基準賃金 〜モデル賃金をブラッシュアップ
あなたの賃金「適正」ですか?
「法律事務所や会計事務所で働く事務員の給料ってどれくらい?」
「就職してから一度も賃上げないけど、他の事務所も一緒?」
……………そんなこと疑問に思ったことありませんか?
労働者の賃金の決め方は職場によってまちまちです。
だから………。
同じような経験年数、同じ程度の仕事、同年齢。
なのに年収が「数百万も違う!」なんてこともあります。
職場が違っていても、私たち労働者が生活する上でかかる費用(生計費)は、それほど大きく変わりません。世代や世帯構成によって必要な額がだいたい決まってくるものです。「10年たっても昇給がない」なんてナンセンス!生活と労働に見合った賃金を支給させたいものです。
私たち法会労では、法律事務所や会計事務所など法律関連職場に勤めた以上誰でも等しく受け取ることができる「賃金相場」を作ろうと、2007年から「モデル賃金」運動を始めました。今回、そのモデル賃金を「基準賃金」にブラッシュアップし、職場の昇給基準とするよう要求しています。
東京都産業労働局調査の学術研究、専門・技術サービス産業の賃金水準と組合員の賃金・生活実態を参考にしながら、世代ごとに基本給の最低基準を“基準賃金表”として設けました。実際に、この“基準賃金表”を最低基準とする賃金表の作成と実施を各職場に要求し、交渉しています。また、弁護士会や税理士会との懇談では、モデル賃金と同様、“基準賃金表”に基づく賃金の是正に取り組むよう申し入れていきます。
賃金以外にも、様々な要求を掲げ、労働条件を改善させる運動に取り組んでいます。
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