2006年3月の日記

日々思うことに戻る

表紙に戻る


3月31日(金) 大ホールに響く音

 この日はゆっくりCD作成に励もうと思っていたんですが、Mさんから召集があり、明日の本郷クラブで用いる液晶プロジェクターの試写を行うこととなりました。前回、前々回の“音声が小さくて聞こえない”という問題をクリアしなければなりません。これまではプロジェクター内蔵の小さなスピーカーから音を出していたのですが、事務所の中ではじゅうぶんな音量でも、大ホールでは聞こえません。「次回のセッティングからは私が立ち会います」ということにしたのです。

 「スピーカーはこちらで用意したから・・・」と聞いて、見てみると、パソコン用の小さなスピーカーセット。今回使用するDVDの音量が低めなこともあって、事務所の中でも蚊の鳴くような音量しか出ない。もう1組のちょこっと大きめのパソコン・スピーカーも似たようなもの・・・。どのみち当日、会場でマイクで音を拾って増幅するにも、モヤモヤの音質では困ってしまう。いったん家に引き返し、秘蔵っ子のラックスキットA704というアンプ内蔵スピーカーを持参することとなりました。

 A704はかつてブラインド・テストで友人を驚かせましたが、小さなサイズなのに大スピーカー顔負けの音が出ます。パワーは2.7W×2しかないので、音量を上げすぎると割れてしまいますけどね。やはりみんなビックリしてました。液晶プロジェクターで壁に大写し・・・電気配線やガス警報機にも写っているけど、いい味出してます。ハウリング要注意ですが、明日はこのスピーカーを用いて、会場のマイクで拾ってみましょう。


3月30日(木) 母帰る・・・大忙し

 母は新宿のデパートが見たい、というので連れて行ったのですが、婦人服のバーゲンはどこも4月1日からなのです。事前にインターネットで調べ、「アメ横の方がいいんじゃない?」と促したものの、「行けば必ず何かあるでしょ!」ときかないものだから・・・。

 「あまり歩き回りたくない」というので仕方ない。レストランで食事して、そのまま東京駅へと送っていきました。さて、私は先週の帰省と今週のご奉仕で、スケジュールが山積みになってしまいました。ソノシートの板起こし(CD化)も作っておかないといけません。

 LPレコードのCD化・・・本格的にはADコンバーターを購入するのがいいんでしょうが、パソコンにお金をかけない主義の私はオンボードに直接入れてます。どのくらい差が出るのか分かりませんが、録音前→録音後の音質差は感じられません。これでもじゅうぶん高音質。


3月29日(水) 神田川の桜

 上京中の母を連れ、神田川の桜を見に行きました。何だろうね〜、平日だから誰も宴会なんぞやってない。ちょっと風が強いですが、空は青空。気持ちのいい天気です。

 女の子2人組に写真を撮るよう頼まれました。手渡されたのはデジカメではなく、35ミリのコンパクトカメラ。しかし視度が合わないのか、ファインダーが汚れているのか、ボケボケで見えません。

 ヤマカンで構図を合わせてシャッター。フルオートだから大丈夫とは思うけど、何だか気分が悪い。もし私がデジタル一眼を持っていたなら、「後でメールで送ってあげよう」なんて裏技が使えたのにな。

   


3月28日(火) 東京に戻ってきてます

 今回は母を連れての上京となりました。昨年夏に引っ越した弟の様子を見るのと、プチ観光目的。お宿は私の部屋です。とりあえず、一週間もパソコンが使えない状況でしたので、メールボックスには400通ものSPAMが・・・人気者はツライ。(苦笑)

 “週刊ヤングサンデーの付録DVDに吉岡美穂さんのインタビューが収録されている”との情報を発見!2分くらいの短いものだそうですが・・・だけど、ヤンサンの発売日は木曜、今日は週明けの火曜日。既に書店、コンビニにはなく、探し回りました。

 10件目のコンビニ(セブイブ)にもなく、がっかりして店の外へと回ったら、ガラス越しの面陳台にある、じゃないですか。急いで店内へと引き返し、店員さんにお願いして取ってもらいました。探してみるものですね!買い逃がした雑誌を探す時は、ウィンドウ・チェックを怠りなく。


3月27日(月) 最近のDVDプレーヤー

 今日は東京に帰る日なんですが、結局、カラオケに使用できない
MARANTZ DV-3100は持ち帰ることとして、安価でDVDプレーヤーを新調することになりました。テイチクのサービスセンターに問い合わせたところ、最近の国内で販売されているプレーヤーはほとんど対応しているそうです。

 小牧・名古屋市北区の家電店をクルマで5件回って、
SONYのDVP-NS50P(ゴールド)をケーズデンキで¥7,980で購入。展示処分品・箱なしですが、もちろん新品・極上美品です。マレーシア製でしたね。他メーカーでもこの価格帯はすべてアジア製。機能・性能も似たりよったりでしょう。

 デザイン的にはSONYだけがゴールド・パネルを揃えていて、他メーカーはシルバーのみ。シャーシは金属ですが、フロントはおそらくプラスチック・・・しかしキレイに塗装されているので金属に見えます。確かにSONYはデザインが巧いと思う。安価でも高級感がありますね。

 接続してディスクを挿入すると、マルチメディア対応ということで、読み込みに若干時間がかかります。DV-3100はCD-Rも使用できない旧式ですが、スピーディな操作が可能でした。DVP-NS50P・・・もちろん音声多重カラオケはバッチリ対応です。映像はどうでしょうか?

 母曰く、「前のがキレイだった、でもカラオケできるからいいわ。」

 解像度は格段にアップしているし、色の分離もいいです。しかし、画面全体に青みが強いのですね。比較するとDV-3100は大雑把ですが、肌色が力強く出るタイプなので、古いテレビではキレイに見えるのです。安価なDVDプレーヤーに質感まで望むのは難しいと思いますが。


3月26日(日) 『ロンド』最終回/『八月のクリスマス』

 TBS
『輪舞曲 〜ロンド〜』が最終回でした。“日本の全ての金融システムに進入し、その機能をストップさせるプログラム”は、ユナ(チェ・ジウ)が未完のまま拘束されてしまったため、宋(橋爪 功)がその続きを完成させようとするが叶わず。誘拐したユナは人質のためにやむなくプログラムを完成させるが・・・?

 今やどこの企業のオフィスにもコンピューターが導入されていて、技能・知識を持った人がいくらでもいるというのに、何とも冴えない脚本です。セキュリティの甘いシステムに侵入することは、プロのハッカーなら簡単にできるだろうが、“日本の全ての金融システム”というのはいったい何を指しているのだろうか?

 しかもプログラムが記録されたHDDを、何度も硬い床の上に落下させているわけです。常識を疑うよ〜!HDDが衝撃に弱いことくらい、iPodファンだって知ってるっちゅうの。テレビを見ながら、「あ、今壊れた!」「今度こそもう壊れとるだろう!」幾度となくツッコミを入れたことか。チェ・ジウさんお疲れさまでした。

 さて、この日レンタルDVDで観たのは、『八月のクリスマス』(CHRISTMAS IN AUGUST)ハン・ソッキュ、シム・ウナ主演、ホ・ジノ監督。(1998年韓国/1時間37分)

 有名な作品だけど、今まで何となく通り過ぎてましたね。映像詩人ですわ、この映画。二枚目スター、ハン・ソッキュかと思いきや、島田紳介みたいに見えてしまう・・・やぼったいんですよ。シム・ウナも、美人というわけじゃなく普通の女の子を演じてますが、それが見事にハマってます。

 説明がましいところはまるでなく、サラサラと日常が過ぎていきます。お互いに惹かれながらも、好きだなんて一言も言わない。涙を流したりすることもない・・・。ストーリー書いちゃうとつまんないので、皆さんもぜひ観てくださいね。


3月25日(土) 『2046』

 本日のお題は『2046』(2046)。トニー・レオン、木村拓哉、コン・リー、フェイ・ウォン、チャン・ツィイー、カリーナ・ラウ、チャン・チェン、ドン・ジェ、マギー・チャン出演、ウォン・カーウァイ監督。(2004年香港/2時間10分)
公式ホームページ(英語)

 キムタクが出てる、ってことだけで話題になりました。狙いとしては同じアジア人でありながら、異国風の雰囲気が出てれば誰でもOKでしょうか?“日本の映画・ドラマに出てくる端役の中国人”・・・それが逆に扱われているだけです。冴えないメークさせられてるし、“いつもの口調で”日本語話してます。

 SF映画と思ったら全然違ってました。ストーリーに繋がりはありませんが、『花様年華』の続編です、これは。友情出演でマギー・チャンもちょろっと出てます。トニー・レオン演ずる小説家が、これまで出会ってきた女性を回想しているわけです。眩しい赤をメインとした独特の映像が美しい・・・夢を見ているようです。


3月24日(金) PSEマークと『えびボクサー』

 今年の4月から施行される「電気用品安全法」。そのままだとPSEマークのない、2001年以前に製造されたAV機器の中古販売ができなくなってしまいます。すったもんだした経済産業省は、“ヴィンテージ楽器を選定して対象外とする”などと、いい加減な答弁を行ったために、シンセサイザー・コネクションの反感を煽ってしまいました。

 「ヴィンテージ云々は個人の価値観によるもので、政府が管理・口出しすることではない。PSEマークがなくても中古販売できるようにしてほしい・・・」ごもっとも、というわけで、結論が出ました。
法律はそのままに、販売は“レンタル”と見なす、検査は“後でする”ということで期限はなし。笑えた、というか子供の教育によくない。

 もっとも、ほんらいは製造・販売に関わるメーカー&家電店に向けられたもので、中古品売買について考えられたものではありません。今年2月に中古販売業者から問い合わせがあり、初めて露呈したのだそうです。やぶへびをヤッちゃったのはどこの誰?そもそも中古品に対して法規制を行うことなど難しいのに。

 PSEマークとまったく関係なく、この日観たDVDは『えびボクサー』(CRUST)。ケヴィンマクナリー、ペリー・フィッツパトリック、ルイーズ・マーデンボロー、マドハヴ・シャルマ、マーク・ベーズリー出演、マーク・ロック監督。(2002年イギリス/1時間30分)
公式ホームページ

 すんばらすい!CGをまったく使用しないおバカ映画。調べによると公開当時、名前に“えび”が付く人は¥200引き、とか、ボクシンググローブを持参すれば¥200引き、といったおバカプロモーションも行われていたという・・・。

 そしてポスターやDVDのパッケージには“伊勢えび”とおぼしき写真が用いられておりますが、実際に登場する着ぐるみは“しゃこ”(マンティス・シュリンプ)であります。この辺もまたおバカでありますが、仕方ない、許しましょう!

 
2005年9月15日にテレビで『いかレスラー』を観ましたが、強敵“しゃこボクサー”ってのが登場します。やはり観てみないとパロディの源泉ってのは分からないもんですな。『いかレスラー』も面白いですよ。


3月23日(木) 『誰にでも秘密がある』

 名古屋の実家に帰省しております。東京では普段観れないBSの映画を観ようと試みるも、リビングルームでは家族が口やかましくて集中できない!仕方なく、GEOでDVDを4枚レンタルしてきました。コレを母のカラオケシステムで観ようというわけ。

 『誰にでも秘密がある』(EVERYBODY HAS SECRETS)イ・ビョンホン、チェ・ジウ、チュ・サンミ、キム・ヒジョン主演、チャン・ヒョンス監督。(2004年韓国/1時間37分)
公式ホームページ

 イ・ビョンホン演ずるミステリアスな二枚目が、美人三姉妹を次々と(というか同時に)食べちゃう、というストーリー。ここまではプレスでも明らかにされている情報で、「サテ、どうしてそんなことが可能なのか?」と興味を引くところ。

 実際に鑑賞してみて、まあ確かに面白可愛いし、清純派女優チェ・ジウのエッチな一面も見られるし・・・というサービスはあれど、全体には薄っぺらな印象を持ってしまいました。何でかな?

 それはイ・ビョンホン演ずる二枚目が、あまりにも易々とコトを運んでしまうから。冷や汗タラリ・・・の弱みがないと、説得力がないんですよ。しかもオチが良くなかった!これだけの俳優さんが揃えられるのなら、もっといい脚本を!


3月22日(水) DVDカラオケとは?

 名古屋の実家に帰省。今回はDVDプレーヤー(
MARANTZ DV-3100)を引っ下げての帰還ですが、まあ、軽くてよかったです。以前、LDプレーヤーを持ち帰った時はくそ重たかったからなあ・・・。

 母のカラオケシステムに接続して鳴らす・・・うん、キレイな映像と音質じゃないですか。しかしヴォーカルが鳴りっぱなし!ヴォーカルを消さなきゃカラオケにはならないわけで・・・どうすりゃいいの?

 DVD登場間もない頃に購入したこの機種は、テイチクの音声多重カラオケに対応していない!う〜んさすがにコレは鳴らしてみるまで気がつかなかったです。SOUNDボタンを5.1chから、3Dサラウンドへ切り替えると、ヴォーカルは引っ込むが、完全に消えるわけではなく、微かに鳴ってます。大問題。

 カラオケアンプとして使用している、AIWAのミニコンポには“ボイスフェーダー”という機能がありました。ONにすると、ヴォーカルは完全に消えるが、左右の拡がりはなくなります。一瞬、これでもいいかな?と勘違い。“ボイスフェーダー”だから、マイクを繋ぐと再びヴォーカルが浮き上がってきます。大失敗。


3月21日(火) DVDあれこれ

 先月購入したDVDレコーダー(MS-DS400)で、レーザーディスクのコピーを試みています。(著作権に触れるので、あくまで家庭での使用です!)いったんHDDに録画してから、不要な部分にチャプタースキップをかけ、タイトルを書き込んでDVDに焼き込みます。

 しかしMS-DS400、400GBの大容量HDDは頼もしいが、DVD-Rへの書き込みがリアルタイム(1倍速)でしかできないのです。2時間の録画なら2時間たっぷりかかるということ。仕方ないので、書き込み終了後にシャットオフを設定して寝るか、別のことをするかです。

 おまけに作成したDVDは、WindowsMediaPlayer(パソコン)で再生させると、動きがカクカク、音声がブチブチ。デフォルトのPowerDVDを使ったら、きちんと再生できました。(ほっ!)デジタルへの信頼性はいいけれど、何だかVHSより拘束される時間が長くなりました。


3月20日(月) 『椿三十郎』

 恒例の映画鑑賞会、本日のお題は『椿三十郎』。三船敏郎、仲代達矢、小林桂樹、加山雄三、団 令子、志村 喬、藤原釜足、入江たか子、清水将夫、伊藤雄之助、久保 明、太刀川寛、土屋嘉男、田中邦衛、江原達怡、平田昭彦、小川虎之助 出演、黒澤 明 監督。(1962年東宝/1時間38分)

 もう何回も観てますけどねえ。“椿三十郎・・・いや、もうすぐ四十郎だがな”の台詞でお馴染み、『用心棒』の続編です。加山雄三(若大将)と田中邦衛(青大将)のコンビが出てるよん。久保 明、土屋嘉男、平田昭彦といえば東宝SF・怪獣映画でもご存知ですよね。ここではサムライ喜劇ですが・・・。

 キャラクターが楽しい!小林桂樹の人質役、入江たか子の奥方、藤原釜足の道化役、志村 喬はガラッと変わって悪役へと変身。そして黒澤エンターテインメントは、仲代達矢の“ど〜んと血飛沫”でエンディング。しかし何度見てもこの2人、間合いが近すぎやしませんか?


3月19日(日) 『ロンド』次回は?

 TBS
『輪舞曲 〜ロンド〜』がいよいよ来週で終わり。香港映画『インファナル・アフェア』の設定をそのまま借りてスタートした・・・と考えていたのは私だけではなく、多くのブログで書かれてますなあ。思えば、『Mの悲劇』も韓国映画『オールドボーイ』のアイディアを借りてたんだっけ?TBSの同じ時間帯じゃないかあ。(^^;

 まあ、『Mの悲劇』もそうだったんですが、そのまんまだとネタバレしてしまうので、途中からストーリーを捻じ曲げていくんですよ。『ロンド』は私が忙しくしていて、途中2回ほど見逃してしまったら、善人が悪人に、悪人が善人へと化けていました。ユナ(チェ・ジウ)が天才プログラマーとはいかんともしがたいなあ。

 天才ヴァイオリニストとして日本に来たはずが(吹き替えのヴァイオリンは上手くなかった)、妹と一緒に韓国料理店を開くことになり、日本語なんてカタコトでしか喋れなかったはず。“日本の全ての金融システムに進入し、その機能をストップさせるプログラム”なんて理論的に不可能だし、日本語分かんなくてどうやって作るのよ。(^^;

 チェ・ジウがんばってるんだけどなあ・・・。いかんせん脚本がめちゃくちゃなのです。来週はどうなるか?


3月18日(土) ハードオフ板橋赤塚店

 私はMDを持っていないんですよ。歩きながら音楽を聴く習慣がない。しかし、「これを聴いてみて」と手渡されたら仕方ない。パソコンに詳しい人でなければ、“CDに焼いてよ”とか“MP3に圧縮して送って”と頼めません。中古でMDの聴ける機械はないかと、板橋赤塚のハードオフへと出向きました。

 中古のSONY MDデッキを発見(動作保証品)。定価10万くらいのメカが¥26,500。しかし外観も美品なのはいいけれど、取説が無いというのはペナルティ。高級品だから、かなり多機能だと思うんですが、取説が無ければ、使えない部分が出てきちゃいますよね。

 TEACのデッキ(新品)が実勢3万くらいで買えるのは調査済み。ならば今、無理することもないだろうと見送ります。頂いたMDが聴ければいいんですから・・・。ウォークマン・タイプのポータブルは新品でしか買えないし、録音機能付きならやはり2万くらいするんですよね。

 アイワのCD&MDシステムCSD-MD5(1998年製)がジャンク品¥2,100で出されていたので購入。いちおうCDもMDもラジオも聴けます。ちょっと図体でかいですけどねえ・・・。音質は良くも悪くもなく、じっくり聴きたい時はヘッドホンを使うこととして、とりあえず安く調達できました。

   


3月17日(金) 洗濯するも風強し

 久しぶりに晴れたと思ったら強風じゃないですか。洗濯物を乾したのですが、屋内に取り込み直し。外ではごうごう風が唸っています。本当は布団も干したかったんですけど・・・パリッとさせたいです。

 新しいDVDレコーダーは予約録画が簡単で重宝してます。これまでのS-VHSではインターネットで録画番組を確認し、自分でセットしてましたから。(バーコード=印刷物は放送時間変更に対処できない。)

 ADAMS-EPGはテレビ朝日系列局が受信できれば、自動で番組表データを取り込んでくれます。頭が切れないよう、録画は2秒前から開始。録画終了後、予約が重なっていなければ、30分延長録画。

 延長分のデータは、必要なければ確認後に消去されます。HDDが400GBもあるから余裕でしょう。長時間モードはよほどのことがないかぎり不要となりました。標準モードでたくさん録画できます。


3月16日(木) 『キャットウーマン』

 本日のお題は『キャットウーマン』(CATWOMAN)。ハル・ベリー、ベンジャミン・ブラット、シャロン・ストーン、ランベール・ウィルソン、フランシス・コンロイ出演、ピトフ監督。(2004年アメリカ/1時間44分)
公式ホームページ

 2005年度ゴールデン・ラズベリー賞(ワースト映画賞)4部門受賞。ワースト作品賞、ワースト主演女優賞、ワースト監督賞、ワースト脚本賞。みなさんラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)というのは、大変不名誉なモノなのです。

 しかし何と、ハル・ベリーはわざわざ授賞式に参加!これまで本人が出席したというのは、変り者でお馴染みのバーホーベン監督くらいでしょうか?まあ、本当に映画が好きなんでしょうねえ。

 しかし、バカにしたものではありませんよ。このDVD、先月までずっとレンタル中で借りられなかったのです。相当、たくさんの人が観たといえるでしょう。興行的には早々に打ち切りになってましたけど。

 ツッコミどころはたくさんあるけれど、コレはなかなか楽しめる映画ですよ。というか、これより酷い作品の方がいくらでもある。みんなで観ましょう!面白い、面白くないは人それぞれじゃないですか。


3月15日(水) 『テルミン』

 映画鑑賞会、本日のお題は『テルミン』(THEREMIN, AN ELECTRONIC ODYSSEY)。前にも書きましたな、
2003年10月の日記公式ホームページ

   


 テルミン欲しい、テルミン欲しいと3年前から全く進化していない自分です。S事務所に転がっている古い木製のライトテーブルが、テルミンのように見えました。(酔っ払っている。)


3月14日(火) 『黄色いリボン』

 映画鑑賞会再開、本日のお題は『黄色いリボン』(SHE WERE A YELLOW RIBBON)。ジョン・ウェイン、ジョアン・ドルー、ジョン・エイガー、ベン・ジョンソン、ハリー・ケイリー・ジュニア出演。ジョン・フォード監督、リチャード・ヘイグマン音楽。(1949年アメリカ/1時間43分)

 “あ〜の娘の黄色いリボン♪”という訳詞もあるくらい主題歌は有名で、私の世代では映画そのものよりも広く歌われていたと思います。何度かテレビで観る機会はあったけど、全編通して観るのは初めて。『宇宙戦艦ヤマト』の「真っ赤なスカーフ」という歌は、もちろんこの曲が元ネタ。

 ジョン・ウェイン、ジョン・フォード監督のファンには申し訳ないんだけど、私は素直に楽しめませんでした。インディアン(先住民)を一方的に“悪”と決め付けた思想・・・。本当に悪いのは、後からやってきて彼らを滅ぼした白人たちじゃないかと。西部劇ってそうしたお約束なの?

 1949年製作ともなれば、既に“時代遅れ”ではなかったか?もちろんオールドファンは多く存在したでしょうけど。冷めた視点で見ると、ダラダラと続く行軍の意味もよく分からない。勢いよく馬を走らせて、川を渡るのがそんなにかっこいいのか?蹄を痛めてしまいそうにも思えます。

 日本だと、かつてのU次郎、U三の映画みたく、ジョン・ウェインが大将役をこなし、かっこよく“男らしさ”を演じてくれればそれでよかったのかもしれない。しかし、半世紀後の私たちが観るにはちと辛いなあ・・・。見どころもそれなりにあったのですが、やはり疑問が残ります。


3月13日(月) 新宿ゴールデン街

 F社の会長さんとお約束。Tさん、音楽の造詣は深い。専門家?の私さえタジタジです。事務所で3時間ほど呑んでから、新宿のゴールデン街へと連れて行ってもらいました。前の会社の時に1回だけ行ったことあったっけか?久しぶり。

 私たちが歩いていると、ボブ・サップを思わせる外国人が、「オニーサン、チョットチョット」と声をかけてきますが、まあ、ご丁重にお断りしましょ。(苦笑)あいにく、行き付けのお店はお休み、残念。もう1件のお店へと向かいます。

 看板はあるんだけど入り口が無い?いえいえ、小さな戸板を引くと狭い階段が。すり抜けるように昇っていくと一列のカウンター。ジャズが流れてて何ともいえない癒しの空間です。小皿に盛られたクリームシチューが美味しかった。


3月12日(日) DVDレコーダー設置

 昨日は新宿まで出て、デジタル・オーディオ出力用の光接続ケーブルを2本購入。前のDVDプレーヤーは同軸出力でしたが、今回のDVDレコーダーは光出力なのです。もう1本はこれまでオフにしていたLDプレーヤーの光出力用。

 しっかし、AVシステムの裏側は配線がものすごいことになってます。そもそもAVアンプ1台に対して、接続する機器の数がオーバーしてますね。ここは配線の妙で、本来のファンクションと異なる機器を接続してクリアします。

 TV→S-VHS2
 DVD→LDプレーヤー
 VTR1→DVDレコーダー
 VTR2→S-VHS1
 CDR/MD→TV
 TAPE←PC
 CD→PC

 TAPEは双方向ですが、PC入出力をそのまま繋ぐと信号がループになってしまいます。これはPCの入力がそのまま出力に繋がっているため、別のファンクションに繋ぐしか方法がありません。だけど覚えられるかなあ?


3月11日(土) 『ビートルジュース』

 本日は自宅。フレッツスクエアで映画『ビートルジュース』(BEETLEJUICE)を観ました。アレック・ボールドウィン、ジーナ・デイヴィス、マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー出演、ティム・バートン監督、ダニー・エルフマン音楽。(1988年アメリカ/1時間32分)

 観よう、観ようと思っていて先送り。期待が膨らんでしまったので、少〜しだけ萎みました。死者の国から〜みたいな内容と聞き、しんみりしたものを考えていたら、純然たる“おバカ映画”だったのさ。マイケル・キートンといえば『バットマン』。しかしその前にこんな役を演じていたら、普通は二枚目に戻れないでしょう。

 何となく、ハンナ・バーベラのアニメ『幽霊城のドボチョン一家』を思い出していました。昨年の『コープス・ブライド』もそうだけど、お化けや幽霊の悪ふざけとはこんなもの。スクリーンを所狭しと遊び回っているだけなのだから。へんちくりんな登場人物に対して、“コナカケジジイ”“キャラメル・パパ”といったテロップが表示される。


3月10日(金) 『どん底』

 連チャンでやってます映画鑑賞会。本日のお題は『どん底』。中村鴈治郎(ニ代目)、山田五十鈴、香川京子、上田吉二郎、三船敏郎、東野英治郎、三好栄子、根岸明美、清川虹子、三井弘次、藤原釜足、千秋 実、田中春男、左卜全、藤木 悠、渡辺 篤、藤田山 出演、黒澤 明 監督。(1957年東宝/2時間17分)

 今回も香港盤DVD。映畫天王 黒澤 明 『低下層』と書かれていました。実はこの映画、観るのは初めて。誰が主役ってことはないですね、人生ですよコレは。敢えて主役といえば左卜全か?(笑)ズビズバー、パパパヤーなんて歌もレコード化されましたな。「老人と子供のポルカ」(左卜全とひまわりキティーズ)

 デジタル・リマスタリングでコントラスト強調しすぎてしまったのか?時おり背景には、電線や電柱みたいなのが写るんだけどハッキリしない。筆文字も飛んじゃって読めないし。ゴーリキーの『どん底』を江戸時代の日本に置き換え、安普請のセットの中で日常は展開するが、新宿ゴールデン街あたり、今日でも見られる風景。


3月9日(木) 『七人の侍』

 映画鑑賞会、本日のお題は『七人の侍』。三船敏郎、志村 喬、津島恵子、藤原釜足、加東大介、木村 功、千秋 実、宮口精二、小杉義男、左卜全、稲葉義男、土屋嘉男、高堂国典 出演、黒澤 明 監督、早坂文雄 音楽。(1954年東宝/3時間27分)

 昨日、『荒野の七人』を観ているので、比較してみるとよく分かる。迫力がぜんぜん違うなあ、と。私は大学生の頃、リバイバル上映を名宝会館の大スクリーンで観ました。最初に感じたのは、録音が非常に悪いということ。耳が慣れるまで、台詞がほとんど聞き取れないのです。同年に公開された『ゴジラ』(本田猪四郎監督)が、かなり優秀な音質を誇っていることを考えると残念でなりません。

 ヒロインは津島恵子さん。現代的な美人ですねえ、熊田曜子さんに似ていると思うのは私だけかしらん。“怪優”大村千吉さんも、また後にゴジラの着ぐるみに入った中島春雄さんも出演してますなあ。何度も観ているけれどこの作品、観る度に新しい発見があるんですよ。デンマーク映画『ミフネ』(MIFUNES SIDSTE SANG)(1998年/ソーレン・クラウ・ヤコブセン監督)に出てくる“ミフネ”の物真似はこれだ!

 今回視聴したのは香港盤DVD。映畫天王 黒澤 明 『七侠四義』と書いてあるのは笑えてしまいました。中国語字幕をオフにして観ればいいのです。


3月8日(水) 『荒野の七人』

 DVDレコーダーが予定より1日早く入荷しました。設置するからには大掃除をせにゃならん。とりあえずの後回しで、昨日に引き続き映画鑑賞会へ。本日のお題は『荒野の七人』(THE MAGNIFICENT SEVEN)です。ユル・ブリンナー、スティーヴ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ロバート・ヴォーン、ホルスト・ブッフホルツ、ブラッド・デクスター主演、ジョン・スタージェス監督、エルマー・バーンスタイン音楽。(1960年アメリカ/2時間8分)

 私はテレビで『荒野の七人』を先に観ました。ユル・ブリンナーが“フジカラー400”CMの撮影で来日。「このすばやい手の動きをとらえられるかな?ハッ!」と言ってましたね。(もちろん英語で)当時は楽しく観れた、面白かった。しかし数年後に元ネタとなった黒澤 明の『七人の侍』を観ると、もう『荒野の七人』は観なくていいと決め付けてしまいました。

 しかしまあ、改めて観直してみると、なかなか上手くできてます。ラストシーンの恋愛は少し違うんですよね?DVDは正規盤で特典映像が楽しめました。『七人の侍』は、江戸三百年続いた“武士と百姓”を描いていますが、“百姓”を“メキシコ人”に置き換えることは、相当クレームがあったようです。(曖昧な表現を避けるため、敢えて放送禁止用語を使わせていただいてます。)

 それよりも、『七人の侍』のリメイク権は僅か250ドルで買い取られたというのが驚き。当時1ドル≒300円くらいだったかな?計算してみ?もっとも黒澤は(想像だけど)、日本の映画がハリウッドで真似されるなんて名誉なこと、なんて考えていたのかもしれない。『ライオンキング』だって、『ジャングル大帝』の真似だもんなあ・・・でも手塚は、ディズニーを訴えたりはしなかったし。


3月7日(火) 『シェーン』

 昨日に引き続き、今日のお題は『シェーン』(SHANE)。アラン・ラッド、ジーン・アーサー、ヴァン・ヘフリン、ブランドン・デ・ワイルド、ジャック・パランス出演、ジョージ・スティーヴンス監督、ヴィクター・ヤング音楽。(1953年アメリカ/1時間58分)

 アラン・ラッドは背も低く、とりわけ演技が上手いわけでもない。しかしこの映画ではカッコいいのです。ひときわ大きな拳銃ですが、ホルスターから抜いた一瞬に火を噴く。ものすごい爆音!この見せ方がいいんですね。

 ツッコミどころはわんさとあります。やけに山が大きく見える遠景・・・これはおそらく合成でしょう。前にテレビで放送があった時、実家の母が「この子は走って、何で馬に追い着くの?」と首をかしげていましたが・・・。

 勧善懲悪!きわめてスタンダード。でもこんな胸のすくいい男はそういない。古典的名作でしょうね、これまで語られてきたひとつの完成形であり、後世へのお手本ともいえましょう。これも500円。


3月6日(月) 『白い恐怖』

 S事務所にて映画鑑賞会・・・。しゃちこばったモノではありません。“しらなみ”をちびちびやりながら、わいわいツッコミ入れながらの賑やかなものです。今日のお題は『白い恐怖』(SPELLBOUND)。イングリット・バーグマン、グレゴリー・ペック主演、アルフレッド・ヒッチコック監督、ミクロス・ローザ音楽、サルヴァトーレ・ダリ美術。(1945年アメリカ/1時間51分)

 私は久しぶりに観ましたが、Mさんは初めて観たとか。『カサブランカ』は2人の男の間で揺れる女だけど、この映画でのバーグマンは一途な女。ちょっとふっくらしていて愛くるしいですねえ。めっちゃキュートな寝顔が印象的ですが、こんな風に撮れるのもヒッチコックならではでしょう。

 ストーリーも面白いし、演出のテンポ感も良く、傑作中の傑作じゃないかな。ミクロス・ローザの官能的な音楽もマッチしているし、夢分析のシーンで見られるダリの舞台美術も秀逸。合法海賊盤だけど、こんな名作が500円で観れるなんて、まあ豊かな時代になったもんです。CDショップではなく、書店や駅の構内で販売されています。


3月5日(日) DVDレコーダー予約

 DVDレコーダーはあれこれまよったあげく、日立
MS-DS400(¥49,800)を購入すべく、開店時刻に早稲田のOLYMPICへと行きました。ところが品切れでございました。(苦笑)来週木曜に再入荷する、ということでしたので早速予約を入れておきます。

 なぜ日立MS-DS400なのか?

 @5万円以下で400GBという機種は他に見当たらない。
 A地上デジタルは、引っ越さないかぎり宝の持ち腐れとなる。
 Bゴーストリダクションチューナーを搭載している。

 かつてDVDプレーヤーを購入した際には、どのメーカーが色がキレイとか気になったんですが、録画に関してはゴーストリダクションチューナーの威力が大きいし、とりあえず、高画質モードでたくさん録画できた方がいい。1回見て消しちゃう番組も高画質で。

 実はこの機種、2004年発売の製品で、当初は13万円くらいだったそうです。だから作りはしっかりしてる。後は木曜日のお楽しみ。2011年の地上アナログ停波まで、5年使用できれば御の字です。もっとも地デジ対応機種は最低でも7.5万円、HDDは200GB止まりでした。


3月4日(土) 本郷クラブ3月例会

 今月は林 尚男 先生による「昭和を生きる!戦前・戦中・戦後」という講演でした。長く教職を務められた方で、優しさのオーラが伝わってきます。戦前・戦中における著名人たちとの出会いについては、残念ながら学の浅い私にはよく解らなかったりして・・・。(反省)しかし、戦後の教育活動については興味深いものがありました。

 参考資料としていただいたプリント・・・子供たちの詩がすばらしかった。本当に子供っていうのは純真で、観察力の鋭さに長けています。大人になるにしたがって、種々雑多のフィルター越しにしかモノが見えなくなるんだな。子供と一緒に遊ぶことによって、むしろ大人の方が教えられることの方が多い。まさにその通りです。


3月3日(金) 雨上がる

 ずーっと雨続きでしたが、久しぶりに晴れました。洗濯物を片付けます。S-VHSテープのストックが無くなってしまったので、早稲田の
OLYMPICというホームセンターへ買出しに出かけました。まあ大抵の小さな家電売場には、S-VHSテープなんて置いてありません。あっても高値のバラ売りだったりします。

 VHSの水平解像度は240本。S-VHSの水平解像度は400本。テレビ放送を通常のVHSで録画すると、ぼやけた映像になってしまいますが、S-VHSを用いれば輪郭がクッキリします。専用のデッキ&テープが必要です。テープは若干割高ですが、10本パックを¥1,980で購入すればOK。

 もっとも、DVDレコーダーの購入を控えているので、ほとんど最後のまとめ買いになるかも。DVD-Rはご存知のように1枚あたり¥100前後で買えるようになったからです。さて、OLYMPICの売場にもDVDレコーダーが展示されていました。ディスカウントをうたっているだけあって、秋葉原より安いかも。

 型落ち製品の日立
MS-DS400が¥49,800で展示されています。グラッときました。Wチューナーでもなし、地上デジタル対応機種でもありませんが、400GBの大容量HDDは魅力です。日立のAV機器は買ったことないんですよ、どんなんだろう?品定めをして、また買いに来るかもしれません。


3月2日(木) レタッチ大作戦

 2月末から内職で、スタンプ200枚をスキャンしておりました。左画像のような状態のモノをレタッチして、右画像の状態まで加工します。小さなモノにも多大な努力が必要です、疲れます。4日は本郷クラブの例会があるので、明日までに終了させたいです。

      


3月1日(水) 雨降ってます

 ずーっと雨降ってますねー。映画に行きたい、というのもあるんですが、現状〆切に追われてしまっているし、今月は帰省やDVDレコーダーの購入もあるので倹約です。

 DVDレコーダーを購入する理由はこうです。先日、母親から電話がありました。
 「ジャスコでカラオケのDVD注文してきたんだけど、かかるよねえ?」

 LDプレーヤーでCDは聴けますが、DVDは観れません。4曲入り¥2,000のカラオケLDより、10曲入り¥3,000のDVDの方が安いもん、ということでした。DVDプレーヤーは1万円もあれば買えるんですけど。

 もったいないので私のDVDプレーヤーを母に譲り、自分はDVDレコーダーを購入することにしました。現在使用しているマランツDV-3100・・・映像そのものに不満はないのですが、CD-R、DVD-Rに未対応。

 パソコンで焼いたメディアが視聴できません。友人に録画してもらったDVD-Rも観れないのですが、カラオケにしか使用しない人には問題ないでしょう?デジタル出力も付いているので、高級すぎる感じもしますが。


日々思うことに戻る

表紙に戻る