小雨がパラつく中、午前中からゴミや切り落とした木の枝やシイタケの朽ちたホダ木等を昼食を挟んで焼却した。火の番は親父だ。一段落着いたときに親父がサツマイモを焼きたいと口にした。最近の親父は言うだけで、自分の手の届く範囲外のことはやろうとしないモノグサ爺と化している。カミサンが舞台を往復しサツマイモを掘り出してきたが、これがまた馬鹿でかい。その中の小粒なのを3個、アルミホイルに包んで焼却場の熾きの中へ忍ばせた。 写真は人の顔ほどもある超大型のサツマイモ。ポリバケツと比べるとその大きさが分かる。オンマウスは小粒(握り拳大)なのを選んで焼いたサツマイモ。アルミホイルは便利だが、水分が閉じ込められるので、ホカホカ感があまり無い。灰や小石の中で時間を掛けて直に焼くのが良い。などと焼き方の講釈。 丁度GTVアーカイブスで亡くなられた大滝秀治さん出演のドラマを放送していた。何とも言えない味がある。焼きイモをほうばりながらのTVウォッチになる。ところでこのでかいのどう調理するのだろう・・・。 この日は午後から雨らしい雨になった。温泉か紅葉見物を考えていたが、この日の親父は動く気が無くあっさりと見送りになった。 |
車からHFモービル運用が出来る環境を整えつつある。SAGANTのホイップアンテナは7MHzと50MHzのデュアルバンダーだが、21MHzと28MHzの補助エレメントをネジ込めば4バンダーになる。 しかし、50MHzを除き低SWRなのは非常に狭帯域のため、気の多い自分にはどうしてもATUが欲しくなる。そこでかつてモービル運用していたATUを取り出し組み込んでみた。 当時はHFのみのFT-840に甘んじていたが、現在はHF〜430MHzのIC-706MKUG。どうしても50MHzに出たいのだが、ATUはHFのみ。電源を落としたらスルー運用できるかと思ったがダメ。 それで50MHzまでカバーするLGDのZ-100Plusの購入を検討しているが、それまでのつなぎでHF運用が出来るようにSG-230を暫定的に組み込んでみた。 写真はフォレスタの後部扉に吸盤で取り付けたSGC社のSG-230。出力端子への同軸ケーブル接続はマニュアルによるとご法度だが、ここでは割り切って使っている。オンマウスは1996年に購入組み立てしたLGD社のATUキットAT-11。リモートボックスは自作。 小型で使いやすいが、こちらは出力はMコネの同軸になっている。 |
ここ暫く家の前の道路と側溝の工事を行っている。工期は来年1月までだが、上流に位置する家の前の作業が華僑だ。実は本日道路の掘り起しが行われたが、歴代の配管が色々と見つかったらしい。人からの助言がありカミサンがデジカメでその様子を撮った。その最中になんとズガニが見つかり、ご丁寧に陸に揚げて工事をバックにパチリ。山からの水と生活用水が流れ込むのに、よくも住み着いたものだと感心する。体長も結構大きい。後になってご近所の御仁に尋ねると、この沢にゃ結構居るらしい。何十年もここで暮らしているがズガニは初体験。でも沢の奥の方じゃ今でもイモリが居るから・・・納得だ。 さてこの写真、カミサンの狙いは良く分かるが、マクロ操作を知らなかったようで、ピンとは背景の工事に合っている。ズガニに合わせて欲しいし、せっかくの毛付のツメが見えないので、ちょと怒らせて威嚇のポーズを取らせて欲しかった。そして何よりズガニの顔を見たい。などと勝手なことを言っているが、ズガニは逃げ回っていた様で、留まったところを辛うじて撮ったとも伺える。 しかし何とものどかな話じゃないと、帰宅後カミサンから話を聞き呟く。そうそうズガニは大川に流したらしいが、また上って来るかも・・・。 |
夜更かしの翌朝は6時起床で朝食準備。今朝は親父と自分しか居ない。Hanaを連れ何時ものコースを辿るのは休日も同じ。大川へ近付くと決まって背中の毛が逆立ち吠え出す。誰かを吠えているのかと思いきや何も無い。一体何?コウモリの超音波でも感じているのか。毎日こんな調子の近所迷惑に呆れる。道行く人も大凡決まっている。新聞配達にワンコ連れ、ご夫婦に個人のジョギング等など。平凡な朝の光景だが、声を交わすと何となく元気になる。 カミサンが日の出の写真を送ってきた。自分は職場で引継ぎがあり静岡を往復。それまで時間があり6年振りに賤機山に上る。50と430でローカルを呼んだが8時じゃまだ誰も出てこない。見渡すと静岡市って本当に平野が少ない。海岸に向け手の平を伏せた様に山が南アへ続きその間に川。海から5Kmも上れば冬は厚い氷が張るし、昔の子供は霜焼けに泣かされた。それが実態なのにマスコミ情報は暖かいの一辺倒。さて昼食時に帰宅のカミサン、前日のミカン畑作業の続き宣言。枝支えの竹が必要で、竹藪で枯れ竹を切り出して持ち帰ると16時近い。ここ数日の目まいもあり何にも捗んないねぇ…で本日の野良仕事は幕に。写真はSSD搭載で生き返ったオールドPC(左)とSATA-SSD。 |
それにしても今時よくこんなPCを使っていると馬鹿にされそうだ。左の白いのがPentium4/3.2GHz、右はPentium3/1GHz。欲をだしてサイズの大きい動画などを扱わなければ、SSD化により今でも十分実用になる。だから物持ちの良い輩には始末が悪い。なお、一番右の怪しいキカイはBirdのダミーロード8890-300(2.5KW)。 写真はカミサンが撮ってきた清水区興津の駿河健康ランドから見る6時45分の日の出。駿河湾の向こうに見えるのは伊豆半島。手前は興津川河口。よく見ると洋上に漁船。そして河口付近には歩く人が見える筈とカミサンが解説していたが良く分からない。 オンマウスは通称「ひや水」の竹薮。枯れた竹が目立つが、これでも既に何10本もの枯れ竹を倒した後。枯れると根が腐り倒れだすのは時間の問題。ご近所に迷惑の掛かりそうな周辺から倒していく。また危ない竹は外側に倒れないようにロープで内側に引っ張って固定している。写真には写っていないが、竹は枯れると足元に地を這うように笹のような竹が出てくる。ひょっとしたら、その部分では来年の筍はダメかも知れないなぁとカミサンと頷く。 この日は久し振りに見る穏やかな天気…自然の恵みに感謝!だ。 |
明日21日は地域の美化活動で土手の草刈りが予定されている。しかし自分もカミサンも所用のため、前日の朝、草刈機とカマを取り出した。実は我家だけかと思ったら上流の方にも同様のお宅…。この辺りは昔から報徳の村で、こうした奉仕活動には熱心な土地柄である。カミサンと2人でざっと1時間くらい草を刈り「まぁこんなもんか」と区切りをつける。すると道路を隔て反対側にある畑の早生ミカンが気になった。たわわに実りトップヘビーで枝が折れそうに曲っている。何とかしたいと思っていたのだが、そこで枝の吊上げ作業が始まってしまった。酷いのは枝の分かれ目に亀裂。添え木をしてまるで外科手術の様。木の勢をみて果実を摘果する手もあるが、小玉好きの我々には向かない。孟宗竹と角材に藁縄で午前中汗をかくことになった。 夜はカミサン外泊のためドリンキングのローカルラグチュウ。先月JA2QXYから届いたコール入りのグラスにビールを注ぐと徐々に絶好調。相手のJA2FGLも同様で24時を回っても盛り上がっていた。実はこの日の夕方、YaesuFT-50ハンディで日本平を挟んだ彼と430Mで交信できるサプライズ。ダメモトとCQに応答したら返事がありお互い59にビックリ。そのままHanaの散歩へ…ウォークモービルだった。 |
JARLの会費を送金したら写真の如き会員証が届いた。毎年送られてくる会員証はただの紙。もう何10数年も前から紙を卒業して耐水カードになっていたARRL会員証はグッドだった。JARLもようやくそうしたセンスに達したのかと密かに呟いた。ARRL会員証は、裏面には関係Webサイトの紹介や連絡先等の記載があり有難い。またカードを剥がすとMembersOnly!のサイトを案内するサプライズ標記があって粋で楽しい。貼り付けてある印刷物にも様々な案内があり目を引く。 写真左が新装なった茶色ベースに白文字のJARL会員証。ただの紙からコーティング紙になり水には強くなった。右は入会した当時から変わらないデザインのARRL会員証。ところで、昨年12月に会費納入を失念し、今年3月に継続手続きをした時に送られてきたカードにはValid thru 03/31/2013とあった。しかし、今回の継続で送られてきたカードにはValid thru 12/31/2013とある。結局元の継続スパンに戻ったと言う事か・・・妙なことを考えちゃいけないね。 何時もながらの感想だが、JARLの年会費は\7200、ARRLは$62。JARL NEWSは年4回、QSTは毎月、+$31でQEX年4回(AirMail)。QSL転送は無いけど、どう見てもARRLがお得と思います・・・。 |
昨年の9月15日の台風は強烈だったが、その後暫くして竹藪に異変が起きた。かなりの数の竹が枯れ出したのだ。生竹を伐採して処理するには、直径が20cmもある孟宗竹の場合は重すぎて作業が大変。それどころか危険が伴うので枯れて軽くなるのを待っていた。ところが1年経ち、もうそろそろかと思っていた矢先、9月30日の台風で枯れた孟宗竹が倒れ先端が近くの道路に達してしまった。こりゃまずいと仮処理してあった竹を先週末撤去した。しかし竹藪には未だ処理しなければならない竹が数10本もある。14日は、そのうち特に周辺へ影響を与えそうな枯れ竹を伐採して裁断処理した。しかし枯れ竹と言ってもまだ相当な重さがあり重労働。ロープで倒れ先を確保させるなど、最新の注意の下、10数本を処理して午前中が終わった。昔と違って馬鹿力が出なくなった。 写真は日の出前の通称「ひやみず」の竹薮。白く見える竹は根元から枯れている。数えると未だ多い。昨年9月15日の台風以来のことで、相当量の水分が抜けた筈だが根元の直径が20cm程度になるとそれでも重い。 オンマウスは和尚さんの指示により古い塔婆を線香を上げて焼却している様子。背中は思いを馳せる?カミサン・・・。 |
明日10月14日は母の命日。早いものでもう6年経った。今日は家族と親戚が集まり七回忌の法要を行った。 お墓は家の前のミカン畑にあり、会食は街まで出ることにしてあるため、年寄り集団の行ったり来たりは大変。このため和尚さんの計らいで、墓→家の仏壇→寺本堂→会食と特別巡回コースを採ることにした。これで時間と体力の省力につながった。家の仏間では、80才を超えた皆さんが座布団に座るのはさすがに大変と、椅子を多数用意したが大好評だった。1/3近くがこんな調子だから次の13回忌は何人集まれるか分からないと誰かが笑っていた。 写真は自宅南側のミカン畑の端にあるお墓。七回忌で集まった親戚家族が線香を上げている様子。オンマウスはこの日の快晴の空。中部電力の高圧送電線架線工事が始まり、10年近く3区間を残して中断していた架線作業がいよいよ終わろうとしている。ど新品の送電線が太陽の光を浴びて輝いている。22mタワーには上から14/21/28MHz4ele八木、50MHzHB9CV、10MHz3ele八木のビームアンテナが見える。ワイヤーアンテナは1.9/3.5MHzInvVee、1.8〜50MHzOCF。そう言えば6年前もこんな穏やかな天気だったなぁ。 |
一昨年、訳あって東海自然歩道取材(1978年8月)の写真を探し懐かしく眺めた。実はその取材で、富沢町役場の青年にお世話になった。別れ際、自分は自転車好きで、清水から峠を越えて来るよと彼に告げた。1ヶ月後、愛車のランドナーを駆って清水大平から田代峠を越え富沢町に出た。担ぎっ放しの登りは辛かったが下りの林道は快適だった。暑さで路上で涼んでいるところを車に引かれたマムシが何匹も横たわっていた。そしてまさかとは思ったが林の中に作業中の彼を発見。冗談としか思っていなかった様で、いきなりのサプライズに「良くやるよ!」と発した彼の言葉が忘れられない。こちらも同様、こんな所で出会うとは夢にも思っていない。それ以来会う事は無かったが、富沢町を通る時はいつもあのシーンが目に浮かんだ。 30余年の歳月は彼の名前すら忘れさせてしまった。そして今どうしているのか興味が沸いていた。8日、久し振りに親父と奥山温泉を尋ねた折、林道で出会った猟友会の皆さんに事情を話した。すると直ぐ名前が判明。しかし喜んだのも束の間、実は林道で事故に遭い10数年前に帰らぬ人となっていた。愕然だった。暫く言葉を失う…人生ってはかない。 写真は当時も彼の案内で訪れた六地蔵。懐かしい…富士を背に田代峠方向を向いている。オンマウスは愛車越しの奥山温泉。 |
IC-706MK2Gを車に積み、電源にACC制御のリレーを入れ、とりあえず144と430がオンエアできる環境を先週までに整えた。しかしやはりHFと50MHzがやりたい。昔使っていたサガ電子のHF+50MHzモービルWhipを取り出し、トヨムラから買ってきた基台を後部ハッチに設置。基台はオリジナルのイモネジだとボディに当たるため、別の短いモノを用意して締める。この際接地のために塗料を割ってしまうのは忍びないため、銅シールをボディタッチしているボルトまで貼り共締め。イモネジはアルミ板で銅シールを挟んで締め目的を果たす。これで50MHzを試すとフルパワーが送り込めた。問題はHF、ATUを使う手もあるが、とりあえず7MHzだけでもとトライしたが、共振点はバンド外の6.8MHz付近。他バンドはエレメントを追加する方式だが後の作業を楽むことにした。このアンテナで実家前からJH2AHZやJA2AYHを50MHz呼ぶと固定より強いリポート。電波の飛びって本当に面白い。 この作業をひと段落させると、週末に予定している法事の打合せでお寺を尋ねる。和尚さんと奥さんの世間話はいつも長くて面白い。カミサンと一緒だとつられてつい長居してしまう。そして、先日の台風17号の影響で倒れた竹の処理で、カミサンとお寺横の竹藪で格闘したりと忙しい。写真は後部ハッチの銅シール接地の様子。 |
島田市で所用がありR1バイパスで往復する。所要は30分程度で終わり、車で大井川の東岸の土手を下っていると見覚えのある風景。右手にあの木造建築の「蓬莱橋」が見えてきた。これってGPSナビでは表示されない。すると島田のAPITAが左手に現れてきた。APITAの角を左折して坂を下ると記憶が蘇ってきた。その先APITAの角を左へ曲がればJA2AGP矢澤OMのお住まいだ…!。矢澤氏は世界的なボートアンカーでオールド無線機のメンテナンスやその解説記事や図書をご存知の方も多いと思う。車から携帯で連絡を入れるがつながらない。ダメモトで道路の反対側からOM宅方面へ渡ろうとしたら左から歩いてくるOMとばったり。そのままお邪魔して1時間近くラジオ談義で盛り上がった。5年半振りの訪問だった。今回はメンテナンスしたR-390A群とメンテナンス中のR-390A群の数に圧倒された。とにかくスゴイ。R-390Aは多くのメーカーが製造したが、メーカーにより微妙な違いや特徴があることや、同一メーカーユニットを集めた方が全体に馴染みが良くなるなどの秘話を伺った。とにかく壮観で思わず「受け入れ用意があります」と呟いてしまう。元気を貰い帰路を急いだ。写真はR-390Aが気になり昔の写真を取り出してきたもの。 |
台風17号は前日の内に豊橋あたりから静岡県をかすめる様に愛知県側を抜けていった。山の向こうだから大丈夫だろうと随分勝手なことを思っていたが、とんでもない突風が吹いた。後で分かった話だが、海岸から数10Kmも離れているのに潮風が吹き、車のウィンドウは塩で汚れる程だった。指先でその汚れを摘んでなめると確かに塩辛い。そういえば実家のタワーで、下部の亜鉛溶融メッキはしっかりとしているのに、上部はボルトを含め赤錆が目立ち出している。マストのトップに至っては赤錆の流れ出しが始まっている。これも潮風の影響なのかと納得している。前置きが長くなったが、台風による停電対応に夜中中奔走し朝を迎えた。要するに徹夜だった。 19時頃帰宅するがヘトヘトなのかと思ったら意外と元気。夕食後はTL-922+50MHzプロジェクト終盤の作業。オードソックスに組めば回り道をせずに済むものを、何故か新たな変化を求めて時間を掛けてしまうが、それもまたよしでノウハウの元と思っている。 写真はミツバチを狙って襲来するスズメバチを撃退したもの。多い日は1日に20匹も退治する。オンマウスはTL-922+50MHzで組み込んだリレー回路…最初からそうしたら良かったのに何て言わないで。 |