青森・函館(2015)

「弘前城・松前城・五稜郭 津軽海峡桜の名城めぐり3日間」
という長いタイトルのパックツアー。
参加者41名プラス添乗員さん1名という大所帯でした。

日程:2015年4月24日(金)〜4月26日(日)
利用ホテル:稲垣温泉観光ホテル花月亭・湯ノ川観光ホテル祥苑
 
両親が今年金婚式ということで、そのお祝いも兼ねての旅行でした。
旅行のパンフをみて検討中、「大間にてまぐろ丼の昼食」の文字を発見し、
東北行きが決定したのでした。(母はまぐろ大好き)
この時期なら、桜もいいんじゃない? ってなカンジで、
実は桜は後付けだったり(笑)。

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   1日目〜4月24日(金)

      10時大宮発の新青森行きはやぶさ11号に乗車。
      妹は東京駅から乗車済み、車内で合流しました。
      11時半頃、頼んであったお弁当を受け取り、昼食タイム。
      ワタシは牛タン弁当、妹は海の幸満載のお弁当。
      美味でした。

     

      新幹線は順調に走り、定刻の12時35分に新青森駅に到着。
      空はきれいに晴れ渡っています。
      ここから大型バスに乗り換えて、弘前へ。
      1時間ほどで、弘前公園に到着。
      桜は満開でした。
      しだれ桜はまだ少し早い感じもしたけれど、ソメイヨシノはまさに見頃。
      迫力さえ感じる程の美しさでした。

       
     

     
人出も多かったけれど、ガイドさんによると
これでも空いている方だとか。
弘前城は、事前にガイドさんから
「小さいです」という話は聞いていた
んだけど、実際に目にしてみて、
ホントに小さかった。

今、弘前城は石垣の修復工事が始まって
いて、今年の8月頃からお城の天守を
移動する工事が始まるとか。
石垣の修復を終えて、天守が今の場所に
戻るのは10年後だそうです。
ということで、この景色を再び見られるのは
10年後。
思いがけず、貴重な時に来たのかも。

その3層からなる天守に上ってみました。
コレが大変だった。
      階段が非常に急で、しかも各段の奥行きがないので、手すりにすがるようにして、なんとか
      上ったはいいけれど、降りるときが恐怖。
      一段ずつ、慎重に降りたので、下まで降りて外に出たときには、足がヘロヘロに。
      あぁもう、普段の鍛錬不足がこんなところで(涙)。

      公園内を散策しているうちに、なんだか空が暗くなってきた。
      15時半頃、バスにもどると、その途端雨が降り出しました。
      多分にわか雨と思われたけれど、ちょっと心配。

      バスは五所川原駅へ向かいます。津軽鉄道、通称「つてつ」というらしい。
      1時間ほどで到着。
      雨はあがって、空はまた晴れてきました。

 
 味のある駅舎です。
    
 五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)

      「つてつ」の五所川原駅のすぐ隣には、JRの五所川原駅もありました。
      この「つてつ」は、冬の「ストーブ列車」が有名ですね。
      車内にだるまストーブが置かれて、スルメなんかを焼いたりする。
      この季節は、さすがにストーブ列車は走ってませんが、

   

      私たちが乗ったのは2両編成の「走れメロス号」。ネーミングがすてきです。
      2両のうちの1両が私たちツアーの貸し切りとなりました。
      この列車にはアテンダントさんという、まぁ、ガイドさんのような女性が乗車して、
      津軽弁でいろいろ案内してくれます。
      これがとても楽しかった。
      

      30分ほどで、芦野公園駅へ到着。
      ここの桜も、ほぼ満開。八重のしだれ桜もありましたが、メインはやはりソメイヨシノ。

     

      もう、17時半過ぎているので、日は西に傾き始めていたんだけれど、
      その中で見る桜も、とてもきれいでした。
      ここは、線路の両側に咲く桜並木が見事。

      このアングルで写真が撮れる所って、少ないと思うんですけれど。
      30分くらいの間でしたが、堪能しました。
      ちょっと風が冷たいです。

      今日の桜はここでおしまい。
      18時過ぎに、今日の宿、稲垣温泉花月亭に到着。
      こじんまりと落ち着いた宿です。
      多分、団体さん3組くらいでいっぱいなのではないかと。
      今日は我々のほかにもう1組入っているらしいです。
      
      お部屋は結構広め。
      4人でゆったりと過ごせます。部屋からは中庭も望めて、なかなかいい感じ。
      部屋で一休みした後、お風呂へ。
      源泉掛け流しで、シャワーも温泉のお湯だそうで、顔を洗ったらしょっぱかった。
      大浴場のお湯はちょっと熱くて、ゆっくりと浸かれなかったので、
      露天風呂に入ってみたら、こちらはちょうどいい感じ。
      桜の花びらなんか浮かんでいて、風情がありました。

19時15分からは、大広間で夕食。
全体的に味付けが濃いめな感じが
したけれど、おいしかった。
ここで特筆すべきなのは、
茶碗蒸しが甘かったこと。
(後から出てきたので、
左の写真には写ってません)
      
ぢつは、「つてつ」のアテンダントさんから、
青森の茶碗蒸しには栗の甘露煮が
入っていて、味付けも甘いのだと
聞いてました。
この事前情報がなかったら、
「ちょっとこの茶碗蒸し、
味付け間違っちゃったんじゃ
ないの!?」と激怒する人が出たかも?
(出ないか)


      それくらい、関東人のワタシには衝撃的な味でした。
      途中、歌謡ショーなんかもあり。
      近所の歌のうまいおじさん的な人(違うか?)と、宿の社長さんが2曲ずつ。
      お二人ともお上手でした。

      明日は、7時から朝食で、7時40分出発という、ちょっと忙しい朝になりそう。

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