JH2CLV's Topics & Memorandam
August 2013

Aug 31. 2013  これが最後の甘夏切りと工房IC-756復活作戦
友人お2人から先週甘夏の要望があった。既に8月末、普通なら種から芽が生え、水気もなくなってくる筈。昔の酸っぱい夏みかんはそうだった。食べられたものじゃなかった。ダメモトと朝6時前に夏ミカンの段々畑のある西の谷津へ向かった。まだ人気がなく出遭うのは新聞配達だけで、町は静まり返っていた。それで甘夏だが、熟して落下したモノや生成りのまま腐ったモノもあったが、食べてみるとこれがジューシーで未だ十分行ける!。30Kgほど収穫して帰宅すると7時。そのまま箱詰めしようと思ったが、水垢が目立つため水洗いして乾かし箱詰め。写真は収穫してきた川野甘夏。
ところで出力が出なくなった工房のIC-756。調べるとPA以降は問題が無かった。凡そ0dBmのCWをPAユニットの入力へ放り込むとフルパワーが出た。原因はその前段にあるRFユニットのバッファICμPC1678。ところがこのIC、中々入手難で国内のサイトを探すとDigikeyにあったがPinピッチが実装品の半分でNG。止む無くYahooオークションで見つけゲットすることになった。当初はこの症状は雷による障害と考えていたが、たまたまタイミングが一致しただけの様だ。写真はPA基板へSGから0dBmのCWを放り込んでいる様子。

Aug 27-28. 2013  所用があり車で名古屋往復・・・一週間振りの龍園
27〜28日、家の所用がありカミサンと名古屋泊した。27日は甲府からJA1KAW黒瀬氏とJE1CCD望月氏がFL-2100B/50MHzスペシャルを引き取りに来る予定だったが、前日のドタキャンになってしまい来週以降へ変更になった。
名古屋へは、マイIC(?)の清水いはらICから新東名へ入り、三ケ日で東名に合流、そして豊田JCから伊勢湾岸道へ入り名古屋南ICから名古屋市高速を辿る。急だったので宿舎は名古屋時代に良く利用したホテルを出発前の11時頃予約。と言うより携帯電話の情報にはこれしかなかった。所用は27日と28日の昼過ぎ13時頃までで終わり、往路と同じルートで帰路に就いた。
写真は宿泊した第二フジホテル9階からの眺望。中央に名古屋TV塔、左にNHK放送センタービルが見える。手前は名古屋市高速。
実はこの写真の下手奥に先週ハム仲間が集った龍園がある。27日の晩は21時過ぎにカミサンと一緒に尋ね遅い夕食をとった。先週会ったばかりなので、マスターからは転勤になったの?と尋ねられたが、ノーと返事。少しは涼しくなったとは言え、気温は30℃以上あり両日とも暑い名古屋だった。

Aug 25. 2013  21日雷雨の被害
8月22日晩、HFにQRVしようと工房のIC-756(01090)に電源を投入すると出力が出ない。調べると全バンドで同様だ。目的バンドの信号は生成されているがPA部分が動作せずIcも流れていない模様。代替のFT-1021Xに電源を入れ何時ものInv-Windom+ATUをつなぐとチューニングが取れない。チューニング動作は始めるのだが終了に至らない。それでハムフェアから帰った24日再び確認すると今度はチューニング動作すら始めなくなった。そして本日、シャックから同軸の芯とシールド間をΩレンジで当たると何と4.8MΩと殆ど開放。ATUへ電源を送っても送らなくても状況は同じ・・・可笑しい?一体何なんだろう。
実は名古屋で飲み会があった21日晩、静岡では大変な雷雨があった。縁側にいた親父が近くで稲妻が走ったと言い、近所ではデジタルTVが映らなくなった。母屋では上記のアンテナとATUが選択され、工房のIC-756へつながっていたのだ。こりゃ完璧に雷にやられたようだ。余計な仕事を作ってくれたと思いながらも、半年以上安定に動いていたこのアンテナシステムに頼り切りだったことを反省。シャックを離れるときは同軸ケーブルは抜かなきゃいけない(芯線だけの断はダメ)。IC-756もATUも先ずは自力で診るしかないのか・・・トホホ。

Aug 24. 2013  ハムフェア2013・・・夜の八重洲口「駒八」アイボール
恒例のハムフェアを訪ねる。6時15分車で家を発ち何時もの月極駐車場へ留め、予定より2本早い7時2分の新幹線に乗車。8時半なのに降り立った東京駅は既に人の渦。新幹線改札口で切符を取り忘れ、出口で駅員さんに事情説明するハプニング。バスの待ち時間に夜のアイボール会場「駒八」(JA2QXY発起)の在り処を確認。八重洲口16番バス停で乗車し東京ビッグサイトへ向かう。9時15分頃には到着し時間つぶしに2Fのカフェでコーヒーとホットドック。この間JA2BNVとメール交換。ここでもコーヒーを丸ごとテーブルにこぼす失態。店員が綺麗に片付けてくれ、おまけにコーヒーも用意してくれた。朝から不手際の連続で苦笑。カフェから入場を待つ長蛇の列を俯瞰。開会式始まるもPAシステムが貧弱で何を話しているか分からない。列後方は始まったことも分からない様子で最悪だ。毎年のことだが何とかして欲しい主催者殿 。10時前には開場、長蛇の列は順次会場へ吸収。今回も買い物よりアイボール。多くの見知らぬ皆さんから声をかけて頂き、拙作HPの存在意義を感じる一日だった。 写真は開場直後の様子。オンマウスは八重洲口「駒八」でのスナップ。20時半JA2BNVと一緒に会場を後にし別々の新幹線で帰路に就く。
多くの皆さんとアイボール。TL-922愛好会のJA1IIV窪寺氏はボランティアで、メーカーが供給停止したバンドSWやオリジナルバンドSWを製造、全世界に頒布活動をされている。復活したTL-922は相当数に上る。最近は接点部分のみを交換するパーツ支援も行っている。ここにいると固定ファンが良く訪れる。丁度JA2IVK鈴木氏がおられ歓談に加わると、そこにJH1KRC渡辺氏がやってくるといった具合。
さて開場散策・・・FEDXPブースでJF2XGF大橋氏がDXV500L(サムウエイ)をPR、談話中のJR1BRK米村氏に一礼するとJA1OND庭田氏から声が掛かりお久し振り!。EMEブースではJA0TJUに捕まりNP-NJ-L複数とハンドルノブの押し売りに合うが嬉しく衝動買い。JA9BOH前川氏とは今年もニアミスだ。工人舎ブースにJA6TAY大熊氏が見えているかと覗いたけど、何やら部品探しに御多忙ですれ違い。東松山クラブの青木ご夫婦、平群クラブの扇田氏、東京マートクラブの中島氏、CQ誌の小礒氏、山梨DXクラブのJR1AIB井上氏とJJ1RDX内田氏、ラジオ少年の原氏…みんな年に一度のお祭りに元気一杯だった。アマチュア無線て素晴らしい。多くの方とお逢いしたのだが十分なご挨拶が出来なかった皆様には恐縮。

Aug 21. 2013  名古屋「龍園」でのんべぇハム仲間の集い・・・想定外の野宿
今回は若い方の参加があり年の幅は40程に広がった。これだけ年齢差がありながら無線の話題で3時間も盛り上がるなんて…他に思い当たる趣味が無い。今回は龍園支店時代にお世話になった女将Mrs.Leeが顔を出すサプライズ。同じ建屋にお住まいで店の粋なはからいに感謝。手ぶらではとプリセットチューンやFL-2100B/50MHz改修写真を持参すると皆様興味津々。年取ると耳が遠くなり声は大きくなる。やがてアルコール変調量に応じてそれが増長、最後は毎度のヘベレケだ。Mrs.Leeは相変わらずの笑顔で既に一児の母だった。22時過ぎ解散、有志6名で旧龍園支店横のDonaLeeで2次会。ここでも無線や人生談議。終電時間は過ぎ数件尋ねたホテルはどこも満室。何てこったぁ!・・・段取りの悪さを嘆く。結局オアシス21の芝生のベンチで夜明かし。ベンチには突起があり安眠どころじゃない。そして未明に突然スプリンクラーが動きだし月夜に雨。慌てて飛び起き場所移動・・・誰かに見られたら恥ずかしいなんて余裕は無かった。カプセルホテルを探せばと思ったが後の祭り。始発の地下鉄と新幹線を乗り継ぎ、静岡着は7時半だった。写真は今日のメンバー14人。オンマウスはオアシス21の芝生から見た24時半頃の名古屋TV塔。

Aug 17. 2013  夏休み・・・久々に文豪ワープロの修理・・・いよいよTL-922プリセットチューン
訳あって文豪Mini7RXワープロでFDDデータを読もうとしたら読めない。現在2台あるのだがもう一台も同様。何故かって考えると、データ側(1番)FDDはHDD運用だと殆ど使うことが無く、FDDのベルトの伸びに合わせて形も変形したものと推測。分解して調べると当たりだった。システム側(0番)は時々使うためこのような状況にはならなかった模様。事のついでにシステム側FDDのベルトも交換。都合4台のFDDが新品のベルトになった。ベルトを入れたビニール袋に今は無い「名古屋千石電商」の黄色地に赤文字のテープ。新品と言っても何時頃買ったかは忘却の彼方だ。これでまた暫く安心して使えそうだが、それにしても1990年頃の機械、良く動いていると思う。しかも両方とも自作SCSIボードを内臓しHDDやMOがつながっているのだから・・・。
オンマウスはいよいよ始まったTL-922のプリセットチューン。たいしたことは無く、FL-2100ZでテストしていたRC-SERVOや制御箱を移植するだけ。18日には取り付けが完了し運用テストを始めている。
長かった夏休みも18日で終了。ボケた頭をリフレッシュしなければいけない。

Aug 15. 2013  夏休み・・・連日の猛暑で水やり、新盆周り、家族の帰省
写真は4月に植え付けした伊野の太田ポンカンの苗木。カミサンの面倒見も良く、すくすくと育っている。
雨水を溜める1000リットルタンクが背後にあるのだが、連日の水撒きで残量が半減。この日は軽トラで水600リットルを運び込みDC12V電動ポンプでの補充、そして残りで水撒き。未だ枝葉が小振りで茂っていないため地面が乾き、根の浅いポンカン類はこうしたケアが必須。
日中に水をかけると気温が高く蒸発する率が高くなる。このため水は日が沈む17時過ぎに撒き、苗木には夜間に水を吸収させるのがベターなのだ。夕立でもいいから雨で土が湿って欲しいと願っている。
オンマウスは15日に集まった姉夫婦家族。姪の子供達が可愛い。背後の縁側のソファには親父。
長男は12日帰省しこの日の朝帰り、次男はこの日の深夜東名バスで到着、3男は親知らず抜歯後の発熱で帰省断念とそれぞれ。今夏は3兄弟の揃い踏みを見ることが出来ず、カミサンはちと寂しそう。
子供達は年と共に生活習慣が変わっていくのは仕方の無いことだが、盆と正月の帰省はずっと続いて欲しい。

Aug 13. 2013  夏休み・・・
神奈川の御仁から甘夏のリクエストがあった。6時過ぎに西の谷津へ赴き25Kg程収穫。既に甘夏は終了宣言しているのだが、まだ生っていてジューシーなので驚く。昔の夏みかんはお盆には種が発芽し、水気も無くなってくるのだが川野甘夏はちょっと事情が違うようだ。御入用の向きには未だ対応できるのでお声掛け頂きたい。
さて前日からFL-2100B改修機のデータ取りを始めた。この日は昨年購入したADVANTESTのTR3273を使って測定してみた。使い慣れていないので操作を思い出すまで時間が掛かり苦笑。
そして午後思いがけない客人。所用で外出して戻るとJE2WWE鈴木氏が居た。何やら近くに所用がありそのついでに足を伸ばされたと言うことだった。福井単身赴任時代にTL-922を下げて浜松から福井までやって来られたことが懐かしい。母屋と屋根裏シャックをご覧頂いたり、工房でFL-2100B改修機の動作状況をご説明したり、自作や改修の勘所を議論したり楽しい時間を過ごさせて頂いた。
写真はTR3273の自動IMD測定機能で測定したFL-2100B改修機のIMD。実はこれ余り良いデータではなくお恥ずかしいのだが後で対策を講じることにしている。オンマウスは工房でのスナップ。

Aug 10-11. 2013  連日の猛暑の中・・・農薬散布にetc
10日、猛暑前に田んぼのミカン畑に農薬散布。6時過ぎ水場から水600リットルを持ち帰る。3種類の農薬を調合し6時45分には散布開始。既に畑には陽が差し出し気温はぐんぐん上昇。もっと早く始めたいのだが、発動機の音が近所迷惑と、中々難しい。凡そ3時間、途中カミサンの加勢もあり600リットル掛け切る。汗ビッショリで暑くてやってられない。途中で作業を切り上げ、残りは明日へ。
午後、静岡縣護国神社恒例の御霊祭り。今年は親父がドタキャンで急きょカミサンと同行。その時の気分で話が変わるマイペースに苦笑。まぁ年を考えればこんなもんかと納得。護国神社も暑かった。
写真は10日13時の気温。玄関前の日陰の壁に掛けた温度計は凡そ39℃を示している。暑いわけだぁ。オンマウスは静岡縣護国神社。
その後、カミサンが高校時代のクラス会で家を空けるためややルンルン。親父と2人だけの夕食を済ませ、親父が床に就いたのを確認して工房でFL-2100B改修機のデータ取りの準備。
11日、前日同様に農薬散布が始まる。相変わらずの暑さで能率が上がらない。昼食後仕事の関係で急用ができ会社を往復すると既に21時。あっという間に時間が過ぎる週末だ。

Aug 3-4. 2013  知らぬ間に今年も8月
知らぬ間に8月だ。こんなに早く月日が過ぎる年は無かったように記憶する。要するに年か…。週末の話題を何にしようかと考えていた。土曜は疲れからか目まいがあって農作業は控えFL-2100Bを突いた。日曜は田んぼのミカン畑でカミサンと除草剤を300リットルも散布、彼女は港祭りの花火見物を兼ねた女子会へ自分はアッシー。 でやっぱり今週末はFL-2100B改修がキャビネットに収められる段階になったことが一番の話題。手元を見るとややクラクラする体調の中、キャビネット上下に油圧パンチで穴を空けガード処理。これFL-2100シリーズ改修の定番になってしまった。また回路をシンプルにするために、Cg電源の安定化は取り止め、大き目のケミコンで凌ぐことにした。大した負荷ではないし何より負荷変動が殆どないからだ。あとはファンの回転センサーとI/Fが取れればほぼ完成の域である。ここまでくると一定のテストをしてみたくなるのは人情。キャビネットに入れ、エキサイタとダミーロードをつなぎ連続30分のKeyingテストを行い、レーザー温度計で各部品の温度を確認。CWなら700W、SSBなら1KW/PEPの出力が望め、Epを2.3KV程度に維持できればCWで1KWもOK。辛うじて500Wが得られていた状況を思うと雲泥の差である。