JH2CLV's Topics & Memorandam
January 2018

Jan 31 1TUBE COMPに参加
Facebooknoの真空管式無線機サイトで1TUBECOMPと題し単球ラジオ製作が話題になっている。年明け後基礎実験を行い、大凡の目途が立ったため締切り日の本日未明、幹事殿へ参加意思を伝えるメールとFaceBookへ書き込みを行った。
複合管は認められず、1本でスピーカーを鳴らす中波AMラジオの製作コンテストだ。どの様な回路や構成にするかは、製作者の経験や技術に生活スタイルなど様々な要素が絡み面白い。
それでどんな形にするか。未だ決定版ではないか写真はそのテスト風景。基本はHi-Q同調コイルとHi-Z受Hi-gm球AFアンプによるGeラジオ。そしてRFとAFでロスを抑えた整合。更に高能率スピーカーの採用。これに3.5MHzダイポールを、同調コイルのコールドエンド付近につなぎ、TOAのSC-35をつなぐと大音響が飛び出す。
真空管は12GN7AでG1を10MΩ終端、Rkは82Ω、Rsgは220Ω、Rlは12kΩ、+Bは225Vとしている。オンマウスはアンテナを80m長のWindomの場合の波形。ローカル局JOPK(882KHz)のGe検波出力を10MΩプローブで見たもの。表示電圧のx10倍なので驚くべき出力が得られている。
以上は基礎実験なので、今後検波方式をグリッド検波や再生方式へ変更する可能性もある。中学時代を思い出し楽しくなってくる…まさにラジオ少年の面目躍如と言ったところだ。

Jan 26〜 連日のミカン撰果
1月31日に太田ポンカン、2月6日と16日に青島温州の出荷が予定されており、家庭撰果作業を進めている。これに個配のオーダーが随時入るため、この時期は恒常的に忙しい。日照時間の関係で着色が遅いため、年明けの貯蔵に主軸を置いている。年内に出荷するのは早生温州のみだ。本当は青島温州も出したいのだが着色が遅いため量が出ない。ローカル条件による苦肉の選択だが、これをこの地でミカン栽培を始めた時代から続けている。温暖化と言っても、地球と太陽の関係が同じである以上、日照時間に変化は無い。また毎年の最低気温には大きな変化は無っく、ここ数年-4℃〜-6℃を記録している。この温度になると甘夏(スルガエレガント)やレモンは気に生ったまま寒さにやられてしまう。そうなる前に切り取るか、防寒対策をする必要がある。また-1℃〜-2℃程度でも、長時間に及ぶとやられてしまう。谷(盆地)の底は特に弱い(冷える)。民家の有無、地形や高度などの周辺条件でも微妙に明暗が分かれる。こんな調子だから、畑の東西南北では全く出来が変わってくる。柑橘栽培って本当に難しいし研究に値すると思っている。

Jan 25 ホッとする1枚…福井からのゲスト
写真は25日朝、梅の枝に刺したミカンを夢中でついばむ目白。何とも微笑ましい。オンマウスは後輩JH9TLQが福井から応援に来た話を聞き、仕事明けに自宅へ招いた様子。談笑しているがやはり皆年をとった。下は23日7時の富士山カメラ。リモートシャック周辺は初。ちなみに自宅の温度計は-3.5℃で今季最低だった。


Jan 22-24 再び十里木高原…デジタルアンプのモノグサ改修
今週も十里木高原で所用。写真は22日、十里木高原を上る愛鷹山登山道から富士山方向を望んだ様子。前日の21日朝はその気配すら無かったが、昼前から雪が降り出し15時頃は写真の如く銀世界になった。下山する16時頃には10cm以上の積雪になっていた。その後も降り続き、翌23日は多い所で30cm程になっていた。積雪は作業効率の低下や指揮の低下を招き、仕事の出来にも影響するので天候の回復を願っていいた。結局25日に用意しておいた予備日を前に、24日作業は無事完了することになった。関係の皆さまお疲れ様。
オンマウスはPioneerのステレオアンプX-CM32BT-Wのフロントパネル越しの内部基板。かつてのAFアンプの面影は全くなく、殆どPC基板の様なモノに仕上がり驚きを隠せない。この出力で6080真空管アンプを駆動するが、その電源ON/OFFが面倒でX-CM32BT-Wのリモコンに連動する様にした。電源投入情報を電圧で引き出してSSRを制御しACラインの開閉を行う。モノグサのために、メーカー製品に手を入れることをいとわない、この情熱と根性をご理解頂けるだろうか…。

Jan 20-21 スルガエレガント収穫…青島とポンカン出荷…中華タブレットOS復活
天気予報によると来週寒波が来そうだとカミサンと議論。寒さに弱いスルガエレガントの収穫を何時にしようか…。1月20日、思い切って収穫を行った。一昨年まで甘夏系柑橘の貯蔵経験が無かったが、昨年初めて挑戦し予想以上の結果を得た。我が家は、出荷直前まで木生り優先主義だったが、それを大きく方針転換したのだ。これにより寒波を避けるための菰掛けや、寒波後の実のス上がりを回避することが出来る。昨年は1月12日に収穫している。ただ、気温は微妙で西の谷津(段々畑)の様に冷え込みが無く初夏まで生らせる園地もある。ここ数年の記録を見ると、自宅での最低気温は昨年が-5℃、一昨年は-6℃。この気温に達すると外生りの実は落下を始める。農薬により落下防止を行っても、次はス上がりが待っている。こんな調子だから早期収穫と貯蔵は自然な選択だったのかもしれない。
21日、午前中青島、午後太田ポンカンの出荷を行う。割り当てのコンテナ数に、これ以上は入らないだろう程に詰め込んだ。例年より基準が甘いのだが、良心なのか遠慮なのかどうしても控えめの撰果になってしまうが…「繁農」仕様軽トラの限界量だった。オンマウスは貯蔵庫横で軽トラに太田ポンカンを積んだ様子。
昨年12月、Teclast社のデュアルOSタブレットX80Proで、Androidを削除しWindowsパーティションの拡大を目論んだ最中、ツールの誤操作(システムをHドライブと誤設定)で正常起動しなくなっていたX80Pro。21日深夜、ようやくWindows10のクリーンインストールが終了し通常起動するようになった。Teclast社日本法人へ復旧の打診をしていたが、早々に受付の返答はあったものの、1ヶ月を過ぎてもなしのつぶてだった。実はローカルのJA2AYH風間氏も同型機を購入され、Windowsアップデートが出来ないパーティション領域の少なさに困惑されていた。氏は私と違う方法で、いきなりクリーンインストールを試みた。その過程で紆余曲折あった様だが無事成功し快適に動いているとのことだった。そしてX80Pro専用のドライバもツールDoubleDriverでバックアップしておられた。Teclaste社からの返事も期待できそうにないため、ここでMicrosoft社サイトから落としたWindows10とドライバをオネダリをすることになった。写真はUSBで借用したWindows10をBIOSレベルからインストールしている様子。これが40分程度で完了。そしてドライバも15分程度でインストールが終わり、無事Windows10タブレットが起動し、早々にアップデートも終了した。

Jan 16-19 十里木高原で所用…快晴と暴風雨
写真は1月16日、十里木高原展望台から富士山方向の眺望。これ以上の天気は無いだろうと思える快晴だ。オンマウスはそれが一転した翌17日の荒天の模様。午後になると暴風雨となり殆ど台風襲来状態だった。見た目だが秒速30m以上の風が吹き荒れ、早々に作業を切り上げた。

Jan 13-15 太田ポンカンの出荷と青島温州撰果の日々
写真は1月14日、軽トラに積んだ今季初の太田ポンカン(2L以上)の出荷状況。作柄が例年より悪く撰果基準が下げられているが、家庭撰果では家風が出てしまい、どうしても厳しく見てしまうため量が出ない。もっと図々しくて良いのかもしれないと、後からFAXで届く評価速報を見てカミサンと苦笑。この後の2L以下の出荷に賭けよう…。
オンマウスは並行して行った青島温州の撰果の様子。貯蔵庫から青島を収容してある木箱をコンベア上へ流している様子。所定の格のモノを拾い出し出荷コンテナへ移し変える。残ったモノは再び木箱で貯蔵庫へ収納する。

Jan 12 今季一番の冷えで農薬散布…リモートシャック・バッテリ交換
今朝はこの冬最大の冷え込みだった。玄関前の温度計は-2℃を示していた。家の周りでは滅多に凍らない池に氷が張り、屋外の蛇口や流しは凍って全滅だった。温度計は地上から約1.5mにあるが、どうやら地面に近い所の温度は更に下がっていると思われる。バロメータにしている貯蔵庫前のバスタブの水は1cm超の厚さで凍り、素手では割れず石で割ったほど。
さてその冷えのため、農薬希釈用の水が何時もの用水の蛇口から出ない。それで尾羽畑総のミカン畑(寺山)へ赴くも同様。日影だから?と道路の反対側の陽の当たっている蛇口をひねるとやはりダメ。と思っていると一瞬間があって真っ赤な錆を伴った水が出てきた。暫く放水し透明になった所で約170リットルをタンクに入れ帰宅。マシン油と液肥を規定の倍率で薄めて薬調。一昨日の残りを午前中に終了させる。170リットルはヤマカンだがほぼ的中だった。
年末からリモートシャックのバッテリ電圧が7.5V程度に突然低下しPCのシャットダウンや情報機器の機能停止を招いていた。元々友人提供のJUNK品で、設置当初より癖を感じていたのだが、本日遂に交換を行った。するとどうだろう、いくら充電しても充電電流が下がらない状況が一変。ソーラー発電中は充電機からの充電電流は殆どゼロになる。これでようやく普通の動作になったか…。

Jan 10 農薬散布と忘れ物
伊野(太田ポンカン)、屋敷(太田ポンカン・セトカ)、田んぼ(青島&早生温州・はるみ)に恒例のマシン油(60倍)と液肥(500倍)を散布。600リットルを掛け農薬切れとなり、田んぼの1/4程度を残してしまった。風が強く近隣の民家への飛散を考慮、日没前だったが作業を中止し後日へ回すことにした。
写真は田んぼの青島温州の老木への散布中、根元から太陽方向を見上げたスナップ。ノズルから農薬が噴霧され、逆光の漏れ陽がそれに投影され綺麗だ。
オンマウスは伊野の散布中発見したポンカンの切り残し。要するに「忘れ物」。完熟で綺麗だ…後拾いしは筈なのに。これ以外に幾つか切り残しが見つかり苦笑。本当はこの時期まで生らせておきたいのだが、冷え込みによる霜あたりや雨焼けがあるので12月中に切ってしまうのが通例。この実は葉っぱの中に隠れていて冷気に対する耐性があったと思われる。青色のゴム手袋がなんとも奇妙だ。
その後11日に残った分の散布を試みたが朝から風が強く断念。結局12日の午前中に完了するが、朝の冷え込みで用水の蛇口が凍り四苦八苦。

Jan 9 電池管12AD6の思い出…
メンバーになっているfacebook「真空管式無線機」のサイトで1TUBECOMPと称して単球AMラジオコンペが話題になっている。簡単に言うと真空管1本で競うAMラジオ製作大会。ただし1本でも色々条件があるので、興味のある方はリンク先をご覧頂きたい。このコンペの話を聞いて直ぐ頭に浮かんだのは電池管12AD6による周波数変換。IFに変換しダイオード検波したらクリスタルイヤホン位は鳴らせるだろうと思っていたら、何とスピーカーを鳴らさなきゃいけないらしい。12AD6だけではこのテーマは荷が重いが、バッテリで動くハイブリッドラジオなら十分実用になる。福井単身赴任中に製作したモノを今でも工房で鳴らしている。初代トヨペットクラウンのカーラジオを修理したときに12AD6が使われており、ずっと興味を持っていたのだ。さて、コンペだが音質追及するとレフレックスや再生はやりたくない。Hi-Q共振回路からダイオード検波したAFを6EH7か6EJ7はたまた史上最高のgmを誇る12GN7で超Hi-Zで受け増幅(60dBは無理か…)し、OPTでステップダウンしてスピーカーを駆動出来ないかと思う。皆さん色々なアイデアをお持ちの様だが、果たしてどうなるか。 写真は12AD6+LMF501T+LM380のハイブリッドスーパーラジオ。オンマウスは長野ハムセンターより念のため購入したUNITED ELECTRONの12AD6。

Jan 8 太田ポンカンの熟成と出荷準備
写真は2L以上の太田ポンカンの撰果ではねられた(もう少し着色させたい)100kg程を白熱電灯の光と熱で熟成している様子。12月後半に収穫した太田ポンカンは、一部に青みがあり完全着色に至っていない。そのまま生らせて年明けに収穫する手もあるが、寒さによる雨焼に遭遇する可能性がある。実を袋で包んだり木に菰を掛けたりする方法もあるが、手間が掛るため青みが有っても年内に収穫して貯蔵する手法をとっている。電灯は中央にスペースを作り下から180Wのレフレックス、上から47Wのパールを当てている。何しろ契約容量が2A程度しかないので、NFBが飛ぶギリギリのところに電力容量を設定している。この温もりと明るさを1ヶ月も浴びせると真っ青だった実も見事に色付く。ただそれが余り強いと実が痛むのでこれ位が丁度いい。温度だけより明かり(電照…色温度も関係するかも)も有った方がベターと考えこの手法を採用している。
オンマウスは試しに測ってみた貯蔵中の「はるみ」の糖度。糖度計を接写して撮影した。ちょっと分かり難いが12度超を示している。太田ポンカンはそれより低い11度超であった。太田ポンカンは来週から、はるみは3月の出荷となる。

Jan 5 遅れ馳せながら年賀状印刷と投函
年末から諸々の作業で時間がとられ、年賀状印刷が年を越えてしまった。相変わらず段取りの悪い自分に反省しきりだが、それにしても情けない。年明けに届いた山ほどの年賀状を眺めていると皆さんの顔が浮かぶ。こりゃそのまま放置できないとなる。三が日は子や孫が居てとても作業が出来る状況じゃなかった、5日になりようやく思い腰が上がった。8日からハガキ料金が値上がりするので、週末前の今日しかなかった。午前中に地元の郵便局長O氏へ電話を入れン百枚確保できるか打診すると、暫くして返信があり確保OKとなった。並行して文面をWardで作成しExcelの住所録の整理。昼前にカミサンが所用で出たついでに郵便局へ立ち寄り受け取って来て貰う。早々に文面印刷を行い、そしてWardの差し込み印刷で宛名書きを実施。何と1枚の書き損じも無く終了。そのまま郵便局本局へ走り投函となった。ところでオンマウスは予備インク。印刷をする段になってインクアラームが連発。購入も考えたが、予備インクがあることを思い出し、アラームが出た色のタンクを外し注入。しかしこれ、純正品では表示されるインクモニターが機能しないのでアラームを殺す必要がある。それをやらないとプリンタが動かない。毎年のことだが、忘れていたグッズを取り出し思い出しながらの作業となった。

Jan 2-3 家族との正月休み
写真は2日、巣箱を作ってご機嫌の孫の大芽。1日に帰省すると、いきなり「巣箱を作りたい」と言いだした時、子供たちの小学時代のイメージと重なった。あり合わせの材料を家の周辺から集め即席で工作したが、それでも孫には一生の記憶となるに違いない。
オンマウスは家族が揃って昼食のテーブルについた様子。孫たちは掘りごたつが珍しいのか、中に潜んで大人を驚かせたり…やっぱり子供は遊びの天才だ。
今年は姉家族たちとスケジュールが合わず、こじんまりとした感じになった。子供や孫たちの成長と共に、段々と集まり難くなって行くのだろうか…。
写真は3日、カミサンが何処からか買ってきた木材キットで朝から椅子を組み立てている様子。キットと言っても完成スケッチしかなく、どう組み立てるのかは自由というアバウトさ。大芽に金槌で釘の打ち方を披露し、続いて自分で釘打ちを試している様子。自分の手を叩かないかと心配しながら見ている…。
オンマウスは完成した椅子を貰ってご機嫌のいづみ。ママゴトの売店にはカミサンが拾ってきた木の実や葉っぱがいっぱい並べられ楽しそう。こちらは大人がにわか客を演じ、いづみの機嫌を伺う。何とも穏やかな正月だ。
2日午前中に子供たち家族全員が揃ったが、時間はあっという間に過ぎ、次男は2日晩、長男と三男は3日夜までに帰路に就いた。

Jan 1 穏やかな元旦
2018年は穏やかに開けた。
写真はリモートシャックから望む元旦7時の富士山。前日とは打って変わって快晴の朝だ。オンマウスは9時から東久佐奈岐神社で行われた、地区の年頭会。参列者全員で祈願をしたあと、焚き火を囲んで歓談。
8時開始と思って自転車で駆けつけると妙。例年と時間が変わったらしく1時間も早かった。やはり同様に出てきた方が居られて、神社の境内で焚き火を囲み世間話で時間をつぶす。そのうち御神酒とスルメが出てきて、年頭の御勤めの前に出来上がってしった。
年頭会の帰路、自転車を引いて向山へ上り、恒例の定点からの郷土撮影
この日の午前中に名古屋から長男一家と藤枝姉一家、そして午後次男が東京から帰省。一気に賑やかになったのは言うまでもない。駅伝をTVワッチしながらのアルコール変調は一日中続きヘロヘロ状態に陥っていた。

Dec 31 曇天の大晦日
最近の天気予報は良く当たる。写真は31日朝6時55分の富士山方向の眺望。天気が良ければ中央奥に富士山が見えるのだが、連日望めていた快晴の富士がこの日は見ることが出来ない曇天だ。
オンマウスは23時39分、終了間際の紅白歌合戦のキャプチャ映像。この業界支援の仕事を8月に離れ、アラームメールや関連の電話が来る事は無くなった。大掃除と正月支度で多忙の年末だったが、アルコール変調でのんびりと紅白歌合戦をTVワッチ出来るのは何年振りの事だろう。
東京単身赴任時代の数年間この番組に関わっていた。のんびりとTVワッチしているようだが、専門としていた処が気になったりするから困ったもの。それにしても大変な仕掛けとプレッシャーの中、ライブの団体競技文化を継続し続ける後進たちと関係の皆さんに拍手を送りたい。