地球を歩こう:Uzbekistan

面積、44万7,000平方km。人口、2,748万人、 GDP 715億ドル(1人当り、2,629ドル)。ウズベキスタンはユーラシア大陸の中央に位置しており、面積は44万7千平方kmである。国土の80パーセントはキジルクム砂漠で覆われており、あとは非常に乾いた荒れ地が多く、まともに耕作できる地域は僅か10%ほどしかない。アラル海に接しているが、旧ソ連時代に行われた国土の風土に合わない無茶な綿花栽培を行ったため、アラル海の面積は急激に縮小している。ウズベキスタンの国土の中央部は、古代よりオアシス都市が栄え、東西交易路シルクロードの中継地ともなってきたトランスオクシアナ地域の大部分を占める。この地域は古代にイラン系のソグド人が活躍したが、8世紀にアラブ人によって征服され、宗教的にはイスラム化した。10世紀にはテュルク民族が進出し、言語的にテュルク語化が進む。13世紀にはモンゴル帝国に征服され、このとき多くの都市が甚大な被害を受けるがすぐに復興を果たし、14世紀にはこの地から興ったティムール朝が中央アジアから西アジアに至る広大な地域を征服して大国家に発展した。ティムール朝の衰亡後、北からウズベク人が侵入し、ウズベク3ハン国と呼ばれるブハラ・ハン国、ヒヴァ・ハン国、コーカンド・ハン国を立てる。これらは19世紀に北からのロシア帝国に征服され、ロシア革命後はソビエト連邦下の共和国となり、その後ソビエト共産党政府の統治下に入り、ウズベク・ソビエト社会主義共和国となった。その後1991年のソ連崩壊によってウズベク・ソビエト社会主義共和国はウズベキスタンとして独立し、同時に独立国家共同体(CIS)に加盟した。

(ウイキペデイアより編集 29/Jan/'11)


Date Country Title
Nov/'90 Uzbekistan  タシケント 




















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(背景はかってのシルクロードの商路で栄えたウズベキスタン、首都タシケントの街並み)