8月6日(日) 上陸 & 目指せ最北端
 
 AM5:00過ぎ、フェリーが苫小牧港に入港、1年ぶりに北海道にバイクで上陸する。しかし苫小牧の天候はあいにくの雨。でも元気に走り出す。
 さてこれからどちらへ向かうか、と言うところであるが、今年のテーマは『道北&道央』。まずは一気に最北端を目指すこととする。時間を稼ぐために、沼ノ端西I.C.より道央自動車道に飛び乗る。
 途中、ガソリンがリザーブに入ったため、給油出来る場所を地図で探す。すると「岩見沢S.A.」があることを発見し、そこへ駆け込む。が、ガソリンスタンドが存在しない・・・。地図では「S.A.」とあるが、どういう訳かここにはガソリンスタンドがない。なら、「P.A.」じゃないかと言うところであるが、今さらブツブツ言っても仕方はない。次の「S.A.」までは50kmほどあり、そこまで行けそうにもない。なのでいったん三笠I.C.で降り、ガソリン給油後再び道央自動車道に戻る。
 砂川ハイウェイオアシスにて朝食を取った後、深川西I.C.で道央自動車道を降り、国道233号線を西進する。このころには雨も上がり、晴れ間が見えてきた。ここで初めてツーリングライダーとすれ違い、初のピースサイン交換を行う。やっと北海道に来たという実感を得る。
 留萌に抜け、その後は国道232号線を海沿いに北上する。
 苫前町辺りまで来ると、巨大な風車を目にするようになる。日本海から吹き付ける風を利用しての風力発電用の風車と思われる。しかしこの日は風車を回すほどの風力がないためか、ほとんどの風車が回っていない。がしかし、中に回っているものもある。なぜか? 観光用に電気で回しているのか?だとしたら何のための風力発電だろうか、という気もする。
 この日は一気に北の町、稚内を目指す予定だったので、コースはオンロードがメイン。でも少しはオフロードも走りたいと探していると、地図に天塩町に入ったところで、国道に沿った2.5kmのダートコースがあるのを見つける。行ってみると、未舗装の一般道であった。しかし整備が行き届いており、走りやすく、オーバー100km/hで駆け抜けた。やはりダートの感覚は楽しい。
 地図で発見したのだが、天塩町に「怨念のニレ」と書かれた名所(?)があるのを見つける。おどろおどろしい名前であるが行ってみるかと言うことになり、行ってみる。しかしそれらしき場所は見当たらない。近所の店に人に聞いてみるが、「何それ?」と言う回答。一体これは何だったのだろうと思いつつ、先に進む。
 その先に、観光ポイントとして「トナカイ牧場」なる物があり、寄ってみる。しかし暑さにばてているようで、トナカイに元気がない。かわいそうなくらいであった。元気だったのはアブだけであり、ブイブイつきまとわれてしまい、うっとうしかった。
 その後は国道40号線を北上。一気に稚内を目指す。本日の宿は「稚内森林公園キャンプ場」。高台にある草原のキャンプ場で、見晴らしが非常に良いところであった。
 テント設営後、温泉を目指す。稚内温泉・童夢。ツーリング後の温泉は非常に心地よく、疲れが癒える。
 入浴後、キャンプ場に戻り、お食事タイムとなるが、花火大会が市内の方で始まり、花火を見ながらの宴会となる。絶好のポイントからの花火見物が出来た。
 
[本日の走行距離:428.1km(内ダート2.5km)]
 
 
 
 
 
 
 
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