高野山
第五十一番
寺名 高野山
寺号 高野山真言宗総本山金剛峯寺
宗派 高野山真言宗
所在地 和歌山県伊都郡高野町
SPOT
根本大塔
高野山の象徴的な朱塗りの多宝塔。高さ48.5m。
日本で最初に建てられた多宝塔。現存の塔は、昭和12年の再建。

聖地高野山を久々に訪れた。
車を運転していても酔いそうになる。
山道をくねくねと進む....

そこに東西6km、南北3kmの弘法大師一色の町がある。

高野山への道は世界遺産に登録された

慈尊院
丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)
丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)



Snap shot
根本大塔の内部
16本の柱に菩薩が描かれている。
曼陀羅の世界。
大門 重要文化財
高野山の総門。
高野山に入るには7つの道がある。
これは表参道。昔は町石道がここに到達、現在は車道の和歌山よりがここに着く。
大門の金剛力士蔵
仏師康意  作
大門の金剛力士蔵
法橋運長 作
大門からの眺望
標高800mの眺め。車でもよう登って来たなと感動する。
共通内拝券
金剛峯寺、霊宝館、徳川家霊台、金堂、大塔の入館と大師教会の受戒の計2200円が1500円。
金堂 御影堂
御影堂
いい感じです
六角経蔵は回転する?
大人6人くらいが取っ手を持って回しています。
お経を収容しているので、回すとお経を読んだのと同じ効果があるらしい?以前の蔵は、蔵全体が回転したらしいが、今は取っての付いている部分だけが回る。大人二人ではビクともしません。団体で行ったときに試してください。
不動堂 国宝
鎌倉時代末の再建
准胝堂
西塔 東塔
三鈷(さんこ)の松
空海が修行の地を選択するのに、唐から帰るときに三鈷杵(さんこしょう)−先端が三つ又になっている法具−を投げた。帰国してみるとここ高野山の松に架かっていた(すごいですね)という伝説の松。
でもって....。
団体の案内人は、三つ又の松葉を探して持って帰るとご利益があるとオチを入れる。
みんな必死で探します。タダの土産。でもめったにありません。我々も探しました。上記写真。
右側の4つ葉の松葉は我が家の松。(笑)
愛染堂の屋根のお掃除
クレ−ンに乗って屋根に上がります。
お坊さんは珍しくない町です。
ちょっと急いでいます。
大師教会
ここで受戒が行われます。
霊宝館
すごい物が一杯。
国宝八大童子立像と再会するのを楽しみに行きましたが、出張中なのか居ませんでした。
宝寿院の五大明王像や快慶作の四天王立像が良かった。
総本山 金剛峯寺 山門 金剛峯寺 主殿
金剛峯寺 蟠龍庭(ばんりゅうてい)
日本最大の石庭
蟠龍とは龍が天に昇らず地上に蟠(わだかまる)こと。これらの石は龍を表現している。
昼食はつくも食堂

大門からすぐの所にある。まさに食堂です。
店内はテ−ブル7つ。満員でした。
ここの名物 釜めし
これは地鶏。いろんな釜飯が楽しめます。
これが結構うまい
1360円
金剛三昧院
北条政子建立のお寺
石楠花は天然記念物らしいが残念。散った後でした。
金剛三昧院 多宝塔(国宝) 徳川家霊台
家光の建立。家康と秀忠の分が建っている。
一見、日光東照宮風。
徳川家霊台 
少し覗いて見ました。華麗です。
不動坂口
高野山に入る7つの入り口の一つ
ケ−ブルの駅に近い
明治5年までは女人禁制。女性はここまで。
不動坂口の 女人堂
7つの入り口全部にあったらしいが、現存はここだけ。女性の待機場所ということかな。
一の橋
奥の院への参道の入り口。老杉と墓所の道。
もっとも高野山らしいところ。
仙台 伊達家墓所
天下の独眼竜 伊達政宗
加賀 前田家墓所
加賀百万石の領土を一代で築き上げた前田利家
山口 毛利家墓所
遅咲きの知将 毛利 元就
紀州初代藩主 徳川頼宣の墓所
さすがに地元。紀州徳川家の墓所はあっちこっちにある。この門標は共通です
武田信玄勝頼の墓所
これは和歌山県指定文化財になっている
阪口祐三郎の銅像と坂口家の墓所
高野山を歩くと寄進者「阪口祐三郎」の名前は度々出てくる。この墓所に来ると何者か判明する。
大和屋の旦那である。惜しくも道頓堀にあった料亭南地大和屋はなくなったが京都には今もある。(京大和)とにかく庶民が入れるような店ではない。たまたま行きつけの店が近くにあったのでいつも感心しながら見ていた。墓所を掃除していた人と暫し話したが、店にあった能舞台は、移設したそうだ。
新明和工業の墓地 福助株式会社の墓地
日産自動車の物故社員慰霊碑 町石道
一町(約109m)毎に道標として立っている
高野山らしい風景 奥の院御供所
御廟の橋
奥の院拝殿への最後の関門。
お大師様がここまで送り迎えしてくれると言われている。
橋を渡るときには合掌礼拝。帰りは振り向いて合掌礼拝。
向こうに奥の院の拝殿が見える。ここからは撮影禁止。
拝殿の真後ろに、大師御廟がある。まるで伊勢神宮の厳粛な雰囲気である。
納骨堂はその手前。父も1年間龍泉寺で祀られた後、来年には、ここに納骨される。
高野山般若湯
高野山では戒律が厳しく、酒は御法度だったらしい。そこで般若湯と名付けたらしい。
米、水共に地元。和泉伊商店で売っている。
純米酒にしては少し物足りないが。

龍泉院
高野山には現在53の宿坊がある。
その内の一つ。
我が家の先祖代々の納骨寺院。
龍泉院のわらべ地蔵
gooな話でわらべ地蔵の説明をしてます。

朱印
奥の院は後で行った

五木寛之の一言
東寺と高野山。
俗世間に入っていく空海と、俗世間から離れて自然の中で求道の生活を続けて行こうとする空海。それは、まさに楕円の二つの中心のように、揺れ動きつつ存在していたのではないか。
kazu_sanの一言
お受戒
高野山大師教会本部の授戒堂で「受戒」を受けられる。
500円です。−前記の共通内拝券についています。
静寂なお堂の中で弘法大師より代々伝わる秘法により、日々の信条とも言うべき、「菩薩十善戒」をお授け頂く儀式です。法話もあり、約30分。
阿闇梨様よりじきじきに左のお守りが頂ける。
中には「菩薩十善戒」が書かれています。
高野山では「お約束の行事」です。
一日7回しかないので、時間を調節する必要がある為か、気後れするのか参加者は少ない。でも、厳粛な気持ちになります。お薦めですよ。
途中、御宝号は何回も唱えます「南無大師遍照金剛(ナムダイシヘンジョウコンゴウ」です。
先導してくれるので大丈夫です。
直接手渡してくれるのは、グル−プの場合は代表者だけです。ご注意を..。


戻る