツッコミ食らいそうなので、ここらへんで終わりにしておく。


ハチ的コミケ68従軍記
〜真夏の夏風邪野郎と生首と〜


例によって無駄に長くなったので、別枠にて。
それでも読んでくれるお人は、こちらからどうぞ。


7月21日


 まずは、今日のこれまでを箇条書きで述べよう。まず、超々早朝に起き、それからひたすら、夏新刊原稿の最終追い込みをし、昼前にようやく完成。原稿を宅急便に託し、病院行っていつもの定期検診をしてもらって、昼過ぎに職場へ。

 そんなこんなで、何とか仕事を終了。体力気力が限界点に達しているハチ。帰り道ではヘロヘロになっていて…足取りが……怪し…………ゴン!

 疲労で歩いたまま寝てしまい、ギャグの如く電信柱に直撃するハチ。痛たたた…いやいや、これが車でなくてマジで良かった。さっさと…駅に……行こ………ゴン!

 今度は、コカコーラの自販機に直撃するハチ。以下、こんな具合に歩いたまま寝つつ、近隣物件に数回直撃を食らいつつ、何とか駅までたどり着いた。ってか、車の通る道路の傍をこんな感じで歩いてて、よく生きてきたもんだ。

 電車に揺られ、暫しの間の大爆睡。つかの間の眠りから追い出されたハチは、今度はバスに乗り継ぐべく、電車を降りた。

 ハチが降りたのは、西鉄福岡駅。ここの改札口を出て直に、長い階段及びエスカレーターがある。数年前、ホークスの日本シリーズ等の大試合で観客が座っていたアレだ。そのエスカレーターを降りるハチ。さ…て、長い長い原稿との戦いも、これでやっと終わり。あとは無事に家に帰って、大爆睡するだけだ……ぬぉぉぉぉ?!!!!

 本来なら、有るはずな地面の感触が無いのに、ふと気付いたハチ。瞬時に目を開けると、視界には、まだ半分程度残ってるエレベーターが――ヤバい!落ちる!!ようやく危険を悟り、必死になって手すりにしがみ付くハチ。

赤丸付近から転びかける


 結局、間一髪、転倒は免れたが、手すりにしがみ付く間に、足首を捻ってしまい、全治1週間程度の負傷と相成ったとさ。ぬぅ…


7月20日


 いつの日の事だっただろうか。正確な日付はすっかり忘れてしまったが、便宜上、今日付で書いておく。

 朝、仕事場に赴くべく電車に乗っていたハチ。連日の原稿疲れで意識ヘロヘロなハチの視界には、携帯電話をいじるニイチャンやらネエチャンらが。そんなに携帯いじって何が楽しいのやら…と、今更すっかり慣れてしまった光景に、気にも留めないでいると、視界の隅で、一人のスキンヘッドなオヤジが携帯を手にしていた。

 …って、いや待てよ?携帯にしては大きすぎる。ちょっと気になり、目の照準をオヤジに合わせると、オヤジが手にしていたの携帯ではなく、電気シェーバーだった。

 そのオヤジ、おもむろにシェーバーのスイッチを入れ、自身のヒゲを剃り始めた。ふぅ…ん、車内髭剃りオヤジかぁ、そういえば最近は見かけなくなったよなぁ…とか思いつつ眺めていると、そのオヤジ、今度はシェーバーを自身の輝く頭に持っていったじゃないか?!

 ぬぅ!スキンヘッドは、こういう手入れもアリなのか。考えてみれば下のヒゲをキレイに剃るための道具なのだから、上の毛を剃っても問題は無し。しかし、こうやって現場を見てみると、凄いモノがあるわな。すっかり眠気が吹っ飛んだハチは、笑いを堪えつつ、オヤジの自家照明器具の手入れの光景を、遠巻きに見続けたのであったとさ。


7月17日


 原稿追い込み大会も山場を迎え、ドーピングの重要性が高くなっている。とはいえ、薬物の連飲が当たり前となっている今日この頃では、並のヤクでは効き目が薄い。という事で、ハチが自らの身を被検体とし、選び出したる物件はコレ。

 大賀薬局ソラリアステージ店限定(?)闘魂セット

 天神福岡駅に隣接するソラリアステージの大賀薬局にて発見。先に述べた活蔘(カツジン)28(明治製菓)と、肝パワーEの分包(ステラ佐々木)が、一緒にパックされている物件で、837円也。下の写真の如く、手作りテイスト満点なパッケージが好感触。

この手作り感がココロを萎え…いや、奮わせる

 では続いて、肝心のこの薬物の臨床結果にいってみよう。朝一番――ってか厳密には深夜だが――0130時にムックリ……と、起き出して、これらを体内に叩き込んだハチ。30分ぐらいでヤクが全身に廻り、良い感じ。

 正午を過ぎても、ヤクが切れる事無く、熱く作業を続行。いや、気温自体も暑かったのだが、体内のエネルギーが滾(たぎ)るって事で。驚いたことに、夕方にトーンの補充で外出するまでの約17時間、全身をヤクのパゥアーでトリップさせ続けた。

 ……ってな感じ。栄養サプリメントとの相乗作用が効いたのだろうが、いやはや、恐ろしい威力だ。食事が無用なぐらい、体内のエネルギー大爆発で、日中はお茶だけ飲んで過ごしたぐらい。

 高くて効きそうな薬は多くあるが、殆ど一日中有効でこの値段なら、コストパフォーマンス上、極めて優れてる薬物である。只、このセット及びセットの構成物件は、おそらく福岡市内でしか入手できそうにないのが、難点。


7月12日


 ヨースルの人から、小包が。お中元のつもりらしい。どーせ中身はマックスコーヒーだろ?渋々と封を開けるハチ。

 ――と思ったら、意外や意外。中からビールが出てきたじゃないか?!たまには良いこともするもんだ。

ビール様のご降臨


 で、出てきたのは『スーパードライ・つくばエキスプレス開通記念缶』スーパードライって、よくこのテの記念缶よくやるよな。広告料でも取ってるのか?その辺は後で聞いてみることにしよう。

記念缶の外見


 バド党のハチとはいえ、これは嬉しい。これで当分ビールに困ることは無い♪嬉々として、ビール缶を冷蔵庫に詰めていくハチ。一本また一本と、銀色の缶が冷蔵庫に吸い込まれていく。そしてまた黄色い缶が――

 ゑ、黄色い缶?ま、まさか…

お約束の黄色い悪魔

 ――やってくれたよ。ビールが入っている箱の中を探ると、奥の方からマックスコーヒーが出てきたじゃないか。ヨースルの人が箱をわざわざ開け、中にマックスコーヒーを仕込んだ様子。結局、中身の過半数が、例の黄色い悪魔にすり替えられていた。

 が、例によって、この黄色い悪魔を母上が喜ばれ、自宅の冷蔵庫に入る事となった。で、これを書いている現在(7月末)、半分ぐらい消化済み。夏の間に全部無くなる見込み。

 えっ、ビール?1週間で消化したけど。

6月11日


 前日より喉が痛かったんだが、明けて今日になり、これに高熱が重なり、完っ全にグロッキー。会社を休み、病院に行く。行くといっても、転がり込むといった方が正しく、マトモに立てない状態のハチは、車椅子を使わせてもらい、即ベッドに移動する羽目となったとさ。

 ベッドに担ぎこまれたハチ。これから、点滴を打ってもらうらしい。奥で何かゴソゴソしたかと思うと、看護師のおねーさんが出てきた。腕の血管を探し出し、針を…あれ?妙に手間取ってる。キャリアが浅いらしい。

 その看護師のおねーさん、数分ほどハチの腕をいじくった後、ようやく当りを探ったらしく、消毒の冷感が肌をよぎる。そして針を刺し――ででででででででで!!!!

 いや、違うのだ。いい歳して、今更注射が痛いってワケではないのだ。今のは、針が血管に行く感触なんかじゃない。むしろ、金属が筋肉組織を裂く痛感、つまりは、凶器で刺されたって感じなんよ?!

 ま、早い話は誤射ってワケなんだが。文字通り、手に負えないおねーさんは、先輩看護師おねーさんを連れて来て、今度こそ、成功。


6月1日


 夏コミの当落通知が投函されたのが、先の28日。夏しか申し込まないハチは、例の冊子小包による通知は、今回が初めてとなる。今までの定形外郵便なら、通例では、翌週の火曜には着いていた。ならば今回も大丈夫だろう、と期待に胸躍らせて郵便受けを開いたら、デリヘルのチラシはおろか、地元共産党議員の議会レポート一枚すら入ってないカラッポで、見事な肩透かしを食らってしまった――ってのが、昨日までのあらすじ。

 さて、今日はどうだろう?正直な所、昨日には来る物とばかり思い込んでいたので、それが気になって気になって、今日一日仕事に身が入らない…と言いたい所だが、幸か不幸か、今日に限って現場要員が全く人間扱いされないハードな仕事進行で、当落通知の事を考える余裕すら無し。

 気づいた時には、フラフラと自宅の郵便受け前に到着。あ、そういえば当落通知…と思い出す間も無く、慣性で郵便受けを開けてしまったハチ。が、郵便受けの中には大きな封筒。窓付きの当落通知が入っていた!…と言いたい所だが、先述通り、フラフラだったもんで、郵便受け中の青い物体が一体何か、数秒ほど理解できずにいたのも、今となっては笑い話。

 そんなワケで何か、なし崩し的に、ハチの夏コミ当選が確定。後は、夏コミ当選者最大の義務たる、新刊を会場に持っていくを実行すべく、ただつっ走るのみ。

 来るべき夏が、お互いにとって、良い夏になることを願う。


5月29日


 日曜日。ちょっとした用足しで、外出する。その前に、郵便受けを見てみると、何か大きな封筒らしき物件入っている様子。もっもしや、夏コミ当落通知がもう来ちゃったのかな?!急激に、心臓の鼓動オクターブが急上昇するハチ。ドキドキしながら、郵便受けを開けるハチ。





 
 …プロバイダの会報でした。


5月25日


 夏コミ当落通知が届くまで、あと1週間程度。来週の今頃には、ネット上が当落の悲喜劇で沸くことであろう。

 さて、受付確認ハガキが届いて以来、疑問に思っていた事がある。ハガキには、「前回から、配達日数に3日程度の余裕を持たせることを承諾した、冊子小包に変更云々」と書いてあった。はて、冊子小包?前回に申し込んでなかったハチには、今ひとつピンとこない。

 それに、『配達日数に3日程度余裕を持たせることを承諾した』の一文が気になる。果たして、今回の通知はいつ届くのやら?――と、ここは専門家に聞いてみるのが吉。と、以前会ったついでに、Kに聞いてみた。例によって小泉総理の悪口を延々と聞かされグロッキー状態で、何とかこの話題に持ち込んだ上で、アリスの「チャンピオン」の挑戦者の如き薄れゆく意識の中で聞いた事なので、詳細はいい加減にしか覚えてないが、概要は以下の通り。

 小包郵便に変えた第一の――いや、最大のメリットは、大口割引が有ること。一度に1000個以上で安くなり、更に条件を満たせば割引してもらえるという。

 
 調べてみたら、郵便のHPに冊子小包の料金シミュレーターがあったので、見積もってみる。夏当選分52000通を、全て東京都外に送ったとして、当落通知の重さなんぞ計った事無いので、仮に1通200グラムとして計算。通常だと210円だが、どうなるか…(ちなみに普通の郵便〔第1種郵便〕だと、240円)

 ぬを?!な、何と、合計5720万円。1通辺り110円と算出されたじゃないか!

 この結果を信じるなら、当選分だけでも、約520万円の節約。これは大きいね。只、割引条件の「配達日数に〜」が気になるが、今時、早く知りたい人々はネット検索してるだろうから問題ない、って事だろう。

 ま、回を重ねるごとに、経費が肥大化しつつある事だし、節約できる分は節約するに越したことはないわな。が、こうやって節約した金も、コミケ前夜の居るはずの無い参加者対策に消えそうなのには、複雑な心境であるが。


5月15日


 ハチの記憶が確かならば、シティのドームの後は次は夏コミってのが、九州の同人屋の王道スケジュールらしい。

 とは言うものの、当落判定が半月後なんで、今はのんびりしつつ、ネタを考え…ってワケにはいかないんだわ。今年に限っては。

 最大の原因は、今度アルファから出る(いや、厳密なクライアントってか販売元はSCEだが)絢爛舞踏祭。始めは去年の春に放送してたアニメ番組のゲーム化って事で、全っっ然期待してなかったんだが、そのシルエットが徐々に明るみにされるにつれて、どうやら、アルファイズム満載の恐るべきゲームらしく、久々にゲーム食指がピクピクと動いた次第。

 ――それがね、事もあろうに7月7日発売ときたもんだ!

 ったく…アルファは一体、何考えてるのだ?!同人屋にとってこの時期は、夏コミ新刊の原稿執筆をしてる大事な時期じゃないか。ゲームどころの話じゃないってば。

 …いや、待てよ?絢爛が出るのは7月上旬。一方、夏コミ早期割引の第一陣(大抵は20%オフ)が、例年で7月中旬に来るんで…こりゃ、早めに原稿を仕上げて心置きなく遊べ、というアルファの親心と、好意的に解釈しておくのが懸命かもな。

 そんなワケで、今年の夏は、早期割引を目指すと、ここに肥えたからかに――ってマテ、何で一発変換できぬ?!今のハチの体格に非常にタイムリーで、面白すぎるから、つい残しちゃったじゃないかよ?IMEよ――声高らかに、宣言しておく。

 で、当面の目標として、6月末までに原稿の大部分、本文のペン入れまでを完了しておく事。そこまで出来れば、絢爛の発売日前後には殆ど完成までには、充分こぎ付けられるだろう。

 その為にも、当落を待ってる場合じゃない。今のうちから、早くコンテ(ネーム)を…って、そこの八兵衛、ROやってる場合じゃないだろうが!と、セルフ・ツッコミを入れておく。


5月12日


 先月からかな?左足親指の爪が巻爪起こしてるな、と気にしてたら、今月あたりから、その部分が化膿して、それはグロくて大変な状態になってね。毎日洗って消毒液で拭いても、すぐに膿がドクドクドク…と沸き続けるんだわ。これは大変だ、と病院に行った。

 病院にて、先生に診てもらう。いや、このよう事態は前例があってね。その時は確か…「じゃぁ、切りましょうか」――やっぱり。ここで言う切るってのは、言うまでも無く爪の事。爪を切るといっても、普段やるような、横方向じゃなくて、縦方向にザックリと。

 まず、手術台に寝かされ、部分麻酔を打たされる。ハチからは、丁度見えない位置になるので、どこに打たれてるのかは知らぬが、これが異常に痛いんだわ。これを堪えてると、徐々に感覚が薄れる。ってか痺れる。他で例えるなら、長時間正座をした後の足って所か。

 ベッドの向こうでは、先生がハチの足で何かやってる。麻酔で足の感覚が無いので、何やってるのかは全然わからない。ってか、分かりたくないのだが。

 時間は15分足らずで、あっさりと終了。近くにあった金属トレイを見ると、ごっついハサミの傍に、血に染まった爪が転がっていた。目分量測定で、縦20ミリ強、横数ミリ。ちょっと伸ばした足の親指の爪を切った後サイズと言えば、想像できるだろうか。しかし、コレぐらいの大きさを、縦方向にザックリと切ったという違いは、あるのだが。

 足の指が包帯でグルグル巻きになって、靴が履けないので、スリッパを借りて治療室を後に。後、化膿止めと痛み止めの薬を貰って、今日の所は帰宅。

 先に、麻酔で痺れたような感じだと言ったが、その麻酔切れたところで、お約束どおり、痛むんだわ。それも、ズキズキズキズキズキ…と。いやいや、そりゃ痛むわな。実質上、生爪剥がされたようなものだしね。

 痛み止めで誤魔化しながら、その日を何とか過ごす。普段立ち仕事なんで、靴が履けないってのはどうよ、とどうかと思ったら、スリッパなら大丈夫だとか。で、その旨を職場に電話したら、上司社員氏は「あ、スリッパでいいから、気にしないで来い」とハチの傷具合を、暖かく労ってくれた。ふぬー


5月9日


 昨日は帰宅後直ぐに寝てしまって、恒例の一人打ち上げができなかったんで、今日、改めて実行。

 実行に当たって、セルフ人体実験を行うことに。すなわち、近所の薬局で売ってた『二日酔い最強セット』とやらを試してみる。さて、買ってきたこのセット、活蔘(カツジン)28(明治製菓)、ビイレバーキングS(カネボウ薬品)のドリンク2本と、ワタナベオイスター(渡辺オイスター研究所)の分包1袋で構成されている。

近所のドラッグストアにて3点セットが1400円弱


 これらを酸素プラス(ミネラルウォーター・日本食研)で流し込んで、早速飲みに入る。

 ビールをガブガブガブ…と飲み始める。このビールは数日前から買っておいたので、コキコキ度は申し分ない。あれやこれやと飲んでる内に、あっという間に8本達成。っと、ここからが本番ナリ。いやね?一度やってみたい事があってね。飲みついでにやっておこうって魂胆。

 そのやってみたい事ってのは、ビール缶の8本積み。早い話が、「ちょびっツ」1巻の後半で、ちぃがやってたアレだわな…あっそこ、笑うな!

 ってワケで、早速積んでみ…グゥワラングゥワランガラン……ぬぅ、意外と難しいものよのぉ…で、悪戦苦闘すること10数分、ようやく作中通りに積み上げる事に成功。

清水先生できた


 何か不毛な事をしてるような気がしない事も無いが、まぁ、気にしない事にしておこう。っと忘れてた、二日酔いセットの効果だが、これはイィね♪コレだけの量だと、翌朝にそれなりの負担はあるモノだけど、翌朝の目覚めも悪くないし、体調も順調。これで1400円弱は高くないかも?


5月8日


 今日は、Cシティドーム。例によって、前日まで原稿がズレ込んで、当日に会場で製本して…ってのはどーでもいい。イベント終了後に、凄いモノを見てしまったんで、書いておく。

 帰りのバスでの事。寝不足でフラフラで吊革にしがみ付いて、立った状態でまどろんでると、突然けたたましい声に目を覚ましたハチ。

 声の方向を見てみると、バスの降車口から一人の中年茶髪オババが、運転手に噛み付いていた。このオババの話に耳を傾けてみると、コレが凄いんだわ。いやいや、ここまで流暢な、ぴんたぼ語を聞いたのは初めてだ!まるで意味不明な言葉を、運転手に、重機関銃の如くたたみかけているんだわ。

 このオババのぴんたぼ語を、ハチの拙いぴんたぼ語で辛うじて翻訳してみると、「バスが所定の位置から道路側寄りに止まっているのが危険、乗客などが怪我をしたらどうするのだ」って事らしい。

 哀れなのがこのバスの運転手。運悪く変なのに捕まってしまったこの御仁は、この場をやり過ごそうとするが、その気配を察するやこのオババ、さらに猛獣の如く食いついてくる。画して天神某所にて、運転手とオババの血みどろの攻防戦が展開されたという。

 オババは運転手に「笑うな!貴様の為に云々」と吠えていた。うむ…確かに笑ってた。しかし、笑っていたのは、この場に居合わせた全員であって、笑った対象は、あのオババである事は言うまでも無い。それに、危険を問うなら、日曜の昼間にバスを足止めし、天神の交通を妨害してるこのオババも同じことだよな?

 10分ぐらい散々吠えまくったオババは、やっとの事でバスを解放する。降って沸いた災難に運転手及び乗客10数名(ハチ含む)は、精神的に多大な疲労を抱えつつ、終点の博多駅方面に向かったのであった。

 途中の車内では、さっきの騒動が話題に上る。運転手への同情の声も。乗客各位の会話では、あのオババはJR西日本の脱線事故に便乗したクレーマーでは無いか?って事で結論付いたとか。


4月21日


 口では「地震にはいい加減慣れた」とか強がり言ってても――本音を言うと、怖いわな。やっぱ、あんな大きいのを、中1ヶ月程度の連続で食らうとねぇ…

 今日は風が強いんだが、風が窓を叩く音でさえも、ビクゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!と、過剰反応してしまうハチがいたりする。

 そもそも飛行機や船なんかの、足が地面につかない環境には、どうしても馴染めないタチのハチ。この地震も動揺、いや同様、動かないはずの地面が動いてしまった、違和感やら恐怖感が、心ン中に染み付いてしまってるんだろうな。非常に難儀ナリ。


4月20日


 昨夜は、JUNKの爆笑問題大田の一人語りを、関心半分呆れ半分で聞き、JUNK2で私物を略奪される波田陽区の悲痛の声を聞きつつ、原稿用紙と格闘。そんなワケだから、ベッドに入った時は4時半。遠くで新聞配達のバイク音が聞こえる中、ちゃんと起きる事ができるか不安になりつつ、眠りについた。

 先に結果を言ってしまうと、その心配は全く無用だった。

 突然、目を覚ますハチ。目覚ましは鳴ってない。寝起き直後で脳が寝てるハチには、何で目を覚ましたのかが理解できない。直に脳が活性化するにつれて、全身の感覚が事情を把握――ってか、また地震かよ?!

 先月同様のとてつもない轟音に、成す術が無いハチ。今回も、布団を被ってやり過ごす。完全に寝起きを突かれたハチにとっては、恐怖以外の何物でもなかったと、正直に言っておこう。

 テレビをつけると、時間は0612時。地震は、0611時に発生したらしい。部屋を出ると、母上が台所を片付けておられた。揺れで食器数点が落ちたが、破損には至らず。母上は「まだ時間があるので休んで良い」と言われたが、あれだけのショックを食らった後だ。カンペキ以上に目が覚めてしまい、二度寝なんぞ不可能。ネットに繋げ、被害を受けた人々の情報を見たり、ROで地震にあった冒険者と話をしたりした。

 情報によると、西鉄が止まってるらしい。このまま終日止まってくれたら、サボる口実となって有難いのだが、前回の事例から考えると、まず望めない。それに、職場に電話したら「電車が動いてからでいいから来い」と、暖かいお言葉を頂いたので、いずれは行かないといけない。とは言うものの、直ぐには状況は変わりそうにないので、とりあえずは昨夜の原稿の続き。

 結局、弁当を家で食らって昼過ぎに出発、職場に着いたのは2時過ぎ。それでも職場の連中は、はるばる来たハチの為に、しっかり仕事を残してくれた。従業員同士の熱き友情に涙が出らぁ…

 はふぅ…とんだ災難で飾られた、大変な一日だった。ただ、家裁道具一式がほぼ無事だった。その事だけは、せめてもの救い。


4月16日


 コンビニで売ってた、トリスのポケットボトルが妙に気になったので、買ってみた。酒飲みならば名前ぐらいは知ってるだろう、天下の安ウィスキー也。

 紙のパッケージに入っていたんだが、開けてみると、180mlボトルと一緒に、プラスチック製のワンショットグラス(?)が入っていた。手にとってみると…なるほど、原稿でも描きながらチビチビ飲るのには最適だ。流石は庶民ウィスキーだけあって、安い分、それなりの工夫が施されている模様。

こんな紙箱に入ってた


 ところで余談だが、このトリスはアルコール37度。でも、EU規格ではウィスキーは40度以上で無いとダメらしい。


4月2日


 酒の肴に、パテ類を色々試してきたハチ。そんなハチだが、以外にもレバーパテというモノを未だ食らってない。発作的に食べたくなった――厳密に言えば、それを口実に酒を飲みたくなった、だが――ので、ジェンセンのレバーパテを調達してきた。

 さて、飲みの時間である。ハチはレバーという物件を、嫌いというわけではないが、自ら積極的に食らう事はしない。出されれば食らう程度。なので、この新しいレバー料理初体験に、一抹の不安を感じつつ、クラッカーに塗りたくる。そして、食らってみる――

 UMeeeeeeeeeeee!!!!!!

 いやいや参った!これには驚いた。ムチャクチャ美味いんだわ。レバーといえば、脳内では真っ先にレバニラの味が思い浮かぶハチ。が、これはレバーの奇妙な食感も臭みも無く、ただ上品な旨みと風味だけが、口の中に広がっていく。これがレバー料理というのなら、生まれて28年間と10ヶ月の間に食らってきた物件は、一体なんだったのだろうか?

 思わぬ発見に、酒が進む。いや、例え不味かろうが、酒で流し込んでただろうが。ちなみに今回の酒は、ビック酒販で安売りしていた、オーストラリア産イーグルホークのスパークリング

 今日はもう一つ、新しいのを試していた。それはランプフィッシュ・キャビア、つまり代用キャビア。近所のダイエーで売っていた。ハチは当然の事ながら、キャビアというものを食べた事の無い。よって、本物との比較のしようが無いが、強いて例えるなら、寿司ネタのトビッコに、強めの塩味を付けて、尚且つ、毒々しいまでの濃い藍色で強引に色をつけて、キャビアの体裁を取り繕ったような感じ。

外見はこんな感じ。一瓶609円也


 味はまぁ…こんなモノかな?ちょっと贅沢感を味わうなら、悪くない。


クラッカーに盛るの図。着色料らしきモノが蓋に残ってるのに一抹の不安が


 ところが、これに使われていた着色料、或いはランプフィッシュの卵が体質に合わなかったのか、翌日は、終日腹を下しっぱなしで苦しんだという。もう当分は食らいたくない…


4月1日


 この話は、エイプリルフールとは一切関係ない事を、予め述べておく。

 連日仕事がかなり長引く今日この頃。特に今日は強烈に延びまくり、ヘロヘロになりつつ、家路につくハチ。疲労が限界に達し、今日はな〜〜んにもしたくないな、と思いつつ、電車に揺られる。ふと、途中の駅前のブックオフに、前々から目をつけていた、好きな作家さんのコミック――当然ながら成人向け――が置いてあるのを思い出した。

 疲れてる時には、別の方が元気になるというが、このケースでも該当するらしく、フラフラになりながら、西鉄古賀潤一郎駅で下車。同駅前のブックオフにヨロヨロと辿り着いた。

 お目当ての本を手にし、レジに向かおうとした瞬間、レジにおける現実を眼前にして、今更ながら、ハチが行おうとしている行為の重大性に気がついた。早い話が、エロ本買おうってのに、レジに女性がいる!という事。

 これが北天神のメロンやとらなら、どーーーーーって事無い。例え女性だろうが、先方も客層を熟知しているので無問題。って言うか…いや分かっている。頭では分かっとっとよ。店にそれが置いちょる以上、客なら堂々と買う権利ば有しとるハズなんよ?

 ――などと、エロ本を手にしつつ、頭の中で色々と力説してるハチ。客観的に見ると異常であろう。いい加減決着をつけねば、と改めてレジを見てみると、男性2名と女性1名が入っている。

 ……確率は6割か。イチローの出塁率より、よっぽど高いってワケか。覚悟を決めて、レジに突撃するハチ!すいません、これお願いし――

 「いらっしゃいませー♪」

 んノォォォォォオオオオ!!!!

 何たることか!ハチの目の前に現れたのは、おねーさんの方じゃないか?!一番恐れていた事が現実になり、思わず天を仰ぐ……

 そんなハチの嘆きを無視し、レジのおねーさんは淡々と、レジを打ち、エロ本を袋に詰めていった。渡された本を見て、ちょっと驚くハチ。普通ならばビニール袋なのだが、今回は紙袋。中身が透けないようにという、武士の情けって所だろう。

 ふぅ…本買って、こんなに疲れたのは初めての経験だった。


3月22日


 ヨースルの人から小包が届く。またマックスコーヒーかよ?と、乗り気はしなかったが、とりあえず開けてみる。

中からこんなのが

 中身は、ペヤング・ソース焼きソバ超大盛りとかいう代物。ペヤングと言われても、関西以西の人にはわからないだろう。ハチすらも、関東以東ではかなりのシェアを誇っている、程度しか知らない。

 食べ物とあって、例の黄色い悪魔よりはマシというもの。後日食らってみることにしよう。

 ――と、この日記を書いてる3月後半のある日、早速試食してみることに。

 間近に見て愕然。容器がやたらと巨大なのだ。通常の焼きソバの、大体2倍はあろうか。

隣のビール缶との比較図

 フタを開けてみて、更に愕然。通常の麺が2つ入ってるんでやんの。どうりで巨大なワケだ。お湯を入れ、作って食らう…ん、まぁ…そもそも、UFOあたりと比較するのは間違いかな。手っ取り早く空腹を満たすには、実に最適。

逆転の発想というか、コロンブスの卵というか…確かにこの方が低コストだわな

3月20日


 前日は夜明け前までROをやってて、一旦起きたのが9000時頃だったろうか?それから再び二度寝に入り――

 ぬおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ?!!!!!!

 どう考えても、ありえない轟音に目を覚ましたハチ。お、おおおおぉぉぉ…な、何じゃぁぁああああああ……目を覚ました直後は、何が何だかよく分からない。この前、家の前のガードレールに車がぶつかったというが…いや、それじゃあんな音はしない。

 意識がハッキリするにつれ、ガタガタガタガタガタガタと物音が聞こえる。同時に、ガラスが割れるような音も。この時点で、どうやら地震らしいと気づく。とは言うものの、今の状況では成す術も無くどーしようもないので、揺れが収まるまでは、と、再びベッドの中にもぐりこんだ。

 揺れがやっと収まった。ハチの感覚では、目を覚ましてから、あれこれ10分ぐらいは経過したように思えた。ま、実際は30秒程度だろうが。

 さて、ベッドから起きたハチが早速行ったのは、損害の確認。部屋の周囲を見回してみると、高いところにおいていた至る物が落下、散乱していた。とは言うものの、普段が汚いので大して変わっては見えなかったが。一番心配であった、ラジカセやPCなんかの高額物件は、特に破損の後も無く、一安心。

 直後、NHKの速報を見るよりも早くネットに繋げるという、ダメ振りを発揮。ROを覗いてみると、プロンテラの街でも地震の話題が。当事者と思われる冒険者数名と、暫く話をする。ああ、そういえば、台所の方で物音がしてたような…

 部屋の外から、妹が「手伝いに来いニートめ!」と言いやがる。本当のニートは貴様だろうがぁぁぁ!この無職女めがぁぁぁ!!!と言い返しておいた。とは言うものの、片づけせねばならんな。適当な所で見切りをつけて、回線を切り、片付けに。

 台所に行ってみる。先ほどのガラスが割れる音は、確かあの方向だったが――

 あらららら…家具こそ倒れなかったものの、割れた食器の残骸が、至る所に飛散してるじゃないか。仕方ないので片付ける。片付けるにつれて、とんでもない事が判明。割れた物の大部分が、ハチの私物じゃないかよ?!

 ワイングラスにシャンパングラス、ウィスキーやブランデー用のショットグラス、更にはビアグラスも。ハチ使用の飲み用具一式が完全崩壊。そして何より一番痛かったのが、ギネス3本入りのオマケで貰った、ギネスのロゴ入りビアグラス。高額のPCが無事だったとはいえ、これには流石に凹んだり。


3月18日


 ここの日記における黄色い悪魔こと、ジョージア・マックスコーヒー24入りケースを、関東に就職行ったヨースルの人が送りつけやがったのは、前から読んでる皆は覚えてると思う。

 その黄色い悪魔が、何と無くなってるじゃないかい?!台所の一角に鎮座していたそのケースが無くなっていたのだ。聞くと、母上が飲んでしまったらしい。そういえば、母上は妙に気に入ってて、よく飲んでたが。

 箱は既に潰してしまった後なので、写真を取れなかったのが残念。


2月26日


 何も考えず、ふらりと博多大丸に立ち寄ったら、ジェンセンのサーモンパテが置いてあった。実は正月飲み大会の時に欲しかったんだが、手に入らなかった代物。早速買って、今夜の飲みで肴に。

ちなみにクラッカーは、ダイエーのセービング
紫さんスペシャル(1月1日分参照)も忘れない


 正月の時に食らったクルスカーナのとは違う。どっちも美味いんだけど、クルスカーナのは濃厚で、ジェンセンのはややあっさりかな。

飲んだのはコルドンネグロ。ハチ的に好きなスパークリングワイン

 コルドンネグロの他にハチは、更にチャスミルのミニボトルを1本空け、残りは1本となった。もうすぐ、白岳しろとかウィスキーとかを買えるようになる。


2月19日


 ハチ私室の押入れ奥。そこには、先にKから貰った「真露チャスミル」のミニボトルがある。(03年12月26日付参照)そして今現在も、同じ場所に鎮座したままであった。

 確かに悪くは無いんだが、そろそろ「白岳しろ」とかが飲みたくなった、今日この頃。それに未開封とはいえ、あんまり長く置くと味が落ちそう。そんなワケで、そろそろ本格的に完全消化を考えたハチだった。

 箱を開けてみると、今現在の残りは7本。――これを手っ取り早く消化するには、酎ハイだろう。良い機会なので、「真露チャスミルに最適の酎ハイを探そう飲み大会」を実施することにした。

 その日の夜、ジュースや炭酸水を買い込んで、実験開始。以下に結果を述べてみよう。

 実験T:ジンジャーエール
 ビック酒販コーナーで売ってた、瓶入りの代物。モノが良かったのか、割った後でも、ジンジャーエールのピリピリした風味が生きてる。悪くない。そこそこ飲める。

 実験U:トニックウォーター
 同上の物件。サイダーにもっとパンチ効かせた風味で、該当物件の酒にも合う。結構良し。

 実験V:カシス
 ミニッツメイドのを使用。おっ?これは上品な味。カシスが強く、チャスミル本来の風味が消えてしまってる気もするが、これはこれで悪くないと思う。

 実験W:オレンジ
 同上物件。オレンジの酸味がチャスミルの甘みに、意外とマッチしてる。

 実験X:ノンアルコールビール
 近所のスーパーで買ってきた、欧州最大シェアとかいうのを。初めて飲む代物なので、まずはそのままで――ぬっこれはなんじゃ?!ビアテイストとか称する割には、不思議な味。敢えて例えるなら、安い発泡酒に蜜を混ぜたような。で、実際に割ってみる。ぬぅ…ハチの口に合わない。元々の甘味とチャスミルのそれとが邪魔しあってる。

 実験Y:ブラックコーヒー
 冗談半分でやってみたんだが、これが大当たり!チャスミルの微かな甘味が、コーヒーの風味を引き立てる、って感じかな。

 意外な結果となった。殆どの実験媒体は、「それなりに飲める」止まりであったが、冗談でやったコーヒーが、思わぬ大成功を遂げてしまう。

 そして、肝心の酒消化の件はというと、この一晩だけで、200ml入5本を消化。22度なので、純粋アルコール換算で220ml。つまり、計算上は1本分の消毒用アルコールを飲んだ事になるんだが。むぅ…


2月7日


 W杯アジア予選vs北朝鮮戦が近づいた、今日このごろの報道を見聞きして、思ったこと。

 (葉巻吹かしつつ)政治は関係ねーだろ、政治はよ。おー

 つまり、そういう事。わざわざ、中国の悪い見本を真似する必要も無いしな。んで、肝心の試合はどうなるかだけど、ハチ個人的には…ま、大丈夫でしょ?逆に言えば、これ勝てなきゃドイツ行けないって。


2月4日


 深夜、コンビニにコピー取りに行った帰り、リアルゆかり車を見た。

 いや、車種は明らかに違うのだが、車のぶつけ具合へこみ具合半壊具合が、正にそのまんま。信号待ちしてたそれは、直ぐに走り去った。

 あまりにとっさの事であったので、カメラに収めそびれたのが、今でも惜しまれる。それぐらい見事であった。


ハチ的関西遠征2005冬レポート
〜関西メイド財宝探索紀行〜

いつになく長くなったので、別にしておきます。
例によってこちらから。


ハチ的冬の同人祭り第一弾
八兵衛探検隊・恐怖(?)福岡ドームに謎の無敵スターを見た?!編

1月22日


 冬の同人祭り第1回、CNin福岡ドームもう少しで福岡Yahoo!Japanドームの日を前日に控えた今日。いかがお過ごしでしょうか、自分?

 11月中旬、描き始めの段階では確か、この日はPOPまで作ってしまって、日付が変わる前には寝てしまってる事になってる。それから時が過ぎ、1月上旬。やはりそのプランは無理かと思い、軌道修正。この日は、遅くに何とか製本を済ませ、出発までには本を持参できる事になってる。

 さて、現実は…いや、分かってるとは思うけど言っておく。

 時計がもうじき、日付を変えようといる、2300時現在。原稿未だ完成せず。

 いやいやいやいや、まさか、ここまでズレ込むとは、マジで夢想だにしなかったな。3日で終わると思ってたCG仕立てのカラー表紙が、意外な悪戦苦闘で、1週間かかったのが原因か。いや、今グダグダ言っても仕方なし。朝までに原稿を完成せねばならぬ。完成させて、朝バスが動き始めてから出発。キンコーズでコピーする。早い時間なら、その場で製本も可能。とにかく、これ以上は引けない!

 …とは言ってはみたが、完成時間が予定調和の中でズルズルとズレ込んで、結局、全ての準備が終わり、出発可能となったのが、0730時にまでズレ込んだ。

 まぁ、いい。あんまりしたくないが、会場で製本するか。カートを引っ張り、家を飛び出したハチであった。


1月23日


 前日からの締め切り攻防戦死亡遊戯から明けた朝。会場へ向かう…前に、原稿をコピーすべく、キンコーズに赴くハチ。

 サークル入場〆切は1045時なので、今の時間ならキンコ内で製本する余裕もあるのだが、悲しきかな。今回はちょっと事情が違ってた。無敵スターと待ち合わせしていたのだ。

 普段は、Kが同行するんだが、Kが休日出勤食らって断念。一人旅になる所だったが、折にスターが、開場前のドームを見てみたいとか言うので、丁度チケットが余る事もあり、同行を許可しておいた。チケットを渡しておけばよかったんだが、Kの不参加が確定するまで時間がかかったんで、現地集合と相成った。

 スターには「1000時集合、時間厳守。遅れたら見捨てる。なお、博多時間は適応されない」と言い切ってしまった手前、自分から遅刻はできやしねぇ。

 何にしても、コピーだけはしておかねばならない。時間と相談しつつ、どこのキンコに入るべきか検討。その結果、とある店に飛び込んだんだが。これが大当たり。思いの外、綺麗にコピーできた。

 ちょっと脱線するが、キンコは、非24時間店舗の開店直後が一番メンテナンスが良いらしい。あとは、オフィス街店舗の週末早朝〜午前中って所だろうか。

 話題戻り、ドームに向かうハチ。郊外→天神へのルートは、地下鉄七隈線開通以前の当時、バスが主流であり、時間が不確定なのが悩みの種。それは、時刻表上、いくらバス本数が多かろうが関係なし。時刻表の上では5分間隔で来るはずのバスが、15分待たされてかなり焦ったが、辛うじて時間までに到着できた。

 さて、来てるかなー…っと、いたいた、普段着のコスしてる無敵スター。

 「ちょいとハチさんよ?」ん?どした、スター「どしたじゃない。誰がコスしてるんですかい」ってか、例の衣装が普段着みたいなモノじゃん?「全然違いますって」少なくともクイズ常連は、そう認識してる。

 こんな遣り取りをしつつ、ドームの中へ。そういえば、九州の同人屋は年2回(赤豚主催を含めると4回)、選手専用口からドームの中に入り、ドームの下に入る。考えてみりゃ、凄い贅沢なことである。と、スターが言っていたが、それは真実かも。スタンドで野球見るよりも、下に降りて人工芝を踏む回数の方が多い同人屋も少なくないだろう。

 製本も終わり、開場を待つところで、世間一般で言うところの無敵スター登場。「だから、その世間一般って」(無視)今日のスターは、美凪の衣装。さっそく、通る人々を引かせまくるのは、流石はスターといったところか。

 1100時。開場。毎度毎度気になる事なんだが、何故に「2001年宇宙の旅のテーマ」を、開場のファンファーレとしているのやら。ゾロゾロと来る参加者ら。スターを一瞥するなり、明らかに引く引く。正に無敵スターの面目躍如ってところか。

 ムチャクチャ言ってる気もしないでもないが、衆目の目を恐れるぐらいなら、初めから無敵スターやってないだろうからいいだろう。このスターには、挨拶に来たABC戦対応装備で身を固めた宮原さん(早い話がマスクつけてただけがだな)も霞んで見えるぐらい。

 連日の寝不足もあり、体力不足故、今日は早めに切り上げて帰宅することにした。売り上げはそこそこ。帰宅後は、ベッドに崩れ落ちるハチ。その後は、夕食も食らわずに、ずーーーっと寝て、月曜の朝を迎えたとか。


1月3日


 ――ヤバい!こりゃ凄過ぎって。

 いきなり意味不明な言葉で始まってしまったが、最近のハチは、強烈なマイブームができてしまった。それはダイナマイト四国

 年末に録っておいた、ガキ使年末特番を見て以来、すっかり虜になっちまった、ハチがいた。いやいや、四国ステキ過ぎ!!

 普段なら、この日記ではAAは使わない主義なんだが、今回だけは、敢えてやらせてもらうよ?…じゃ、ご唱和願います。1、2、3…


    ∧_∧ 
 ┌ー(  ゜∀゜)しっこくしっこく!
  丶J   /J
   ( ミ   < ミ
   丶 丶 丶
   (__)_)

    ∧_∧
    (゜∀゜  )ー┐ しっこくしっこく!
    しヽ   し′
    彡 >  彡) 
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     (_(__)


    ∧_∧ 
 ┌ー(  ゜∀゜)しっこくしっこく!
  丶J   /J
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    (゜∀゜  )ー┐ しっこくしっこく!
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     (_(__)


1月1日


 前年度はお世話になりました。本年も「八兵衛の部屋」を、よろしくお願いします。

 まずは、年末年始の鯨飲馬食ショー近況から。大晦日深夜、日テレ恒例、岡村火葬ショーを見ながら年越し。その後、チャット3箇所を掛け持ちしつつ、年越し飲みまくり大会に突入。

 まずは、0時ジャストと同時に、コルドン・ネグロを開ける。で、酒盛りに華を添えるつまみとして、今回はカナッペを準備。前年までは、売れ残り狙いの買出し大会と決め込み、色々と買いまくってたのだが、酔いつぶれて食べ切れない事が多かった。その上、関西遠征を控えた上で給料が乏しいという、突撃貧窮問答歌を歌ってる状態である。

 そこで、分量をできるだけ絞って、少数精鋭でいくことにした。と前振りはここまでにして、ツマミ第一弾。酉年にちなんで、鴨&フォアグラのパテのカナッペ。フォアグラといっても、ツナギを色々入れたパテ(練り物)なのか、500円程度の物件。

 缶って言うか、ペットフードでよくあるような感じの、薄いアルミ容器開ける。ムッ…と、肉の臭みが鼻をつく。ちょっと日本人には馴染みの無い匂い。が、クラッカーに乗せてかじると、臭みが意外と気にならないから、不思議。

ちなみに100パーセントのフォアグラは2000円近くするが、買う気すら起きねぇ

 しばらくすると、Kから電話。福岡とらのあな恒例の、年越し終夜営業に行ってるとか。っていうか、31日の探偵ファイルで、70円で海外へ年賀状が送れるってあったじゃない?何であんな面白いネタを早く教えてくれなかった?「ああ、アレね。半分本当で半分ウソなんよ」ん?

 「つまりな、確かに届けられる事は届けられるのである。が、例え出したとしても、普通郵便、良くてクリスマスカード扱いになってな。そもそも海外には年賀状のシステムが無いから、元旦には届かないのだ」…はぁ。言われてみれば、探偵の方に張ってた年賀状のチラシにも、元旦には届かん、ってな事が書いてたな。

 「現実は我が局内でもな、年間数枚は20円切手を貼って海外送る年賀状を見るぞ」ほほぅ。…なことを話して、更に酒盛りは続く。

 続いては、スモークサーモンのパテのカナッペ。瓶を開け、クラッカーに塗り塗りしてかじってみる。ほぉ…確かに、スモークサーモンの味がするわな。悪くない。


 塗り塗りボリボリ食らいつつ、ワインも空け、2本目を制覇したところで、意識がデリート。気づいた時には、TVではズームイン特番が映ってた。あいやあいや…と、酔い覚ましのお茶飲みながら見てたが、再び気づいた時には、既に昼過ぎ。

 初詣に行こうかね…と、バス&電車を乗り継いで、来たりまするは、太宰府天満宮。時計は1600時頃。太鼓橋にはギチギチに人が詰まっていた。ムスカ様風に言うと、見ろ!参拝客がゴミのようだって所か。

 去年の疲れを未だ引きずっていたハチは、アレ見ただけでうんざり。横道にバイパスして、本殿へと向かった。冬コミのエロスペースを切り取ってきたような太鼓橋の修羅場を、ちと撮ってやろうかと、カメラを構えた。が、警備員がワラワラと出てきたんで断念。大人しく本殿に入ったハチだった。

結局撮れたのはこれだけ

 絵馬には、例年なら夏コミ当選を、謹んでお願いするのだが、今年はちょっと変えた。31日にも書いたんだけど、今年一年で自己向上を図りたく、正直焦りもあったりする。んで、今年一年で何とか頑張りたいんで、自己向上をお願いしてきた。

 とはいうものの、祈るだけじゃなくて、一番肝要なのは努力―――なーんて世知辛い事は、正月の間は置いといて、今は酒盛りしようじゃないか?クハハハ♪

 まずはビールで、昨日の残りのパテ類とクラッカーを消化する。サーモンパテの上に、前に買ってきたイクラを乗せて食らうと、これが良い感じ。

他で例えるなら、紫さんが絶頂に達しそうな、そんな味

 ビールが切れたところで、真打の登場!Kから貰った、菊正宗金粉入りの登場だぁぁぁ!!

ゴージャス過ぎ

 届いたときから驚愕のハチ。何せ、1升瓶(つまり1.8リットル)が2本。箱を開けると、大奥第一章のOPかよ?って具合のゴージャスさに、更に驚き。

 テーブルに置くと…で、デカすぎるっっ!!(CV:垂木勉)

近隣物件との比較図。その巨大さに、室伏がかすんで見える

 その巨大さに、改めて驚愕。肝心の味はというと――辛口って言われてるが、それ故に結構、どんな食い物に合う。さっきのカナッぺなんかの、洋食との相性も悪くない。ガンガン飲んで、色々食らいまくって元旦の夜を―――

 再び再び気づいた時には、元旦深夜。瓶は既に半分を切っていた。丁度やってた「吉原炎上」を、酔い覚ましついでに見て、ベッドに潜り込む。こんな感じで、ハチの元旦は過ぎていったとか。


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