面積:11,437km2, 人口: 140万人、GDP: 942億ドル(85,867ドル/人)
カタール国、通称カタールは、中東・西アジアの国家。首都はドーハ。アラビア半島東部のカタール半島のほぼ全域を領土とする半島の国。ペルシア湾(アラビア湾)に面する。南はサウジアラビアと接し、北西はペルシャ湾を挟んでバーレーンに面する。国名は qatura (カトゥラ「噴出する」)に由来する。
第一次世界大戦後、オスマン帝国が撤退したあとはイギリスの実効支配のもと、3代目カタール首長をシェイクとした自治権を認めた。
1968年に発表されたイギリスのスエズ以東撤退宣言に伴い、イギリスの保護領トルーシャル・オマーンは、1971年の独立を目指しアラブ首長国連邦 (Federation of Arab Emirates:FAE) を結成した。当時は首長国が単独で独立国家となるのは難しいと考えており、カタールやバーレーンもその一員としてFAEに含まれていたが、既にカタールとバーレーンは石油生産の好調で単独独立が可能な状態になっており、他首長国との利権問題もあってカタールとバーレーンは近隣国のサウジアラビアやアラブ首長国連邦の一部になることを断り、カタールは1971年9月3日に単独で独立した。同年9月11日にアラブ連盟に、21日に国際連合に加盟。天然資源のみに頼った経済体制を危惧して観光産業の育成などに着手している。一時は前首長ハリーファの閉鎖的な政策の影響で宿泊施設すらほとんどなく、「世界一退屈な都市」とまで言われた首都ドーハにも様々な娯楽施設などが建設され、賑わいを見せ始めている。また、衛星テレビ局アルジャジーラも彼のポケットマネー(1億5000万USドル)で設立された。
(ウイキペデイアより編集 19/Oct/'13)
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