10/5 ちまちまと…
ここ1年近くの(おい!)懸案だった、諸々の整理にようやく手を付けた週末でした。
とりあえずの進行状況は、
サイト内 >> パソコンデスク回り >>>>>>>>>>> 寝室(^^;;)。
デスク回りの方は、いつの間にか貯まっていた雑誌やチラシ、ダイレクトメールや電話料金通
知等を処分するだけでかなりスッキリするのですが、寝室の本の山は、処分するかどうかを決断するのが大変で……(^^;;)。結局、もう着ない夏物を洗濯して、秋物を2、3枚出して、ついでに虫食いの服を1枚処分しただけのプチ衣替えだけで終わってしまった。
一方、サイト内の方は、各話解説の新しいレイアウトと色使いがようやく決まり、ソースの書き直しも一通
り終了。なにせ4年前、生まれて初めてHTMLファイルを作ったときのシロモノなんで、色使いがケバイわ、タグの使い方も間違いだらけだわ、ソースを覗けばすべて大文字で記述されていて鬱陶しいわ……で、自分で作ったファイルながら、「見るのもイヤ」状態だったもので……(^^;;)。
とりあえず、見栄えの方は、「更新やメンテする気力が消失しないで済む程度」には整ったけれど、モンダイは中身ですな(^^;;)。もう、4年も前の文章だから、今とは感覚が変わっちゃっているところとか、明らかな事実誤認もあるし……追記をするか、丸々書き直すかがモンダイです。
で、モンダイと言えば、「ヂヂリウム」or「ジジリウム」の表記。一時期、「ジジリウム」の方が正規表記だって聞いて、そっちに合わせたんだけど、その後、それを決定的に裏付けるようなものが出たわけでもないしね。っつーわけで、古株fanの間では一番通
りの良い「ヂヂリウム」に戻そうかと考え中。
いずれにせよ、スニーカー文庫版のヘンテコな表記だけは、絶対採用する気はありませんがね。書き手に対するくだらない意地があるからかもしれないけど、あの字面
自体、どうにも気持ち悪いっていうか、生理的に受け付けない(-_-;;;)。
……と、ますます、「オフィシャルを認めないイタイfan」の道を突っ走っていく予感がヒシヒシとしている今日このごろです。
10/8 芸術の秋
予告されていたシゴトが流れて、今月いっぱいは、少し余裕ができることが決定。
その分、12月はとんでもないことになるらしいけど(冬コミどうするべぇ。まぁ、落選してればモンダイはないんだけど)、とりあえず、今のうちにサイトの改修&更新を……と思っていても、時間に余裕ができると、ついつい芝居に行ってしまう(^^;;)。先月のザウルスと、『レミゼ』出費(チケット代+サントラや参考書籍代がスゴイことに……)がイタイので今月はつましくするつもりだったのに〜〜
というわけで、シゴトが定時で終わった水曜日、フィリップ・リドリー作、白井晃演出『宇宙でいちばん速い時計』を当日券で観てまいりました。
感想は……う〜ん(^^;;)。「難解」というのではないんだけれど、何をどう言ったものか……。なんつーか、往年の血みどろやおいとかJUNEをホーフツとさせられた……と言ったら語弊があるだろうか(^^;;)。
主人公(だと思う)の「歳をとりたくない、永遠の19歳でいたい」願望とか、自分の美しさを鼻にかけて、とことん傲慢なところとか、自分に尽くす中年男にさんざん冷たくしておきながら、内心では思いっきり依存しているっぽいところとか……後半の一気に爆発する暴力とか。主人公以外のキャラクターも、ほんとにイタイタしい困ったちゃんな人たちばっかり(それは、おそらく作者自身の内面でもあると思われますが)。そんな美青年・美少年・美少女+さえない中年が、ミステリアスでロマンチックな雰囲気充分の古びた密室(元・毛皮工場の2階という設定)で、容赦なくぶつかりあって、お互いのはらわたぶちまけあっているような雰囲気が、80年代半ば頃やたらと流行った殺伐系やおいと通じるものがあるなあ……と。
とりあえず、舞台装置はすごくステキだった。……いや、苦し紛れで言ってるのではなく(^^;;)、マジで30%位
は、セット目当てでしたから。ちょっと前に、同じくリドリー脚本&白井演出の『ピッチフォーク・ディズニー』の舞台写真をたまたまWeb上で見つけたのですが、「え? これホントに、あのシアタートラムなの?」って驚くようなセットだったんですよ。今回の舞台装置も、同じ方(松井るみ)だそうなので、これは是非見てみたいなぁ……と。
シアタートラムというのは、ライブハウスのように小さな小屋なのですが、天井がすごく高いので、めいっぱい使うと、すごく面白い効果がでるのです。そういえば、今年の3月に観た『アメリカ』では、一番上の方まで鉄骨組んで「ビルの最上階」にしていたけれど、あれ、上がる役者さんは怖かったんじゃないかなぁ……。
今回の舞台は、役者さんたちは舞台の板から離れることはなく、上の空間は「椅子と毛皮」が吊されているだけだったのですが、「ひび割れた大きな卵」のような壁とか、階段を上っていった先の天窓から入ってくる光(本当に、「薄暗い部屋に差しこむ昼間の光」の色をしていた)とか、最後の「床に拡がった血の塊」とか、あちこちでドキッとさせられました。
終演後、劇場の出口で演出家を発見(笑)。テレビで見た時の印象よりも背が高くてほっそりした感じでした。
10/10 冷えてきました……
消化し損ねてる代休がまだ半日残っているので、シゴトが暇な今のうちに、金曜は午前休を取ることに。
どうせなら午後休にして半日早く連休に入るとか、いっそ有休と併せて一日休んで4連休……というプランも考えたのですが、さすがにそこまではヒマではないようで(^^;;)。
せっかくだから、出勤前に映画でも観るか……と、とりあえず『陰陽師II』の時間帯をチェックしたら、通勤途中の映画館では、最初の回が11:30だった……午後の出勤時間に間に合わないよ(-_-;;)。
他の映画にするか……とも思ったけど、今週は土日に観劇予定が入っているから、大人しく睡眠時間に宛てようか……と思う。
10/18 わがあぁ〜〜〜〜いは〜 お〜わ〜り〜ぬ
ぅ〜♪
よぉ〜るのぉ しぃらぁべぇと〜と〜もぉに〜〜♪
12日夜の市村正親リサイタル以来、頭から市村ファントムが離れません。帰宅後も、市村版CDをエンドレスで流し続け。ああ、山口さん(この時はラウル役)って、若い頃から山口さんだったのね……じゃなくって(^^;;)。やっぱり、ファントムはある程度歳のいった人がやる方が深みがでるのでしょうか。十数年前録音のCDの中の市村さんより、(ライブの魔力を引いてもなお)今の市村さんの声の方がずっとずっと良かったよ〜〜〜。
♪でででででででで・・・て〜〜〜〜てれれれれ〜〜〜♪……のイントロも、久々に聴くと、あまりのかっこよさに鳥肌。ここしばらくロイド・ウェバーものから遠ざかっていたのですが、やっぱりこの曲は凄いわ。
四季もなぁ、「福岡で客が入らない。『オペラ座』を持ってもやっぱりダメ」なんて会報で愚痴るくらいなら、いっそ東宝に上演権レンタルしちゃえばいいのに(宝塚に『ウエストサイド物語』貸したりしてるんだから、その気になって交渉すれば可能だと思うんだけど)。レンタル代かな〜りふっかけても今の東宝なら元が取れると思うぞ〜。市村ファントムだけじゃなく、山口・今井・芥川(今は別のお名前ですが)と歴代ファントムが揃ってるし、伝説の岡ラウルも復活してほしいなー。更に更に東宝ならではの村井国夫ファントムとか、井上“王子様”芳雄君のラウルという、天国的なキャスティングも組めるし!
#え? うっちー? うっちーは、後十年修行してから(それでも40代だし)ということで……(^^;;)
クリスティーヌは無難に堀内・井料の経験者起用するもよし、先の『レミゼ』のコゼット女優さん二人(どちらもお上手でしたし)を使うもよし。
帝劇は勿論、博多座だって満員になりそうな気が……って、それじゃ四季の立場ないか(^^;;;)。<ダメじゃん
10/22 あ゛
18日付けの更新、書きかけで放置してたの忘れてた(爆)。
途中まで書いた土曜午前三時半過ぎ、「残りは明日にしよう」と床についてそのまま夕方四時まで眠り倒し、目覚めた時には、まだ一応覚えていたはずなんだけど……。
この週末25日には、いよいよMac OS X v10.3 "Panther"発売……じゃなくってぇ(^^;;)。うちのサイト、開設4周年を迎えてしまいます。
この一年はスニーカー文庫のノベルズが出ただけ、その前の年より動きがあったと言ってもいいのかどうか……わたしとしては、けっして嬉しいものではなかったですけどね(苦笑)。まぁ、こうしてサイトを開き同人誌を作って「フィアナを語る」ことの、自分にとっての意味を、良くも悪くも再確認した一年だったように思います。
ただ、そうして確認した行く先は、どうにも救いようがないもののようで……
元々、わたしの「語り」の最大の原動力は、愛する者の「死」に納得出来なくて、なんとか取り戻したい、というあがきでした。それが、いつの間にか「愛した者の遺体を、自らの手で荼毘にふすか、他人の手でゾンビに仕立て上げられるのを黙って見過ごすか、の二者択一しかなくなっている」ことに気づいてしまった、というか……
わたしが言葉で描きたかったのは、生きたフィアナのプロフィールであって、死者のメモリアルではなかったはずなのに……たぶん、この先、オリジナルスタッフの作る「フィアナ」は、わたしにとっては、TVシリーズ&OVA(『赫奕』含む)での彼女の「抜け殻」「ゾンビ」でしかないということがわかってしまったから……。
ホント、どうすればいい?
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