2002年8月分(8/2〜8/31)

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8/2 あと一週間!?

 来週の今日は、もう、夏コミなんですね……ウソみたい(^^;;)。
 とりあえず、新刊(っつーか再刊本だけど)はあるけれど……『雪風』でペーパーは無理かなぁ……ネタはあるけど、短くまとめる自信がナイ(^^;;)。といって、コピー誌を出せるほどの気力もナイ。
 ここでペーパーを諦めて、久々にお人形の方に凝るという選択肢も考え中。今公開中のあの映画のドールはまだ出てないのかな? 主人公とヒロインのお人形が出てたら、追い剥ぎして(おい!)ウチのおふたりさんに着せちゃうのに……

 とりあえず、宅配便は明日の朝イチで出さないと間に合わないので、今日は早寝しなくては〜……っつーか、実はまだ荷造りが終わってなかったりして(爆)。5月のコピー誌の改版分が見つからない〜〜! どこにしまったんだろう……


8/3 風邪ひいた…

 カイシャが夏休みに入ったとたん、いきなり風邪をひいてしまいました。
 なんか、夕方から喉がイガイガするなーと思ってたら、夜になってから、ハナが……。今のところは熱はないけれど、どうしよう……こういうときって、クーラー入れた方がいいのかな、切った方がいいのかな? ……たぶん、一番いいのは、部屋の掃除をすることなんでしょうが(^^;;)。
 夏コミの荷物はどうにか送ったし、ペーパーの方は9割方諦めたので(もし期待している方がいらしたらゴメンナサイ)、気が緩んだのをカミサマに見透かされたような気がして、ちょっとやましいです。
 夏コミ準備の方も、完璧に終わったわけじゃなくって、結局見つからなかった5月のコピー誌の増刷とか、カタログの入手とか、お人形のコスチュームのプランとか……で、実はまだまだ残っているのですが……困ったなぁ。

 …といいつつ、今日は「完全休養日」と称して読書にふけってしまったり。
  いやあ、図書館で借りた小説が一気に2冊も読めてしまって我ながらびっくり。モノが村山由佳だったとはいえ、近頃はライトノベルでさえ、読了するのに1週間かかってたのに……。もしかして、今って「本を読みたい気分」が盛り上がっているんだろうか? だったら、せっかくだから、久々に「読書・ビデオ鑑賞」にふける夏休みってヤツを過ごして見るのもいいかなぁ……なんて。


8/5 ショック…!

 社会思想社が倒産していたことを、今日初めて知った……。
 どうしよう、『修道士カドフェル』のシリーズ、まだ全巻集めていないのにっ!! 全20巻+外伝1巻のうち、本伝の15巻まで集めて読了したところで止まっていたですよ〜〜。もう、Amazonじゃ扱ってないし、bk1にも、わたしが未読のものでは最終巻しかないみたいだし〜〜。ああ、積ん読でもいいから、先に買っておけばよかった〜〜〜(T_T)。

 …と、嘆きつつ、念のために検索かけてみたら……会社のサイトは生きている! 更に、在庫があれば、直接売ってもらえるみたい。この際だから、『カドフェル』だけじゃなくって、テオフィル・ゴーチェとか、現代教養文庫の気になってた本は押さえておいた方がいいよなぁ……それよりも、復刊の見込みが薄そうな教養文庫以外の単行本を優先した方がいいだろうか……等々、現在悩み中。
  この「現代教養文庫」のシリーズは、『カドフェル』シリーズをはじめ、学生の頃から気になる品揃えだったのですが、いかんせん、当時のワタシにはここの文庫は高かった(^^;;)。でも、最近の他社(特にハヤカワ文庫とか)の値上がりぶりからすると、今となってはこの価格帯も「フツーじゃん」と思えてくるのが悲しい……
#けっしてこちらの収入が上がっているわけではない(むしろ数年前より下がってる)のに!
 ホント、「本」って、手にはいるときに買っておかないとあっという間に「版元在庫切れ」もしくは「絶版」になってしまうものだとは近年身に染みていたつもりだったけれど、「(お気に入りの本の)出版社ごと消滅」というケースに出くわしたのは今回が初めてなので、ショックでグラグラです……


8/7 どうしよう…

 日がようやく傾いてきた5時過ぎ、持ち込み搬入用の5月のコピー誌の増刷のため、版下を出力しようとファイルを開く(前回使用した版下は、コピー共々行方不明のままでした(T_T))。
 間違えて旧版を開いていないか、誤字脱字はないか……等のチェックをしているうちに、つい、「あ、ここ、直せそう…」と、悪い虫が目を覚ましてしまって、つい手を入れてしまいました(^^;;)。
 5月に通販でお求めくださったからのご感想で、「ここの部分がよくわからなかったんだけど…」とのご指摘を受けた箇所があったのです。書き手としては、「ちょっとわからないくらいの方がいい」というつもりで書いたところではあるのですが、それでも、「わかるわからないは別として、イマイチ流れが不自然っつーか、ぎこちないよなぁ…」とは思っていたところなので、結構図星さされた気がしたりして……。
 それでも、ファイル開くまでは、そのままの形で夏コミにも出してしまうつもりだったのですが、なんでこうなるかなぁ……。

 「過去の自作に手を入れたくなる」っていうのは、作り手の「成長」もしくは「変化」の現れで、一応「喜ばしいこと」なのかもしれませんが、わたしの場合、大昔(というか、同人活動初期)の話には、あんまりそういう気持ちにはなれなくて、未練がましくウジウジいじってしまうのは、昨年の夏コミとか、今年の5月とか、新しめの作品に対してばかりなんですよね。これってどういう事なんだろう……(^^;;)。

 ともあれ、なんだかんだしているウチに、すっかり遅くなってしまって、またまたコピーには行きそびれ。これは、明日一日で、コピーセンターに行って、オモチャ屋巡りしてフィアナさんの衣装見繕って、更に、夏コミのカタログも入手しなくちゃイケナイって事!?
 ……身から出た錆とはいえ、日・月・火とグータラしてたツケが一気に回ってきて、ちょっと青ざめております(^^;;)。


8/10 夏コミ御礼

 8/9夏コミ初日、当スペースまでお越しくださった方々、ありがとうございました。

 結局、前夜はなんだかんだで床についたのは3時近く、その後も寝つくまで1時間近くかかってしまって、「早めに出掛けてカタログチェックしよう」と、6時に目覚ましかけたのに、起きられたのはその40分後〜〜〜と、いつに変わらぬハードスケジュールでした。

 で、当日も、2年前と同じく、お盆休み直前の金曜日ということもあってか、人手は少な目。当然、売り上げはイマイチ……(^^;;)。その分、スペースに座っていても比較的涼しく(出入り口近くで風通しのいい場所だったせいもあるかな)、ノンビリまったりしたイベントでした。新刊を会場搬入にしてしまったもので、撤収作業にえらく手間取ってしまったのが失敗でしたが、終了後には、お隣のスペースの方と、楽しく夕飯ご一緒できましたし〜。

 とはいえ、前日の睡眠不足も手伝ってか、終わってみればかなり体力消耗していた模様です。
 2日目の今日は、創作JUNEに知り合いが出てるし、観劇系で欲しい本もあったのですが、どうにも身体が辛くて、出掛けるのを断念。そのまま『利家とまつ』の始まる時間までうつうつと眠って過ごす。
 ようやく起きたところで、「せっかくだから更新作業でも……」なんて思ったのですが、Macちゃんを立ち上げ、日頃の巡回コースを回っているうちに、それもおっくうになってしまって、再びスイミン。 午後8時を回ったところでようやく起き出し、近所の本屋まで買い物に出たついでに、駅前のパスタ屋でちょっとお酒ひっかけたら、これが回る回る(^^;;;)。わたしの場合、酔いは心臓を直撃するのですが、立ち上がれなくなっちゃって、ぜーはーしているうちに、閉店時間になっちゃって、ふらつく足を踏みしめつつ会計して(レジ前でも心臓が苦しくなって座り込んでしまった)、店の外に置いてあるベンチに座り込んで心臓が平静になるのを待ってから、よろよろと帰路につく。
 幸いにして、風に当たりながらテレテレと自転車走らせている間に気分も良くなってきて、無事に帰宅できましたが……。一時は、「近所に買い物がえりの夕食にシードル1本飲んだだけで、急性アルコール中毒で救急車のお世話に」なんてメチャメチャ外聞が悪いハメになるんじゃないかと思って、別の意味で心臓が痛かったです(^^;;)。

 さて、夏コミはあと1日残っていますが、どうしようかなぁ……行きたいのは、SF系の神林サークルと、企業ブースのお人形関係だけなんだけど……昼前くらいに行って、さっと帰ってこれるかなぁ……。


8/11 夏コミ追記

 ひとつ、大事な…ってわけでもないけど、ちょっと面白いことがあったのを書き忘れてた(^^;;)。

 夏コミ当日、カメラを担いだ取材が入ってまして、まぁ、それ自体は珍しくないのですが、なぜかよりにもよって『ボトムズ』スペースを回っているのがちょっとナゾ(^^;;)。
 製本作業中の某サークルさんにカメラ向けたり、「コミケの雰囲気を伝えたいので、撮ってよろしいでしょうか〜」と、うちのサークルのディスプレイを撮ろうとしたり……あ、いえ、すごく丁寧で礼儀正しい方だったのですが、モンダイは、そのときフィアナさんとキリコちゃんの着ていた衣装が、思いっきり「版権モノ」だったってこと(^^;;)。只今公開中の映画の主人公(後に悪の親玉 になる)とそのマスターのコスプレ……っつーか、市販の12インチフィギュアから追い剥ぎして着せたものだったんですね〜(^^;;)。
 「こ、これ版権モノなんですけど、大丈夫でしょうか!?」と、思わず逃げ腰なワタシに、「あ、それはもう、関係各所の許可を取りますから…」とは言ってくださったものの、でも、タカラやサンライズならまだしも、相手は世界のルー●スだからなぁ……。 「じゃ、人形はあまり映さないようにしますから…」と言ってくださったものの、「あ、でも、ウチの本は文字ばっかりですから、撮ってもつまらないですよ〜」と、更に弱気なワタシ(^^;;)。
 とはいえ、結局ハッキリと断ることもできず、さりとて、にこやかに応対することもできず……と、非常に中途半端な対応で撮られてしまいました……ああ、ヘタレ。

 ちなみに、その取材クルーさん達が、なぜよりにもよって、こんな弱小ジャンルを回っていたのかのナゾは、午後になって解けました。
 お隣のサークルさんにインタビュー後に渡した名刺を見せてもらったら、「ブローバ」「NTT-BB」という文字が……。確か、ここの会社、『ボトムズ』の全話を有料で配信する…ってニュースが流れていたような……。もっとも、ネタ元は某巨大掲示板ですし、そこでリンクされていたインプレスの方では該当のニュースは見つけられなかったんですが。でもって、ブローバのサイトの案内にも載っていなかったので、ガセかも知れませんが(^^;;)、でも、わざわざ『ボトムズ』スペースの取材に来てたってことは、やっぱりホントにやるのかな。


8/13 や、休み明け初っぱなから残業なんて……(T_T)

 世間様よりは一足早い夏休みが明けて、本日からまたカイシャ。今日は朝イチにおっきなオシゴトが入っていたので、普段より1時間以上早く出社……いえ、いいんですよ。それはもう、休み前からわかっていたことだから。前夜は、冬コミ申し込みのサークルカット作成で煮詰まっちゃって、3時間弱しか眠ってないけどいいの。早く出た分、午後早々には片づくから、今日は早めに上がってお買い物して帰るから〜。
 ……なーんて、思ってたら甘かった(T_T)。午後も半ばを過ぎて、そろそろ退社時間へのカウントダウンをはじめた頃、「ちょっとお願いしていいかな〜?」と、お声がかかって、そのまま残業〜〜〜〜(涙)。でもって、明日も今日並に早めに出社しなきゃいけないことが確定(大泣)。
 せめてもの慰めは、冬コミの申込書を既に投函済みだったこと。昨夜のウチに無理してでもサークルカット仕上げておいて……でもって、シゴトが一段落した午後2時くらいに、カイシャこっそり抜け出して申込書投函しといてよかったなぁ。「締切は水曜の消印までだから〜」と、先延ばしにしていたら、今頃泣きを見るところでした。
 もっとも、その分、更新の為に夜更かししてるんじゃ同じ事かもしれませんが……(^^;;;)。

 というわけで、早速夏の新刊をお問い合わせくださった方すみません、明日……か、明後日にはお返事のメールを差し上げられると思いますので、今しばらくお待ちくださいませ〜〜……って、ここをご覧くださっているかな? お盆で何かとお忙しい頃だし……。


8/14 寝る前に、これだけは言いたい!

舘ひろしと島谷ひとみじゃ、親子だよ〜〜!!

 あれじゃ、鮫島がエンコーしてるみたいじゃないのさっ!!!
 別にワタシャ原作fanというわけではなく、むしろNHKのあのシリーズや、昔、真田広之主演で作られた映画の方が原作よりも好きかもしれない……という程度のヌルイ「鮫好き」ですが、今回の晶のキャスティングにはかなり異議があるぞ〜〜。「若すぎる」のもモンダイだけど、それ以上に、全然「ロックシンガー」って感じのトンガったところがないんだもん(プンプン)!
 舘=鮫島の最初の作品、『無間人形』の時の(もう、7年も前ですか)の久松史奈も童顔で、第一印象は「え!?」だったけど、観ているうちにそれなりに馴染んできたのとは、その辺の差が大きいのかも。 一番の理由は、舘さんが今よりは(^^;;)若かったから……だとは思いますが(爆)。主役が順当に老けているのに、更に若い娘連れてきてどーしようっていうのよ……ぶちぶち……


8/18 よく寝た……

 台風の接近による低気圧の影響かどうかは不明ですが、この週末はとにかく眠り倒しておりました。寝過ぎで背中や腰が痛くて、起きているとツライからまた横になって、横になっていると、眠くなって……の繰り返し。この土日は、二日間合わせても12時間とは起きていなかったんじゃなかろうか……(^^;;)。

 というわけで、まだボーッとした頭で、過去日記を読み返すと……ああ、NHKの『新宿鮫』見てたんでしたっけ。月〜木まで四夜連続だったやつ。
 わたしにゃ「ミステリ」「ハードボイルド」属性が低いせいか、原作には今ひとつはまれなかったのですが、数年おきに作られるNHKのこのドラマは、毎回何故かちゃんと観ています。なんかね、映像のカンジが好きなんだな。セリフの中のギョーカイ用語(^^;;)に、その都度字幕を出してくるところとかも。真田広之主演の映画版に比べると「新宿」の描写 はあまりないし、スモークとライトだけで「いったいこいつらどこでしゃべってんねん?」みたいな場面 が多かったりで、「別に『新宿』鮫でなくってもいいんでない?」という気分にはなりますが……(^^;;)。
 ちなみに、一番好きだったのは、シリーズ三作目(原作の順番では二作目)の『毒猿』。原作中わたしが唯一読了できた話だったりします。このシリーズは、主人公の「組織の中の孤独な一匹狼」という基本設定のせいか、どうも「敵」の顔がわかりづらいのですが、これは珍しく「キャラの立った敵役」が出てくる話だったからかな。
 ドラマでは、その「敵役」──元台湾特殊部隊出身の殺し屋「毒猿」役──に永澤俊矢さんが当てられていたというのも、ポイント高かった。わたしゃ、この方のTVデビュー作『エトロフ遙かなり』(ここで紹介されてる粗筋だとつまらなそうだけど、すっごく良かったんですよ〜〜! これで永澤fanになった人多し!)の頃からの秘かなfanですが、その濃すぎる顔立ち、立派すぎる体格……等々のせいか、チャイナ系マフィア役(『不夜城』とか『あぶない刑事フォーエバー』とか)が多くって…(^^;;)。そういや、稲垣ゴロちゃん版の『陰陽師』の一話にもゲストで出てましたが、あれも天竺からはるばる来た「ガイジン」の役だったような……

 で、話は変わって……というか、前回ぶーたれてた話題に戻って、ヒロイン(?)の晶のこと。わたしの知る限りで彼女の役は、

田中美奈子(映画)→久松史奈(無間人形→川村かおり(屍蘭・毒猿)→島谷ひとみ(氷舞)

 ……と変遷しているのですが、わりとスレンダーでボーイッシュなタイプの女優さんが多いですね。田中美奈子もばっさりショートカットにしてたし(バブル期の前髪トサカのイケイケロングよりも可愛かった)。ただ、原作を読むと「ロケットおっぱい」という記述があったり、皮のミニスカートはいてたり(いつもではなく「珍しく」らしいけど)……と、結構「女の色気」振りまいているように書かれていて、ドラマの方から原作に入ったわたしは、ちと驚きましたです。
 まぁ、男の書く作品だから……と言えばそれまでなんですが(^^;;)、そのあたりにも、わたしが原作より映画版やドラマ版の方が好きな理由があるのかも。
 #だから、島谷ひとみはね〜……(以下、グチにつき省略)


8/26 ああ、時間切れ(T_T)

 この週末は久々に「ボトムズ覚え書き」を更新するつもりだったのに、結局まとまらないまま、月曜の午前2時を回ってしまいました(T_T)。もう寝ないとダメだわ〜〜。
 なんかもう、『ボトムズ』に関しては、自分の中である程度答えが出てしまっているのが災いして、いざ書こうとすると、その試行錯誤の過程を全部ぶちまけたくなっちゃって、どうにもまとまりません(^^;;)。 今回のネタも、大昔(もう2年以上前だ)当時はまだ存在したうちの掲示板で展開したネタの再出なんですが……他の人との会話の流れの中で語り倒せたあのときと違って、一から自分で段階踏んで話すのが、こんなに大変なことだったとわ……(ため息)。

 っつーか、筆が進まない一番の理由は、ちょっと気を抜くと文章に吹き出してくる無念・怨念を抑えるのに疲れ切ってしまうから……なのかもしれませんが(^^;;)。いやぁ、もう、品性を捨てる覚悟さえつけば、いくらでも罵詈雑言が出てきますから……(^^;;)。つい筆が滑りそうになったときは、某巨大掲示板なぞを覗いて「ああ、人間こうなっちゃイカンぜよ」と自戒しております。
 #んで、そこで、ついつい読みふけっちゃってまた時間がなくなるんだよな(爆)。


8/30 涙はもう涸れている

 ちょっとしたワケ有りで、ひさ〜〜〜〜〜〜しぶりに、『赫奕』のサントラ聴いてます。それも、LDボックス(コンプリートコレクションIV)の特典についてきた「未収録BGM集」の方。
 久々に聴くOP「風が知っている」に、もうとっくに忘れた筈の血が騒ぐ。なんだかんだ言って、わたしは世の『ボトムズ』fanの中で、最も赫奕を【認めている】人間の一人なんだろうなぁ……。今年のGWのSCCの後、一緒に食事した『ボトムズ』サークルの方々ともそんな話が出たっけ。わたしを含めて、その場にいた3人は全員『赫奕』を契機に『ボトムズ』同人誌を作り始めたクチでして……。

 今、7曲目の「眠り」をエンドレスで聴いている。そう、『赫奕』最終話のあのシーンで流れたピアノ曲。聞く前はちょっと「泣き出しちゃうかも…」って思ったけど、涙は全然出てくる気配なし。3年半前、初めて聴いたときはどうだったかな……当時はまだこのサイトも開いていなかったけど、某掲示板の過去ログに感想とか書きこんでいるかも知れないから、調べればなんか出てくるかもしれませんが……。
 涙は出てこないけど、胸の奥の奥の一番深いところから、フツフツと湧き上がってくる感情はある。もう何年も前に、涙も血も涸れ果てたみたいだけれど、まだ最後に残っているものがあるんだな……と、どこか他人事のように、その感情を眺めている。

 ……絶対、許さない。

 「怒り」とか、「悔しさ」とか、あるいは「憎しみ」とか、それぞれに色合いのことなる昏い昏い感情を、一つの意志へと向けてグツグツと煮詰めていく。もっともっと冷静に、賢く、クールに、言葉の刃を研ぎ澄ますために。
 こんなに綺麗なピアノの音を聞きながら、そんな物騒なことを考えている自分がイヤに……ならない、どころか、「結構イイ感じじゃん」なんて思ってることに、苦い笑いがこみ上げてくる。
  「完璧な理性と狂気は紙一重」っていうのは、もしかしてこういう状態のことを指すんだろうか? 


8/31 夢なら覚めて!(T_T)

 角川スニーカー文庫 10月の新刊予定(10/1発売予定)

 『装甲騎兵ボトムズ I .ウド編』 高橋良輔著 
  イラスト:塩山紀生/大河原邦男

 FANTASY Bookmarkさんというサイトの「角川スニーカー文庫の新刊予定」の項より。
 角川のサイトの方には載っていないので、こちらの情報源は「ザ・スニーカー」の方でしょうか? とりあえず、明日(っつーか、もう今日だよ)起きたら本屋に走らねば……

 あうう……よりによって、なこと書いたその日にそんな情報が出るなんて……。なんというか、今の気分は、ゾンビ映画で、墓場の土がボコボコと盛り上がって来るのを恐怖に凍りついて見つめている犠牲者(予定)とでも申しましょうか……

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