RF直接A/DのSDRトランシーバIC-7300が昨日到着していた。恒例の受信意地悪テストを行う。同じRF直接A/DのSDRトランシーバFLEX6500をJA2IYJが工房に持ち込んでテストした時のことが忘れられない。ローカル中波AM局を80m超Windomで受信すると+3dBmの大出力。これをIC-756(ノーマルゲイン)に放り込むと、内部で歪み2倍、3倍、4倍・・・の周波数でかなりのレベルで聞こえてしまう。4倍に至っては3.528MHzで、堂々と3.5MHzバンド内に位置する、とんでもない状況だ。これがIC-7600では劇的な改善が見られお見事。IC-7300はその後の発売だから、低価格ながらそれなりの実力があるものと期待していた。ところが何んと、ノーマルゲインでダイアルを2倍に合わせると堂々とS9+35dBで復調される。入力にステップATTを挿入すると凡そ15dBでスーッと消えていくが完全に消えるには-30dB。これやっぱり内部歪みだよなぁ、プリアンプスルーでこんな状況だとすると、プリアンプ切替デバイスの問題か、AGCの問題か、元々A/D変換のDレンジ不足か・・・色々と興味が沸いてくる。icomさん、あれだけ高らかに「大手世界初」を謳っているですから…頼みますよ!半年位は猶予を与えますから。写真はその様子。オンマウスは伊野のポンカン畑。草刈りと堆肥撒き、それにハッサクを収穫。 |
朝から戸配用はるみを選果し箱詰め。10Kgや5Kgとあるので、幾つ詰めたか良く覚えていない。レモンの注文もあり、寒波に当たったモノを避けて収穫。ついでに枯れ枝の剪定。田んぼのレモンの実はほぼ全滅だった。工房横のは見た目は悪いが結構生き延びている。両者とも枝葉の一部は茶褐色化し、およそ常緑樹には見えない。早く暖かくなり新芽が出ることを願っている。そのすぐ横の青島は何ともない顔をしている。やはり強いしこの地域向けだと納得。中晩柑の太田ポンカンも寒さには弱く枯れ葉が目立つが収穫は12月に完了している。 ところでサムウエイDXV600Lの番外調査。定格電圧超えの電源供給を開始。当初は定格より10V高い130Vで試し、7/10MHzで1KW出力を確認して気を良くしていた。ならばと140Vまで上げると、利得が上がり波形の伸びも改善。では14MHzだったら?と10MHzテストからそのままバンドチェンジしてドライブ(45W)すると、過電流保護。リセットして再送信すると、これが決定的ダメージになり電源ヒューズ断。ヒューズ交換しても復活せず。どうも14MHzあたりから急激にjパートが増加し力率の低下を招いている模様。限界が見えたが、妙にトホホ感が無い。写真はBird4410Aと43。さすがBird、両者ほぼ同じ値を示した。オンマウスは1KWpep出力時のツートン波形。 |
会社勤めのサラリーマンが家業(農業)を引き継いで初の確定申告。家業の方は先日JAで収支書を作成してもらった。会社の方は既に源泉徴収票が発行されている。これ以外の収入となった証を探し集め、さらに保険や共済などの支払明細、また医療の領収書等をかき集めて整理しJA特設の相談コーナーを訪ねた。この日は当地区の指定日で、待合室は午前中から賑やかだった。何とか午前の部の最後に滑り込んだが、一部証明書に不足があり午後出直すことになった。しかし散々探したが見つからず、止む無く東京までヘルプ連絡を入れPDF版をメールしてもらった。その間何と数分。何とも便利になったものだ。ところが本書で無いとダメかも知れないと担当の弁。でもこれで出してみようと無事作業は終了。JAが税務署へ提出も行ってくれるのだ。本書が必要な場合は税務署から連絡があるらしいので、念のため本書送付を東京にお願いしている。なんやかんやで一番気にしていた還付は予想以上だった。 さてここ暫く空き時間が出来ると工房にこもっている。DXV600Lのデータ取得に努め、ようやくその実力が分かってきた。オンマウスは工房のスナップ。測定器群に囲まれたDXV600Lが見える。Id制限を外し、受電をAC120Vまで上げると7MHzで出力1KWの大台示す。出力時のツートン波形。 |
今週末は、駿河区国吉田にあるコマツ教習所に通った。何の教習かって…それは俗に言うパワーショベル?小型YUMBO?バックホー?…などと呼ばれるドラグショベルの教習。何だか良く分からないが、商品名や法的名称がゴチャゴチャしていて呼び方が一様ではない。カミサンが先月予約をしたものの、仕事の関係で1ヶ月先延ばしになり今週末の受講となった。畑のミカンを掘り起こしたり、穴を掘ったり土を均らしたりの取り扱いができるとこれから役に立つ。とカミサンが思い付いたのだが、1人でやらす訳にもいかず2人で赴く。初日19日は朝から晩まで昼食を挟み睡魔と闘いながらの座講。そして最後に筆記試験。外は土砂降りだが幸いの座講、翌20日は快晴で屋外実地教習となった。講師から前日の筆記試験は満点、奥様は1問誤りだったと聞かされて気分が良い。しかし、この手のモノは頭で考えてもだめだが、体が覚え切れず何ともぎこちなく最初は戸惑う。この日も昼食を挟み日が沈む頃まで教習を受けたが、何とか動かせる様になった。そして修了証を受け取り解散。教習より、そこに集まった受講生の会話が楽しい。性格や生活が何となく見えて面白いとカミサンと頷ずく。遠出を楽しむのも良いが、こうした場も中々良い…そんな2日間だった。写真は何となくサマになっているカミサン。 |
ひょんなことから1970年代に愛用したマイクを思い出した。夜、車庫の戸棚からトランクを取出す。トランクは木箱に薄いアルミを打ち、中にウレタンを張ったもの。気密性など無く長期的には外気とおんなじだ。AIWA/DM-520が2本、同/DM-522が3本、同/CM-1016が3本、Panasonic/RP-3830Eが1本、Foster/M-410にM-390が各1本が重なり合っていた。其々に思い出がある。特に1976年6月の県民会館ピーターパンフォークコンサートでは、ゲストのフォークデュオJUNKにDM-520をボーカル、CM-1016をギターにアレンジしPAと録音に使った。その音源を再生すると当時の状況が脳裏に浮かぶ…自作12chミキサとパワーアンプ&SP、そして安物マイク。SM58が\62K、DM-68Aがその半値の時代だ。取出したマイクを博ミのアンプで増幅しヘッドフォンモニター。取扱いと保存の悪さでDM-520の1本はムービングコイル脱落、大好きなRP-3830Eは感度とS/N悪化。録音やPAを始めて最初に入手のAIWA/DM-576とDM-82は、激しい扱いで当時既にオシャカだった。写真は現存する40年前のマイク群。左からCM-1016、RP-3830E、DM-522、DM-520、M-410、M-390。RP-3830Eは、録音エンジニアの山崎聖次氏がディランUの収録でアレンジしていたのをレコードジャケットで発見し感激した。40年経ってもマイクの名称が分かるなんて、相当気合が入っていたのだろう。 |
新東名を使い名古屋を往復。カミサンが、3月予定の吊るし雛の発表会の前に一度孫に見せたいと張り切り、この日実現。昨夜と言うか今朝まで、家事そっちのけで吊るし雛の調整をしていた。気合が入っていてとても茶々を入れられる状況ではない。そんな訳で、6時半の出発宣言をしても、結局7時発となった。それでも9時20分には名古屋市守山区の長男宅に到着。ご自慢の吊るし雛を孫たちに見せることが実現。怪しい吊り物に孫たちも目をシロクロ。手作りのインパクトは伝わっただろうか…。暫らく孫たちと過ごし、10時半には帰路に就く。新東名の引佐〜豊田東間は13日に開通したばかり。トンネルを抜けると直ぐまた先にトンネルが見える山間を通過する。今朝は寒く雪が舞う状況だった。帰路はそのまま新東名を新富士まで走り、吉原の毘沙門天を訪ねた。9年前に親父を誘って来て以来だ。毘沙門天恒例のダルマが目的だった。色々な種類があるが、家ではいつも同じ面構えのモノを並べている。富士宮の杉山ダルマ店製の4号をゲット。ことのついでに、孫が新幹線色のダルマが欲しいと言っていたらしく10号の青色ダルマもゲット。昔は正月とセットでダルマを購入したものだった。今は複数個並べる家は少ないようだ。自宅の神棚の横で順送りして並べ、古いものは押し出されて焼却に回る。久しぶりに400km超のドライブ…確かに疲れた。 |
先週、友人のJR1NSL清水氏から、広島出張に併せ前日の14日午後訪ねたい旨メールが届いた。埼玉県本庄市から、新幹線を静岡で途中下車し清水まで在来線で戻るとのこと。それで少しは綺麗にしなきゃと前日13日はお掃除オジサンになった。シャックの机上は立体的に小物が散乱。慌てているとマイクも電鍵も直ぐに手にできない。酷い場合はリグの電源を入れるといきなり送信になったりする。それを何年振りだろうか人に見せられる状態まで復活。写真はカミサン撮影の清水氏とのツーショット。凡そ3時間、工房の案内や山頂リモートシャック予定地視察を含め、あっという間に時間が過ぎる。メールや電話のやり取りは有ったものの今回が初アイボール。なのに、まったくそんな気がしない…Hamっていいなぁとつくづく思った。 オンマウスは13日の掃除中、GU-74B/144MHzアンプの電源SWを入れたらウンでもスンでもない。自作アンプの説明をする都合、電源が入らなのはまずいと調べると30Aのヒューズホルダが陥没。裏返しして裏蓋を外し、モールド部をアロンアルファで繋ぐ。これだけで大丈夫そうだったが、念のためタイラップで締め付けて復活。試しにIC-901Dで駆動しチューニングを取ると余裕で500W超。フロントパネルのシールに2003年とあり、時の過ぎる早さに驚いている。 |
高校の先輩後輩が地元の居酒屋「だいごみ」に集いミニ同窓会。先輩K氏は5年先輩の会社社長、後輩I氏は前の勤務先の10年後輩になる。18時半開宴で、写真は21時半頃のもの。既にアルコール変調も過変調領域に達し怪しい様相だ。学校時代や青年時代の思い出や近況の話にあっという間に時間が過ぎる。K先輩には青年時代に公私共に御世話になったが、クラシック音楽ファンとはつゆ知らず。曲目や楽団に指揮者の話で盛り上がっていると、家に来いと言うことになり奥様運転の御出迎え。確かにクラシックだ。そしてスピーカーは英タンノイ。音源はCDではなく懐かしいLP。こりゃ本物だと頷く。また、東北地方や中国地方へ車で容易に足を伸ばす元気さにも脱帽。よく通ったスキーも現役で蔵王まで行くんだって。やや怠慢な生活を決め込んでいた後輩陣は、自戒すると共に元気を貰い、奥様の運転で帰路に就いた。久し振りにまとまったアルコールでヘロヘロ状態の帰宅だった。楽しい時間を過ごさせて頂いた皆さん、そして奥様、大変お世話になりました。 オンマウスは、昨年からコツコツと制作してきたカミサンの吊るし雛。発表会があるらしいのだが、その前に名古屋の孫に送って見てもらおうと毎晩夜なべ仕事が続いている。 |
1月初旬サムウエイ社を訪ねた折り、ハムフェアで参考出品されていた50MHzアンプDXV506のその後の話を尋ねようとした。するとDXV600Lってのを開発中と耳よりな話が返ってきた。半信半疑でいたら月末ミカンの戸配で訪ねたら、DXV501LをVerUp改修出来る旨の耳よりな話。早々にお願いすることにした。主な改修内容は、増幅デバイスPowerMOS-FETの全数交換。このデバイス米CREE社のC2M0160120Dの3パラレルプッシュプル(6個)らしいが、非常に壊れ難いFETらしい。よくこんなデバイスを探して来るものだと感心。これによりAC100V電源で7MHz以下で600W、10MHzで450W以上、14/18MHzで400W以上、21MHzで300W以上の連続出力を保証している。参考までに7MHzでAC120Vにすると840Wまで伸びるらしい(過電流保護解除)。それでも熱的には余裕が有る様なので、1KW局申請に使えそうだ。また出力メーターのスケールが1000W/FSになっている。改修にはDXV601Lとの差額が必要だが、サムウエイ社サイトでは未だそこまでのアナウンスしていない。いずれにせよDXV500シリーズのユーザーにとっては吉報と言えると思うが…如何だろうか。なお取り外したFETと周辺のCR部品は返却されるので、別の実験で活用できる。写真は交換したメーター、オンマウスは返却部品。 |
週末の6日(土)、JA出荷用最後の青島温州ミカンの選果を行う。自分たちの目が厳し過ぎるのか、思った程の量が出ない。その代り味は変わらないのに格外(キズ・浮皮・萎び…)となった青島が木箱に溜まる。そのまま加工用(缶詰・果汁)にするには余りにも勿体ない。そこでOrangeVillageユーザーの皆さんへ青島温州最終頒布案内をメールすると早々に返信。また以前よりご依頼のある筋からもリクエストが続き、今期の青島収穫分は何とか裁けそうな雰囲気になってきた。 7日(日)は朝から箱詰め作業に追われる。その後自分はアルカリ土壌維持のために田んぼと屋敷のミカン畑に石灰を撒く。一方カミサンはミツバチのケア。遅い昼食後の13時半、再び青島のリクエストが届き、箱詰め作業に追われつ。休む間も無く一日が終わる。良く仕事をする人たちだと苦笑。 写真は青島温州の撰果をするカミサン。家では箱にゴロゴロと流し込む様なことはしないで、腐りを見るために一個一個手にして箱詰めしている。また時々出来の悪そうなモノを抽出して試食し味を確かめている。オンマウスは青島温州とレモンのハーフ&ハーフリのクエストに応じた箱詰め。レモンは型崩れし難いのでかさばる。 |
ところで7日夕刻、佐川急便へ荷物を出した後、鳥坂のエンチョーへ赴く。同店には家電品の投棄ケージがある。それを見て家の古いプリンタとカセットデッキを思い出した。案内にもそれらはOKとある。早々に帰宅して持ち込んだ。棄て場所が安定しないため、既に置いてあったAFアンプを退けて積み上げた。事はそのまま終わりそうだが、実はここからが本題。退けたアンプ、良く見ると殆んど新品。手垢や指紋も無い。前面にUSBやCDトレイ。FM/AMチューナも内蔵している。USBから音楽ファイルが再生できるのか…Bluetoothも。手にするとえらく軽く大丈夫か?の印象。それを自称ラジオ少年が放置する訳がない。なりふり構わず車に乗せ持ち帰った。帰宅すると夕食とTV観賞で気付くと22時。アンプのことなど忘れ掛けていたが、思い出した様にチェック開始。USBでWAVファイルはNGだがMP3にしたら見事再生。FM/AMチューナもグッド。CDトレイには何と忘れ物CDが1枚。使用感が無くこりゃ良いぞと思っていても、やりだすと欲が出る。リモコンが欲しくなり23時頃再び現場へ戻り物色。そして事のついでにペアだったSPまでもゲット。誰かが来たら捨てたプリンタに忘れ物…と脳裏に言訳。写真は生き延びたアンプ(Pioneer X-CM32BT-W)。オンマウスは投棄したプリンタとカセットデッキ。 |
某建築会社が清水区蒲原で行っている民家のリフォーム見学会を覗こうと、10時過ぎに家を出てR1バイパスに乗ろうとした。すると、沼津港の魚河岸で昼食したいねとカミサン。又かよと毎度の思い付き発言に内心苦笑。高速道路と言う手もあったが、R1バイパスを東走し沼津と目指した。沼津港は幾度も通いお手のモノ。高速道路だと沼津駅の北側から南側へ抜ける道路が時間により混むので当然の選択だ。R1バイパスは富士市内で地上を走行する際に信号待ちで若干時間をとられるが、まずまずのドライブで11時過ぎには沼津港の魚河岸着。この時間だと未だそんなには混んでいない。暫くブラブラして食事場所を「丸天」に決めて店に入ると、若干の待ち時間で席に案内された。海鮮丼ものを注文し、12時までに昼食を済ませたが、店の入り口を見ると大変。12時に合わせて来店したお客さんの行列と人の山。早めに来て良かったとねぇとカミサンと顔を見合わせる。ところで海鮮丼は質量共にグッドだった。 オンマウスは昨日の記録で紹介できなかった「はるみ」のクローズアップ。サイズはやや小振りでLサイズ程度だが、これ位の大きさが食べやすくて美味しい。大きいものは直径15cm程度になるものもあるが、ジューシーなので生食でもジュースでの楽しめる。 |