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長野県千曲市上山田温泉万葉橋の万葉歌碑その1

長野県千曲市上山田温泉の千曲川堤、万葉橋の西詰北側にある万葉歌碑を訪ねました(2011/6)。この辺りには万葉歌碑2基を含め、いくつかの歌碑が置かれています。この場所は、万葉公園と記載されている資料もありますが、万葉公園に設置されている案内図によると、万葉公園の中には含まれていないようです(万葉公園は、ここから、万葉橋を挟み南側にあります。案内板は万葉公園の万葉歌碑を参照してください)。

さて、下は、2基のうちの1基で、万葉橋に最も近いところに置かれた万葉歌碑です。この碑の揮毫者は佐佐木信綱です。

長野県千曲市上山田温泉万葉橋

信濃(しなの)なる 千曲(ちぐま)の川(かは)の 細石(さざれし)も 君し踏みてば 玉と拾(ひろ)はむ (巻14-3400) ← 歌をクリックすると注釈へジャンプします。

(作者) 未詳。信濃国(しなののくに)の歌。

(大意) 信濃の千曲川の小石でも、貴方が踏んだ石ならば玉として拾いましょう。

 

所在地

長野県千曲市上山田温泉 千曲川堤 万葉橋西詰北側 (→ 地図のマークのところです)

行き方

しなの鉄道戸倉駅の西を走っている18号線を南南東へ1kmあまり進んだところに、戸倉上山田温泉入口の交差点があり、そこを右折する(西南西へ向かう)と500m程で万葉橋です。万葉橋を渡った堤の北側にあります。