香港(2000)

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    レポート12月29日(金) 香港観光

       7時起床。疲れてたので、ぐっすりと眠れた。
       8時頃ホテルを出発。
       まずは朝ご飯。ホテルの近くの小さな食堂に入った。
       一応メニューを見たけど、当然のことながら何のことか、さっぱりわからん。
       かといって、お店の人に聞いてもやっぱりわからん。
       まあ、お粥とか麺とかはわかるけど、ほとんど賭のような気持ち。
       菊ちゃんとなかむらちゃんはお粥、あるがちゃんはワンタンメン、ワタシは
       水ギョーザメンを注文した。
       お粥を少し分けてもらったけど、だしが効いていてすごくおいしかった。
       メンはなんだか不思議な食感。のびたスパゲッティ? スープがからむのを
       拒絶しているようなカンジ。スープも独特のスパイスの香りで最初はちょっと
       とまどったけど、食べているうちにおいしくなった。
       しかしなんといっても、ギョーザがおいしかったのだった!
       セットでコーヒーと紅茶がついていたので、おばちゃんに持ってきてくれるように
       頼むと、おばちゃんはなぜか店の外へ出ていった。
       そして、程なく両手に紅茶とコーヒーの入ったカップを持ってきた。
       紅茶もコーヒーも、砂糖・ミルクがすでに入っていたのだった。こちらでは、
       これが当たり前なのでしょうか?
       ひとり18HKドルくらい。

       朝食のあと、ホテルの近くにあった教会を見学。外見は中国風の建物で
       ちょっと不思議な雰囲気。
       当然のことながら、聖書も賛美歌も全部漢字だった。

       地下鉄に乗る。
       券売機に目的地までの運賃を投入すると、テレカ状のカードが出てくる。
       これを自動改札に通して中に入るわけです。
       このカードをなくしたり破損したりすると、1000HK$取られるとか。
       でも、この方法は切符とは違って、何回もカードが使えるのでゴミ減量化に
       も役に立つのでは? なんて考えた。
       そして、ウワサには聞いていたけど、エスカレーターの動きが
       すごく早い。慣れないと、けっこうコワイかも。
       
       黄大仙廟というお寺へ行った。周辺が工事中だったりして、ちょっと迷って
       うろうろしてしまったけど。
       大勢の人がお参りに来ていた。みんな、お供え物を持って来るんだけども、
       果物とかは当たり前で、中にはトリの丸焼きとか、子豚の丸焼きなんかも
       あったりして、かなりびっくりした。帰るときには、持って帰るみたいだったけど。
       みんな、ジャンボポッキーのような太いお線香を立ててお祈りしているので、
       ワタシたちもお線香を購入。太いので火をつけるのに苦労しました。
       中には太鼓のばちのような極太のお線香もあって、またまたびっくり。
       お寺の敷地内には、大勢の占い師が小さな店を並べていた。
       すごく良く当たるという評判らしいんだけども、言葉がわからんよ〜。
       ということで、今回はパスしました。

       再び地下鉄で移動。今度は回教のモスクへ。
       礼拝はやっていなかったけど、中を見学させてくれた。入り口で靴をぬぐ。
       あるがちゃんだけスカートをはいていたので、くるぶしまである長いシャツの
       ようなものを貸してくれた。女性は肌を露出させてはいけないのだった。
       礼拝堂の床にはペルシャ絨毯(?)が敷いてあって、若い男性がひとり
       熱心にお祈りしてました。
       邪魔をしないように、こっそりと見学させてもらって、退出。
       なぜか、女性用のトイレがありませんでした。

       DUTY FREEでお買い物、ということで集合時間を決めて解散した。
       ワタシはブランド物とかあまり興味がなかったので、雑貨とかTシャツの
       コーナーをぶらぶらとまわり、とりあえず缶入りのウーロン茶葉を購入。
       それからDFSの隣にあるスーパーマーケットを見学。
       食料品とか日用品とか、見ているだけでも結構楽しいのだった。
       集合時間13時の少し前に全員集合。
       お昼を食べに行くことにした。
       日本語のメニューがあるという、日本人に有名なレストランへ。ところが、
       ちょうどお昼時ということもあってか、待っている人がすごく多い。
       仕方がないので、並びにあったレストランへ。
       入ってみると、ここもメニューの下に日本語が書いてある。でも、これは
       絶対に日本語を知らない人が書いている。へんてこな日本語だった。
       外のショーケースに、今日の定食みたいなものがあったので、
       みんなそれにした。HK$35。
       白いご飯の上に、蒸した鶏肉(骨付き)と、煮た豚肉(多分)がのっかって
       しょうゆ風味のたれがかかっている。
       それにレタスのオイスター炒め。そしてスープか豆乳がつく。
       ワタシは豆乳を選んだんだけど、ホントにまさに豆腐の味。結構甘く
       してあるんだけど、まずまずのお味。
       ご飯が死ぬほど多かったけど、がんばって全部食べてしまった。
       やっぱり白いご飯は日本が一番おいしい、ということを再認識。

       銀行の前を通りかかったとき、ちょうど現金を運び出すところだった
       のでしょうか、ライフル銃を「いつでも発砲できます」状態で構えた
       ガードマンにでくわした。
       なんだか、おっかない国だな〜。

       待ち合わせのメッカと言われる、香港文化中心へ。九龍半島の先端に
       あって、コンサートホールとか美術館とかが並んでいる。
       キレイに整備された公園のようで、海沿いに遊歩道もあって、対岸には
       香港の高層ビル群や、その後ろにはビクトリアピークが見える。
       ちょっともやっていたけど、美しい迫力ある景色でした。

       あこがれの(?)ペニンシュラホテルを探検する。
       外観も、内部のクリスマスの飾り付けも、さすが、という感じ。
       とってもきれいで、でもすごく落ち着いた大人の雰囲気だった。
       ショッピング街をぶらぶらと歩く。
       ひと通り中を見学させていただいてから、お向かいのシェラトン・ホテルへ。
       こちらはあまりクリスマスの飾り付けが目立たなかった。
       公衆電話で、あるがちゃんが昨日のガイド・ケントさんにTEL。
       今夜ホテルの部屋への足ツボマッサージの出張の予約を依頼した。
       それから、再びペニンシュラに戻ってお茶をすることにした。
       結構大勢待っている人がいて、ワタシたちが並んだ後もどんどんと列は
       長くなっていくのだった。すごい。
       30分くらい待ったでしょうか、やっと席に案内された。
       3段重ねのトレイにスコーンやらケーキやらが乗ったアフタヌーンティーも
       ちょっとあこがれたけど、何しろお昼ご飯がまだおなかに残っていたので、
       今回はお茶だけにした。

       再び地下鉄で移動。地下鉄を降りて女人街へ向かう途中、なかむらちゃんが
       はぐれてしまった。
       ものすごい人出の中で、信号の変わり目にダッシュしたワタシは、彼女を
       人混みの中に置いてきてしまったのだった・・・。ごめんね。
       すぐに見つかったからよかったものの、ホントに人が多いので、気を付けないと。
       女人街は、道路の両側に露天が出ているので、歩ける場所は人がやっと
       すれ違えるくらいの広さしかない。
       だらだらと歩きながら、両側のお店を見て回った。
       ちょっと妖しげな女性用の下着とかその他衣料品とか、ブランド物(ニセ?)の
       バッグとか、いろんな物を売っていた。
       女人街を出たところの果物屋さん(?)で、しぼりたてのオレンジジュースを
       飲んだ。うまかった。

       帰りの地下鉄は、ラッシュアワーで大混雑。ただでさえ、速いと感じた
       エスカレーターは更にスピードアップしている感じ。
       ホテル近くの食堂で夕食。あまりおなかすいてなかったけど。
       ワタシは五目メンを頼んだ。
       しょうゆ味でとろみのついたスープに、炒めたモヤシとかお肉とかがのっている。
       メンは超極細。ちょっと細目のそーめん? ちょっとぼそぼそしたカンジ。
       色が濃くて、しょっぱそうだったけど、実際にはそれほどでもなくて、美味でした。
       おなかすいていないと言いながら、全部食べてしまった。
       お金がなくなりそうだったので、ホテルのフロントで両替。なんとレートは
       1HK$=¥15.70。成田よりずっと安かった。

       部屋に帰って、お風呂に入り、いつでも寝られる状態でマッサージ師さんを待つ。
       今夜は混んでいて、23時の予約がすこしおくれるという連絡があった。
       23:15ごろ、まず一人来た。女性だった。
       ワタシが先にやってもらうことにして、ベッドに横になる。
       足の裏、いきなり痛い。腸関係のツボだった。確かに旅行の時は必ず便秘に
       なるから。あまりにも痛くて、足が少しずつ逃げていく。
       そのほかには、三叉神経とか腰とかが悪いらしい。
       腸以外は、のけ反るような痛さはなくて、だんだん気持ちよくなってきた。
       ワタシの片足が終わるころ、もう一人女性のマッサージ師さんがきて、
       菊ちゃんもやってもらう。
       菊ちゃんはあんまり痛くないみたいで、ホントに気持ちよさそう。健康ね。
       約50分で終了。終わってみると、足がすごく楽になっている。
       それから体中がぽかぽかしてきた。やっぱり、効果ってあるんだな〜。
       料金はHK$320。ちょっと高い気もするけど、一度くらいは経験しても
       いいかも。
                                                            

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