建仁寺(けんにんじ)
番外
寺名 建仁寺
山号 東山(とうざん)
宗派 臨済宗建仁寺派大本山
所在地 京都市東山区
京都五山三位。京都五山はここ
SPOT
勅使門(重要文化財)
様式的には鎌倉時代末頃の建築。勅使門-三門-法堂−方丈 が一直線に並ぶ。
開基(創立者)は源頼家、開山は栄西である。日本で最初の禅寺
豊臣秀吉を祀る高台寺や、「八坂の塔」のある法観寺は建仁寺の末寺である。
俵屋宗達の「風神雷神図」(国宝)があることで有名。


Snap shot
北門 方丈(重文)
室町時代の建物で、もと広島の安国寺にあり、安国寺恵瓊が慶長4年(1599年)に移築したもの。
法堂(はっとう)
明和2年(1765年)の建立。
三門(望闕楼)
静岡県浜松市の安寧寺から1923年に移築したもので、江戸時代末期の建築である
方丈の玄関で迎えてくれます。
「大いなる哉(かな) 心(しん)や」 栄西禅師の言葉です。
「とらわれない・あるがまま」の自分がそこにいるとき、穏やかで安らかであるという意味でしょう。目先の枝葉末節に心を奪われるなと言う事。
「風神雷神図」
原本(国宝)は京都国立博物館に寄託。今は、東京国立博物館の特別展「対決−巨匠たちの日本美術」で展示中。
ここには、複製の陶板が展示されている。
○△□の庭
禅宗の思想を象徴しているそうです。
潮音庭
たまたま、参拝者が傘を開いていたので撮りました。
潮音庭
四方正面の禅庭です。中央を三尊石という。
襖は、橋本関雪による「生生流転」
橋本関雪記念館(白沙村荘)へ行ったのを思い出しました。ここ
方丈の石庭(大雄苑)
白砂と苔と岩の枯山水。
方丈の石庭(大雄苑)
反対側から撮影して見ました。
平成14年(2002年)創建800年を記念して天井に小泉淳作による双龍の絵が描かれた。 本尊と天井絵
朱印

朱印の「拈華堂(ねんげどう)」とは建仁寺の法堂の別称で拈華微笑という禅語から来ている。

拈華微笑というのは、「以心伝心」と同意。

ある日、お釈迦様が一本の花を拈って、みんなの前に差し出した。その意味が分かった迦葉という人が、ただ一人、にっこりと微笑んだということ。

文字や言葉に頼ることなく、心から心に伝えていこうということ。

kazu_sanの一言
桃庭(TAO TEI) 祇園本店
花見小路にある中国料理のお店です。
建仁寺のすぐ近くです。
お店の中の舞妓さんのウチワ
ランチセット  1,890円。
前菜二種盛り ・ 豆腐と青菜のスープ ・ メインを六品より一品 ・ 白ご飯 ・ 香の物 ・ デザート (杏仁豆腐とココナッツ団子)

前菜二種盛りは、炙り叉焼と蒸し鶏の胡麻ソース掛けでした。
メインは三人だったので、豚肉とキャベツの桃庭特製味噌炒め、芝海老と春雨の煮込み、桃庭風 麻婆豆腐の3種類を味わうことが出来ました。

京風というか、おいしい中国料理でした。


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