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本編の主人公。住所不定無職。「必殺タマつぶし」で全国にその名を轟かせる、男の中の男。はじめて目を覚ました時には河の上を段ボール箱に乗って流されており、必死で泳いで河岸についた途端「悲しくて悲しくて 涙がポロポロ出てるうちに寝てしまった」という、本気で泣かせる生い立ちを持つ。なお、この際に「人生で一番大切なことを学んだ それはヤケクソということだ」という。喧嘩が滅法強く、行く先々で「石のコブシ」「動くアルプス」「ドラ猫発電機」等々、様々な異名を取る。が、基本的には名無しだった。雷の轟く夜に名前を聞かれ、思いつきで「雷蔵」と名乗る。当初はほんの暇つぶしのつもりでやくざの抗争に首を突っ込むが、窮地に追い込まれたところを救ってくれたオヤジへの恩返しに、三途の猫町の大掃除に乗り出す。 |
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