オバチャリダー北の大地を行く (ミレニアム編)その1 |
7月23日 (1日目) 機内サービスのスープを飲んだ後グッスリ寝てしまいました。 車輪を出すゴゴーンという音で目が覚め、外を見るともう帯広空港へ着陸体制に入っているらしく、十勝平野の広がりが目にいっぱいに広がっています。 空は雲だらけですけど薄日も差して、まあ今日1日はもつかなっという感じのお天気、さあいよいよ北海道です。 到着ロビーでは紙コップの牛乳サービスがあります、いいですねー帯広、気に入りました。 近くに観光スポットがあまりないせいか、観光客も少ないので飛行機は空いているし、なにしろ平野ですから走るのに楽そうです。
要するに、神社の絵馬やおみくじの様な感じでしょう。
父がジンギスカンが大好きで、当時渋谷にあったお店から教えてもらった秘伝のタレに母が少しアレンジを加えたものです。 少しポツポツ降ってきましたが、まだ雨具を着るほどではありません。 西3線を右折してすぐ紫竹ガーデンです。
ちょうど小麦の借り入れ時らしく、 道幅いっぱいありそうな、刈り取り機らしいものが走っていたので後をついて行って見ました。 車体の前に付いている大きい丸い刈り取り機が回り始め、小麦の上部分だけ刈り取って行く。 きれいに残った下の部分はロールにするそうです。
もう寄り道をしてもつまらないので、そのまま御影町のペンションまで直行することにしました。 4:00ペンションOAKWAYに到着。
今日は平地ばかりゆっくり走ったので全然疲れはありません。 明日はいよいよ狩勝峠です。 早めに 「おやすみなさい!」
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7月24日 (2日目) 窓から入る朝日で、ワーイ!と飛び起きました。 ところが、少しするとザーっと雨になってしまいました。 「私って晴れ女なんでけどなー」とぼやきながら、おいしい朝食をいただきます。 「おやっ! 明るくなってきたわねー」とオーナーの奥様。 なんと雨があがってカーっと太陽が照ってきました。 8:20 「気をつけてねー」 「がんばってねー」と見送られて出発です。 いよいよ峠だー!! それにしても、日差しが強くて暑い暑い、 途中の小さな川にかかる橋の下で水のみ休憩をとりました。 やっと見つけた日陰です。 何気なくポケットを探ると、なんとペンションの鍵を持ってきてしまったようです。 早速ケータイで電話して新得町から郵送することにしました。 ケータイって便利だなとつくづく実感しました。 新得町の郵便局から鍵を送り、登りの前にここら辺でクーラーの効いた涼しい所で休憩したいと思い駅周辺を探してみましたが、喫茶店は休みで、開いているのは 「新得そば」のお店だけです。 おそばじゃねー、ちょっとねー
なんで、いつも調子に乗って失敗しちゃうんだろう。 しばらく休んで、「こうしていてもしょうがない、行ける所まで行こう」 と走り始めました。 でもすぐに暑さと乾きでクラクラしてしまいます。 歩くしかない! 体力を消耗しないようにゆっくりと歩きます。 1Kmほど行った所に 「300m先 工事中」の看板が出ています。 何かあるかも知れない。 誰かいるかも知れない。 工事現場に着きました。 「すみませ〜ん、 お水いただけますか〜?」 「水は引いてないけど、お茶ならあるよ」と言って急いで缶のお茶を持ってきてくれました。 「ほらほら、ここの日陰で休んで・・!」 と親切にしてくれます。 すぐ飲んじゃうのはもったいないので、取り合えず、おでこやほっぺたに冷たい缶を押し当てて頭を冷やします。 それから大切にいただきました。 生き返った!! これで絶対なんとかしてみせる! 「本当にありがとうございました」と深深と頭を下げて、走り始めました。 ゆっくり、ゆっくり、・・走ったり、歩いたり・・イヤ、さっさと登ってしまった方が楽かもしれない・・ 朦朧として来たころ、シェルターのようなトンネルがありました。 待ちに待った日陰です。 あああー涼しい! しばらく休憩です。 そして、そのトンネルを2つ抜けると頂上でした。 1:30やっと到着。
水を思いっきり飲んで、団扇をもらってバタバタとあおいで身体を冷やしました。 まったく、ホントになんで私っていつもこうなんだろう・・・お調子者でオバカな私!・・・まっいいっか!!
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