10月になってしまった…(10/2)
……って、なんか、月が替わるたびに同じコト言ってるような気がする(^^;;)。
あ〜、ご無沙汰してます。前回の日記の翌日から、シフト勤務に替わったせいで、ちょっと生活リズムが崩れちゃって更新途絶えてました。シゴト自体は終電帰りが一度あったくらいで、それほど忙しかったわけではない……というか、寧ろ暇なくらいだったのですが。それはそれで、わたしのシゴト手伝ってくれるパートタイマーさん達や外注さんに「すみませ〜ん、今しごと薄いんで、今日は早じまいしてくださ〜い」とか、「ごめんなさい、明日はお休みしてください」とか、アタマの下げ通しで気が休まりません(^^;;)。あまりにシゴトが薄いと「もっと安定して稼げる場所の方がいい」っつって転職されてしまったら、繁忙期に泣くのはワタシなので。
それはさておき、9月から10月の狭間に、コミケットの代表の米澤さんが退任なさったと思ったら、その翌日に訃報が……。
9/30は出勤日&新人歓迎会で遅かったもので、昼近くまで眠りたおして起きてから、ネットに繋げて「代表交代」を知ってから半日も経たずの訃報だったので、驚愕いたしました……と言ったら、ちょっと嘘になるかな(^^;;)。
なんというか……どこか「ああ、やっぱり」って、妙に納得しているところがあったのは、一昨年亡くなったイワエモンさんや先頃の鈴置さんやガベさんも同じお年頃だったせいでしょうか。
「人間五十年 下天のうちを比ぶれば 夢幻のごとくなり」。一つの時代、一つの文化とまで呼べる「何か」を作り上げ、命の尽きるギリギリまで、己が心血注いだライフワークを手がけつつ、後継も発表してから去っていけるなんて、ある種「男子の本懐」とも言えるんじゃなかろうか……なんて。「ぶっちゃけ、羨ましいなぁ」という気持ちも結構あったり。勿論、ご本人もご家族や周囲の方々も未練や無念は山のようにあっただろうけど……。
一般参加してから丸十八年、『ボトムズ』で自前サークル参加するようになってからも八年間、コミケのパンフレットやコミケットアピールで、「理想」を語り続けていたその言葉が大好きでした。内心、「そりゃ、無理じゃないの〜?」って思う部分も多々あったけれど、一方でその御言葉があればこそ、「どんなに果
てしなく遠く、時に回り道をしても、『理想』に向かって歩み出すことから道が開けるんだ」ってことを、言葉だけの綺麗事なんかじゃなく、「毎年の夏冬の大祭」という形で現出する様を目の当たりにするという幸せにも出会えたわけで。
今日(10/2)、冬コミの受付確認ハガキが届きました。ヨネザワさんがいなくなっても、受け継いでいくもの、受け継いでいかなくちゃならないものがある。SHOW
MUST GO ON. 今度こそ、久しぶりの新刊を出さなくちゃ……出せるといいな……せめてペーパーくらいは(^^;;)。<ダメ人間!!
風邪ひいた…(10/4)
昼すぎからなんか喉が痛くて、「お昼のカップスープが塩分強すぎたかしら…」なんて思ってたら、そのうち鼻がズルズルと……今、職場には盛大に鼻風邪引いてる人間が二人おりますので、どちらかにうつされた模様です。……ったく、メーワクなんだから早よ休めってーの!
どうせ風邪をひくなら、思いっきりヒマこいていた先週だったらよかったのですが、折悪しく、昨日から再びシゴトの方は忙しく(っつーか、以前なら「常態」レベルですが)なって来たので、しばらく休みはとれそうにない。さしあたり、鼻炎用カプセルで症状抑えつつ、ビタミンCのサプリ多目に取って、週末までのあと3日間を乗り切らねば!
んで、久々に発売日に「日経エンタテインメント!」を入手。なんか、テイタニアがすっげー乙女だよ! イヤ、根が純情な箱入り娘だってコトは前から知ってたけど、
自室に入りベッドに身を投げると瞼の裏に赤い影が蘇ってきた。
(彼がいた……そして見ていた……)
〜〜中略〜〜
──彼に、会いたい──
〜〜中略〜〜
(彼は現れ、そして私を見ていた)
日経BP社「日経エンタテインメント!」2006年11月号 p.140より
……って、何十年前の少女マンガですか!
可愛いけどさぁ……でも、スニーカー文庫のフィアナもそうだけど、この作者が書くと、アニメ版よりも3割〜5割ぐらいオツムが弱そうに見えるのはなんでだろう……文章が下手なせいだろうか。引用部分はともかく、その前後の繋ぎとか、なんか不自然っつーか、カンに触る。
前回のラストでテイタニアを見ていた人物がキリコかどうなのかも、前回の時点では、わたしゃ確信できなかったし、テイタニアがキリコに気づいたって描写も特になかったし……。
いや、読んでて「ああ、テイタニアの出撃はやっぱりそれが目当てだったのね」って、納得できれば、別に「テイタニア、キリコに気づく」の描写がなくってもいいんだけどさ、なんか、わたしの中では「そういう流れ」が掴めてなかったんで、とってつけたような描写に感じてしまうです。
んで、後半はバートラー家の父子対立。それ、どこのダグラム?……というのは、置いておいて、そこそこ読める文章だった……とは思う。ただ、キャラとか設定とか、かなり忘れているモノで、何が起きているのかイマイチ把握しきれてなかったりして(^^;;)。
んで、何回か前にトートツに姿を消したキリコは、またトートツにバートラー家に戻っています。「姿を消す」方はキリコの得意技…っつーか、常習だから(なんや説明不足だなぁ…とは思いつつも)目をつぶってきたけど、戻ってきた経緯とか何の説明もなしだから、「戻ってくるくらいなら、最初から消えるなよ、ボケ」とか思ってしまう……
涙雨の金曜日(10/6)
今日…というか、日付の上ではもう昨日ですが(^^;;)、職場のある横浜市港北区(私鉄某駅からバスで10分)では午後から夕方にかけて台風並の風雨でした。都心部ではどうだったんかな……米澤さんのお通夜に行かれた方、お疲れさまでした。漏れ聞く噂では、列さばきのスタッフの腕前と、参加者…もとい、参列者の整然たる並びっぷりは、まさにコミケ仕込みだったとか……
ちなみに、お名前の漢字、訃報告知ページに合わせて「米澤」としてしまいましたが、コミケカタログやコミケットプレスを確認してみたら「米沢」表記ですね……。失礼があったら、お詫びします。>関係者各位
今度の冬コミこそは(たとえ落選しても)新刊出して、2003年夏コミ以来の「見本誌提出」*をするぞ! ……と意気込みつつ、更に今月の『孤影』ツッコミ。
ちょっと前に、「テイタニアがマーティアルに戻っているのに失望した」みたいなことを書きましたが、今回の分を読んだ後では「キリコを追いかけ、敵対する(という形で彼の視界に入る)ために、父親との葛藤は一時置いて古巣に戻る決意をした」ってな経緯があった……と好意的な解釈もできるかな、と。
#非好意的に見れば、書き手が『赫奕』ラストのテイタニアがどんなんだったか忘れていた…または、ハナから辻褄合わせを放棄していた、とも言えますが。
イキオイで家を飛び出しちゃって、キリコを追いかけては見たものの、全然相手にされない(「敵」とすら見てもらえない)上に、アッサリ撒かれて見失っちゃったりして。んで、しょせん箱入りお嬢様〜キャリア組〜の正道しか知らない子だから、いざ組織を離れちゃったら自力での情報収集すらままならなくて、途方に暮れているところに、おウチからお迎えが……。父親とのいざこざで戻りたくなかった家だけれど、マーティアルの力と肩書きがあれば、キリコを追うことができる。もしかしたら、(たとえ「敵」としてではあっても)もう一度、彼と正面から向き合うことができるかもしれない。ならば……ってな感じだったのか。
これなら、たとえ見た目は「元の木阿弥」ではあっても、その内実は、組織や父の元を離れた己の無力さを知り、一方では、盲目的な信仰や忠誠ではなく、己自身の目的のために組織を利用するしたたかさを身につけたということで、『赫奕』終了時よりも、さらに「成長」した新たなテイタニア……ってことになる、かな。ちょっと萌え(笑)。
……トップページのサイト主旨の説明文を、「フィアナ及び『ボトムズ』の(主に)女キャラを応援してます」とかに変えた方がいいかもしれない……(^^;;)
*:「コミケ」こと、コミックマーケットでは、「その回のコミケで初売りする同人誌」を「見本誌」として、1部ずつ準備会に提出します。現在の商業出版物がすべて国立国会図書館に収められているように、「同人誌図書館」を作る……という目標がある……と、ずいぶん昔に準備会の人(あ、まさに米沢さんだったかも!)が語っているのをコミケカタログか何かで見た記憶があります。が、現在の所、実現のメドは立っていない模様(^^;;)。
最新のコミケットアピール(サークル申し込みすると、当落関係なく送られてくる「サークル参加者マニュアル&心得」の冊子)では、「見本誌は準備会が資料として保管します」とのみありますが…一体どれだけの大きさの倉庫なんだろう……。いつか、「同人誌図書館」が実現したとき、過去数十年分の見本誌を整理して配架する手間を考えると、戦慄を覚えます(^^;;)。
コミケ晴れの土曜日(10/07)
「土砂降りから明けた最終日は快晴」なんて、お天気まで、まるで最近のコミケのようで……。
ちと風邪をこじらせてしまったようなので、ご焼香は遠慮しましたが、出棺の時刻に合わせて窓外の青空を仰いでから黙祷しました。
「ありがとうございました。遠目にすらお目にかかることはなかったけれど、精一杯、よい本をつくります」と。
某巨大掲示板の関連スレによれば、棺は、マツケンサンバの替え歌と拍手の中を旅立って行かれたそうで……。もう、本当に……なんて言ったらいいのか……(泣笑)。麻布十番には行けなかったけれど、晴海で、幕張で、有明で(自前サークル持ったのは有明になってからですが)、何度も経験した「イベントの終わりには笑顔と拍手」。あの晴れやかさを知っている身であることを誇りたい。
オタクでよかった、と、思わせてくださって、ありがとう……
風邪が治らない…(10/11)
先週職場でうつされた風邪が、まだ治りません(^^;;)。金曜夜〜土曜の微熱状態からは回復してるといえばしてるのですが、咳が止まらない〜〜〜。
というわけで、冬コミ準備 or 更新に萌え…もとい、燃えるはずの3連休でしたが、全部中途半端です(泣)。どうにか体調の回復してきた最終日に、予定外の外出が入っちゃったし〜。10/7付の文章は、土曜のうちに書いたのですが、熱のある状態で書いた文章なので、いったん寝かせて読み返してからアップしよう……と思ってたら、連休終わっちゃったよ。
改めて、自分では冷静になって手直ししたつもりの文章でも、ハタ目から見ればまだまだ酔っぱらっててイタイタしいかもしれませんが、いいや、上げちゃえ。
んで、今夜も、とっとと寝たいのは山々なのですが、『デスノート』の放映時時間まで起きていなくては……録画セットしようとしたら、なんか今夜は、『木更津キャッツアイ』再放送と放映時間がダブってるんだもん……。
とりあえず、目標。「今週中に、いただきものイラストのページを更新します!」
贈ってくださったかたには、もう半月以上前アップの許可をいただいているのに…遅れてすみませんm(__)m。>T様
ワタクシとしては、見つめているうちに「おまえは今まで 何をしてきたんだ」と、風に…じゃない、フィアナに問われている心地になる、汚れっちまった悲しみに響くイラストでございます……皆様ご期待してお待ちを。
#別にフィアナさんのコスチュームが中原中也だったり、男塾だったりするわけではないです(^^;;)
ご無沙汰しちゃってます(^^;;)(10/28)
前回更新時にまだ引きずってた風邪は、その後更に1週間居座った後ようやく去りました。職場の他の人に感染った模様ですが(^^;;;)。入れ替わりに、腰痛膝痛に襲われ、自宅の座り心地のわるい椅子では長時間Macの前に座れない状態になってしまいました。幸い、シゴトはヒマだったので、定時に上がってマッサージ通ったら、2週間ほどでなんとなく治ったようですが……。
そんなわけでご無沙汰してる間に、Gyaoの方はクメン編残り1話まで進んでるし、単品売りDVDも店頭に出ているようだし、日本ハムが日本一になってるし、『デスノート 前編』は金曜ロードショーで放映するし……と、すっかりネタを溜めこんでしまいました。芝居も2本(3回)観にいったしなぁ……。
とりあえず、日本シリーズのこと。パのプレーオフも含め、なんだかんだで1試合も中継を観られなかったので、翌朝の朝刊の記事で追いかけるだけだったのですが、なかなかいい試合が多かったみたいですね。
特に印象に残ったのは、プレーオフ第2ステージ(って言うんでしたっけ?)、ファイターズがホークスを下して日本シリーズ出場を決めた試合。朝刊には、両脇をチームメイトかコーチに支えられてマウンドを降りるホークスのエースの写真。わたしの記憶に間違いがなければ、彼は確か最多勝投手で、パリーグを代表するエースの一人だったと思うのですが……それほどの選手が、まるで高校球児のように、精根尽きた敗者っぷりを晒しているというのが、衝撃でした。なんとなく、パリーグって、十年に一度くらい、ペナントレース終盤に、高校野球のように熱く息づまる伝説的な死闘と「素晴らしき敗者(グッドルーザー)」が出現するような印象があるのですが(80年代後半のいつかの年の近鉄&阿波野とか)、今年はあの試合がそうだったのかな……なんて。
んで、終わってみれば、刈屋アナウンサー風に言えば「野球の女神は新庄と北海道にキスをしました」って感じでしょうか。まぁ、こちらの女神は刈屋アナが語るオリンピックの女子フィギュアの女神ほどには気まぐれでいたずらというわけではなく、むしろ大岡裁きのような人情の機微に通じた粋な性格のようですが(笑)。今年限りで引退する新庄に花道を送り、夏の甲子園で後一歩及ばなかった駒大苫小牧の分の運をこちらに回して……みたいな。ホークスが早々に敗退したのも、病み上がりの王さんにこれ以上心労をかけないように……やつれた姿を全国ネットで晒さなくて済むように……って配慮だったのかも。「アナタはこの春に充分頑張ったんだから、今は早く休んで、来年に備えなさい」ってことなんじゃないかな、なんて。
なんにせよ、これにて今年の野球シーズンも終了。来年は、巨人とは言いませんが、首都圏のチーム……ヤクルトとか、ベイスターズとか、ロッテとか……あー、西武を忘れてた(爆)がもうちょっと優勝に絡んでくれるとよいな……と祈りつつ。
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