プロデューサーズ マニア的検証および2回目以降の感想
■初回を観た後のマニア的検証■
自宅にあるMDやCDをあさり、前項の「プロデューサーズ」の出演者が出ている他の作品のサントラを聞き、検証を行う。
@マシュー・ブロデリック
ディズニー映画「ライオン・キング」のシンバ。
歌もそうなのかなぁ。
オトナになったシンバはあまり歌わないので、よくわからん。
Aネイサン・レイン
同じく「ライオン・キング」。
ミーアキャットのティモン・・・。
まんまだ。
ってか、聞かずとも思い出せるしね。
Bロジャー・バート
こちらもディズニー映画の「ヘラクレス」にて。
若かりし頃のヘラクレス。
これは、確かにロジャーの「プロデューサーズ」での、みてくれを思い出さなければ大丈夫、確かにそうだ。
Cゲイリー・ビーチ
ブロードウェイ版「美女と野獣」ルミエール。
サントラ聞いてみたけど、ルミエールがそれなりにくせのある役なので、よくわからない。
が、ブックレットにはしっかり名前が記載されている。
ところどころ、「そう、なの、か。」と思える部分はあったけど、「そうだ」と言われなければわからん。
Dゲイリー・ビーチ その2
BB赤坂初演時に出たムック本を引っ張り出してきた。
ブロードウェイ版の主要キャストの写真が載っていたので。
お〜〜〜確かにゲイリーだぁ〜。
名前もしっかり載ってるしね。
ってか、そんなに信じられないのかよ!→自分
■2回目■
サントラをヘビーローテで聴いていたので、歌と歌詞の内容はほぼ覚えてしまっていた。
なので、今日は特に歌のシーンは、字幕を見ないで、役者の表情とか動きに注目して見た。
やっぱり面白いなぁ。
レオが幼い頃に観たという、マックスの舞台(「42年ビアリー作品集」)のポスターが事務所の壁に貼ってあるのを見つけた。
ちょこちょこ「ここを見たかった」というポイントを凝視。
まるで、何度も観ている舞台のような観方をしてきた。
今回は会社の帰りだったので、日劇で観てきたのだが、いやはやここは画面が大きくていいね!
大迫力!
感激しました。
■3回目■
今回は歌以外の場面でもなるべく字幕を見ないようにして、英語で何をしゃべっているか聞こうと努力してみた。
もう2回も観てるわけで、ストーリーはわかってるからね。
今日も注目してしまったポイント。(ネタばれ)
ロジャーがサインするときに自分の名前を言うのだけれど、そのミドルネームが「エリザベス」で、その前段でヒトラーのミドルネームも「エリザベス」ということになっていて、その共通点に「え!?」で、そのときのレオとマックスの表情。
これ、かなり好き。
普通に楽しむ、それ以外にちょっと趣味の悪い楽しみ方をしてしまった。
斜め後ろの男の人が、いいところで笑うのに気付いたのだ。
それで、途中から、それを楽しんでいた。
笑うべきところで笑うかどうか。
いや、笑うべきところってのも変な話だけど。
ま、言ってみれば、私の笑ったところで笑うかどうか。
何が面白いって、彼は口に出して笑っちゃってたところ。
画面に向かって突っ込んでた。
基本、映画にしろ舞台にしろ、ひとりごと厳禁だとはおもうけど、まぁ、面白かったから許そう。
■4回目■
性懲りもなく4回目。
自分でもアホだと思う。
この映画ってそれなりに下のほうのネタが多用されていたりするのだが、それは、まぁ、エッセンスの一つとして捉えているので、別に、それが好きってわけではないし、嫌いでもない。
あぁ、ものすごい言い訳だ。
私が好きなのは、歌とダンスと役者と大筋の流れだ。
頭空っぽにして楽しめる。
これぞ、エンターテインメントだ!と思う。
ゆえに、何も考えたくないときはこういう映画を観るに限るよ、うん。
■5回目■
さらに懲りずに5回目!
今回は一人ではなく、友人と二人で。
実家のある昭島に、今年の春新しく映画館が出来たので、それを覗きに行きがてら観て来ちゃった。
観客は、それほどいない。
GWだったけど。。。
しかも、シアター内の静かなこと。
今まで観た中で観客が一番おとなしかったよ。
あとで聞いたところ、隣では友人は耐えていたらしい。
笑えばいいぢゃ〜ん。
空気って大事ね。
みんなが声に出して笑ってないと笑えないのね。
でも、私は何度観ても面白いもんは面白いから、気にせず笑ってたけどね。
ま、初見よりは落ち着いちゃってたけど。
■6回目■
そろそろ公開も終盤に近づいてきた。
こうなったら、終わるまで毎週観に行ってやる。
水曜観れば1000円だしね。
何度も観て気になっているのは、フランツに上演許可を取り付けに行くシーン。
どうも、マシュー、芝居しながら笑いを噛みこらえているように見えて仕方がない。
フランツが、イギリスのやつらが汚い、というような内容のことを興奮して、つばをばんばん飛ばしながらしゃべるんだけど、その辺りだ。
そのレオの表情が気になって仕方がない。
ほんとのところがどうなのか、誰かこっそり教えてくれないかしら。
■7回目■
この金曜で日劇での公開が終わってしまうため、またまたまた水曜に名残惜しく観に行ってきた。
だって、大画面、大音量で聞けるのは、映画公開中だけだもの。
自分でもはまりすぎだなーと思うんだけどね。
それでも、この映画を見た後はほんとに楽しい気分になるし、元気になれるんだもん。
今回ももうほとんど字幕は観ない。
そして、マシューというかレオ凝視。
歌を歌っているのが別の役者だろうがなんだろうが。
だって、細かい演技も好きなんだもん。
特に好きなのは、「Keep It Gay」のシーンで、レオが気付かないうちにハウスボーイのサブーに接近して踊ってしまい、サブーに目配せされ、「う・・・(・・;)」となるんだけど、その後、近くにマックスを見つけ、笑顔になり、二人で組んでまた踊りだす、その辺りの表情がくるくる変わるところ。
このシーンはほんとに陽気で楽しい。
まさに「Keep It Gay」な感じ。
この日は、終わりも近づいていたため、今までで一番混雑していたように思う。
若干見上げるようになってしまったとて、遠くで見るよりも、近くで大迫力で観たい、と思って、前のブロックで観た。
正解だったな。
うん。
しかも、シアター内はいい感じで盛り上がっていた。
みんなよく笑っていた。
私も存分に笑った。
さて、これほどはまれる映画に今後出会うことが出来るだろうか。
■8回目■
日劇での公開は終了したが、なんと!同タイミングで有楽町スバル座で公開がスタート!
いやん、まだ観られる!
観たい観たい観たい。
というわけで、さくっと観てきてしまった。
この日の注目ポイントはタイトルにも挙げているが、「マックスの事務所の扉」だ。
前回観たときに、「Opening Night」の歌終わりに映る扉には「マックス・ビアリストック」と書いてあるのだが、途中で「ビアリストック&ブルーム」になっていることに気付いた。
じゃあ、どのタイミングでこの扉はかわるのか、気になっていた。
検証結果↓
フランツ・リープキンに会いに行くときに閉めた扉には、まだビアリストックの名前しかなかったが、フランツのあとに訪れたロジャーのところから帰ってきたときには、ビアリストック&ブルームになっていた。
わお、いつの間に。
時間の流れとしては、フランツに会いに行く→そのままロジャーに会いに行く→帰ってきたところへウーラがやってくる
で、同日の話のように思われる。
持って帰ってきた契約書2通を見てもそれはわかる。
ってことは、外出中に変わったことになる。
注文してあったのかしらね。
うん、そーゆーことにしておこう。
タイミングとしては、フランツ→ロジャー→ウーラで、ウーラが来た時には「ビアリストック&ブルーム」でありたいのだろうと思うので、そこしかないのだろうな。
妙なことが気になって仕方がない私。
映画館についてだが、日劇と比べると、小屋が小さい分、スクリーンも小さい。
まぁ、仕方がない。
出来れば、音がもう少し大きくてもよかったのになぁ、と思う。
それでも、出来ることなら、一日中この空間にいたい。。。
■9回目■
水曜日です。
レディースデー〜〜〜
性懲りもなくまた行って来てしまった(^_^;)
もう何度も見てるし、入れ替え制じゃないから、途中から入って観た。
「ブレイク・ア・レッグ」の辺りだった。
終わったら、見やすい席に移動して、スタートから。
前回観たときは「音が小さい。」と思ったが、近くで観れば音はそれなりに大きく聞こえるらしい。
スクリーンの後ろにスピーカーがあるわけで、当たり前っちゃ当たり前かも知れないが、小屋自体が大きい日劇や、最近の新しい映画館だと、スクリーンの後ろ以外にもいくつもスピーカーがあって、どこでも大迫力の音で聞こえるのだよ。
ということは、古い映画館の場合はスクリーンに近寄ればいいのか。
好きなシーンを3つ以上言えるのはほんとに好きな映画だ、とどこかに書いてあったので、レオメインで3つ限定で挙げてみることにします。
@「My
Blue Blanket!!」
A「I wanna be a producer.」
B「Fat!!」
もっとあるけど。
<ふと疑問>
ところで、マシューの自髪の色って何色なんでしょ?
レオだと、つやっとしてて明るい。
他の映画だと、ほぼ、黒もしくは濃い茶のイメージなんだけど、レオのときは染めてたのかなぁ?
「ハイスクール白書」はレオのときよりももっと若いのに、もみ上げの辺りに白いものがちらちらしてるせいでもっと上に見えるし、「ラスト・ショット」なんて、マットな黒っぽい茶の上に、後ろ頭にちらちら白いものがあるように見えます。
髪型でえらい、イメージの変わる人だ、と思いました。
ま、基本は童顔だけど。
<今回のつっこみ>
マックスさん、劇場へ渡すお金を出した後、金庫の鍵かけてませんよ!いいの!?
レオさん、帳簿出した後、金庫の鍵掛かってませんよ!いいの!?
<ちょおかわいい>
レオが「レオポルド・ブルーム」と名乗るときの表情
<レオ以外で妙に注目してしまったところ>
「Springtime
for
Hitler」のシーン
■リードボーカルのおにいさん(金髪、やたら男前)
■ハーケンクロイツの形をとったあと、大団円での後ろのアンアンブルの人たちの変な踊り
水曜日で遅い時間に見られるのが、最後だったためか、満席でした。
立ち見も出ていたみたい。
私みたいなリピーターもいたと思うけど、初見の人もいたのかな?
笑いのポイントで客席が大いに沸いていたのがよかった☆
早く日本版のDVD出ないかな〜〜。