2002年6月分(6/2〜6/30)

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6/2 スライスっちゅーもんに挑戦してみた

 3ヶ月ぶりに、フィアナさんのお写真を更新……したものの、先月までのお写 真と同じ時に撮影したものだから、あんまり「新しい」感じはないですね(^^;;)。
 ただ、今回初めて「画像のスライス」というものに挑戦してみました。
 元は一枚の画像であったものを、いくつかに分割して、またテーブルで組み直して一枚の画像に見せるというテクニック。切れ端の画像一つ一つに、それぞれ別のリンクを貼ったりするのに使うと効果的(JavaScriptと併用して、オンマウスで画像の一部分だけ色が変わったり…ということもできる)……なんですが、上のお写真は、単に切り分け〜テーブルで再構成しただけです(^^;;)。一枚物の写真よりは、多少軽くなるかなぁ……なんて思うのですが、どんなもんでしょうね? テーブルやなんかでタグが増えたら、結局は同じことかな?
 ワタシ程度の知識では、こんな繊細なテーブル使いはようできませんので、今回はアプリケーション(Fireworksと、Dreamweaver)に任せっきりです(^^;;)。 ソースを覗くと、コメントタグも含めて結構イロイロ書きこんでありますねぇ……。先々週、先週と続いた「シンプルで美しいタグを書こう」運動は早くもザセツしちゃったのか?>自分


6/4 老女とパソコン

 ビックリ。「メールができるようになりました」と、母の姉(66歳)からメールが来た。
 昔から、年齢のわりに若々しくて好奇心旺盛な人だとは知っていたが、これほどとは……。しかも、このアドレス、どこのプロバイダ? よくパソコン買うと、デスクトップにズラッとくっついてくるメーカー系や電話会社系の大手プロバイダじゃなくって、聞いたこともないサーバ名。フリーメールかな?(でも、Hotmailや、Livedoorのような有名どころじゃない) まぁ、彼女の娘(つまりワタシの従姉)はSEで、その辺詳しそうだから契約してもらったのかもしれないけれど……やってくれるぜ、おばちゃん(^^;;)。
 で、曰く、「kayako(仮名)ちゃん(←30過ぎて…とも思うが、胎児の頃からつきあいのある相手だからしかたがない)のお母さんも立派なパソコン持ってるんだから、早く伯母さんとメール出来るように教えてあげてね。お母さんがメールアドレス取ったら教えてください。」
  ……ハイ、どーもスイマセン(^^;;)。優秀なお姉さまと違って、ウチの母は、未だにタイピングができません。メルアド自体は、パソコン買ったときに、ン千円の割引のために、某プロバイダと契約したんで、母専用のものが既にあるんですけどね。ただ、肝心のマシンは、未だに電話線とは繋がずにスタンドアロン環境なんですよ〜〜(^^;;)。なんせ、接続切り忘れがコワイから、ADSLにして常設環境にしなくちゃ、とか、Winマシンだからウイルス対策は厳重にしなくちゃ……なんて考えてると、つい面倒で、通信環境セッティングするのがおっくうで(^^;;;)。

 確かに、Celron 900MHzマシン(メモリは512MB)の用途がDVD鑑賞【だけ】というのはいかがなものか……ではありますな(^^;;)。んじゃ、今度はCDの焼き方でも教えようかねぇ……それとも、ホコリ被ってるペンタブ繋げて、お絵かきのしかたとか?
 巷の「高齢者向けパソコン教室」ってのは、どんなことを教えているんでしょうかねぇ……


6/4 ハイジ萌えな日々

*初出時の6/4付けの日記より分割しました

 5/21の日記でも書きましたように、我が家の4台のパソコンのうち、母専用機(Winマシン)は、電源だけは毎日入っているものの、その用途はDVD鑑賞のみに限られております。
  現在フル稼働しているのが、『ハイジ』の全話DVD。わたしが帰宅すると、大抵居間で母が観てるんですよ。マウスも握れなかった彼女が、自分で電源入れて、マウスポインタでメニューページから自分の観たい話選んで再生できるようになったんだから、大したもんです。
……って、他人事のように言ってますが、当のわたしも、ハイジのキョーアクなまでの愛らしさにKOされて、さっきも、夕飯食べながら母娘二人してボロボロ泣いてました(爆)。
 ちょうどハイジがね〜、夢遊病になっちゃうところで、もう可哀想で可哀想で……(号泣)。その前の、デーテ叔母さんにかどわかされてフランクフルトにつれて来られちゃったときから、もう、涙ウルウル。 本放送当時やその後、再放送で何度か観た子供の頃は、それまでの地味な展開のアルム編よりも、美人のクララお嬢様や口やかましいロッテンマイヤーさん…と役者のそろったフランクフルト編の方が好きだったんですけどね。
 今観ると、子供の頃はすごく優しいお姉さんに見えたクララもジツはまだまだ子供で、自分の淋しさで精一杯でハイジを思いやる余裕がなかったんだなぁ…とか、ロッテンマイヤーさんも、別に意地悪なわけじゃなくって、あの人なりに真面目で一生懸命で、ただハイジのような子のことを理解できる想像力がちょっと足りなかっただけなんだよなぁ……とか、イロイロ見えてくるだけに、余計に泣けます(T_T)。
 別に誰か特に悪人がいるわけでもないんだけれど、でも、ちょっと巡り合わせが悪くて、その場にいた人それぞれが(クララのパパやおばあさまも含めて)ちょっとずつ悪かったり、お馬鹿さんだったり、狡かったり……が積もり積もったあげくに、一人の希にみる天真爛漫で健やかな女の子が心を病んでいってしまう……っていう展開が、たまらないものがありますねぇ……

 ……と、マジにのめりこんで観ちゃってる脳の片隅では、「もしかして、ハイジって元祖・萌えキャラ? パンチラも多いし……」なんて、ロクでもないことも考えていたりして。


6/5 ワールドカップは、遠きにありて思うもの……

 世界が沸き立つ4年に一度の祝祭の中、わたしの方は、日々のオシゴトと、サイトの更新だけでエネルギー使い果たしちゃってます(^^;;)。
 サッカー観戦って、すごくエネルギー使うから、自分に余裕がないときは観られないんですよ〜〜。
 思えば、わたしが一番熱心にサッカーを観ていた時期って、学生時代〜(いきなり)失業者〜パートタイマー〜再度失業者〜前の職場〜時代と、今よりずっと体力も時間もあった頃だったしねぇ。それに、当時はネットも始めてなかったし。<これが一番の元凶(^^;;)
 で、この時期って、サッカー界の側から言うと、ちょうど歴史の転換点。Jリーグ前夜の頃の日本リーグ(読クこと読売クラブ(現・ヴェルディ)がスキでした)〜Jリーグ草創期(清水エスパルスがスキでした。今でも後援会は入っている)〜フランスW杯アジア予選最終戦(ジョホールバル)くらいまで、なんですよね(^^;;)。
 これって言い換えると、「ワールドカップ」が「夢」だった頃まで……になるんじゃないかと。

 昨夜のベルギー戦も、残業から帰宅後にダイジェスト観戦したら、20代半ばの若い子達がやたらと落ち着いてプレーしてる(ように見えた)のに驚いちゃいましたよ。
 この子達にとって「ワールドカップ」は「夢」なんかじゃなくって、(最高に困難ではあるけれど)「手の届く現実」であり、「辿り着くべきゴール」ではなくて「そこから世界へと売り出していくスタートライン」なんだなぁ……って。
 柱谷とか、井原とか、わたしが一番肩入れして観ていた頃の代表メンバーがゲストや解説として呼ばれているのを観ていると、ちょっと、せつない気持ちになる。
 この10年の間に、「ワールドカップ」は、日本のサッカー全体にとっては、「遠い夢」→「あと一歩で届くところまで来た(でもすり抜けてしまった)夢」→「ついに届いた(でもそこで終わってしまう)夢」を経て、ついに「夢のように晴れがましいけれど、キレイごとだけではすまない現実」になり、更に「汚い部分を直視してなお、“理想”を描ける最高の現実」になろうとしている(たぶん)。でも、一人一人の選手の寿命は、「夢」から「現実」へと移行するそれぞれの段階を担うだけで終わってしまうんですよね。
 ほとんどの人間がそんなものを信じていなかった時代に、誰よりも強く「約束の地」を夢見て憧れて、皆をそこへと引っ張って行きながら、自身はそこにたどり着けずに終わった運命の選手たち(ここで、プロジェクトX風に「男達」と言えば、もっとサマになるのかもしれませんが、なんかイヤなもので「選手たち」にしておく)がどれだけいたことだろう……と。
 10年、あるいは、その数倍の時間をかけてたどり着いた「約束の地」を前にして、そんなことを考えるのは、トシとった証拠ですかね(^^;;)。
 もしかしたら9年前、ドーハ組の選手に対して、木村和司世代や、水沼・金田世代のサッカーfanは同じようなことを思ったのかもしれないし、4年後か8年後のワールドカップのときにはまた、中田・小野世代のfanが似たようなことを思うのかもしれない。

 そんなことを考えると「時の流れ」っていうのは、残酷でせつないものではあるけれど、そうそう悪いばかりでもないんだろうなぁ……。


6/10 勝っちゃいましたねぇ……

 一応、ちょこちょこと観ておりましたが、途中で、心臓が苦しくなっちゃって、10分と集中していられないの(^^;;)。もう、ワタシの心臓はサッカーの……というより、代表試合のドキドキハラハラに耐えきれなくなっているみたいです(^^;;)。
 でも、ほんっとに、日本の選手達、強くなったね〜〜。前回に続いて、今回もジツに美しいゴールだったし……。稲本も、イングランドじゃほされてたらしいけど、これで、もっとイイ値をつけてくれるオファーが入るといいですね〜。
  なんだか、あまりにも美しくて、現実のこととは思えない。ふっと目が覚めたら、これは、まだ中学生のわたしがジャンプ読みながら寝ちゃった間に見ていた夢だった……なんてことになってるんじゃないか、なんてバカなこと考えてしまう(^^;;)。
 「代理店がチケット隠してたから売れ残った」なんて、前回の「空売り→チケット難民発生」以上にバカバカしいトラブルなんて、まるで現実のこととも思えないし……

 とはいえ、チケット問題以外にもイヤでも目に入ってくる「きれいごと」だけじゃすまないアレコレに、「やっぱり夢じゃないんだなぁ……」と、ほろ苦く実感したりもします。
 その中の一つが、「ワールドカップ」は「サッカーの祭典」であると共に、「ナショナリズムの祭典」であるということだったり。
 ワールドカップについての数々の言辞の中の一つに、「武器なき戦争」 というのがありましたが、その感覚が、ここへきてようやく実感できちゃったみたい…。これって、頭で想像していたよりも、遙かに困惑するものですね。
 わたしが真剣にサッカーを観ていた時代…日本が本大会に参加できるかどうかという頃…に唱えられていた「ニッポン」は、結局「サッカー(で勝つ)のためのナショナリズム」であって、(にわかも含めた)サッカーfan限定のものだったけれど、こうして、自国開催&決勝トーナメント進出の見込み濃厚って状態になって、 サッカーにそんなに興味のない人にも「ワールドカップ」が身近な物になってくると、「ナショナリズムのためのサッカー」って見方をする人も増えるんだなぁ……と。
 これって、「サッカー先進国」ではもしかしたら、既に当然のことで、こんなことで今更動揺しているわたしが甘っちょろいのかもしれないんですけどね(^^;;)。
 オリンピック以上の世界的な祭典。 政治・経済・外交……etc.の、国家の営みの陰陽あらゆる面と共に「ワールドカップ」は存在して、だからこそ、そこで行われるプレーのすばらしさが際だつ。
 「国家」ならびに「人間」の愚劣と崇高が共に存在する状況……って、なんとなく『オネアミスの翼』のロケット打ち上げのシーンが、無性に思い出される昨今です。


6/12 『ボトムズ』しなくっちゃ…

 サッカーとかワールドカップ関係で書きたいことがアレコレあったんですが、半分くらいが93年のアメリカ大会予選話という、イマドキの方から見れば、年寄り懐古話、だけどホントのオールドfanから見れば「Jリーグ初期のバブル時代のミーハーfan」と笑われそうなので、ちと思いとどまる。
#まぁ、ミーハーにはミーハーなりの感じ方やプライドっつーもんがあるんだけどね。

 それよりも、本日、なぜか今頃になって渋谷の某書店で『ボトムズ・バイブル』(樹想社のページの「出版案内」からたどれます)を見つけてしまったですよ。この店、地下鉄の駅構内にあるという地の利の良さで、学生時代からもう十年来のお馴染みになっておりますが、近頃、販売スペースは小さいながらも、ジワジワとオタク濃度が上がっている気がする……。先頃も『アーカイヴ』を平積み(3、4冊ですが)にしてたし〜(わたしはここで買った)。
  それはともかく『バイブル』。大半の記事は、わたしの守備範囲外だと聞いておりましたので、とりあえず、高橋良輔インタビューだけを急ぎ立ち読み。
 ………………ほんっと〜〜〜〜〜〜〜に、どーしよーもねーな、このオッサン。 (ぼそっ)
 女性fanの反応に「辛い思いをした」だぁ? この期に及んで、まだ自分の方が被害者面 するか!? なんで、多くの女性fanが、怒りをぶつけることすらせずに去っていったか、ほんっとに、理解できねーんだね。この御仁は。(まあ『ボトムズ』fanの中でも「理解できない」人の方が多数派だからしかたないんだけどさ)
 『アーカイヴ』を読んだときから思ってたけど、あの本のフィアナ評のハズしっぷりは、やっぱり制作側の意識と同レベルというわけね。だから、「制作者の意図に沿っている」という意味では「正解」ってことになるんだろうなぁ……あーヤダヤダ。
 ホント、こんな奴らにフィアナをいじり回されるくらいなら、『赫奕』を最期に永久に封印して欲しい!

 さあ、この怒りを、『ボトムズ』コンテンツの更新に!……ぶつけたいところですが、なかなかままならないんだな、これが(^^;;)。
 もともとは、「ハードでリアルな男の世界のボトムズに、女(ヒロイン)は不要!」と寝言抜かすエセ硬派なキリコ原理主義者(最近めっきり見かけなくなりましたが、絶滅しちゃったんでしょうかね?)への反発から始まったこのサイトですが、制作者や「アーカイヴ」のような、「一見フィアナを容認しているようで、そのジツ、不要論者よりもいっそうフィアナの存在をないがしろにしている意見(しかも、当人はそのことに気がついていない)」に対する反論って、もの凄く難しい……正直、ワタシごときのオツムでは手に余る〜〜。
 とりあえず、自分の手持ちのネタを、書ききるまでは、頑張ってみるつもりですけどね。
 でも、なにしろ、ナメクジの歩みだから、わたしが書ききるその前に、向こうが、またしてもろくでもねー「続編」作っちゃうかもしれないし……

 ……しかしこの言い分って、「田中芳樹に対して『あなたのミッターマイヤーは間違っている!』って手紙送りつけたイタイ読者」そのものだよな(^^;;;)。
  でも、「イタイやつ」の定義が「制作者の意図よりも、自分の解釈の方が正しいと思っているヤツ」だというならば、わたしとしては、こと『ボトムズ』に関しては、あの「制作者の意図」に従って「イタくない良心的なfan」でいるよりは、己の信じるところに従って「イタイやつ」と他人様から後ろ指指される方を選ぶぞ。


6/13 買っちまったよ…

 はい、立ち読みしてから、丸一日、結局その店にあった『ボトムズ・バイブル』買っちゃいました。
 2500円……いったい夕食何回分だ? 「オリーヴの木」でパスタ&スパークリングワインなら2回分、モスバーガーなら3〜4回分、サブウェイなら……(以下略)。
 ったく、元々買う気なんかなかったから、去年の発売当時、書店で見かけなくても探す気にもならなかった本だったのにさ。そもそも内容の大半はわたしの守備範囲外だったのに加えて、 発売ちょっと前に、某ボトムズ系掲示板に『バイブル』の制作スタッフ(アウトシャイダー氏ではないです)と名乗る書きこみがあって、その文章が、「プロ(商業誌を出す人間)」と「アマ(いちボトムズfan)」の立場を、そのときどきで自分に都合のよいようにコロコロ変えてるように見えて、メチャメチャ感じ悪かったんですよね〜。「こういう、自分の発言に対する責任感の欠如した文章を書くヤツは、卑怯者か、さもなくばタダのバカに違いない。いずれにせよ、こんなヘボライターが書く本なんぞ買う価値ナシ!」って思ってたですよ。
 それが、それが……くっそ〜〜、たかだか13ページのインタビューのためにっ!!! そのうち半分くらいは、イデオロギー臭プンプンで、読み飛ばしちゃってるのにっ!!

 確かにわたしの場合、こと『ボトムズ』に関しては、「腹が立つ」「叩いてやりたい」なんて負の感情ですら「買う動機」になってしまうのですが、たった数頁の記事に2500円出すか?>自分
 良くも悪くも、それだけの気力が残っている自分に、ちょっと驚いていたりもする梅雨の夜でございます……


6/14 発掘

 日付も変わって1時過ぎ、本放送終了当時のアニメックの発掘にようやく成功。これは何度も読み返してるから、すぐ取り出せるように手前の方に置いといたはずなのに、いつの間にか埋もれてるんだもんな〜(^^;;;)。
  アニメック'84年6月号の高橋カントクインタビューは、もう18年前の記事ですが、『バイブル』方のインタビューと合わせると、ちと下世話に面 白い(ゴシップ的にというか)モノが見えてくるですよ〜。これって、なんか、ちょっと推理小説みたいですね(^^;;)。


6/15 怖かったなぁ…

 残業を早めに切り上げて帰途についた金曜の夜8時半過ぎ、JR渋谷駅に着いたら、ハチ公前がスゴイことになっていました(^^;;;)。ちょこんと覗いた感じでは、暴れてる人はいませんでしたが、スタジアムの周辺でもなく、ビルのスクリーンで中継しているわけでもない街角で、青いユニフォームの集団が群れて、野太い声で歌い続けてる様子は、マジで怖かったよ〜〜〜。昼間の試合の結果 は、職場からちょこちょこネットの速報をチェックしてたので、一応知ってはいましたが、まさか試合終了後3時間経ったこの時間になっても大騒ぎになっているとは……。
  地上は歩けたもんじゃないから、そそくさと地下に降りたら、いつもは表に立て看板やメニューを出してるソバ屋やカフェテリアが、全部店内に引っ込めちゃって、入り口閉めきってるの。「暴動が起こったみたいやな…」とビビりつつ、デパ地下でそそくさと買い物を済ませ、地下鉄に乗って急行で一駅の最寄り駅についたら……なぜかここのホームにもユニフォームの集団(4、5人、うち宮本マスク3人+青カーリーのカツラが1人)がいて、手拍子で歌ってた(恐!)。
 わたしとて、Jリーグ創設前後からのサッカーfanですから、代表試合の熱狂はある程度経験しているつもりですし、前回フランス大会の予選(最終的には本大会に行けたけど、途中ではものすごく苦戦したんですよ>ご存じない or 忘れている方)で、敗北した日本代表のバスが、国立競技場出たところで暴徒化したサポーターに取り囲まれちゃったときのことも(現場で直接見たわけじゃないけど)覚えておりますが、「スタジアムやスポーツバー以外で騒いでる集団」なんて初めて見た……。今大会、ワタクシ的には「ドリームロス状態」でイマイチ巷の熱狂に同調できないせいもあるかもしれませんが、やっぱりコワイですよ〜〜〜!
 嵐の一夜(東京では深夜になって文字通りすごいドシャ降りと雷でした)が明けて、今朝の朝刊によれば、渋谷の騒ぎでは逮捕者も出てたそうな。……結局、海外からやってくるフーリガンよりも、自国の人間が一番タチが悪かったというオチになるんでしょうか?(^^;;;)
 なんだかなぁ……「国全体が不景気で、職がなくてエネルギー持てあました若いモンが、サッカーの国際試合の度に暴走する」って光景は、数年前には、「遠いよその国の話」だったんですけどねぇ……

 前々回のアメリカ大会の頃、某新聞で見かけた「サッカーの強さとその国の経済力は反比例するのかも?」という記事が最近妙に思い出されます。
 確かに、そのときの決勝の顔合わせはブラジル×イタリア(優勝はブラジル)という、いかにも(といったら失礼ながら)貧乏そうな国で、3位 のスェーデンも、高福祉政策の負担が祟って国庫は火の車だったとか……
 「だから、今回、日本が本大会出場を逃したのは残念だったけど、日本経済の為には良かったかもしれませんよ」というオチで締めくくられていましたが、それから8年経った現在の日本は、経済状況とサッカーの強さのどちらも、シャレにならない状態になってますな(^^;;)。大会直前に、日本の国債が格下げされたのも、今にして思うと「瑞兆」だったのか? それもなんだかなぁ……。

 てなこと書いてうちに、イングランド×デンマーク戦試合終了。なんだ、やっぱり強かったんじゃん。>イングランド
 タケ(武田)ってば、すっかり太っちゃって……アゴたるんじゃってるじゃな〜〜い(T_T)。ゴンと同学年なんだぞ、キミわ〜。早咲きだった割には、選手寿命は保ったほうだとは思うけどさ、引退の途端に太ることないでしょ〜〜。


6/18 最近トップページへのアクセスが増えている

 先月までは、1日あたり20〜25だったものが、6月に入ってから30前後(時には40を越えることも)の日が続いています。またどこかのCSで再放送でも始まったかな? でも、特に新規のお客様が増えたというわけでもない感じなんですよね……
 なんにせよ、こういうときこそ、マメに更新せにゃ。……とりあえず、書きかけの文章は3つほどある……んんだけど、完成しない……な状態です。この週末も、サッカー見て、3度目の「Contact」観に行って、アキバでて『赤毛のアン』と『アルプスの少女ハイジ』のDVD買って〜……で終わっちゃいましたし(^^;;)。

 で、週明けの月曜日。夕方近くまでは比較的平穏に過ぎ、ブラジル戦に間に合う時間には帰れるかな〜〜と思っていたのに、いきなりつまらないミスしちゃって、9時まで残業。おかげで先ほどまで、落ち込みMAXでした(-_-;;)。
 トラブル自体は、「今日のうちに送っておかなきゃならないFAX(数十枚) が、機械が拗ねちゃってるのか、どうしても送信できない。先方に伝えて打開策を図ろうにも、既に帰っちゃってるらしくて、電話しても誰もでない……」っていう、 まぁ、ありがちなハナシなんですけどね(^^;;)。3時間近くもFAX周りでキーキーやってたら、別 のシゴトで残業してる人からは「うるせーぞ!」ってにらまれた。……と、まぁ、アホみたいな失敗です(笑)。
  ただ、その相手が、かねてよりわたしと折り合いが悪い御仁だったのがちとモンダイ。そのときは、余計にアタマに血が上って、あわやケンカを売りかけた……のはどうにかこらえましたが(^^;;)、帰りがけにちょっと見かけたら、なんか、わたしの上役の人にネチネチ文句を言ってるみたいだった……。そのことが、申し訳なくってねぇ……。 結局は、「どうしても送信できなかったときどうするか」 って機転がきかずに、とにかく「言われたこと(FAXを送る)を果 たす」ことに固執しちゃって、パニック起こしたワタシが悪かったわけだし……。
 でも、ちょっとだけ言い訳をしちゃうと、「どうするか」をまったく思いつかなかったわけじゃないんですよ(^^;;)。ただ、「こういう風にしちゃっていいですか?」って誰かに尋ねるとか、或いは誰にも相談せずに強行しちゃって、後でそれがモンダイになったら「スミマセンでした」ってアタマ下げるだけの度胸がなかっただけ。

 で、カリカリしながら帰宅する道々に考えたのは……なんていうか……「責任」を背負っていない状況下では、人間って(少なくともわたしは)どんどんアタマが悪くなるなぁ……と。
 これが、自分に任されている仕事だったら、でなくても「ココのところだけは外さなければ大丈夫だから」 ってのがわかっているシゴトだったら、「定められた手順」をかっ飛ばす踏ん切りももっと早くにつけられて、いらぬ 残業せずに済むし、周りともいらん摩擦起こさずにすんだのに……。
 「言われたこと【だけ】はきちんとやろうとした」って言うのは、一見「責任感のある行動」のようだけど、そのジツは、自己の裁量 で行動しちゃって『よくない結果』を招いたときの覚悟が出来ていないから「逃げている」だけだったのかな……と。
 あ、でも、別にそのことを羞じてるわけではないんですよ(^^;;)。わたしのなけなしの「責任感」は、こうしてwebや同人誌という媒体で「発言すること」に対してだけでほとんど使い果 たしちゃっているもので、月々のお給料をくれる(代償としてわたしの人生の大半の時間を拘束し、エネルギーを搾取する)おシゴトに対しては、極力「責任」を回避して「省エネ」を計るようにしてること自体は、別 に悔いてないし。<おい!
 ただ、元はといえば「省エネ」のための「責任回避」なのに、そのせいで消耗しちゃったら本末転倒じゃん、バカじゃねーの?>自分 ……ってな風に反省したわけです。

 とりあえず……明日、また、頑張ろう。
 え? 日本代表?  うん、勝てるといいね。それ以上に、選手一人一人が「この先」へと繋がるプレイができるといいね。
  ……なんか、もう、みんな若いのに、あんなにシッカリしててアタマも良くて、「自分のシゴト」がキッチリできるんだもん。そんな子達を、ワタシなんぞがオーウェン…もとい、オーエンするのはあまりにも不遜な気がいたします(^^;;)。だからきっと、例によって、ネット速報と夜のニュースでひっそりとチェックするだけになることでしょう。
 それよりも、勝っても負けても、また渋谷はとんでもないことになるんだろうか……と、そっちの方が気がかり(^^;;)。


6/23 『ボトムズ』の話に戻ろう。

 昨夜から徹夜で(^^;;)ワールドカップ関連のハナシを書いていたんだけど、結局ボツ。

 とりあえず、これだけ書いておこう。
 6/16 D組予選リーグでの最終戦での、あのゴールだけは「美しい!」と感じた。
 真正面のディフェンダーにコースをふさがれながら、打ちかけたシュートを咄嗟にトラップ(あるいは自分自身へのショートパス?)に変え、1ステップで相手をかわしてフリーになったところで、先ほどとは反対側の足でシュート……その、一連の流れるような柔らかな動き。
 確かに、引き分けてくれれば、相手国もトーナメントに上がれるのに……という恨めしさもあった。試合自体も、全体としては荒れまくっていた。「疑惑の判定」もあったかもしれない。そんな状態で、人数的に相手より圧倒的に優位 に立った中でのゴールに、まして「美技」などに、価値などないのかもしれない。
 それでも、あの一対一の個人技から生まれたゴールは美しかった。

 この先、韓国の試合にどんな評価がくだされても、 あのシーンだけは、覚えておきたい。

※ ※ ※

 で、ハナシは『ボトムズ』に戻る。なんだかんだでご無沙汰している間に、『ボトムズ』関連でも、ちょっとビックリすることがありました。……といっても、超個人的なハナシですが。

 樹想社のサイト内からリンク貼られてました(笑)。

 と言っても、ちゃんとしたリンクページとかではなくって、アクセスログリポートのページです。このページで先方に貼ったリンクから飛んだ方の形跡(わたし自身もアップした後テスト用に飛んでるから、ほかに1、2アクセスってところかな)が引っかかった模様。
 しかし、こういうページって、普通、関係者だけが見られるようになっているものだと思っていたんだけど、ウチのプロバイダのアクセスログページからは、簡単に飛べてしまったぞ(^^;;)。いいんでしょうか?
 ひょっとして、このページ公開しているんだろうか……と思って、一応サイトマップをチェックしてみましたが、載っていない。……ってことは、あのページからここへいらした方は、やはり関係者さんということになるのかなぁ……。
 あちらの関係者さんについては、上でちょっとイロイロ言っているので、ちょっとドキドキしてます。とはいえ、初めから「たとえご本人に見られたとしてもかまわない」というか、もし抗議その他がきたときの覚悟は決めているので、「文句があるなら、さあ、どうぞ」という気分ではあるのですが……

 あ、念のために言っておくと、「自分が絶対正しい」なんて言ってるわけじゃないですよ。「もし、自分が間違っていたら、その報いはすべて引き受けてみせる」って思ってるだけ。
 ……って、ここ1週間ばかりの不気味なまでのアクセス数の増加は、もしかして「こんなにイタイヤツがいるぞ〜。みんなで監視して笑ってやれ」という、何らかの呼びかけがあったりするせいなのでしょうか(^^;;)。それはそれでコワイのですが……まぁ、今のところ、何も実害はないので、気にせずにおこう。


6/24 うわ〜、また2時!

 新コーナーOPENしました〜。今度はちゃんと、『ボトムズ』とか「フィアナ」の話とかしています!

 あうう、またまた「神林日記の」更新ができなかった……「つづく」にしたまま、既に10日間も放置しちゃってるし〜〜。でも、夏コミの原稿始めないといけないし〜〜。来週もオシゴト忙しいし〜〜。

 と、とりあえず風呂入って寝よう(^^;;)。


6/30 生きてゆくってしんどいなぁ……

 なんてこったい。夏祭りの準備、何一つできていないのに、6月が終わってしまう。
 ホントは、今月半ばから始めるつもりだったのに、よせばいいのにW杯関連の話題に首突っ込んじゃって、丸々2週間潰れちゃった……ばか(T_T)。 たぶん、イヤなことをいっぱい目にしそうだから、と思って、日本戦の最中は、極力「ノイズ」になりそうな情報を遮断していたのに、実は「その後」の方がタイヘンなことになるとは……わたしって、つくづく甘いわ。

 ……といったことはさておき、夏祭りの話。 さすがに5月に続いて新作を出す気力はないので、今回予定しているのは、再版本です。
 最初に出したオフセット誌がついに残1部になっちゃったので、このままだと、夏コミに出す『ボトムズ』本が、新婚さん本だけになってしまう(^^;;)。(あ、トーク本も一応あるけど、あれ、全然捌けないからなぁ…)
 というわけで、昨夏出したコピー誌と合わせて1冊にして再版予定……って、ここをご覧くださっている方で拙作を読んでみたいと思ってくださる方は、既に旧版を持ってくださっているわけですから、ほとんど意味がないですね(^^;;)。
 ただ、あの本だけは、わたしにとっては「名刺代わり」というか、こうして『ボトムズ』サイトを構えて、コミケに参加申請する限りは、興味を持ってくださった方にいつでもお渡しできるようにしておきたいのですよ。コミケに参加するようになってこの夏でちょうど丸4年ですが、未だにあの本が一番、「これが、わたしの目に映る『ボトムズ』です」ってものが凝縮している気がするし……。だから、たとえ印刷代が回収できなくて泣こうと、在庫の山の置き場所にアタマ抱えようと、出したい。
 今回は、前回友人に描いてもらったイラストは使わずに、表紙は文字のみ一色刷りにして(表紙の紙だけはゼータクするつもりだけど)、印刷屋さんも別 のところにお願いする予定だから、初版よりもだいぶ単価は下げられると思うし……
 そだ、当日の会場搬入じゃなくって、事前にウチの方に届けてもらえるかどうかも相談しなくちゃ。
 イベント当日、スペースの机の下に新刊の梱包がある図……っていうのは、スゴク嬉しいんだけど、帰りの宅配代がかさむのよね(^^;;)。どうせちょこっとしか捌けないんだから、ウチから必要そうな分だけ宅配で送った方が安上がりなのよね……って、げっ! コミケの宅配搬入締切って8/3? うわぁ、これ、かなりヤバイかも……

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