JH2CLV's Topics & Memorandam
June 2009

Jun 30. 2009  トレッキングシューズの交替
昨年5月、福井へ赴任して初めて登ったのが奥越大野市の日本百名山荒島岳。久し振りの登山でヘトヘトに疲れたが、一番大変だったのは足回り。靴に不具合が発生し、登りは何とか凌いだものの下りは大変な状況だった。過去HawkinsやColemanのトレッキングシューズを履いていたが、それぞれに苦い経験がある。前者は2003年10月4日、カミサンと木曽駒に登った帰りに靴底が剥がれ落ち、大変な状態で岩場を下山した思い出がある。この靴底が剥がれる現象は登山愛好家の間で問題になったことがあり、その後西穂山荘で注意を促すポスターを見た。後者は冒頭の荒島岳の話。靴底は大丈夫だったが、側面の縫製がちぎれ靴紐を締めても中々締まらない。登りは何とかなったが下りは指先が靴内面にぶつかり、踏みかえる度に痛みが走った。もうこの靴も終わりだなと帰路で呟いていた。ところが貧乏根性丸出し、靴下を厚手に変えるなどの工夫で昨シーズンを乗り切ってしまった。そして今年、既に2回も夜叉ヶ池山を登ったが悪路になるとさすがに踏ん張りが利かない。そして遂にお役御免でバトンタッチを迎える事になった。写真は引退するColemanと新調したCaravanのC-1。さてこれで今シーズンの登山に拍車がかかるかどうか・・・。

Jun 27-28. 2009  帰省と諸作業・・・ビレッジセンターを偲ぶ
2週間振りに帰省。26日は20時半に福井を発ち帰宅は24時半。23時を回るとにわかに車が増える。ハハァ土曜0時のETC\1000狙いかぁ。この制度には賛否両論あるが単身赴任者には有り難い。前回は帰りを15時過ぎにしたら豊川〜岡崎で大渋滞。ホトホト参ったので28日は試しに12時半に発った。すると今までに無い順調さで16時福井着だった。 さて今回の帰省は、Hanaの散歩、県知事選挙の期日前投票、石ノミとハンマーの石工、破損した網戸の修復、壊れた髭剃りの修理・・・それにちょっぴり無線等々。いきなり飛び込んだ期日前投票所には候補者の氏名は張ってあるものの経歴や所信等の情報が全く無い。慌てると立会いの皆さんに格好悪いので、じっと名前をにらんで唯一知る候補者名を書き投票。随分いいかげんだがまぁ政党で選んだと思えばこんなもんだ。石ノミが自宅に有るなんて信じられないだろうが、子供の頃はこれで良く遊んだ。水が流れないでいた裏庭のコンクリートの渡りを砕き細工。そんな話を材料に晩食卓を囲むと親父の熱弁が始る。奇しくも報徳社の自治会移譲集会後で世間話も絶好調。マイペースを通り越し頑固そのものだったが元気が有難い。写真は芝生でくつろぐHana。オンマウスは石ノミとハンマー。
物探しのついでに本棚を眺めると、図書VZ倶楽部にテキストエディタのVZとWZのアプリ。名前を聞いてピンとくる人は相当なPC通。自宅でPCingを始めたのは文豪ミニ7をMS-DOS化した1989年。そしてNEC/PC-9801RXの購入が1990年。この頃のNEC/PCでは一太郎が全盛。専用ワープロも乱立し常にFDを持ち歩いた。職場も家庭も機種もファイルもまちまち。今から考えると良くやっていた。その中でVZはテキストによるファイル統一化を推進してくれた。ソースも公開され、文豪ミニ7のMS-DOSで動くVZまで出現。バイナリィも編集出来た・・・あの頃が懐かしい。WindowsになってもDOS窓でVZを使っていたが、暫くして専用ソフトWZの存在を知り購入。そんな思い出に浸っていると、発売元のビレッジセンターの事が気になりネット検索。ところが2008年11月に解散した旨の情報。嘘だろう!とビレッジセンターのサイトを探すが既に閉鎖。そしてVZ作者として名高いc.mosさんのブログで詳細に辿り着き、そうだったのかと胸を撫で下ろす。しかし役割は終わっても、VZは自分のPCingそのもの。ビレッジセンターの皆さんお疲れ様。WZはWZ Software,Incに引き継がれた。写真は冒頭紹介の図書とアプリ。オンマウスは文豪ミニ7RXで健在のVZ。

Jun 26. 2009  Google Analyticsの効果
左はここ1ヶ月間(5月25〜6月25日)のセッション数。オンマウスは同様にページビュー数。
思いがけない数字に驚くと共に、掲載内容についての責任も感じている。
4月の末に友人からGoogleAnalytics導入の案内があった。最初は面倒なモノを仰せつかったと乗り気ではなかったが、導入するとこれが面白い。サイト内の各ページのアクセス数やアクセス場所等の情報が手にとる様に分かるのだ。こうした情報にのめり込んで自分のペースやスタンスを失いたくないと思っている。導入から丁度2ヶ月程経過したので、参考までに当HPへのセッション数とページビュー数を紹介したい。上グラフはここ1ヶ月間の変化を日毎にプロットしたものである。セッション数は毎日400〜500件、ページビュー数は1500〜2000件もあり正直なところその多さに驚いている。なぜならTopPageのカウンターの歩進は毎日60〜70件程度だから。因みにMainMenuページへのセッション数はTopPageの5倍もあり、TopPageスルーのユーザーが多いことが伺える。また2ヶ月間の海外からのアクセスは70の国・地域に及んでいる。

Jun 23. 2009  侵入者・・・何のこと?
14時頃カミサンから携帯にメール。「侵入者」とするタイトルにギョッ。開くと「正体はこれだー!」とあるがチンプンカンプン。「画像あり」のメッセージと共にリンク先表示。決定キーを押し出てきた写真を見てようやく納得。実は昨年、ミツバチの巣箱の底で、見た事も無い虫の死骸を発見。結構大きくその辺で見る虫の比ではなかった。そして羽は透明で骨が目立つスケルトン状態。長年ミツバチを飼う親父も「見たこと無いぞ!」。暫く忘れていたが、本日同種と思われる虫の死骸を、親父が巣箱近傍で偶然発見。知らない人が聞けば何の話かと思うだろうが、実家では1年越しの謎がようやく解けラッキィな一日になった。左はカミサンが撮って送ってきた写真。調べるとクロメンガタスズメらしい。蜂の巣箱に侵入するなんて一体何に誘われたんだろうか。ところでライターは良いけど影は頭の前方に落としたくないね。

Jun 21. 2009  再び夜叉ヶ池、そして夜叉ヶ姫岳へ
5時に起きると福井市内は雨。晴れたら夜叉ヶ池経由で三国岳へ行こうと同僚と約束していた。窓から覗く山々の稜線は雨と霧で良く見えない。こりゃダメだと早々に諦め、今日は無線三昧を決め込んだ。ところが期せずして雨は上がり、8時頃には日が差し始め、9時を回ると視界が開け南方の文殊山や日野山の稜線が見え出した。こりゃ行けるぞ!。10時15分家を出て同僚を拾い福井北ICから今庄ICを目指した。時間と共に好天になり完璧な登山日和となった。今庄ICからR365経由で広野ダムを渡り登山口に着くと11時25分。先月23日も相当な思い付きだったが今回はそれ以上だ。気温はグングン上がり30℃を超えた。とにかく暑い。ヘロヘロで夜叉ヶ池(1099m)に辿り着くと12時55分。既に多くの登山客。こんな時間に登ってくるのは俺達だけ。前回と異なり晴天下の夜叉ヶ池はビーチの様だ。レンジャーのK氏と暫く歓談後、コンビニで仕入れたオニギリで昼食。三国岳はくま笹が深く行けないとはK氏。動揺するが、15時を目処に行ける所まで行こうと岐阜県境の稜線を上り出す。結局夜叉ヶ山(1212m)を越え、三国岳(1209m)手前のピーク夜叉ヶ姫山(1206m)で折り返し下山。16時50分登山口に戻るとやっぱり我々が最後だった。写真はマチュピチュの様な夜叉ヶ池。なお三国岳以外は地図上に記がない。

Jun 20. 2009  浜松からの友人と初アイボール
5時に起床。掃除とゴミ整理で朝が始る。ゴミ部屋のゴミ袋をサンルームとベランダへ移動。そして掃除機の後に雑巾を掛ける入念さ。実は友人のJE2WWE鈴木氏が浜松からやってくる。R体操と朝食を挟み9時頃まで掃除に励んでいると携帯へ一報・・・福井ICを出た。20分後の連絡で大通りにて出迎え駐車場へ案内。目的は氏が入手したリニアアンプTL-922の診断。重いアンプを抱え4Fへの道のりはさぞ大変だったに違いない。グリッドRFCの焼損で改修が施され、また高圧ケミコンも交換の模様。氏は高圧が苦手の様で本日の持込となった。裏蓋を空け目視点検・・・特に問題無い・・・SSBモードで電源投入。改修のオンディレイはフィラメン系のみだがスムーズで効果絶大。通電し暫く監視・・・匂も異常ない。いよいよRF駆動・・・7MHz/50W入力で1KW、28MHz/70W入力で900Wを出力。ツートン波形も良好だ。思わず上出来じゃんと声。さて自分は何をしたのだろうかと振り返る。ツートンを見ながらローディングで飽和する状況を披露。SSB負荷の難しさから物作りや職場の技術継承の議論に時間が流れる。写真はTL-922を挟んだツーショット。オンマウスはAC200Vを取り出した配電盤。16時、氏は浜松への帰路に就く。楽しい出会いの一日だった。

Jun 13-14. 2009  帰省と諸々
13日0時半帰省。1時半床に就くが朝は6時半に起床。朝食を済ませると7時15分。目的があり8時過ぎまでTVワッチ。親父とカミサンはこの間に水600リットルを用意し農薬散布の準備。気が早い親父は8時半には家の前のポンカンに散布開始。講釈は達者だが、どうみても動きが怪しいので代わってノズルを握る。1時間半程でポンカン畑は片付き貯蔵庫前に場所を移す。早々に作業を始めるとポンプの圧力が上がらない。可笑しい?とポンプの周りに集まり突つき出すが埒が明かない。分かったのは吸入と排出のホースを逆につないでいた事。でもこれって昨日からそうじゃんとカミサン。慌てて入替えても後の祭り。山向うの服部農機へ持ち込み分解すると弁に植物の種。これかぁ!。その時全てが判明。排出ホースにはフィルターが無いのでゴミを吸い込み弁が開いたままになったのだ。話を聞けば昨日から何時もとは違う音がしていたとか・・・人間て結構いいかげんだ。午後は更に600リットルを追加し17時までカミサンと2人で作業、貯蔵庫前の温州ミカンは散布完了。カッパ姿で暑さも手伝いヘロヘロ状態。 夜3.5MHzでひるがののJA2BNVが聞こえたが声を掛けるのが精一杯だった。写真は農薬散布のノズル。オンマウスはJRCのHandMic。
14日は帰り支度で朝から忙しい。と言いながら自分の趣味の事も忘れていないからまだラジオ少年は健在だ。10数年前に入手したJRCのHandMicを探していたが昨夜ようやく発見。一つはスピーカー&マイクでスピーカーをマイクにも流用するタイプ。もう一つはコンデンサーマイクで当時JRCさんから頂戴したもの。これをRACAL_TRA3755専用にしようと考えている。転勤引越しで行方が危ぶまれていたが発見できてラッキィだった。昼食後安全のために昼寝を取り15時15分に実家を発つ。途中豊田に住む3男の所へカミサンからの依頼の品(蒸し鍋・野菜・その他食材)、それに田舎の甘夏とビワを届けた。ところが普段なら1時間半程の行程が3時間半もかかる渋滞。豊田に着くと時間は18時45分だった。駐車場には何故かビワの木があり思わずシャッター。近くのサガミで夕食を取りながら3男と歓談。兄弟それぞれに成長の後が見えて嬉しいと密かに。19時半に豊田を発ち三好ICから高速道路に入り21時40分福井へ戻った。ETC\1000の効果は絶大だが、走行車線と追い越し車線が反転した高速道路は異常な状態だ。もう少しマナーやルールを守った走行をお願いしたい。写真はHanaの散歩で発見した傷ついた雀。オンマウスは豊田のビワ。

Jun 12. 2009  所用で越前海岸を走る
福井市国見方面に所要があり、国見岳を中心にして車で越前海岸を右回りした。快晴で格好のドライブ日和といきたいが、遊びではなく仕事である。目的地をカーナビにプリセットしようとしたが、途中までしか地図データがない。最後は勘を頼りにすることになった。当初は日野川を渡り国見岳を右に見ながら大丹生へ出るつもりだったが、道を間違え大味へ出てしまう。しかし始めての道で新しい発見もあり回り道も悪くはないなと苦し紛れの自己満足宣言。目的地は鮎川の三本木川を上り北側に上った山中。この付近は自前のカーナビにはまったく道がない。幸運にも送電線の電柱が道路沿いに立ちガイド代わりになる。しばらく走ると電柱が見えなくなった事に気付き山を登っている感じもしなくなった。まずい!間違っている。引き返し舗装道路から山に上る非舗装道路を発見。これを上りしばらくすると電柱が現れホッ。周りは松林と雑木林が織り成す新緑に早くもセミの音・・・この時期独特の空気が漂う。無事目的地に到着し所要をすませるが、雑木林の中からセミやウグイスの鳴き声が響き心地良い。天気が素晴らしく、海を眺めると福井県と言うより日本国を意識させるから不思議だ。写真は帰り道に尋ねた大安禅寺の花菖蒲園。

Jun 10. 2009  Collins"PM-2"と八重洲無線"FT-200S"
昨晩20時半、ヤマト運輸から配達に向かう旨の連絡が携帯に入った。実は20時近くまで自宅待機していたが、連絡がないため転入者歓迎会に顔を出していた。タッチの差だったようだ。この夜の受領は諦め翌日12時半に配達をお願いした。それで本日昼休み、約束の時間に自宅へ戻るとやってきた。しっかりとあのコリンズのPM-2と八重洲無線のFT-200S。それぞれ相当な年代物。PM-2はそれなりなのだが、FT-200Sはスゴイ。ケースに若干のカビを感じるが、拭き取るとこれがピカピカ。一瞬にして1970年頃の、あの静岡のハムショップ岩崎ラジオのウィンドウを思い出し、FT-200Sの雄姿が脳裏をよぎった。これって殆ど新品じゃん!。ケースのエア抜き穴から覗く基板も軽く埃が見える程度。背面のパンチング板のメッキもしっかりしている。40年近い歳月を経過しているからどこまで回復できるか分からないが大変なモノを預かってしまった。一方コリンズのPM-2。早速KWM-2の背面に差し込み両サイドを蝶ナットで締め電源を入れると心地よいノイズがPM-2内臓スピーカーから流れる。TUNEにすると約100mAのIpも流れ高圧もバイアスも適当と伺えた。何かわくわくし夢のようだ。写真は板の間に広げたPM-2越しのFT-200SとFP-200。

Jun 9. 2009  忙しかった6月第1週
6月になったが第1週は慌しく過ぎてしまった。先週はとにかく忙しかった。先々週(先月最終週)職場の異動内示があり、その送別会などが複数開催され夜の遅い日が続いた。さらに週末は、全国植樹祭が福井市一条谷朝倉氏遺跡で行われ、その対応に早朝から深夜まで追われた。睡眠不足でヘロヘロだ。深夜に帰宅するとメールを見る程度でキィボードなど叩く元気にもならない。いくら遅く床に就いても目が覚めるのは決まって5時。分かっていても起きてしまうから睡眠不足が増長される。全国植樹祭当日の7日は、なんと4時起床で帰宅は22時を回り完璧にヘトヘト状態。こんな状況は体に良くないと思っているが、週が明けても普通に帰宅し普通に床に就いたのは8日の月曜日だけ。9日からは異動着任者の歓迎会等が始まり再び尋常ではない生活が始まる。何とかしてペースを戻したい・・・。それでもこの間に嬉しい事が2件。コリンズのKWM-2/2A用電源"PM-2"、それに中学時代の憧れだった八重洲無線"FT-200S"がQSYしてくる事になった。PM-2は横浜の御仁から、FT-200Sは浜松の友人S氏から。現金なもので元気をなくしているラジオ少年の目が輝いてくる。写真は7日朝7時頃、霧雨の舞う全国植樹祭会場。