10月30日

ここでも朝食は似たようなかんじで、
食堂に行き、パンやらハムやらを好きなだけとってきて
食べるといったスタイルです。
朝から食事をするところを探しまわらなくて済むので楽ですね。

この日は、近郊のザーンセ・スカンスという街と、エダムという街への
ツアーに参加することにしました。
朝食の後旅行代理店へ。
だいたい4時間くらいのバスツアーです。
この日の参加者は10人弱でした。

バスではツアーガイドの人がスペイン語と英語で
案内をしてくれました。
この辺の人たちは平気で3カ国後とかしゃべっちゃうから
すごいですよね。
英語も聞きやすかったし。

ザーンセ・スカンスまでは高速を通って30分くらいです。
ここには風車が4基くらいのこってます。
やっぱり風車を見ておかないと(笑)
いまは動いていないんですけどね。

あと、オランダといえば木靴です。 木靴を作るところを実演してくれました。
5分もかからず作っちゃうんですよ。
もちろん乾燥させないといけないので
ホントに完成させるには何日かかかるみたいですが
元の木から靴の形にしてしまうまであっというまでした。

風車とかばっちり写真撮って来たかったんですけど、
実はこの日は大雨。
バス移動だし、木靴の実演とかしてくれたとこも屋内なので
ぜんぜん問題ないんですが、写真だけは撮れない。
レンズに水滴がー。

すこし見学したらエダムという街に移動です。
ここはチーズで有名な街。らしい。
昔建てられた計量所が、今はチーズを売る店になっています。
チーズは試食もさせてくれてわりとおいしかったので
つい家におみやげに買ってみました。
・・・重いです。チーズは考えて買いましょう・・・。
木靴もいいおみやげになるんですがこっちも重いですね。かさばるし。
買いませんでしたよ。木靴は。
代わりに小さい木靴のキーホルダーは買いましたけど。

午後はアムステルダムの街の観光です。
アンネ・フランクの家に行ってみました。
「アンネの日記」の作者が隠れ住んでいた家です。
けっこう生々しい映像とかまわしていたり、
壁とか通路を隠していた本棚とかそのままだったりして
こんなところに第二次世界大戦中まともなものもなく
2年くらい隠れて暮らしていたのかと思うと
気が滅入ります。
戦争や人種差別は嫌ですね。

その後は時間がまだ余っていたので、運河のクルーズに参加してみる。
1時間くらいのクルーズなので暗くなる前に戻って来れるでしょう。

と考えたのがけっこう甘かったんですね。
15分ごとに出発とか書いてあったんですが
乗客がいっぱいになるまでスタートしないんですよ。
結局5時半くらいにスタートしたので
運河からの夜景などなかなか綺麗なものは見られたものの
スタート地点に戻る頃には真っ暗・・・。
暗いと道がよくわからないんですよね。
知らない街なうえに、道の角にある建物に表示してある
通りの名前が暗くて判別不能なんですよ。
こっちかなーと適当に歩いていたら、案の定、迷いました。

とりあえずヤバイ地帯には出ないようにしないと
と、歩いていたものの、なんか人通りが殆どない通りにでてしまい
挙句の果てに目の前になんか赤っぽい光が見えるじゃないですか。
赤い光は、飾り窓です。
RED LIGHT DISTRICTの名前の元ですね。
建物の窓がやたら大きく、赤い電気がついていて
中からは下着姿のグラマラスなおねぇさんが微笑んでいたりするのです。

べつに飾り窓地帯まで迷って行ってしまったわけではないですよ。
ぜんぜん方向が違うので流石にそこまではね。
飾り窓地帯でなくても飾り窓の家はあるらしいです。
そのうちの1件に遭遇したわけで・・・
けっこう焦りましたけどね。
人通りはないわ、真っ暗だわ。光はその赤い光だけ。
人が居ないと道も聞けないったら。
まさかそのおねぇさんに聞くわけにいかないじゃないですか・・・。

完全にロストしたので、とりあえず中央駅に戻る。
駅の方角は覚えてます。
これがわからないと完全にアウトなので。
駅から、わかりやすい通りを通ってもう一度ホテルまでトライ。
今度はちゃんと着きましたよ。
以上アムステルダムの1日終了。
なかなか適当なことしてますね、我ながら。


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