2003年11月分(11/7〜11/22)

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やくそ〜く〜しま〜す〜♪(11/7)

 みす〜てませ〜ん〜〜♪ このいの〜ち〜 つきる〜ひ〜ま〜で〜♪ (『ジキル&ハイド』より「闇の中で」)

 舞台の冒頭、精神病院の中の父に歌い上げる鹿賀丈史さんのちょっとしゃがれた歌声が脳内でリフレイン。ライブ版CDは、聴いたら泣き出しちゃいそうだから、歌詞カードを見るだけ。ヘンリーの父親の「病」って、今で言うともしかしたら……と、思う。父の快復を願うあまり、トンデモなクスリを作り上げちゃったヘンリー・ジキル博士の時代から100年あまり、医学はどれほど発達したのだろう。物語の結末の後、ヘンリーの父親はどうなったのだろう。ヘンリーの遺体は解剖されたのか? ジキル博士の研究は誰かの目に留まったのか? もし、誰かが研究ノートを引き継いでくれたら……なんて、十ヶ月前、日生劇場で観たときには思いもしなかったことを、考えさせられたこの一週間。

 「神様は、この者なら耐えられると思うからこそ、試練を与える」と、『リアル』の3巻が出るず〜っと以前から、わたしはそう思っていた。たぶん、この先も、この言葉がわたしを支えるだろう。
 この危機に立ち向かうために、生まれてから今日までの三十四年マイナス一週間の経験があったんだ……と、自分に言い聞かせる。

 いわゆるひとつの「家庭の事情」というヤツで、ちょっと更新が途絶え気味になるかもしれません。(え? 既になってるって?(^^;;)) ……と、書いた指の根も乾かぬうちに、ストレスの反動で猛烈に更新したり……してくれないかなぁ。書き手はわたしの生き霊ってことで。<おい!


エリハチ風に…(11/13)

 「その日、悪魔は“書け!”と言った…」(@原作)

 「悪魔ー! まだオレに書かせるのか!? 萌えを重ねて生きろというのか!?」(@うろ覚えのOVA版)

 ……というわけで、冬コミ当選してしまいました(悲鳴)。当選通知は、先週末のうちに届いていたのですが、なにぶん「家庭の事情」で、同人&ネット活動エネルギーの大半を持ってかれてしまっていたもので(^^;;)、ご報告が遅れました。
 いくらなんでも、今度こそ落ちる頃だと思ってたのに〜に〜〜。よりによって、原稿どころか参加さえ危ないってこんなときに!!  ……と言いつつ、当選通知を見た瞬間、とっさに数日前にブックオフで立ち読みしたばかりの『エリア88』の某シーン(&同シーンOVA版での塩沢シャウト<珍しい)が脳内を駆けめぐっちゃうあたり、わたしってやっぱり真正のオタク……(^^;;)。
 こういうヤツだから、有明に棲む悪魔も、ワタシを解放してくれないのか!?(T_T) とりあえず、新刊の行方は悪魔に訊いとくれ……ってことで。


「未来への不安」は人間の特権(11/20)

「神様は、本当に耐えられない試練はお与えにならない。
 ただし、人が自ら作り出す、『これから起こるかも知れない試練』への怖れは別である」

 別にトリビアでも、どこかから拾ってきた警句というわけでもなく(^^;;)。先日の更新で書いたこと、
「神様は、この者なら耐えられると思うからこそ、試練を与える」。
 別の言い方をすれば:
「神様は、本当に耐えられない試練はお与えにならない」
 #『赤毛のアン』のDVDを観た直後なので、ちょっとクリスチャンな表現入ってます(^^;;)。
 ……これって、確かにそうだとは思うんですよ。只今ふりかかっている真っ最中の「不運」ですが、現在の状態は、けっして「メチャクチャ悪くてどうしようもない」というほどではない。むしろ、同じ災難に遭遇した人たちの中でも、不幸の度合いや対策の手数等々で、かなり恵まれている方だと思う。

 だがしかーし! せっかくそんな「比較的恵まれている『現在』」を与えられながら、わざわざ「不確定で悲観的な未来」を想像してしまってクヨクヨしてしまうのが人間ってやつなんだな……なんてことを考えてしまったり。
 人間の脳みそに「未来を心配する機能」がなければ、どんなに心安らかだろう……
 まぁ、焦らずゆっくり対応していくしかないんだけどね。

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