- 大荒れ 2009-12-01(火)17:55
- なんだかんだで飴玉はサクマドロップがベストという結論に辿り着いた(挨拶
人工甘味料とか使ってないし、味が優しいです。
12月に入り、というか毎週のシーツ交換で毛布一枚だったのを見て慌てて綿布団が追加されました(何
まだ毛布と両方掛けるとちょっと暑いですが、毛布一枚ではそろそろ頼りなかったので助かります。
それからお腹にガーゼ当てててせめて頭だけでもと思って散髪に行ってきました。
院内の理髪店の爺さんはやたら几帳面で腕も悪くはないと思いますが、剃刀の刃の切れ味がちょっと落ちてて地味に痛かった罠。
そしてとうとう手術が本決まりになった感じですorz
膿自体は最近出るようになったんですが、膿が腹筋を巻き込んで硬くなっている辺りが厄介そうな感じ。
しかし、しばらく絶食してさっさと手術するのかと思ったら、他の手術などとの兼ね合いもあるのか、手術の予定日は17日。
ただ、手術自体は前回ほど大掛かりにはならないので、年末年始に試験外泊くらいはできるだろうとのこと。
どうにか来月中旬くらいには復帰できそうという具合で、結局前回と入院期間は大差なくなってしまいましたとさ('A`;
- 貫通してた 2009-12-02(水)12:21
- お腹に開けた孔から出る膿が治まらないなぁと思っていたら、どうやら腸に開いた孔と繋がっていて、腸液が直接出ていたようです。
そして腸液=消化液なわけで、流れ出た腸液がお腹の皮膚を溶かして痛みが増していた模様。
孔の周辺に皮膚を守るシートを張ったので少し楽になりそうですが、あと二週間以上も腸液駄々漏れなんでしょうか('A`;
ちなみに来週から太い点滴を入れて、食事も減らすんだそうな。
当分はローテンションな入院生活になりそうです(-_-;
- 準備進行中 2009-12-04(金)17:54
- お昼にうなぎの蒲焼が登場。
丸ごと一匹では脂肪分採り過ぎですし、普段は早々手を出せないので随分久しぶりで。皮も柔らかくて美味しかったです。
前の入院の時には大きな海老丸ごととかメロンが出たりもしてますし、ここの食事は何気に侮れません。
今日は腸のろう孔の透視検査がありました。
お腹に開けた孔から造影剤を注入し、X線透視で腸のどの辺りに繋がっているのかを確かめるのです。
造影剤の注入には注射針ではなく点滴に使うような管を使いますが、麻酔無しで直接差し込んだので流石に結構痛かったです。
しかし元々腸と繋げるつもりで開けた孔でもなかったですし、ろう孔もかなり小さなものらしく、位置の特定には至らなかった模様。
それから昨日の夕食には栄養士さんの指示でいくつか栄養補助食品が付きました。
手術に向けて、点滴と平行して食事も採ってしっかり栄養を付けなければならないのですが、お腹に孔が開いているので食事は控えめになるらしく、負担の少ない補助食品を使うことになったのです。
昨日出たものの内2つは前に入院以来普段からよく使っているドリンクとゼリーで、あとはソースつきの豆乳プリンとカロリーメイトのゼリードリンクでした。
一度に食べるには多過ぎるのと、それぞれ自分のお腹に合うかどうかも確認するため、3食にまたがって試食。
豆乳プリンはソースが色々ある中から何故かカプチーノ味で、無調整の豆乳らしく確かにソース無しでは味が薄くてイマイチ。
ソースをかければ美味しくいただけましたし、他のソースの味が気になるところです。
カロリーメイトの方はリンゴ味でしたが、妙に酸味が強くて飲みにくく、量も多いので食事と一緒に採るのは辛そうでした。
結局食べ慣れた2つと豆乳プリンを毎食1つずつ付ける事に。
あとは来週消化済み栄養食とかいうもののサンプルが届くことになっていて、これが大丈夫であれば主力になる模様。
とはいえこれは本来薬品扱いで、味も良い物ではないため鼻から管を入れて直接胃に流し込む方法が一般化しているほどの代物。
但しそちらは栄養士さんでは扱えないので、今回取り寄せるのはそれを食品扱いになるよう調整したもの。
味も複数あるようですが、どれだけまともになっているかが問題です。
- ゲーム補充完了 2009-12-05(土)16:56
- 今日は手術前の最後の帰宅。
今回の目的は入院期間が延長した分暇が潰せる様にPSPに色々インストールしておくこと。
PS Storeを漁って、普段なら買いそうにないピクロスとかもDLしてみました。
その他いつもBGMにしているMP3とか、以前PSP用にエンコードしたハルヒなんかもコピー。
実はPSP goの発売でダウンロードタイトルが増えることを見越してメモステを16GBにしてあったので、高画質のアニメ1クール分(合計約2GB)も余裕です。
元々のやりかけソフトとかもありますし、入院中に全部やり切るのは無理でしょうけど、ちょっとした暇潰しに遊べそうなソフトを多めにしたので今後も何かとお世話になるかと。
というわけで年末までは自宅ともお別れです。
点滴も月曜早々に始めるらしいので、ベッドに寝転がってPSPをする時間は長くなることでしょう。
- 味の加減とか以前の話 2009-12-06(日)18:44
- 難易度上げても初期配置の数が減るだけのナンプレ1000問とか不毛すぎる件(挨拶
先日から昼食に豆乳プリンが付くようになったわけですが、そのソースのラインナップがどうにも微妙。
最初がエスプレッソ味で、昨日がみたらし、今日は黒蜜。
和風寄りなのはいいんですが、特にみたらしが異様に甘くて少量表面にこすり付ける程度で十分でした。
現状唯一の洋風テイストがコーヒーでなくエスプレッソという辺りにこだわりを感じますが、カラメルソースっぽいものにこだわらずにフルーツソースとかじゃダメなのかと。
湯葉とかを連想して味噌とか出てこないことを祈ります。
- 手術のための手術 2009-12-07(月)20:36
- 豆乳プリンがエスプレッソソースだった件。3種類か!3種類だけなのか?!orz
今日は午前中に各種検査を行って、午後にはお腹のカバーの張替えとIV(カテーテルによる点滴)という、今回一番の大仕事でした。
お腹の方はガーゼ交換の必要が無い方式になってお腹が被れる心配もなくなったのが有難いです。
IVは点滴の親玉みたいなもので、心臓近くの太い静脈に太い管を通すことで、通常よりも濃度の高い点滴を行うもので、局部麻酔をかけたり管を糸で皮膚に固定したりするので、手術室で処置します。
首や鎖骨の辺りから管を入れるので、腕が自由な分普通の点滴よりも楽だったりしますが、流石に管を入れたところがまだちょっと痛かったり。
明日になれば馴染んでくるとは思いますが、今夜は痛み止めのお世話になった方が良さそう。
- 内容の薄い時間は過ぎてしまうと早いもの 2009-12-10(木)15:05
- 突然お隣さんが引っ越して今個室状態。
しばらくのことでしょうけど何かと気楽です。
手術まであと一週間に迫りました。
この間12月になったと思ったのに早いものです。
とはいえ今は点滴で体力を付けるだけの安定した状態。
相変わらずベッドでゴロゴロしながらピクロス解いて暇潰し。
丁度手術終わった辺りから年末進行でますますつまらない特番だらけになるんですよなぁ。
まあそんなに大きくお腹を切開するわけでもないし、ICU出た直後にゲームは無理でもラノベ読むくらいは出来るかな?
- 真打登場 2009-12-11(金)15:33
- 早速隣に人が入ったと思ったら一晩で退院し、お昼にはまた別の人が入りました。
今度はあまり騒がしいことはなさそうですが、逆に結構症状が重い人っぽくて気を使うのがなんともはや。
大概お年寄りなんで気を使わないってことはないんですけどな。
先週言っていた消化態の補助食品のサンプルがようやく届きました。
ゲル状とかかと思っていたら完全に液体で見た目はりんごジュースみたいな色をしており、梅、パイン、アップルのフレーバーを混ぜて飲めるようになっています。
とりあえずそのまま飲んでみたところ、タンパク質が消化態になってアミノ酸になっているため苦いという話でしたがそれほどではなく、中途半端な味で飲みづらいものの絶対無理というほどひどい味ではなかったです。
そしてまずは栄養士さんお勧めの梅フレーバーを投入。
これが結構しっかり梅の風味というか梅ガム風味が漂って確かに美味しい!
正直ダメだろうと思っていたんですが、むしろこれまで飲んでいた栄養補助ドリンクよりも飲みやすいくらいでした。
一本200mlのパックジュースなので食後だとちょっと多いですが、間食用の飲み物として丁度良さそうです。
- プリンというよりババロア 2009-12-12(土)13:28
- 見た目がプリンっぽいのは豆乳の色であって卵は使っていなかったのでした。
「エスプレッソ>みたらし>黒蜜>エスプレッソ>黒蜜>みたらし」と微妙に順番を変えてローテーションしていたと思ったら、今日のソースはちょっと色が薄い茶色。
なんとここに来て第四のソース「ピーナッツ味噌」の登場。先日言っていたことが半ば的中してしまいましたw
味噌といっても要は脂肪分を抑えたピーナッツバターなんですが、自分はピーナッツバターがあまり好きではない罠。
今日はいい加減ピクロスやラピュセルにも飽きて、テレビもイマイチだったので、先日の帰宅時に入れて置いたハルヒ第一期の一気鑑賞中。
いつも使っているPSPグリップにさりげなく付いているスタンドが始めてまともに活用されている気がします。
ただ第0話(朝比奈ミクルの冒険)を入れ忘れていたのは海のリハク一生の不覚。こんな時でもないとアレをじっくり見返すことなんて無いのにw
そもそもMedia goで動画をライブラリに取り込むのが遅すぎるっちゅうねん('A`;
ちなみに昨日入ったお隣さんは、症状が重いというか手術明けでICUから戻ったばかりで、年齢も比較的若い方のようでした。
- さあ、お前の好みを教えろ 2009-12-13(日)13:45
- 「ツナ! レタス!」
「ミート!(ローストビーフ) ビネガー!(バルサミコ酢)」
W見てたらふとこんなネタが浮かんだ件。
基本形態のサイクロン&ジョーカーでいいネタがうかびませんですた。
二日続けてピーナッツ味噌orz
結局は完全ランダムってことなんでしょうけど、狙ったとしか思えない偶然ってよくありますよな。
週末になってからお腹から出る腸液に変化が見られるようになりました。
それまで茶色っぽかったものが白っぽくなり、量も少なめになってきたのです。
消化物が混ざらなくなってきたという事なら、腸からお腹のどこかで孔がふさがってきたということで、またも微妙に予定が変わる予感。
とはいえ腸のろう孔がふさがったのであれば何よりではありますが、途中のどこかがふさがっているだけなら再びお腹の中に腸液が溜まることになってしまうわけで。
自然にろう孔がふさがったりした場合、傷口が盛り上がって腸が細くなってしまう可能性も高いですし、お腹の中に癒着物などができているはずなので、手術回避ってことにはならないでしょうな。
- しくじった 2009-12-15(火)21:13
- 昨日お腹のパックを付け替える前にシャワーを浴びた際、頭の乾かし方が不十分だったのか、夕方から具合が悪くなっていたのですが、今日は本格的にダウンしてしまいました。
普段37度くらいの熱では何ともないのに、こんなにだるくて食欲もわかないのはのは珍しいですし、よりにもよって手術目前のこのタイミングでというのが困ったものです。
しかも腸液がほとんど出なくなったお腹が風邪のせいで痛む始末。
とりあえず風邪薬を出してもらったので、明日は可能な限り寝て手術に差し支えないことを祈るばかりです。
- 手術前日 2009-12-16(水)17:25
- 心配していた体調も今朝には平熱に戻り、手術前の各種手続きなどを終え、明日はもう手術当日です。
お腹の中がどんな状況かは結局見てみないことには分からないですし、なんだかんだで今回も3〜5時間規模の手術になるそうですが、自分自身は全身麻酔で寝ているだけなので、2度目とはいえあまり実感がわきません。
ちなみに前回と少し違うところは、救急救命士の人工呼吸器の実習があること。
救急患者の心肺停止時の生存率を高めるため、救急救命士が人工呼吸器を扱えるようにする制度が5年ほど前に出来ていたらしいです。
胃カメラのように喉へ管を通すだけですし、周りには医師や看護士が大勢いるわけで、問題は無いだろうということで同意書にサインしました。
当日実習する救命士の方と挨拶もしましたが、経験豊富な救命士が優先されるのか、結構年配の方だったのが少し意外でした。
手術は明日の午後からで、ICUには長くとも丸一日程度のようなので、明後日には病室に戻っている予定です。
とはいえ体を起こしてゲームしたりPCいじったり出来るようになるまでは数日かかるでしょう。
とにかく不測の事態が起こって入院が長引いたりしないで、無事に手術が終わって欲しいです。
- 経過良好 2009-12-19(土)20:44
- 若干無理してPC起動。
今回の手術は無事に3時間程度で終わり、ICUが一杯だったため直接個室に移動し、今日2人部屋に戻ってきました。
心電図などのモニターが付いた計器類は翌日には取れましたし、手術から二日目で歩くようにもなりました。
この調子なら予定通り年末年始を自宅に試験外泊して過ごすことが出来そうです。
とはいえまだ完全絶食状態なので、飴くらい舐めてもいいようになるのが待ち遠しいところです。
- 回復力の差 2009-12-22(火)14:16
- お腹のドレーンも外れて点滴のみの状態になり、重湯の食事も始まりました。
とはいえまだお腹が結構痛くてPCに向かうのも一杯一杯で、腹部の麻酔が効いていた先日とどっこいどっこいな感じです。
食事の方も食べてすぐに下してしまいましたし、傷の回復に腸機能の復帰が追いつかない感じ。
これだと年末に試験外泊しても食事の方は結構制限されて味気ない年越しになりそうな予感。
- ベリークルシンデマス 2009-12-24(木)13:43
- いてててててててて↑
↓てってってー ↑てってっててー♪
↓てってってー ↑てってっててー♪
痛みに耐えながらそんなリズムが浮かんだ今日この頃。
お腹の方は順調かと思いきや、腸を切ったりドレーンが入っていた右側でなく、左のわき腹辺りに急に強い痛みが発生。
そして報告しても食事は出続けるので食べた方がいいんだろうとは思うものの、食事もままならないほど痛んだりするので、腸の機能回復よりもとりあえず痛みを和らげようと控えめに食べていました。
しかしこれは、狭くなっていた腸を広げたり、癒着物を除去したりして、お腹のスペースに余裕が出来たため、まだ機能が回復していない腸内を勢いよく消化物が通過するために起こるぜんどう痛だそうで、回復まで耐えながら食べるしかないらしいです('A`;
仕方が無いのでこれまで寝る時くらいしか使っていなかった痛み止めを日中も使い、スパルタ式に腸の回復を促すことにしました。
今年もあと一週間。
自宅での年越しが出来るよう気合を入れて食うべしなクリスマスイブなのでした。
- じゃが! 2009-12-27(日)13:43
- 肉と玉葱が入っていない、じゃがいもと人参とグリーンピースの煮物は、薄味なこともあって大層味気なかったです。
明日かと思っていた抜糸が完了しました。
結局左わき腹の痛みは、手術の際に除去し切れなかった膿が残っている箇所だったようで。
普通の傷の痛みとかじゃないからか、痛み止めの薬もあまり効果が無いのが厳しいです('A`;
ちなみに年末年始を自宅で過ごすのは無理っぽい模様。
年明けの週末に外出くらいなら出来るでしょうかねぇ。
- 縁担ぎもへったくれも無い 2009-12-31(木)15:28
- 手術から丸二週間が経ち、お腹のガーゼも取っ払っていよいよ点滴解除待ちとなった今日この頃、2009年最後の日は激しい吹雪と相成りました。
大晦日でも病棟では朝から採血をしたり定期的な検温があったりといつもどおりの様相。
売店も営業時間を短縮してはいるものの無休営業というのですからご苦労様です。
そんな感じで身の回りの年の瀬っぽい風景といえば、売店に小さい鏡餅が売っていたりするくらい。
あとは数日前に売っていた福梅でもあれば少しは正月っぽくなりそうなものですが、何にせよ病室では殺風景なことこの上ないわけで。
とはいえ入院していなかったとしても、この天気では正月の買出し行くのマンドクセとか言ってゴロゴロしてそうなので、実はあまり変わらないのかもしれません。
今年は残念な年越しをすることになってしまいましたが、来年は何事もありませんように。
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