パリ(Paris)・前編


 今回の旅もいよいよ最終日。夜にはド・ゴール空港から飛行機に乗ってしまうので、日中は、パリの街を時間の許す限り見てまわることにしました。おさらいだった到着日とは趣旨を変え、前回行っていない場所を中心に散策します。


リュクサンブール公園とリュクサンブール宮殿

 まずは、パリ市民の憩いの場である、リュクサンブール公園にやってきました。奥にあるのは、現在はフランス上院となっている、リュクサンブール宮殿です。

 広大な敷地の中には緑が多く、そこに数々の彫刻が点在しています。宮殿の脇には、独創的なメディシスの泉がありました。

サン・ジェルマン・デ・プレ教会

 パリで最も古いロマネスク教会である、サン・ジェルマン・デ・プレ教会です。高く突き出た鐘楼が印象的。

 そんなに大きくはないのですが、とても穏やかな雰囲気で訪れる人も多く、街の風景に見事にとけ込んでいる感じのする教会でした。

アンヴァリッド

 ユネスコ本部や陸軍士官学校などを眺めた後、国立廃兵院・アンヴァリッドを見てまわりました。

 奥にある、ナポレオンが眠るドーム教会の方からひととおり見て中庭に抜けると、そこには、セーヌ川に向けた大砲が並んでいました。

アレクサンドル3世橋とグラン・パレ

 上の写真から後ろを振り向いて先に進むと、セーヌ川にかかるアレクサンドル3世橋が近付いてきました。

 橋の四隅にそびえ立つ金色の彫像が印象的な美しい橋。セーヌ川を越えた先には、グラン・パレも見えます。

コンコルド橋から見たセーヌ川

 ここからしばらくは、セーヌ川の河畔をぶらぶら歩いてみることにしました。

 到着した夜に来たコンコルド広場がすぐ右手にある、コンコルド橋の上から眺めたセーヌ川とアレクサンドル3世橋です。奥にはエッフェル塔も見えます。

オルセー美術館

 更にセーヌ川の脇を歩いていると、右手に大きな建物が見えてきました。オルセー美術館です。

 このオルセー美術館、もともとは鉄道のオルセー駅だったということで気になっていました。かつてはここもターミナルだったんですね。




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