市の民間認可外保育施設に対する施策への質問と意見への市の回答への再度の手紙

本資料は1会員から提出されたもので、全体の合意ではありません。
ご注意下さい。

本資料は地域保育園のリストに関して会員が「市長への手紙」にて質問した内容に対する市長名による回答への
さらなる手紙です。


  先日は、地域保育園のリスト掲載に対するごていねいな回答ありがとうございました。しかし、せっかく回答いただいたにも関わらず、こちらの意図した内容ではないのが残念でなりません。再度お手紙を書かせていただきますが、平行線では貴職の労力の無駄遣いになりますので、回答は不要と思っています。お読みくだされば幸いです。

  まず私の質問の趣旨ですが、子どもの権利条例と地域保育園のリストの変更など地域保育園事業との関係を問うものが主な内容でした。しかし、回答は残念ながら現在の市の施策を説明したに過ぎないものだと感じました。
  「子どもの権利条例」との関連についても、一般論として”子どもの権利を保障する”というものであって、こちらの具体的な質問に対する回答はありませんでした。
  文面の中に一般論も含めて、「子どもの権利条例」に対する記載が少ないのは、市保育行政において子どもの権利条例に対する位置づけが低いことが表れているのではないかと危惧しました。
  子どもの権利は条例の文言を繰り返すだけで実現するわけではなく、個々の施策や行動に具体化して反映してこそ実現するのではないかと私は思います。なので、地域保育園事業及び認可外保育施設に対する考えに対して、具体的にいかに権利を保障していくのか議論していく必要があると考えましたが、そのような回答ではなく残念に感じました。

 県の児童福祉審議会についても、なんら立場を言及しないのは無責任であり、市民に開かれた市政の採るべき態度ではないと思います。川崎市と連携すると書かれているのではあるので、何らかの態度を示していただいて、市民とともに考えていく姿勢を示して欲しいと思います。その後条例骨子案が出ているわけでなおさらだと思います。条例骨子案への別の形で表明していただくことを期待します。


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