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この日は職場のオフィシャルな送別会が開催された。静岡市葵区紺屋町の「串特急」がその会場だった。最近アルコールの回るのが早くなり、転出者に発言を求められたときにはもう出来上がっていた。それで話のついでに、得意のアカペラで一曲やったのだが何の曲をやったのか良く覚えていない。恐らく静岡ゆかりの唄だと思うのだが・・・困ったものである。 2次回は「串特急」から道路を挟んだ反対側にある居酒屋に突入。同じ会社で他の職場のグループと合流して再び盛り上がってしまった。そしてここでもアカペラをやったようだが、このときは何と歌唱指導までやってしまった。 写真は1次会でプレゼントされたハイモンド社の電鍵MK-706。入社2年目の幹事殿が、事前に転出者に当たり希望物件を用意してくれた。私は無線をPRする意味もありこの電鍵を選んだ。そして赴任先に持ち込こんで電信によるDX通信を行なうのだと豪語。 ところが無線通信のスタートに電信がある事を知っている若いエンジニアは殆どいなかった。電信は今やアマチュア無線にしか通用しない古典芸能なのだろうか。関係の皆様大変お世話になりました。 |
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今週末も慌しかった。19日は3男の学校で寮祭があり甘夏やお茶を携え豊田市を訪ねた。実はその前に、名古屋市守山区に住む長男のアパートと、名古屋時代にお世話になったカミサンの友人宅も回った。8時半頃出て17時半頃に戻ったが、最近の睡眠不足も手伝ってか睡魔が襲い、帰路の運転は途中からカミサンに変わった。帰宅すると516-F2が届いていた。写真(左)はKWM-2Aとのツーショット。白布を背景に、室内蛍光灯と薄く洩れ入る外光を当てて撮影。 20日は前日までに家族が採取したハチミツをろ過器に入れ瓶詰め作業を行う。今年初めての瓶詰めは2.4Kg入りを12本作成。ミツはミカン蜜で、今年は出来がよく糖度計は79%を示した。一種の花から採れる蜜は単結晶で、気温が下がる冬季に白く固まる。これを変質と勘違いされる方が未だに多く苦笑する。結晶する蜜は高級品。雑多な花の蜜や、混合した蜜は結晶しないのでご理解をお願いしたい。 その作業の合間、側溝の土さらいに汗を流す。随分土が積もっていたが、そこはイモリ・サワガニ(オンマウス)などの楽園だった。自然に水が流れ出る所もあり、年中程よい湿り気があるためだ。土をさらうと、何所に消えてしまったの?と驚く位い上手に姿を消して行く。 |
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昨年7月固定局の変更検査を済ませ一段楽していたら、移動局の設備状況も変わっている事に気が付いた。法改正により3級(電信級)アマチュアの操作範囲が出力50Wまで増力され、これ幸いと電信級のカミサンと設備共有して移動局の変更申請をすることになった。移動局の最大出力は今もって50Wであるが、これは1・2・3級アマチュアであれば出力電力においては同等である。 トランシーバはIC-756(HF〜50MHz)とIC-910D(144〜1200MHz)で申請をするのだが、IC-756は100W機の技適機でありそのままでは50W申請には使えない。そこで技適を諦めメーカーの案内による50W改修を自前で行い、TSSの「変更の保証」を受けることにした。50W化はチップ抵抗を追加して出力可変範囲を抑え込む方法であるが、申請にはその方法や改修部分の写真を貼り付けた文書とメーカー技術資料を添付した。また事のついでに付属装置としてパケットコントローラーを含めた設備として送信機系統図を作成し添付した。設備共用の場合の保証費用は1件分(\2000)で済みリーズナブルである。 コンプライアンスの時代、免許状記載内容と無線設備は一致させておきたいものである。写真は申請書類群でオンマウスは固定局。 |
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少年時代からの憧れだったKWM-2。先月KWM-2に使用されている複合管6AZ8を入手すると、急にKWM-2が欲しくなった。昔の半導体式トランシーバーを下取りに出し購入資金に当てた。6AZ8の5極部はセミリモートカットオフでAGCアンプには必須。KWM-2ではこれを受信の2ndIFアンプに2段増幅で使用している(3極部はAF増幅)。限られたスペースでは真空管を増やすことは出来ず、6AZ8はこの目的を果たせる唯一の複合管だったと推測する。四半世紀前、オーナーは真空管トランシーバーの小型化に挑戦していた時期があるが、田舎では6AZ8相当の球を入手する事が出来ず苦渋を飲んだ。6BA6を2本と12AU7を1本、都合3本並べるしかなかったのである。それ以外にもCW発生に独特のアイデアがある。RFキャリアを漏洩させる手法が一般的だったが、低歪みのCR発振器を高抵抗結合でAFアンプに導きAFキャリアとしている。AFアンプはカットオフバイアスをKeyingすることでAF-CWとなり、同時にサイドトーンモニターへ分配される。CR発振器のハーモニックスが懸念されるところだが、周波数を1.5KHzと高く設定する事とSSBフィルタの切れでそれを払拭していた。半世紀を過ぎても設計者の心意気が伝わってくる。オンマウスは6AZ8。 |
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11日上京の朝は興奮して4時半に目が覚める。アキバはここ数年で随分と様変わりしたと個人的には感じているが皆様は如何だろう。かつては多くの店で電子立国を感じさせてくれたものだが、今はソフト系と文科系の匂いが漂い将来に一抹の不安を抱く。そんな事も頭のすみに置きながらアキバ散策を楽しむ。アキバは衝動買いを誘う街。もしそれが無くなったらアキバの魅力は半減すると自問自答。 簡単にGet物件を紹介する。写真中央はKWM-2メインテナンス、その左下から右回りに・・・松下のパワーリレーAR1021とヘッドフォンJack&マイクロSW、MiniCircuitsのVCO/POS-535と12V/1A及び5V/4A電源、30万画素Webカメラ(\980)、マルチカードリーダー(\500)、IDE3.5/2.5インチ変換(\100)、30Aヒューズホルダ、AC200Vプラグ、マイカコン、11Pソケット&プラグ、金属製DC-Jack、L型フォンプラグ、デジカメFinePixF401(\1000)。更に後送でタカチのケースMS-225-43-45BS。高いモノは買わず、地方で入手困難なモノをひたすら歩いて探す。最後にGetしたF401はJUNK箱からの拾い上げでダメモトだったが、美品完動品で今回最大の収穫だった。12日は神田明神の祭でアキバは多くの人で溢れた(オンマウス)。 |
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いつか一杯やりましょうと言い続けているのだが、中々実現しないことが多い。1stQSOが50MHzで昨年秋。2ndと3rdは430MHzでこの連休中と、僅か3回しか交信していないのに、何故か何年も前からお付き合いがある様な気がしてならなかった存在にJA2FGL生熊氏がいる。連休明け後、このタイミングを逃したら「ひょっとしたら御逢いすることが出来なくなるかも知れない」と言う予感が脳裏をかすめた。意を決し、同僚を通じ「飲み会」の打診をしたところ氏は快く応じてくれ、この日念願の1stアイボールが実現することになった。 約束の19時半よりやや早く着き、内心どきどきしながら氏を迎えた。私以外の同僚陣3名は皆面識があり初対面は私のみであったが、開宴後一番騒いでいたのは私自身ではなかったかと反省している。 写真はJR静岡駅南にある居酒屋賤機はん兵衛での「赤い顔」のツーショット。アルコールが回り、時間の過ぎるのを忘れていたら既に22時を大きく回っていた。話はアマチュア無線に留まらず、弱い技術系の立場・何も知らない文化系・電子立国が泣いている等と世相を反映する内容となり大いに盛り上がった。あっという間の3時間だった。居酒屋前で解散し、皆フラフラしながら其々の家路に就いた。 |
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帰省していた次男を川崎まで荷物と一緒に送り届けるドライブに出た。カミサンも一緒だ。8時半過ぎに東名清水ICに入ろうとすると袖師トンネルで事故があり上り線は入り口から大渋滞。慌てて引き返し旧R1を東走、富士ICから東名高速に乗った。その後は順調だったが、IKEA港北店に立ち寄るため、港北ICで下りたら大変。10分程度の道程が1時間半も掛かる大渋滞。予定時間を大幅にオーバーして目的地に着いた。写真はIKEAの倉庫で目的の品を探している様子。 物持ちの良さも分かるが程ほどが大切と自問自答、古い無線機の一部を処分した。IC-750AやFT-840等、そんなに昔の機械じゃないと思っていたが、IC-750Aは既に20年、FT-840は10年以上経っている。実は処分には理由があり、少年時代からの憧れだったKWM-2Aを入手するための資金確保が目的。写真は「元箱」探しに上った実家2Fの物置の様子。懐かしいTL-922や、一昨年友人から譲り受けたIC-PW1の箱が見える。20年も前にTL-922を購入したときは、その大きさに驚いたものだった。珍しいところでは左にIC-720Aの箱がある。中身はIC-756を購入するときに下取りとして今は亡き熊本のYamagaさんちにQSYした。箱にも色々と思い出があって面白い。 |