法会労とは?
法会労の理念と特色
半世紀を超えて法律関連労働者の地位向上に取り組む
法律会計特許一般労働組合(法会労)は、1960年9月17日、法律関連業種に働く労働者の要求実現を目的に1人でも加入できる労働組合として誕生しました。結成当初は「東京法律事務所事務局合同労働組合」という名称でしたが、その後組織の拡大に伴う何度かの改称を経て、現在の「法律会計特許一般労働組合」に至っています。
現在、千代田区鍛冶町に組合事務所を構え、東京都、埼玉県、千葉県の一部に所在する法律事務所、会計事務所、特許事務所などの法律関連業種に働く労働者が結集しています。24名の仲間で立ち上げた法会労は、半世紀を経て300名の組合へと発展しました。
分会、専門部により多様な活動を展開
法会労は職場・地域ごとに3名以上の組合員で構成された分会を基礎に活動しています。分会では、業務研修やレクリエーションなど様々な活動を行います。もちろん、労働条件や仕事についての相談にも応えます。
さらに分会以外にも各種専門部(青年部・女性部など)があります。専門部では、業務研修のほかに、女性の権利の問題など専門的な課題についてとりくんでいます。また法会労は結成以来、憲法擁護の旗を掲げ、平和と民主主義を守る運動にもとりくんでいます。
全国の労働者との協力
全国には、「全国法律関連労組連絡協議会」(全法労協)、「法律事務員全国連絡会」(法全連)という事務員団体があり、私たちも一緒に活動しています。ほかにも、法律事務職員の研修を充実したものにするために設立された「一般社団法人法律事務職員全国研修センター」の仲間たちと一緒に活動しています。
法会労の歴史・沿革
- 1960.9.17
- 東京法律事務所事務局合同労働組合結成
- 1961.9.3
- 総評・全国一般東京地方本部に加盟
- 1967.10.10
- 法律会計事務員労働組合に改称(組合員160名)
- 1968.7.27
- 組合事務所設置(千代田区富士見)
- 1970.2.1
- 組合専従者配置
- 1971.10.30
- 法律事務員全国連絡会(法全連)結成
- 1975.2.23
- 法律会計特許一般労働組合に改称
- 1975.4.9
- 組合事務所移転(新宿区西新宿)
- 1975.9.21
- 第一経理労働組合合流(組合員数300名突破)
- 1985.4.5
- 組合事務所移転(新宿区百人町)
- 1987.7.4
- 全国法律関連労働組合連絡協議会(全法労協)結成
- 1990.10.7
- 総評・全国一般から全労連全国一般に単産名改称
- 2007
- 組合事務所移転(千代田区鍛冶町)
- 2009
- 日弁連「法律事務職員能力認定制度」が運用開始