Gamers’ Question

 

 

-attention-

 このコーナーは、ゲームをプレイしていてふと思いついた疑問について、勝手に解明していくというなんとも勝手なコーナーで、筆者の主観がかなり入り込んでいます。そのため、同意できない部分や、もしかしたら気分を損ねるようなこともあるかもしれないので、十分に覚悟してお読みください(^^;

 

 

Contents

01.なぜピーチ姫は何度もさらわれるのか?(スーパーマリオシリーズより)

02.RPGで、なぜ最初は弱い敵しか出ないのか?(RPG全般より)

03.転職すると、なぜ年齢まで変わってしまうのか?(DQ3より)

04.クリフトはなぜボスにザラキばかり唱えるのか?(FC版DQ4より)

05.プックルはどうやってカボチまで行ったのか?(DQ5より)

06.なぜ遠距離魔法にも「突撃」してしまうのか?(FEトラキアより)

07.主人公のお父さんはなぜ振り込む金額がわかるのか?(MOTHERシリーズより)

 

 

1.なぜピーチ姫は何度もさらわれるのか?(マリオシリーズ)

 ピーチはなにしろ一国の王女です。当然、警備も並ではないでしょう。にもかかわらず、なぜしょっちゅうさらわれてしまうのか?クッパ側にはカメックというワープできる魔術士がいますが、所詮は画面内の近い範囲しかワープできません。したがって、カメックがピーチをさらうなどというのは不可能です。では、なぜでしょう?これは、

 ピーチの側近に、クッパと内通している者がいる

こう考えるのが自然だと思われます。そして、ピーチの側近といえば…そう、キノピオです。つまり…

 クッパはキノピオと内通し、ピーチをさらっている

と思われます。では、キノピオはピーチをさらわせることで何の利益があるのでしょうか。クッパから報酬をもらうという単純な考え方もありますが、そうではない気がします。

では、ちょっと話がそれますが、そもそもクッパはなぜピーチをさらうのでしょうか?最初に考えられるのは「ピーチのことが好きだから」ということです。しかし、それならさらった後、マリオに見つからないようにどっかに身を隠すのが常識ですし、そうでないにしても、城までの途中に絶対マリオが飛び越えられないような穴を作っておしまいです。それでは、なぜか…答えは、

 マリオが好きだから(爆)

ああ、そこでリターンボタンを押さないでください!(笑) これはそんな怪しい意味ではなく、マリオがピーチを助けに来る過程を見るのが好き、ということです。おそらくクッパは映画を見るような感覚で、マリオの冒険活劇を楽しんでいるのでしょう。つまり、クッパの楽しみということです(^^;

では本題に戻ります。ここでなぜこんな話をしたかというと、要するにクッパはピーチには危害を加えることはないし、最終的にはマリオが助け出すということがあらかじめわかっているわけです。だから、キノピオとしても、クッパにさらわせれば、マリオが助け出すまでは面倒を見なくていい…つまり、仕事をしなくていいのです。そう、これで見えてきましたね。つまり、

 キノピオは楽するためにクッパと内通してピーチをさらわせている

これが答えです。いやあ、とんでもないヤツですね(笑)

補足として、キノピオがわざわざこんなことをするということは、ピーチは見た目通り(?)かなりのわがままお嬢様だと思われます。そう考えると、ピーチ自身がお城の生活に退屈して、わざとさらわれてマリオの冒険を楽しんでるというのもあるかもしれませんね。ということは…つまり、

 結局マリオはみんなに踊らされている

ということですね(笑)

 

2.RPGで、なぜ最初は弱い敵しか出ないのか?(RPG全般)

RPGをやっていると、いつも不思議に思うことです。便宜上、ここでは主にDQに関して書いていきたいと思います。

なにしろ最初はスライムにも苦戦するような勇者ですから、不安の芽はさっさと摘み取っておこうと考えれば、ドラゴンなりキメラなりを送り込めばそれでおしまいで、DQ3であれば、勇者は永遠にアリアハンから出られないわけです。では、なぜそうしないのでしょうか。ここでは、まず最初に

 はたして魔物は魔王が生み出したものなのか?

ということを考える必要があります。これに対しては、はっきり違うと言い切ります。なぜならば、魔王が自分の目的のために部下を生み出すというのであれば、あんなたくさんの種類を作る必要はないと思います。魔王の目的を考えるに、どう考えても、スライムは必要ありません(笑)

これで、魔物は普段から生息していることが証明されました。さらに、普段は各地の魔物が自由に暮らしていて、中には獰猛な種族もいたかもしれませんが、これは僕たちの世界でライオンや熊が人間を襲うことがあるのと同じことであり、それと同様にモンスターがわざわざ町を襲いに行くというようなことはなかったと思われます。例えば、DQ5で「地獄の殺し屋キラーパンサー」というフレーズが出てきますが、これは僕たちの世界で言うところの虎みたいなもので、なわばりに入ると襲われるというような意味だと思います。おそらく、DQ5の世界には「キラーパンサー出没注意」というような立て札があったりするのでしょう。では、

 魔王というのはいったい何なのでしょうか?

そもそも、魔王というものは本来はおらず、魔物たちの中で、巨大な力を持ち、大きな野心をが抱いた魔物が自らの力によって勝手に魔王として君臨したものと思われます。もしくは、魔王という巨大な力を持った存在は普段から存在するが、代々続く魔王の血筋の中で、たまたま大きな野心を抱いた者が、RPGのボスとして君臨している魔王なのだという線も考えられます。

しかし、側近などのことを考えると、前者の方が正しいかと思われます。例えばDQ6を例にあげると、このボスにおける真の魔王は「大魔王デスタムーア」です。ここで、ダーマ神殿の封印を守っている「魔王ムドー」というヤツがいるんですが、こいつはたかだかレベル15ぐらいで、しかも転職前のパーティに倒されてしまうという、明らかに終盤のダンジョンに出てくるザコモンスターよりも弱いヤツです。こんなのが幹部クラスになっているというのは、おそらくデスタムーアと同じ野望を持っていて、「大魔王デスタムーア」の基盤を作った仲間であると考えられるからです。

…というわけで、魔王は自分の目的のために勝手に王に君臨している、いわば魔物たちにとっては侵略者であるわけです。当然、魔物たちは不満を抱くでしょう。革命などの動きが出てもおかしくないと思われます。しかし、人間の世界では一市民が王様を暗殺、というようなことが起こり得ますが、魔物の世界では、

 スライムが魔王を暗殺

なんてことができるわけがありません。首尾よく寝ているところを襲ったとしても、

 スライムの攻撃!魔王に1のダメージ!!

でおしまいです(笑) 絶対的な力の差があるため、魔王に逆らうことは不可能で、団結しても魔法1つでやられてしまう。そのため、魔物たちには魔王に対抗する手段がありません。逆に魔王も、自分の力に自信をもっているから、わざわざ信用できない魔物たちに勇者を倒させようとは思わず、「来るなら来やがれ」状態だと思われます。したがって、RPGで襲ってくるザコモンスターは、魔王が指示を出して襲わせているものではなく、各地域に元来いるモンスターたちが勝手に襲ってくる、ということだと思われます。ここまでで、

 魔王に人望がない

ということが言えると思います。

さて、長々と書いてきましたが、これではなぜスタート地点は敵が弱いのかということに対する答えにはなっていません。各地域に元来いるモンスターが勝手に襲ってくるといっても、どの地域に強い魔物がいてもよさそうなものです。DQ3でいえば、別にアリアハンにグリズリーがいて、サマンオサにスライムがいても全然おかしくないでしょう。

では、なぜスタート地点から、だんだん敵が強くなっていくのか。それはゲームのシステム通り、

 旅をしていくうちにパーティーが成長していく

からです。つまり、いくら勇者でも、レベル1で魔王と戦ったら絶対勝てないので、それまでに経験を得て、成長するしかありません。で、そのためにはモンスターと戦うのが一番手っ取り早く、そこでいきなりドラゴンが出てきたら永遠に成長できない。だから、最初は弱い敵が出てくるわけです。結局何が言いたいかというと、

 勇者に魔王を倒させるため、わざと最初は弱い魔物を配置している

ということです。モンスターがお金を持っているのも、勇者の成長を促すためだと思われます。お金の調達は、仕方なく一般市民を襲って奪ってるものと思われます。よく「最近モンスターが凶暴になってねぇ」というセリフが聞かれるのは、このためです。つまり、

 自分たちでは倒せないから、勇者たちに倒してもらおう

ということなのです。出てくるモンスターが勇者たちのレベルではなく地域で決まっているというのは、最初にだいたいの目安で配置したら、あとは人事異動がめんどいから動かさないんだと思います(^^;

ここで、いわゆる魔王がいなくて、ラスボスや黒幕がモンスターじゃないようなゲーム(FF9など)に関しても、基本的にボスの目的は世界のバランスを乱す(というかたいていは崩壊させるようなもの)であり、そんなことをされたらモンスターたちにとっても住む場所がなくなるといった悪影響が出ることは間違いなく、魔王がいるゲームと同様の理由で、最初は弱いモンスターが出るのでしょう。

最後に残った問題として、勇者に倒されたモンスターはどうするのか?ということがありますが、これは簡単、蘇生の魔法を使えるモンスターが復活させればいいのです。これで万事解決。

 人間たちの戦いは、モンスターたちの戦いでもあったのです!

 

3.転職すると、なぜ年齢まで変わってしまうのか?(DQ3)

DQ3で、男魔法使いは、どう見てもおじいさんです。しかし、賢者は若いです。他にも、僧侶はおじさんであるなど、職業によって年齢がバラバラです。しかし、ルイーダの酒場で別のキャラクターを登録したならともかく、同じキャラクターが転職して、いきなり若返るor年を取るなどというのは考えられません。

ここで答えを導くためのヒントとして、僧侶から遊び人に転職する場合(女)を考えてみます。この場合、年齢的にはそんなに変わってはいないと思いますが、服装は大きく変わっています。これは、ダーマの神官が言っている通り、その職業の気持ちになるためには、心だけでなく、服装もその職業になりきる必要があります。そのために、あのような服を着ているのでしょう。

では、あなたは男魔法使いといったらどんな姿を想像しますか?多くの人がおじいさんを想像すると思います。つまり…

 身も心も魔法使いになるために、おじいさんのメークがほどこしてあるのです!

よって、中身は普通の若い男であり、魔法使いから他の職業に転職すると、若返ったように見えるのです。転職恐るべし。

 

4.クリフトはなぜボスにザラキばかり唱えるのか?(FC版DQ4)

DQ4をプレイして、5章でクリフトを使った人なら誰もが思うであろうこの疑問。DQ4のAIが「使えない」と言われる最大の理由だと思われます。

これに関しては、まずデータの分析という観点から書きたいと思います。公式ガイドブックによると、「AIシステムは戦いを重ねるごとに学習する」と書いてあります。実際、例えばヒャドが一度効かなかったら、ヒャドはもう使わないようです。しかし、ザラキは何回効かなくても使います。それはなぜでしょうか。

答えは、ザキ系は確率の呪文だからです。つまり、ヒャドのようなダメージ系呪文は、効かない敵には何回やっても効きません。しかし、ザキ系は一度効かなかった敵であっても、もう1回使ったら効くかもしれないわけで、極端に言えば、成功率が50%あっても、10回連続失敗する可能性もあります。だから、何回失敗してもAIの学習能力が働かず、クリフトはバカみたいにザキ系を連発するのです。

…というのがプログラム上の解析ですが、これではこのコーナーの内容としてふさわしくないので(オイ)、そういうのとは別の観点から、書いていこうと思います。

まず、ボスにザラキが効かないなんてのは常識的に考えて、当たり前です。にもかかわらずザラキを連発するクリフトを見たら、どうするでしょう?間違いなく、

 アリーナ姫が蹴りを入れるはずです。

そして、「クリフト、なんでザラキばっか使うの!」「すみませんひめさま〜」となるはずです。ではなぜでしょうか?ここで浮かんでくるのがもうひとりの回復役、ミネアの存在です。はっきり言って、ミネアは弱いです。なにしろレベル40になってもHPが150ぐらいしかありません。当然馬車待機のケースが増え、「私って役立たずね」という感じで、鬱状態になりかねません。トルネコはオヤジだからいいですが(爆)、ミネアは女の子ですから、これはちょっとかわいそうです。そのため、クリフトの役立たずっぷりを見せて、少しでもやわらげてあげようということではないでしょうか。

これで完結…ならば美しい話なのですが、こんなことをやられたら、逆に「私はあのクリフト以下なの?」という感じで、よけいにストレスがたまりそうです。しかし、少なくても戦闘に参加したときには、「あのアホクリフトよりは私の方が役に立つわよ!」というところを見せつけようと、かなり張り切ると思われます。ここで、ミネアができることといえば、やはり呪文ですので、ちょっとミネアの呪文をチェックしてみましょう。ホイミ、ラリホー、バギ、キアリク、ベホイミ、ラリホーマ、ザオラル、バギマ、ベホマ、フバーハ、バギクロス…

 メガザル。

そう、ミネアには、全滅の危機に扮したパーティーを1発で立ち直らせることができます。しかし、なにしろこれは自己犠牲呪文。後で復活が可能とはいえ、あまり使いたいものではありません。これを使ってもらうためには…そう、普段からミネアの機嫌を取る、戦闘で張り切らせる必要があります。つまり…

 勇者たちはミネアにメガザルを使ってもらうために、クリフトのザラキを黙認している

のです。勝つためなら手段を選ばないようです。ただ、みんながこんな邪悪だとは思えません。

 すべては勇者の指示です。

あまりにも凶悪ですね…(汗) ちょっと今回はかなり強引なまとめ方になってしまいました。ちょっとお題に無理があったかもしれません…。

あ、そうそう、クリフトがザラキを使うという行為自体は、勇者の指示ではありませんよ。

 クリフトがバカだからです(爆)

…ということなんですが(笑)、このクリフトをネタにした替え歌を作ってみました。ただ元ネタがちょっとマニアックなので、とりあえず「Reckless fire」という曲名に心当たりのある方のみ、こちらへどうぞ。

 

5.プックルはどうやってカボチまで行ったのか?(DQ5)

 主人公たちがゲマに連れ去られた後、ベビーパンサー(うちはプックルなので、以下プックルとします)はひとり取り残されてしまいます。そして、十数年後、魔物のすみかにて、感動の再会を果たします。しかし、よく考えてみてください。プックルが主人公たちと離れ離れになったのはラインハット大陸。そして、魔物のすみかがあるのは、ポートセルミ大陸です。そう、

 ラインハットとポートセルミの間には海があるのです!

つまり、プックルは海を越えたということになります。では、プックルはなぜ海を越えたのでしょうか。まず、猫科の生物は好き好んで泳ぐような種族ではないので(というか泳げるかも怪しい)、普通であれば、そのままラインハット大陸にいるはずです。それが海を隔てたカボチにいたということは、プックルが主人公を探したのは間違いないと思います。つまり、ラインハット大陸に主人公がいなかったから、海を越えたということです。

それでは、プックルはどうやって海を越えたのでしょうか。やはりここで思い浮かぶのは、

 泳いで渡った

ということです。そんなことが可能なのかわかりませんが、ラインハットとサンタローズの間の川はゲーム上で1マス、そしてアルカパの南西の先端からルラフェン北東の岬までは浅瀬でつながっており、しかもゲーム上でわずか7マスしかありません。なので、不可能とは言い切れないと思います。

ここで、魔物のすみかでプックルはパパスの剣を持っていました。つまり、主人公と別れた後、パパスの剣をあそこまで運んだということです。プックルがパパスの剣を運ぶ方法は、

 口にくわえる

以外には考えられません。つまり、プックルは

 パパスの剣を口にくわえたまま泳いで渡った

ということです。この後魔物のすみかに落ち着いてしまったのは、たぶん泳いでる間に力尽きてルラフェン側に流され、その時にふと忘れてしまったというところでしょう。泳ぐ以外の方法として、海のモンスターに助けてもらって渡るという方法も考えられますが、それだと記憶ど忘れの理由がつけられません。よって、泳いで渡った説で間違いないでしょう。これは泣けます。まさに忠猫プックルです。

 苦労したのは主人公やヘンリーだけではなかったのです!!

↑絵のへぼさは気にしないでください(苦笑) 特に、剣がポッキーに見えるというツッコミはなしで(笑)

 

6.なぜ遠距離魔法にも「突撃」してしまうのか?(FEトラキア)

トラキア776をやった人なら誰でも感じると思われること。それは、

 突撃いらねーよ(爆)

これに尽きると思います。で、なんでいらないかといえば、それは

 反撃できない攻撃を2回食らってしまう

からです。しかし、普通に剣VS剣で、1ターン目が終わった後に、さらにもう1ターン攻撃して、反撃も受けるというのは納得がいきますが、こちらが攻撃できないのに2回食らうというのは、ちょっとおかしいです。そこで、今回はスキル「突撃」というのはいったいどういうものなのかを探っていきたいと思います。

まず、攻撃できないのに2回食らうというのは、本来は1回しか攻撃できない敵が2回攻撃しているということです。つまり、

 本来の能力以上のものが出ている

ことになります。敵が「突撃スキル」を持っているだけで本来の能力以上のものが出せるということから考えると、突撃スキルは

 敵を2回攻撃するように触発するスキルである

ということしか考えられません。どうやって触発するのかというのはいろいろ考えが及びますが、いろいろ書いてもしょうがないので、いきなり結論に行ってしまうと、突撃スキルの正体は、

 暴言を吐く(爆)

ことだと思われます。つまりどういうことかというと、敵から攻撃を受けた際に暴言を吐き、それに触発されて敵がもう1回攻撃してくる、ということです。ここではダグダを例に挙げて、一連の流れを書いて行きたいと思います。まず、敵の攻撃が命中した場合は…

 ダグダ「痛ぇんだよ、このクソボケが!!!」

 敵「ムカッ!!」

 敵の再攻撃!

…というわけです。敵の攻撃が命中しなかった場合は…

 ダグダ「危ねえだろ、このオタンコナス!!」

 敵「ムカッ!!」

 敵の再攻撃!

…というわけです(^^; 遠距離魔法にも通用するので、かなりの大声だと思われます。HPが減ってくると発動しなくなるのは、声を出す余裕がなくなってくるからでしょう。つまり、「突撃」の真の正体は、

 短気

です(爆) 普通に自分も攻撃できるときは「猪突猛進」という言葉に置き換えられますが、基本的にはただの短気です(爆) といっても短気が必ずしも悪いわけではなく、実際「怒り」スキルは短気から起こるものだと思われますが、非常に強力です。しかし、突撃ははっきり言って無意味な短気、つまりは勘違いな短気です(爆)

そうすると「突撃M」の正体は、

 勘違い短気マニュアル(爆)

ということになります(^^; SFC版DQ3の性格本ではありませんが、読むと変な短気が身につくということでしょう。どういうのが書いてあるのかわかりませんが、おそらく元巨人のガルベスが審判にボールを投げつけたこととか、マイク・タイソンが相手の耳に噛み付いたことなどがいかにも正当な行為であるかのように描かれているのではないでしょうか(爆)

というのが結論になりますが、ダグダやゼーベイアならともかく、セルフィナがこんな暴言吐いてたら嫌ですね…。

 

7.主人公のお父さんはなぜ振り込む金額がわかるのか?(MOTHERシリーズ)

 普通RPGでは敵を倒すと戦闘終了後にお金がもらえますが、MOTHERシリーズではお父さんに電話をかけたときに、それまでに倒した分だけお金が銀行に振り込まれる(お父さんが主人公の口座に振り込む)というシステムになっています。確かに敵がお金もってて、倒した後それを奪うってのもなんだかなあという感じはあるので、このシステム自体はある意味RPG本来のスタイルよりも理に適っているかもしれません。しかし…

 お父さんはどうやって振り込む金額の情報をどこから入手しているのでしょうか?

このゲームでもやはり敵によってもらえる金額は違うので、少なくともお父さんは主人公がどの敵を倒したかをすべてわかっているということになります。では、どうやってそれを確認しているのか?という疑問が生じるのは当然と言えます。

 まず考えられるのは、ずっと木の陰などに隠れて見ているということです。しかしその場合は当然お父さんも危険な場所にいるわけで、これはちょっと現実的ではありません。しかもこれでは電話に出ることができず、携帯とかで出たとしても主人公が銀行に行くまでに振り込むというのが難しくなってきます。お父さん最強伝説なんてのもおもしろい見解ではありますが、ここはもう少し詰めて考えてみたいと思います。

 とりあえず直接見ているというのは現実的ではないので、カメラなどを通じて間接的に見ていることになります。では、どこにカメラがついているのか?まずカメラに映らなければならないものは、敵です。主人公の姿が映る必要はありません。となると、

 主人公の体のどこかにカメラがついている

と考えるのが妥当でしょう。ではどこについているのでしょうか?まず、もちろん主人公が持っているなんてことはないでしょう。また、どんなときでも主人公が手放さないものでなければなりません。

 これを考えるにあたって、重要になってくるのがMOTHERシリーズの装備品です。普通RPGでは鎧や盾・兜などを装備しますが、MOTHERシリーズは腕輪・ペンダント・コインです。つまり言うなればすべて装飾品であり、服装は変わっていません。しかし服は着替える可能性があるし、ちょっと厳しいです。また靴につけたのでは撮影が大きくぶれるだろうし、何よりすぐ壊れてしまうでしょう。となると…そう、答えは

 帽子

です。MOTHERシリーズの主人公は必ず帽子をかぶっています。帽子なら毎日取り替えることもないだろうし、主人公の目線とほぼ同じ角度で撮影することが可能です。つまり、主人公のお父さんは

 主人公の帽子についている小型カメラの映像を見ているのです!

…というわけで、一部で囁かれていた(?)お父さんストーカー疑惑は、見事晴れました!(^^) …と思ったけど、よく考えたら隠しカメラつけてる時点でストーカーか…(爆)

 


以上です。楽しんでいただけたでしょうか?なかなかいいネタがなくて、次の更新はいつになるかわかりませんが、いいネタがあったらまたアップしていこうと思います。

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