− 能力値の検証 −
続いてAbility Score(能力値)の話をしましょう。
Rogueは30点のボーナスポイントを持っていて、それを自由に割り振ることができます。ただし、一つの能力に割り振れるボーナスポイントは25点が限界です。ボーナスポイントは、必ず使い切らなくてはいけません。
どの能力値にボーナスポイントを割り振るかは難しいところですが、Rogueとしてキッチリとした仕事をこなしたいなら、STR・DEX・AGI・STAのどれかに割り振るのがいいでしょう。またRaceによっては能力値にバラツキがあるので、そのことも考慮する必要があります(弱点の補強、長所を特化させる・・など)。
■Strength
この中で、能力値が高いともっともその影響が顕著に出るのは、一般的にSTRと言われています。STRを上げることで、武器によるダメージの平均値と最大を少しずつ上げることができます。敵のHPを削るのもRogueの仕事の一つです。それ故、STRを上げることはRogueの一般常識となりつつあります。
またSTRは持ち運べるアイテムの量にも影響します。長く冒険をし、たくさんの戦利品を持ち帰りたい人はSTRを上げておくべきです。
■Dexterity
DEXは攻撃の精度を上げるということなのですが、能力値を上げてもあまり劇的な変化はありません。攻撃の精度は、DEXよりもレベルに依存しているというのが現状です。
しかし武器のEffectの発動率は、DEXにより大きく変化します。魔法の武器の中には特別なSpell(Effect)が込められているものがあり、規定されているレベルを満たした者が振るえば、稀にそのEffectが発動して敵を攻撃してくれます。このEffectの出る確率はDEXに大きく影響されるようで、Effectを戦闘に積極的に取り入れたい人はDEXを重要視すべきです。
また、これはThrow Weaponでしか関係ないのですが、Critical Hitが出る確率はDEXの影響を受けます。Critical Hitが出ると、通常より多くダメージを与えることができます。55レベル以上のRogueはAlt Skill(追加Skillの一種)でCombat Furyを修得すれば、あらゆる攻撃でCritical Hitが出せるようになります。ここでCritical Hitが出るか否かも、DEXに依存していると言われています。
DEXは他にもAssassinate(暗殺、60レベルのRogueの能力で、敵に3万2000ダメージを与える)やRogue専用Skillの成長の早さにも影響すると言われていますが、ハッキリしたことはわかっていません。
■Agility
AGIは攻撃の回避率に影響を及ぼすと言われています。これはあくまで回避率の問題で、攻撃が当たってしまった後、受けるダメージは変わらないようです。しかしこれもDEX同様、AGIをかなり上げても目に見えて攻撃を避けるようになるわけではありません。回避できるか否かは、AGIよりもレベルに依存しています。
■Stamina
STAはSTRに継いで、上げた恩恵がが目につきやすい能力値です。簡単に言うと、STAを上げるとHPの上限が上昇します。Rogueはそもそも敵の攻撃の対象になるようではイケナイわけですが、無傷なまま冒険から帰ってこれるわけでもありません。HPはあるに越したことはないのです。
またSTAが100以上になると、疲労度(右上の黄色いバー)が限界に到達しても能力値のペナルティーを受けなくなります(ジャンプなどはできなくなりますが)。能力値のペナルティーを受けては、戦闘は不利になります。その為にも、STAを上げる意味はあるでしょう。
■Wisdom
戦闘ではあまり意味のない能力値。
Rogueにはあまり重要な能力値ではありませんが、Trade Skillをがんばりたい人は上げておくべきです。都市伝説(?)ではWISが高いとTrade Skillの成功率が良くなると言われています。
■Intelligence
戦闘ではあまり意味のない能力値。
INTが高いと、Trade Skillの成長率が俄然よくなります。Trade Skillをがんばりたい人は上げておくといいかもしれません。
■Charisma
戦闘ではあまり意味のない能力値。
アイテムを売買する時重要になる能力値で、CHAが高いと安く買い・高く売ることができます。売買にはfactionも関係してくるので、そちらにも気をつけるといいでしょう。
またCHRは、ギルドでSkillを学ぶ時の授業料にも影響します。CHRが高いと、授業料も安くてすみます。
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■Race(種族)
■Deity(信仰)