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アナトリア高原は 何千年も昔 鉄の文化を起こしたヒッタイトが現れた地と聞く。赤茶けた大地は鉄を多く含むのか?
それにしても この荒れ果てた大地でどうやって鉄を溶かしていたのか。昔はレバノン杉が鬱蒼と茂る森だったのだろうか? ギョレメの野外博物館、ギョレメの谷とおなじみのカッパドキアの奇岩巡りが続く。
昼食も 洞窟レストランだ。

彼女は村一番の織り娘

思えば遠くに来たもんだ

奇岩だらけのカッパドキア

午後も、パシャバー(しめじ岩) デヴェレント(らくだ岩)三姉妹岩と特徴的な岩を見て回る。 至る所奇岩だらけで少々あきてくる。
夕方になって、デニーズ自慢のトルコ絨毯の店を訪問。若い女の子たちが細かい裁縫作業をしていた。品物は良さそうだが、なにぶん値段が高い。広間いっぱいに絨毯を広げて商談を始めたが だれも買う気配は無い。みんな建物の外へ出てしまった。結局1時間半くらい店にいた後、今日の最終観光夕日を眺めに行く。晴れていれば黄金の夕暮れが見えるはずだったのだが 今日は雲がかかってそれほどの眺めでは無かった。残念。
ところで朝入手したイスラムの帽子は あちこちで面白がられた。土産店の店員はわざわざ帽子のかぶり方を教えてくれたり 現地の観光客に一緒に写真を撮られたり 人気が高かった。何だったんだろう。
途中の土産店で 陶器玩具のホジャおじさんを買う。後ろの人とおしゃべりが出来るように ろばに後ろ向きに乗った とぼけたおじさんで、トルコの子供たちに人気なのだそうだ。千円。
遅い日の入りで ホテルに帰ったのは9時過ぎであった。今日も遅い夕食を食べ部屋に入る。明日はイスタンブールに戻る。早いものでもう 旅行も終盤である。

トルコの高原は広大です